四半期報告書-第49期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大に伴い、国や自治体から事業者へ営業自粛が要請されたことや、個人の外出自粛等が継続されたことにより、急激に減速しました。
このような状況下において、ニチイグループでは、お客様と従業員の安全と安心の確保を最優先すべき使命として、事業活動に取り組んでまいりました。
当社の主力事業(医療関連、介護、保育事業)は、人々の生活になくてはならない社会インフラサービスであることから、国の方針や自治体の指導等に基づき感染防止対策を実施し、サービス提供の維持に努めました。
一方、教育事業は、当社子会社の株式会社GABAが運営するGabaマンツーマン英会話の全ラーニングスタジオ(以下、LS)において、休講措置を実施しました。また、経済活動や景気の改善に係る先行きが不透明な状況に鑑み、収益改善に遅れが生じている10LSを2020年11月30日までに閉校することを決定しました。
この結果、医療関連、介護、保育事業は、サービス提供の維持やサービス提供基盤の拡大等により増収で推移したものの、教育事業の休講による減収を補いきれず、売上高は72,736百万円(前年同期は73,523百万円)となりました。
利益面では、教育事業の休講に加え、主力3事業に従事する現場スタッフや現場を管轄する支店従業員に対し、特別慰労金を支給したことによる人件費の上昇等から、営業利益は353百万円(前年同期は2,723百万円)、経常損失は767百万円(前年同期は経常利益1,574百万円)となりました。
また、営業利益の減益や、当四半期においてGabaマンツーマン英会話の10LS閉校に伴う特別損失249百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,081百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益927百万円)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりです。
<医療関連部門>売上高29,294百万円 (前年同期28,467百万円) 営業利益2,139百万円 (前年同期2,359百万円)
当四半期においては、これまで継続して実施してきた契約適正化交渉によって、基礎体力の強化を図ることができました。
病院部門では、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、現場スタッフの安全確保を図るとともに、契約医療機関における医療提供体制維持に向けた支援活動に努めてまいりました。
診療所部門及び医事教育部門では、一部診療所における休診や患者数の減少、医療事務講座の休講措置の影響により、減収となりました。
この結果、診療所部門及び医事教育部門においては減収となったものの、契約適正化交渉によるユーザー単価の上昇により、医療関連部門全体としては増収となりました。営業利益は、診療所部門及び医事教育部門の減収に加え、スタッフへの特別慰労金支給による人件費の上昇により減益となりました。
<介護部門>売上高38,319百万円 (前年同期38,059百万円) 営業利益3,633百万円 (前年同期4,191百万円)
介護部門においても、感染防止対策を徹底し、運営継続に注力するとともに、スタッフへの特別慰労金給付を行いました。
在宅系介護部門では、通所介護施設内での感染への不安から利用控えが発生したものの、トータル介護サービスをもつ強みを生かし、代替案として訪問介護サービスの活用を提案する等、介護ニーズに対し柔軟に対応してまいりました。
また、昨年9月より進めている訪問介護拠点の分割新設によるサービス供給体制の再整備により、訪問介護拠点数は前年6月末比で約400拠点増加しました。
居住系介護部門においては、当四半期においてグループホームを2拠点新設しました。
この結果、グループホーム新設による居住系サービス利用者数の増加により増収となりましたが、訪問介護拠点数の増加よる家賃等のコスト増等により減益となりました。
<保育部門>売上高3,701百万円 (前年同期3,153百万円) 営業損失309百万円 (前年同期は営業損失546百万円)
当四半期においては、認可保育所をはじめとする保育関連施設24ヵ所を開設しました。保育部門においても、感染防止対策を徹底し、運営継続に注力しました。
この結果、新規開設に伴う園児数の増加により増収、人材定着の進展に伴い採用コストが抑えられたことにより営業損失縮小となりました。
<ヘルスケア部門>売上高374百万円 (前年同期423百万円) 営業損失597百万円 (前年同期は営業損失493百万円)
家事代行・自費介護等のサービスを提供する「ニチイライフ」、国家戦略特区における外国人による家事代行サービス「サニーメイドサービス」においても、感染防止対策を徹底し、サービス提供を継続してまいりました。しかしながら、緊急事態宣言が発令された4月から5月にかけて、お客様がご自宅で過ごす時間が増えたことで、家事代行サービスの利用ニーズが一時的に低下しました。
この結果、サービス利用者数が減少し、減収・減益となりました。
<教育部門>売上高457百万円 (前年同期2,784百万円) 営業損失1,749百万円 (前年同期は営業損失56百万円)
当社子会社である株式会社GABAでは、感染拡大防止のため、3月から5月にかけてGabaマンツーマン英会話の全50LSを臨時休講としました。
6月より全LSにて営業を再開したものの、依然として経済活動や景気の先行き不透明な状況が続いており、収益改善に遅れが生じている10LS(JRタワーさっぽろLS NEXT、仙台LS NEXT、下北沢LS、六本木LS、表参道LS、青葉台LS、つくばLS NEXT、京都駅前LS、広島LS NEXT、福岡天神LS)については、2020年11月30日までに閉校とすることを決定しました。
