有価証券報告書-第154期(平成29年2月1日-平成30年1月31日)

【提出】
2018/04/26 11:04
【資料】
PDFをみる
【項目】
78項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
資産、負債、純資産の状況
(資産)
当事業年度末における総資産は、前事業年度末と比べ305百万円増加し4,506百万円となりました。流動資産は、670百万円増加の2,536百万円、固定資産は365百万円減少の1,969百万円となりました。
流動資産の増加の主な要因は、現金及び預金が354百万円及び有価証券が300百万円増加したことによるものです。
固定資産の減少の主な要因は、投資有価証券が327百万円減少したことによるものです。
(負債)
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末と比べ109百万円増加し、1,123百万円となりました。流動負債は56百万円増加し328百万円、固定負債は53百万円増加し795百万円となりました。
流動負債の増加の主な要因は、未払金が28百万円及び未払法人税等が15百万円増加したことによるものです。
固定負債の増加の主な要因は、繰延税金負債が46百万円増加したことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末と比べ197百万円増加し、3,383百万円となりました。この増加の主な要因は、当期純利益の計上等で利益剰余金が94百万円及びその他有価証券評価差額金が103百万円増加したことによるものです。
(2) 経営成績
(売上高)
当事業年度における売上高は、前事業年度と比べ256百万円増加し、3,251百万円となりました。この主な要因は、東京都美術館店出店による売上高305百万円増加によるものです。
(売上総利益)
当事業年度における売上総利益は、前事業年度と比べ180百万円増加の1,937百万円となりました。この主な要因は、売上高の増加によるものです。
(販売費及び一般管理費)
当事業年度における販売費及び一般管理費は、前事業年度と比べ161百万円増加の1,945百万円となりました。この主な要因は、人手不足による人件費等の増加及び東京都美術館店出店費用を計上したことによるものです。
(営業損益)
当事業年度における営業損失は7百万円(前事業年度は営業損失25百万円)となりました。この主な要因は、前述の売上総利益と販売費及び一般管理費が増加したことによるものです。
(経常損益)
当事業年度における経常利益は11百万円(前事業年度は経常損失8百万円)となりました。この主な要因は、前述の営業損失の減少によるものです。
(特別損益)
当事業年度における特別利益は投資有価証券清算益95百万円及び固定資産売却益20百万円の計上によるものです(前事業年度における特別利益はありません。)。また、特別損失は、前事業年度と比べ11百万円増加の18百万円となりました。この主な要因は、固定資産除却損が6百万円及び減損損失が5百万円増加したことによるものです。
(当期純損益)
当事業年度における当期純利益は102百万円(前事業年度は当期純損失17百万円)となりました。この主な要因は、特別利益が115百万円増加したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 1業績等の概要(2) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。