四半期報告書-第48期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
ニチイグループでは、「原点回帰」をテーマに、強いニチイの復活に向けた「事業構造改革」「組織改革」を通して、事業基盤の強化を進めており、コアビジネスである医療関連事業および介護事業を軸とした収益基盤の強化や、その根幹となる人材基盤の強化、教育事業・中国事業の構造改革を推進しております。
当第2四半期連結累計期間においては、3年目を迎えた「ビジョン実現推進プロジェクト(VIPRO)」をはじめとする現場主体の事業改革や、執行役員の配置によるエリアマネジメントの強化が、ビジネスモデルの基盤強化へと繋がり、引き続き、主力の医療関連事業、介護事業が増収・増益トレンドを牽引しました。また、人材基盤の強化に向けて、人材養成・採用促進等に特化する組織を2019年7月1日付にて設置し、当社の強みである「教育から就業まで」というビジネススキームの強化に向けた体制整備を行いました。
教育事業・中国事業の構造改革においては、両事業におけるオペレーションコストの削減が図られたことに加え、マンツーマン英会話レッスンを提供するGabaの受講生数が堅調に推移したことにより、収益力の改善に大きく寄与しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は147,882百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は6,360百万円(前年同期比53.1%増)、経常利益は4,055百万円(前年同期比108.2%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、教育事業の構造改革(COCO塾事業からの撤退)に伴う教室の原状回復費用等が発生したことにより、741百万円の特別損失を計上しておりますが、主力事業を中心とした業績回復により、1,603百万円(前年同期比536.8%増)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりです。
<医療関連部門>売上高56,840百万円 (前年同期53,667百万円) 営業利益4,949百万円 (前年同期4,448百万円)
病院部門においては、既受託医療機関における顧客満足度調査やサービス向上への取り組みを通じて、顧客ニーズへの対応や業務精度の向上に努めるとともに、引き続き、契約適正化に向けた交渉を実施してまいりました。また、医師の働き方改革に伴いニーズが拡大している医師事務作業補助業務等、新規案件の獲得に注力してまいりました。
医事教育部門においては、医療事務講座の受講生数が前年同期比で18%伸長し、人材供給力へと繋がる成果が発現しております。
この結果、病院、診療所、医事教育の全ての部門において増収・増益となりました。
<介護部門>売上高76,566百万円 (前年同期75,509百万円) 営業利益8,518百万円 (前年同期8,019百万円)
在宅系介護サービスにおいては、介護人材の確保・定着および中重度対応の強化等、将来を見据えた運営体制の強化に努めてまいりました。
居住系介護サービスにおいては、利用者退去後の空き期間の短縮化に向け拠点間の連携を強化し、利用者数の増加および稼働率向上に努めてまいりました。
この結果、在宅介護サービスにおける中重度利用者増による顧客単価の上昇や、居住系介護施設の更なる稼働率向上により、増収・増益となりました。
<保育部門>売上高6,684百万円 (前年同期5,433百万円) 営業損失711百万円 (前年同期は営業損失477百万円)
当四半期においては、14ヵ所の保育関連施設を新設し、全国299ヵ所での展開となりました。また、企業主導型保育園の法人営業推進や、地域利用枠拡大を推進する等、待機児童問題の解決に向け、供給量の拡大に貢献してまいりました。
売上高については、新たな拠点展開や地域認知度の向上により園児数が増加し、増収となりました。営業利益については、新規施設の開設に伴う先行費用や保育士採用コストの増加により、営業損失拡大となりました。
<ヘルスケア部門>売上高853百万円 (前年同期779百万円) 営業損失977百万円 (前年同期は営業損失309百万円)
家事代行サービス「ニチイライフ」、および国家戦略特区における家事代行サービス「サニーメイドサービス」の2ブランドにおいて、キャンペーン実施による販促活動や、法人営業等に注力してまいりました。サニーメイドサービスにおいては、2019年9月より新たに愛知県でのサービスを開始しました。また、現行の介護職員が介護サービスと家事代行サービスを兼務する体制から、介護サービスに専念できる体制の構築や、家事代行市場の拡大を視野に入れ、外国人スタッフ受け入れに係る人材投資を進めております。
売上については、積極的な販促活動によりサービス利用者数や法人契約数が増加し、増収となりました。営業利益については、サニーメイドサービスの人材投資費用が増加したことにより、営業損失拡大となりました。
<教育部門>売上高5,650百万円 (前年同期5,926百万円) 営業損失104百万円 (前年同期は営業損失2,041百万円)
構造改革(COCO塾事業からの撤退)に伴い、2019年6月末に15教室を閉鎖し、全72教室の閉鎖を完了するとともに、フランチャイズ教室185校についても、2020年3月末をもって閉校することを決定いたしました。
子会社(株)GABAにおいては、Gabaマンツーマン英会話の全50ラーニングスタジオにおける、体験レッスンからの誘導強化や、法人営業強化により、新規受講生数の拡大に努めてまいりました。
構造改革(COCO塾事業からの撤退)により減収となりましたが、閉鎖教室に伴う人件費、地代家賃、広告宣伝費の減少等により、営業損失縮小となりました。
<セラピー部門>売上高288百万円 (前年同期182百万円) 営業損失164百万円 (前年同期は営業損失288百万円)
ドッグサロンおよびドッグホテルを展開する「A-LOVE(エーラブ)」は、7月に1サロンを新規開設し、2019年9月末時点で全国25サロン展開となりました。サービスの質向上によるリピーターの創出や、地域における認知向上に注力するとともに、オプションサービスの提案力強化を図り、顧客単価の上昇に繋げてまいりました。