この結果、営業日数の減少に伴う新規受講生の獲得の停滞や受講生数の減少により、減収・減益となりました。また、10LSの閉校に伴い、当四半期において特別損失249百万円を計上しました。
<セラピー部門>売上高135百万円 (前年同期145百万円) 営業損失66百万円(前年同期は営業損失85百万円)
ドッグサロン「A-LOVE」では、4月から5月にかけて臨時休業措置を取ったため、利用者数が減少しました。また、当社子会社の株式会社ニチイグリーンファームが運営するテーマパーク「レイクウッズガーデンひめはるの里」についても、4月から5月にかけて休園しました。
一方、同社が販売するセラピー犬「オーストラリアン・ラブラドゥードル」の販売は、堅調に進みました。
この結果、ドッグサロンの臨時休業により減収となりましたが、テーマパークの休園に伴う稼働コストの減少や、セラピー犬の販売頭数が増加したことにより、営業損失縮小となりました。
<グローバル部門>売上高324百万円 (前年同期411百万円) 営業損失96百万円 (前年同期は営業損失149百万円)
中国華北エリアでの介護事業(施設の運営受託・外販研修・コンサルティング等)を中心に展開しております。新型コロナウイルスの流行により、新規案件獲得に向けた営業活動が進められなかったものの、前々期より継続している組織再編や、受託介護施設の運営継続に努めてまいりました。
また、受講スタイルの多様化を図るべく、当四半期より外販研修のオンライン化を開始しました。コンサルティング事業については、依頼元企業が休業となったことから、サービスのキャンセルや延期が発生しました。
この結果、新規案件獲得の停滞や一部サービスの停止が生じたため減収となりましたが、経営資源の集中化が図られていることにより営業損失縮小となりました。
<その他>売上高129百万円 (前年同期77百万円) 営業利益72百万円 (前年同期47百万円)
ニチイグループ企業に係る物品管理や、主力事業に係る付帯サービス等の提供により、増収・増益となりました。
②財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ4,264百万円減少し、188,539百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少などにより流動資産が2,095百万円減少し、有形固定資産の減少などにより固定資産が2,169百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ845百万円増加し、149,624百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加などにより流動負債が1,501百万円増加し、長期借入金の減少などにより固定負債が656百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ5,110百万円減少し、38,915百万円となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大に伴い、国や自治体から事業者へ営業自粛が要請されたことや、個人の外出自粛等が継続されたことにより、急激に減速しました。
このような状況下において、ニチイグループでは、お客様と従業員の安全と安心の確保を最優先すべき使命として、事業活動に取り組んでまいりました。
当社の主力事業(医療関連、介護、保育事業)は、人々の生活になくてはならない社会インフラサービスであることから、国の方針や自治体の指導等に基づき感染防止対策を実施し、サービス提供の維持に努めました。
一方、教育事業は、当社子会社の株式会社GABAが運営するGabaマンツーマン英会話の全ラーニングスタジオ(以下、LS)において、休講措置を実施しました。また、経済活動や景気の改善に係る先行きが不透明な状況に鑑み、収益改善に遅れが生じている10LSを2020年11月30日までに閉校することを決定しました。
この結果、医療関連、介護、保育事業は、サービス提供の維持やサービス提供基盤の拡大等により増収で推移したものの、教育事業の休講による減収を補いきれず、売上高は72,736百万円(前年同期は73,523百万円)となりました。
利益面では、教育事業の休講に加え、主力3事業に従事する現場スタッフや現場を管轄する支店従業員に対し、特別慰労金を支給したことによる人件費の上昇等から、営業利益は353百万円(前年同期は2,723百万円)、経常損失は767百万円(前年同期は経常利益1,574百万円)となりました。
また、営業利益の減益や、当四半期においてGabaマンツーマン英会話の10LS閉校に伴う特別損失249百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,081百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益927百万円)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりです。
<医療関連部門>売上高29,294百万円 (前年同期28,467百万円) 営業利益2,139百万円 (前年同期2,359百万円)
当四半期においては、これまで継続して実施してきた契約適正化交渉によって、基礎体力の強化を図ることができました。
病院部門では、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、現場スタッフの安全確保を図るとともに、契約医療機関における医療提供体制維持に向けた支援活動に努めてまいりました。
診療所部門及び医事教育部門では、一部診療所における休診や患者数の減少、医療事務講座の休講措置の影響により、減収となりました。
この結果、診療所部門及び医事教育部門においては減収となったものの、契約適正化交渉によるユーザー単価の上昇により、医療関連部門全体としては増収となりました。営業利益は、診療所部門及び医事教育部門の減収に加え、スタッフへの特別慰労金支給による人件費の上昇により減益となりました。
