有価証券報告書-第53期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 11:56
【資料】
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【項目】
110項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型の確定給付制度(平成23年9月に適格退職年金制度から移行)及び退職一時金制度を設けております。
確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務時間に基づいた一時金又は年金を支給しております。
退職一時金制度(すべて非積立型制度であります。)では、退職給付として、給与と勤務時間に基づいた一時金を支給しております。
なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
退職給付債務の期首残高1,020,379千円867,284千円
会計方針の変更による累積的影響額△144,802-
会計方針の変更を反映した期首残高875,577867,284
勤務費用102,12197,938
利息費用8,0697,962
数理計算上の差異の発生額△17,137△10,674
退職給付の支払額△101,346△91,840
退職給付債務の期末残高867,284870,670

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
年金資産の期首残高628,808千円759,082千円
期待運用収益15,72018,977
数理計算上の差異の発生額80,140△39,638
事業主からの拠出額109,847106,430
退職給付の支払額△75,435△65,365
年金資産の期末残高759,082779,486

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
積立型制度の退職給付債務571,589千円572,079千円
年金資産△759,082△779,486
△187,492△207,406
非積立型制度の退職給付債務295,694298,590
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額108,20291,183
退職給付に係る負債108,202298,590
退職給付に係る資産-△207,406
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額108,20291,183

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
勤務費用102,121千円97,938千円
利息費用8,0697,962
期待運用収益△15,720△18,977
数理計算上の差異の費用処理額△11,760△38,976
過去勤務費用の費用処理額18,69918,699
確定給付制度に係る退職給付費用101,41066,646

(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
過去勤務費用18,699千円18,699千円
数理計算上の差異85,517△67,940
合 計104,217△49,240

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
未認識過去勤務費用△45,190千円△26,491千円
未認識数理計算上の差異230,398162,458
合 計185,207135,967

(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
債券49.0%52.4%
株式47.044.0
その他4.03.6
合 計100.0100.0

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
割引率1.0%1.0%
長期期待運用収益率2.5%2.5%
予想昇給率0.6~1.7%0.7~1.7%