この結果、地域における認知向上による利用者数の増加や、顧客単価の上昇により増収・営業損失縮小となりました。
<グローバル部門>売上高811百万円 (前年同期966百万円) 営業損失291百万円 (前年同期は営業損失694百万円)
中国における介護施設の運営受託や、日本式介護の研修、介護施設立ち上げに係るコンサルティングサービスの案件獲得に引き続き注力してまいりました。介護施設の運営受託においては、2019年9月末現在で4件受託しており、受託拡大に努めてまいりました。また、研修事業においては、リピート顧客が出現する等、契約数が堅調に増加し、日本式介護の啓蒙に取り組んでまいりました。
前期に実施した中国における不採算合弁会社の合弁解消および組織再構築による効率的運営の推進により、減収・営業損失縮小となりました。
<その他>売上高187百万円 (前年同期130百万円) 営業利益96百万円 (前年同期126百万円)
ニチイグループ間における物品管理や電話受付業務等、各サービスの業務効率化や収益改善に貢献してまいりました。
この結果、増収・減益となりました。
②財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ11百万円減少し、193,629百万円となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金の増加などにより流動資産が1,313百万円増加し、のれんの減少などにより固定資産が1,324百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ613百万円減少し、151,949百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加などにより流動負債が1,585百万円増加し、長期借入金の減少などにより固定負債が2,198百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ602百万円増加し、41,680百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の減少は、549百万円(前年同四半期は2,110百万円の増加)となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、増加した資金は2,889百万円(前年同四半期は4,823百万円の増加)となりました。
これは主に減価償却費などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、減少した資金は823百万円(前年同四半期は257百万円の減少)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、減少した資金は2,595百万円(前年同四半期は2,456百万円の減少)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出などによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
ニチイグループでは、「原点回帰」をテーマに、強いニチイの復活に向けた「事業構造改革」「組織改革」を通して、事業基盤の強化を進めており、コアビジネスである医療関連事業および介護事業を軸とした収益基盤の強化や、その根幹となる人材基盤の強化、教育事業・中国事業の構造改革を推進しております。
当第2四半期連結累計期間においては、3年目を迎えた「ビジョン実現推進プロジェクト(VIPRO)」をはじめとする現場主体の事業改革や、執行役員の配置によるエリアマネジメントの強化が、ビジネスモデルの基盤強化へと繋がり、引き続き、主力の医療関連事業、介護事業が増収・増益トレンドを牽引しました。また、人材基盤の強化に向けて、人材養成・採用促進等に特化する組織を2019年7月1日付にて設置し、当社の強みである「教育から就業まで」というビジネススキームの強化に向けた体制整備を行いました。
教育事業・中国事業の構造改革においては、両事業におけるオペレーションコストの削減が図られたことに加え、マンツーマン英会話レッスンを提供するGabaの受講生数が堅調に推移したことにより、収益力の改善に大きく寄与しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は147,882百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は6,360百万円(前年同期比53.1%増)、経常利益は4,055百万円(前年同期比108.2%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、教育事業の構造改革(COCO塾事業からの撤退)に伴う教室の原状回復費用等が発生したことにより、741百万円の特別損失を計上しておりますが、主力事業を中心とした業績回復により、1,603百万円(前年同期比536.8%増)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりです。
<医療関連部門>売上高56,840百万円 (前年同期53,667百万円) 営業利益4,949百万円 (前年同期4,448百万円)
病院部門においては、既受託医療機関における顧客満足度調査やサービス向上への取り組みを通じて、顧客ニーズへの対応や業務精度の向上に努めるとともに、引き続き、契約適正化に向けた交渉を実施してまいりました。また、医師の働き方改革に伴いニーズが拡大している医師事務作業補助業務等、新規案件の獲得に注力してまいりました。
医事教育部門においては、医療事務講座の受講生数が前年同期比で18%伸長し、人材供給力へと繋がる成果が発現しております。
この結果、病院、診療所、医事教育の全ての部門において増収・増益となりました。
<介護部門>売上高76,566百万円 (前年同期75,509百万円) 営業利益8,518百万円 (前年同期8,019百万円)
在宅系介護サービスにおいては、介護人材の確保・定着および中重度対応の強化等、将来を見据えた運営体制の強化に努めてまいりました。