<介護部門>売上高38,319百万円 (前年同期38,059百万円) 営業利益3,633百万円 (前年同期4,191百万円)
介護部門においても、感染防止対策を徹底し、運営継続に注力するとともに、スタッフへの特別慰労金給付を行いました。
在宅系介護部門では、通所介護施設内での感染への不安から利用控えが発生したものの、トータル介護サービスをもつ強みを生かし、代替案として訪問介護サービスの活用を提案する等、介護ニーズに対し柔軟に対応してまいりました。
また、昨年9月より進めている訪問介護拠点の分割新設によるサービス供給体制の再整備により、訪問介護拠点数は前年6月末比で約400拠点増加しました。
居住系介護部門においては、当四半期においてグループホームを2拠点新設しました。
この結果、グループホーム新設による居住系サービス利用者数の増加により増収となりましたが、訪問介護拠点数の増加よる家賃等のコスト増等により減益となりました。
<保育部門>売上高3,701百万円 (前年同期3,153百万円) 営業損失309百万円 (前年同期は営業損失546百万円)
当四半期においては、認可保育所をはじめとする保育関連施設24ヵ所を開設しました。保育部門においても、感染防止対策を徹底し、運営継続に注力しました。
この結果、新規開設に伴う園児数の増加により増収、人材定着の進展に伴い採用コストが抑えられたことにより営業損失縮小となりました。
<ヘルスケア部門>売上高374百万円 (前年同期423百万円) 営業損失597百万円 (前年同期は営業損失493百万円)
家事代行・自費介護等のサービスを提供する「ニチイライフ」、国家戦略特区における外国人による家事代行サービス「サニーメイドサービス」においても、感染防止対策を徹底し、サービス提供を継続してまいりました。しかしながら、緊急事態宣言が発令された4月から5月にかけて、お客様がご自宅で過ごす時間が増えたことで、家事代行サービスの利用ニーズが一時的に低下しました。
この結果、サービス利用者数が減少し、減収・減益となりました。
<教育部門>売上高457百万円 (前年同期2,784百万円) 営業損失1,749百万円 (前年同期は営業損失56百万円)
当社子会社である株式会社GABAでは、感染拡大防止のため、3月から5月にかけてGabaマンツーマン英会話の全50LSを臨時休講としました。
6月より全LSにて営業を再開したものの、依然として経済活動や景気の先行き不透明な状況が続いており、収益改善に遅れが生じている10LS(JRタワーさっぽろLS NEXT、仙台LS NEXT、下北沢LS、六本木LS、表参道LS、青葉台LS、つくばLS NEXT、京都駅前LS、広島LS NEXT、福岡天神LS)については、2020年11月30日までに閉校とすることを決定しました。
この結果、営業日数の減少に伴う新規受講生の獲得の停滞や受講生数の減少により、減収・減益となりました。また、10LSの閉校に伴い、当四半期において特別損失249百万円を計上しました。
<セラピー部門>売上高135百万円 (前年同期145百万円) 営業損失66百万円(前年同期は営業損失85百万円)
ドッグサロン「A-LOVE」では、4月から5月にかけて臨時休業措置を取ったため、利用者数が減少しました。また、当社子会社の株式会社ニチイグリーンファームが運営するテーマパーク「レイクウッズガーデンひめはるの里」についても、4月から5月にかけて休園しました。
一方、同社が販売するセラピー犬「オーストラリアン・ラブラドゥードル」の販売は、堅調に進みました。
この結果、ドッグサロンの臨時休業により減収となりましたが、テーマパークの休園に伴う稼働コストの減少や、セラピー犬の販売頭数が増加したことにより、営業損失縮小となりました。
<グローバル部門>売上高324百万円 (前年同期411百万円) 営業損失96百万円 (前年同期は営業損失149百万円)
中国華北エリアでの介護事業(施設の運営受託・外販研修・コンサルティング等)を中心に展開しております。新型コロナウイルスの流行により、新規案件獲得に向けた営業活動が進められなかったものの、前々期より継続している組織再編や、受託介護施設の運営継続に努めてまいりました。
また、受講スタイルの多様化を図るべく、当四半期より外販研修のオンライン化を開始しました。コンサルティング事業については、依頼元企業が休業となったことから、サービスのキャンセルや延期が発生しました。
この結果、新規案件獲得の停滞や一部サービスの停止が生じたため減収となりましたが、経営資源の集中化が図られていることにより営業損失縮小となりました。
<その他>売上高129百万円 (前年同期77百万円) 営業利益72百万円 (前年同期47百万円)
ニチイグループ企業に係る物品管理や、主力事業に係る付帯サービス等の提供により、増収・増益となりました。
②財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ4,264百万円減少し、188,539百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少などにより流動資産が2,095百万円減少し、有形固定資産の減少などにより固定資産が2,169百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ845百万円増加し、149,624百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加などにより流動負債が1,501百万円増加し、長期借入金の減少などにより固定負債が656百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ5,110百万円減少し、38,915百万円となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記事項はありません。