有価証券報告書-第58期(2025/04/01-2026/03/31)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
当社を取り巻く事業環境と対処すべき課題
当社を取り巻くITサービス業界の経営環境は、大きく変化しております。市場全体は堅調な成長が見込まれるなか、人月型の労働量対価を前提とした従来型ビジネスの需要が縮小する一方で、AIをはじめとする先端技術の進展により、新たな市場が急速に創出されております。また、サイバーセキュリティの世界におけるAIの進化が企業経営に与える影響は、現実の経営課題となっております。
さらに、近年では、ITサービス企業は単なるシステム導入にとどまらず、顧客の事業成長や経営課題の解決に直結する提案力が求められていることに加え、AI・デジタル活用を前提とした変革を実現する企業の台頭により、競争環境は一層厳しくなっております。
当社は2020年に経営理念「夢ある未来を、共に創る」に基づき、2030年の目指す姿としてグランドデザイン2030を策定し、顧客やパートナーと共に社会課題の解決に貢献するビジネスを創り出すことによって、「2030年共創ITカンパニー」の実現を目指しております。
グランドデザイン2030では、企業価値(経済価値)に加え、人的資本価値、社会価値の非財務要素を包含した“総合的企業価値”の飛躍的な向上を図るとともに、具体的な実現へのステップである新たな中期経営計画に取り組んでおります。
<グランドデザイン2030>
当社グループは、持続的な企業価値向上に向けて、2030年に目指すありたい姿、及び当社が解決に貢献すべき社会課題を明確に定め、その実現に向けた中期経営計画を策定しております。本計画において、成長を牽引する「3つの変革の軸」と「AI戦略」を掛け合わせることで、当社グループの各事業の推進を図ります。また、これらの戦略を着実に実行するための基盤として、経営基盤の強化及び全社横断の重要施策に取り組みます。
「3つの変革の軸」については、以下のとおりであります。
① AI起点の自己変革
前述の環境変化を踏まえ、当社グループはすべての業務においてAIを前提とした変革を推進し、自らの業務プロセス及びビジネスモデルを抜本的に見直してまいります。
② 知財オファリング
これまでのシステム提供から顧客の事業成長・変革への貢献に向け、求められるパートナー像も変化する中、従来のRFP対応型のビジネスモデルからの転換が不可欠となっております。当社グループは、顧客の経営課題を起点とし、自ら課題を定義し、先導的に提案・解決を行うことで、付加価値の高いオファリングビジネスへと進化してまいります。また、グループ内に蓄積された知的財産を体系化し組み合わせ、競合他社との差別化を図るとともに、競争力のあるサービスとして展開してまいります。
③ 事業基盤・ケーパビリティの徹底活用
ネットワンシステムズ㈱との統合や住友商事グループとの新たな関係により、当社グループは新たな事業基盤及び高度なケーパビリティを獲得しております。これらの経営資源を最大限に活用し、シナジーを創出することで、他社にはない競争優位性を確立してまいります。
なお、これら「3つの変革の軸」は、相互に連携・融合させることを前提としており、すべての事業戦略において一体的に展開することで、企業価値の最大化を図ってまいります。
さらに、当社グループは、これらの戦略を推進する原動力として「AX Enabler」を目指しております。これは、AIを単なるツールとして活用するにとどまらず、AIを起点とした業務プロセス及び事業構造の変革を通じて、社会課題の解決を実現する存在へと進化することを意味しております。この実現に向けて、全社横断でAI駆動開発及びAIエージェント基盤の整備を進めるとともに、当社グループ及び住友商事グループの事業リソースを有機的に組み合わせ、AIを前提とした競争力の高い企業への変革を推進してまいります。
<中期経営計画 全体像>
当社を取り巻く事業環境と対処すべき課題
当社を取り巻くITサービス業界の経営環境は、大きく変化しております。市場全体は堅調な成長が見込まれるなか、人月型の労働量対価を前提とした従来型ビジネスの需要が縮小する一方で、AIをはじめとする先端技術の進展により、新たな市場が急速に創出されております。また、サイバーセキュリティの世界におけるAIの進化が企業経営に与える影響は、現実の経営課題となっております。
さらに、近年では、ITサービス企業は単なるシステム導入にとどまらず、顧客の事業成長や経営課題の解決に直結する提案力が求められていることに加え、AI・デジタル活用を前提とした変革を実現する企業の台頭により、競争環境は一層厳しくなっております。
当社は2020年に経営理念「夢ある未来を、共に創る」に基づき、2030年の目指す姿としてグランドデザイン2030を策定し、顧客やパートナーと共に社会課題の解決に貢献するビジネスを創り出すことによって、「2030年共創ITカンパニー」の実現を目指しております。
グランドデザイン2030では、企業価値(経済価値)に加え、人的資本価値、社会価値の非財務要素を包含した“総合的企業価値”の飛躍的な向上を図るとともに、具体的な実現へのステップである新たな中期経営計画に取り組んでおります。
<グランドデザイン2030>

当社グループは、持続的な企業価値向上に向けて、2030年に目指すありたい姿、及び当社が解決に貢献すべき社会課題を明確に定め、その実現に向けた中期経営計画を策定しております。本計画において、成長を牽引する「3つの変革の軸」と「AI戦略」を掛け合わせることで、当社グループの各事業の推進を図ります。また、これらの戦略を着実に実行するための基盤として、経営基盤の強化及び全社横断の重要施策に取り組みます。
「3つの変革の軸」については、以下のとおりであります。
① AI起点の自己変革
前述の環境変化を踏まえ、当社グループはすべての業務においてAIを前提とした変革を推進し、自らの業務プロセス及びビジネスモデルを抜本的に見直してまいります。
② 知財オファリング
これまでのシステム提供から顧客の事業成長・変革への貢献に向け、求められるパートナー像も変化する中、従来のRFP対応型のビジネスモデルからの転換が不可欠となっております。当社グループは、顧客の経営課題を起点とし、自ら課題を定義し、先導的に提案・解決を行うことで、付加価値の高いオファリングビジネスへと進化してまいります。また、グループ内に蓄積された知的財産を体系化し組み合わせ、競合他社との差別化を図るとともに、競争力のあるサービスとして展開してまいります。
③ 事業基盤・ケーパビリティの徹底活用
ネットワンシステムズ㈱との統合や住友商事グループとの新たな関係により、当社グループは新たな事業基盤及び高度なケーパビリティを獲得しております。これらの経営資源を最大限に活用し、シナジーを創出することで、他社にはない競争優位性を確立してまいります。
なお、これら「3つの変革の軸」は、相互に連携・融合させることを前提としており、すべての事業戦略において一体的に展開することで、企業価値の最大化を図ってまいります。
さらに、当社グループは、これらの戦略を推進する原動力として「AX Enabler」を目指しております。これは、AIを単なるツールとして活用するにとどまらず、AIを起点とした業務プロセス及び事業構造の変革を通じて、社会課題の解決を実現する存在へと進化することを意味しております。この実現に向けて、全社横断でAI駆動開発及びAIエージェント基盤の整備を進めるとともに、当社グループ及び住友商事グループの事業リソースを有機的に組み合わせ、AIを前提とした競争力の高い企業への変革を推進してまいります。
<中期経営計画 全体像>