居住系介護サービスにおいては、利用者退去後の空き期間の短縮化に向け拠点間の連携を強化し、利用者数の増加および稼働率向上に努めてまいりました。
この結果、在宅介護サービスにおける中重度利用者増による顧客単価の上昇や、居住系介護施設の更なる稼働率向上により、増収・増益となりました。
<保育部門>売上高6,684百万円 (前年同期5,433百万円) 営業損失711百万円 (前年同期は営業損失477百万円)
当四半期においては、14ヵ所の保育関連施設を新設し、全国299ヵ所での展開となりました。また、企業主導型保育園の法人営業推進や、地域利用枠拡大を推進する等、待機児童問題の解決に向け、供給量の拡大に貢献してまいりました。
売上高については、新たな拠点展開や地域認知度の向上により園児数が増加し、増収となりました。営業利益については、新規施設の開設に伴う先行費用や保育士採用コストの増加により、営業損失拡大となりました。
<ヘルスケア部門>売上高853百万円 (前年同期779百万円) 営業損失977百万円 (前年同期は営業損失309百万円)
家事代行サービス「ニチイライフ」、および国家戦略特区における家事代行サービス「サニーメイドサービス」の2ブランドにおいて、キャンペーン実施による販促活動や、法人営業等に注力してまいりました。サニーメイドサービスにおいては、2019年9月より新たに愛知県でのサービスを開始しました。また、現行の介護職員が介護サービスと家事代行サービスを兼務する体制から、介護サービスに専念できる体制の構築や、家事代行市場の拡大を視野に入れ、外国人スタッフ受け入れに係る人材投資を進めております。
売上については、積極的な販促活動によりサービス利用者数や法人契約数が増加し、増収となりました。営業利益については、サニーメイドサービスの人材投資費用が増加したことにより、営業損失拡大となりました。
<教育部門>売上高5,650百万円 (前年同期5,926百万円) 営業損失104百万円 (前年同期は営業損失2,041百万円)
構造改革(COCO塾事業からの撤退)に伴い、2019年6月末に15教室を閉鎖し、全72教室の閉鎖を完了するとともに、フランチャイズ教室185校についても、2020年3月末をもって閉校することを決定いたしました。
子会社(株)GABAにおいては、Gabaマンツーマン英会話の全50ラーニングスタジオにおける、体験レッスンからの誘導強化や、法人営業強化により、新規受講生数の拡大に努めてまいりました。
構造改革(COCO塾事業からの撤退)により減収となりましたが、閉鎖教室に伴う人件費、地代家賃、広告宣伝費の減少等により、営業損失縮小となりました。
<セラピー部門>売上高288百万円 (前年同期182百万円) 営業損失164百万円 (前年同期は営業損失288百万円)
ドッグサロンおよびドッグホテルを展開する「A-LOVE(エーラブ)」は、7月に1サロンを新規開設し、2019年9月末時点で全国25サロン展開となりました。サービスの質向上によるリピーターの創出や、地域における認知向上に注力するとともに、オプションサービスの提案力強化を図り、顧客単価の上昇に繋げてまいりました。
この結果、地域における認知向上による利用者数の増加や、顧客単価の上昇により増収・営業損失縮小となりました。
<グローバル部門>売上高811百万円 (前年同期966百万円) 営業損失291百万円 (前年同期は営業損失694百万円)
中国における介護施設の運営受託や、日本式介護の研修、介護施設立ち上げに係るコンサルティングサービスの案件獲得に引き続き注力してまいりました。介護施設の運営受託においては、2019年9月末現在で4件受託しており、受託拡大に努めてまいりました。また、研修事業においては、リピート顧客が出現する等、契約数が堅調に増加し、日本式介護の啓蒙に取り組んでまいりました。
前期に実施した中国における不採算合弁会社の合弁解消および組織再構築による効率的運営の推進により、減収・営業損失縮小となりました。
<その他>売上高187百万円 (前年同期130百万円) 営業利益96百万円 (前年同期126百万円)
ニチイグループ間における物品管理や電話受付業務等、各サービスの業務効率化や収益改善に貢献してまいりました。
この結果、増収・減益となりました。
②財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ11百万円減少し、193,629百万円となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金の増加などにより流動資産が1,313百万円増加し、のれんの減少などにより固定資産が1,324百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ613百万円減少し、151,949百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加などにより流動負債が1,585百万円増加し、長期借入金の減少などにより固定負債が2,198百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ602百万円増加し、41,680百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の減少は、549百万円(前年同四半期は2,110百万円の増加)となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、増加した資金は2,889百万円(前年同四半期は4,823百万円の増加)となりました。
これは主に減価償却費などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、減少した資金は823百万円(前年同四半期は257百万円の減少)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、減少した資金は2,595百万円(前年同四半期は2,456百万円の減少)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出などによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記事項はありません。