四半期報告書-第42期第3四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、2018年10月1日に行われたネプラス株式会社との企業結合及び2019年4月24日に行われた株式会社侍との企業結合について前第3四半期連結会計期間に暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間に確定したため、前連結会計年度及び前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べて3,344百万円増加し、32,249百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加3,858百万円、受取手形及び売掛金の増加148百万円、投資有価証券の減少707百万円等によるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べて4,028百万円増加し、21,013百万円となりました。これは主に未払法人税等の増加1,161百万円、賞与引当金の増加500百万円、退職給付に係る負債の増加59百万円等によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べて684百万円減少し、11,236百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益2,549百万円、剰余金の配当による減少2,670百万円、自己株式の取得による減少491百万円等によるものです。
② 経営成績の状況
a.事業全体の状況
当社は、労働人口が減少している日本において、特に顕著に高齢化及び若手不足が進んでいる「建設業界」と、IT技術が標準化し、企業の競争優位性を強化する要素としてIT投資への意欲が高まるにつれ、新たに普及期を迎える技術を有したエンジニア人材の不足が急速に進んでいる「IT業界」に対し、次代の業界を担う人材を早急に輩出すべく、人材の確保及び育成に注力してまいりました。
当第3四半期連結累計期間(2019年10月1日~2020年6月30日)においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響として、これまで当社グループの成長ドライバーとして積極的に取り組んでいた採用活動を3月下旬頃より一時的に抑制し、建設技術者及びエンジニアの稼働維持に注力いたしました。
その結果、売上高に関しましては、派遣単価の上昇及び高稼働率の維持に起因した建設技術者派遣及び付随事業とエンジニア派遣及び付随事業の伸張、また、前期に行ったM&Aにより新たに子会社化した会社が寄与し、前年同期比6,409百万円(17.0%)増加の44,118百万円となりました。
営業利益に関しましては、派遣単価の上昇に加え、採用費をはじめとした販売費及び一般管理費を削減したことで、前年同期比886百万円(23.5%)増加の4,658百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益に関しましては、前年同期比41百万円(1.7%)増加の2,549百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間の業績は、下表のとおりとなります。
(単位:百万円)
b.セグメント情報に記載された区分ごとの状況
当社グループの報告セグメントは「建設技術者派遣及び付随事業」、「エンジニア派遣及び付随事業」となります。
各セグメントの主な事業及び事業会社については、下表をご参照ください。
(2020年6月30日現在)
(注1)エンジニア派遣及び付随事業に区分されていた㈱クルンテープは2020年4月1日付で三立機械設計㈱(当社の非連結子会社)と合併したことにより、㈱夢プロエンジへ名称変更しております。
(注2)2020年4月30日付で株式を取得した㈱アローインフォメーションを当第3四半期連結会計期間よりエンジニア派遣及び付随事業に含めております。
セグメント別の業績については、次のとおりとなります。なお、セグメント利益または損失に関しましては、営業利益と調整を行った数値となります。
(a)建設技術者派遣及び付随事業
(単位:百万円)
<当事業の概況>当社グループの中核事業であります建設技術者派遣及び付随事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による先行き不透明感が強く、一時的に新規稼働の決定スピードが落ち着く状況となりました。しかしながら、建設業界が抱える技術者の「高齢化」「若手不足」という構造的な人材不足は依然として変わらないため、新型コロナウイルス感染症の影響が少ない地方都市を中心として、派遣需要は堅調に推移いたしました。
当社グループとしましては、営業環境とのバランスを取りながら採用活動を推進すべく、年間採用人数を1,650人~2,300人と期初計画より修正し、実施いたしました。
その結果、当第3四半期連結累計期間において1,514人(前年同期2,688人)の採用実績となりました。2020年6月末現在の在籍技術者数は前年同期比447人減少の5,638人となっております。
<当事業の業績>売上高に関しましては、派遣単価が上昇し、稼働率の低下を最小限に止めたため、前年同期比2,694百万円(10.2%)増加の29,059百万円となりました。
セグメント利益に関しましては、派遣単価が堅調に推移したことに加え、採用費をはじめとした販売費及び一般管理費が前年同期比8.3%減少したことで、前年同期比775百万円(18.0%)増加の5,069百万円となりました。
(b)エンジニア派遣及び付随事業
(単位:百万円)
<当事業の概況>エンジニア派遣及び付随事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による先行き不透明感が強く、一時的に新規稼働の決定スピードが落ち着く状況となりました。しかしながら、依然として省人化および自動化への設備投資が活況な製造業界や、技術進歩が加速度的に進んでいるIT業界を中心として、底堅いエンジニア需要があります。特に半導体関連企業が牽引する形で、非常事態宣言解除以降、建設技術者派遣及び付随事業よりも早いスピードで需要回復の兆しが見れました。
このような事業環境の下、増加するエンジニア需要に対応するべく、一時的な採用活動の抑制はしたものの、年間採用計画を990人~1,290人と期初計画から修正し、実施いたしました。また、期初より取り組んでいるグループエンジニアの高付加価値化や、営業体制におけるグループ会社間での連携強化など、継続して取り組んでまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間において861人(前年同期1,290人)の採用実績となりました。2020年6月末現在の在籍エンジニア数は前年同期比174人増加の3,568人となっております。
<当事業の業績>売上高に関しましては、派遣単価の上昇及び稼働率の改善により、前年同期比3,164百万円(28.2%)増加の14,378百万円となりました。
セグメント利益に関しましては、売上高に対する販売費及び一般管理費比率が前年同期比2.3ポイント改善し、前年同期比334百万円(110.6%)増加の636百万円となりました。
(c)その他事業
(単位:百万円)
<当事業の概況>その他事業におきましては、人材紹介事業として海外人材を求めている日本企業への採用支援サービス事業及び日本企業の海外人材活用支援のため、ベトナム、フィリピン、台湾、韓国にて日本語教室を展開してまいりましたが、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい事業環境となりました。
また、教育関連事業として、前期行ったM&Aにより、オンラインでのプログラミング学習サービス事業を開始しております。
<当事業の業績>売上高に関しましては、前年同期比561百万円(303.7%)増加の746百万円となりました。
セグメント損失に関しましては、193百万円(前年同期はセグメント損失114百万円)となりました。
なお、2018年10月1日に行われたネプラス株式会社との企業結合及び2019年4月24日に行われた株式会社侍との企業結合について前第3四半期連結会計期間に暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間に確定したため、前連結会計年度及び前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べて3,344百万円増加し、32,249百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加3,858百万円、受取手形及び売掛金の増加148百万円、投資有価証券の減少707百万円等によるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べて4,028百万円増加し、21,013百万円となりました。これは主に未払法人税等の増加1,161百万円、賞与引当金の増加500百万円、退職給付に係る負債の増加59百万円等によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べて684百万円減少し、11,236百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益2,549百万円、剰余金の配当による減少2,670百万円、自己株式の取得による減少491百万円等によるものです。
② 経営成績の状況
a.事業全体の状況
当社は、労働人口が減少している日本において、特に顕著に高齢化及び若手不足が進んでいる「建設業界」と、IT技術が標準化し、企業の競争優位性を強化する要素としてIT投資への意欲が高まるにつれ、新たに普及期を迎える技術を有したエンジニア人材の不足が急速に進んでいる「IT業界」に対し、次代の業界を担う人材を早急に輩出すべく、人材の確保及び育成に注力してまいりました。
当第3四半期連結累計期間(2019年10月1日~2020年6月30日)においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響として、これまで当社グループの成長ドライバーとして積極的に取り組んでいた採用活動を3月下旬頃より一時的に抑制し、建設技術者及びエンジニアの稼働維持に注力いたしました。
その結果、売上高に関しましては、派遣単価の上昇及び高稼働率の維持に起因した建設技術者派遣及び付随事業とエンジニア派遣及び付随事業の伸張、また、前期に行ったM&Aにより新たに子会社化した会社が寄与し、前年同期比6,409百万円(17.0%)増加の44,118百万円となりました。
営業利益に関しましては、派遣単価の上昇に加え、採用費をはじめとした販売費及び一般管理費を削減したことで、前年同期比886百万円(23.5%)増加の4,658百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益に関しましては、前年同期比41百万円(1.7%)増加の2,549百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間の業績は、下表のとおりとなります。
(単位:百万円)
| 2019年9月期 第3四半期 | 2020年9月期 第3四半期 | 増減 | 増減率 | |
| 売上高 | 37,708 | 44,118 | 6,409 | 17.0% |
| 営業利益 | 3,771 | 4,658 | 886 | 23.5% |
| 経常利益 | 3,765 | 4,788 | 1,023 | 27.2% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 2,507 | 2,549 | 41 | 1.7% |
b.セグメント情報に記載された区分ごとの状況
当社グループの報告セグメントは「建設技術者派遣及び付随事業」、「エンジニア派遣及び付随事業」となります。
各セグメントの主な事業及び事業会社については、下表をご参照ください。
(2020年6月30日現在)
| セグメント名 | 主な事業の内容 | 事業会社名 |
| 建設技術者派遣及び付随事業 | ・建設現場への施工管理技術者派遣 ・CADオペレーター派遣 | ㈱夢真 |
| エンジニア派遣及び付随事業 | ・製造、IT業界へのエンジニア派遣 | ㈱夢テクノロジー ㈱夢プロエンジ(注1) |
| ・ネットワークエンジニア派遣 | ネプラス㈱ | |
| ・フィリピンでのITエンジニア派遣 | Centurion Capital Pacific Limited P3OPLE4U, Inc. | |
| ・ITエンジニアの派遣 | ㈱インフォメーションポート ガレネット㈱ ㈱アローインフォメーション(注2) | |
| ・ベトナムでのオフショア開発 | YUMESHIN VIETNAM Co.,LTD ㈱夢真 |
| その他事業 | ・海外現地人材への日本語教育及び人材活用ビジネス | ㈱夢グローバル |
| ・フィリピン現地人材への日本語教育 | YUMEGLOBAL Corp. | |
| ・ベトナム現地人材の採用支援業務 | YUMEGLOBAL CO.,LTD. | |
| ・オンラインプログラミング学習サービスの企画及び運営 | ㈱侍 | |
| ・コンサルタント事業 | Centurion Capital Pacific Limited P3OPLE4U,Inc. |
(注1)エンジニア派遣及び付随事業に区分されていた㈱クルンテープは2020年4月1日付で三立機械設計㈱(当社の非連結子会社)と合併したことにより、㈱夢プロエンジへ名称変更しております。
(注2)2020年4月30日付で株式を取得した㈱アローインフォメーションを当第3四半期連結会計期間よりエンジニア派遣及び付随事業に含めております。
セグメント別の業績については、次のとおりとなります。なお、セグメント利益または損失に関しましては、営業利益と調整を行った数値となります。
(a)建設技術者派遣及び付随事業
(単位:百万円)
| 2019年9月期 第3四半期 | 2020年9月期 第3四半期 | 増減 | 増減率 | |
| 売上高 | 26,364 | 29,059 | 2,694 | 10.2% |
| セグメント利益 | 4,294 | 5,069 | 775 | 18.0% |
| 期末技術者数(6月末) | 6,085人 | 5,638人 | △447人 | △7.3% |
| 期中平均技術者数 (10~6月平均) | 5,631人 | 5,945人 | 314人 | 5.6% |
<当事業の概況>当社グループの中核事業であります建設技術者派遣及び付随事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による先行き不透明感が強く、一時的に新規稼働の決定スピードが落ち着く状況となりました。しかしながら、建設業界が抱える技術者の「高齢化」「若手不足」という構造的な人材不足は依然として変わらないため、新型コロナウイルス感染症の影響が少ない地方都市を中心として、派遣需要は堅調に推移いたしました。
当社グループとしましては、営業環境とのバランスを取りながら採用活動を推進すべく、年間採用人数を1,650人~2,300人と期初計画より修正し、実施いたしました。
その結果、当第3四半期連結累計期間において1,514人(前年同期2,688人)の採用実績となりました。2020年6月末現在の在籍技術者数は前年同期比447人減少の5,638人となっております。
<当事業の業績>売上高に関しましては、派遣単価が上昇し、稼働率の低下を最小限に止めたため、前年同期比2,694百万円(10.2%)増加の29,059百万円となりました。
セグメント利益に関しましては、派遣単価が堅調に推移したことに加え、採用費をはじめとした販売費及び一般管理費が前年同期比8.3%減少したことで、前年同期比775百万円(18.0%)増加の5,069百万円となりました。
(b)エンジニア派遣及び付随事業
(単位:百万円)
| 2019年9月期 第3四半期 | 2020年9月期 第3四半期 | 増減 | 増減率 | |
| 売上高 | 11,213 | 14,378 | 3,164 | 28.2% |
| セグメント利益 | 302 | 636 | 334 | 110.6% |
| 期末エンジニア数 (6月末) | 3,394人 | 3,568人 | 174人 | 5.1% |
| 期中平均エンジニア数 (10~6月平均) | 2,904人 | 3,602人 | 698人 | 24.0% |
<当事業の概況>エンジニア派遣及び付随事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による先行き不透明感が強く、一時的に新規稼働の決定スピードが落ち着く状況となりました。しかしながら、依然として省人化および自動化への設備投資が活況な製造業界や、技術進歩が加速度的に進んでいるIT業界を中心として、底堅いエンジニア需要があります。特に半導体関連企業が牽引する形で、非常事態宣言解除以降、建設技術者派遣及び付随事業よりも早いスピードで需要回復の兆しが見れました。
このような事業環境の下、増加するエンジニア需要に対応するべく、一時的な採用活動の抑制はしたものの、年間採用計画を990人~1,290人と期初計画から修正し、実施いたしました。また、期初より取り組んでいるグループエンジニアの高付加価値化や、営業体制におけるグループ会社間での連携強化など、継続して取り組んでまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間において861人(前年同期1,290人)の採用実績となりました。2020年6月末現在の在籍エンジニア数は前年同期比174人増加の3,568人となっております。
<当事業の業績>売上高に関しましては、派遣単価の上昇及び稼働率の改善により、前年同期比3,164百万円(28.2%)増加の14,378百万円となりました。
セグメント利益に関しましては、売上高に対する販売費及び一般管理費比率が前年同期比2.3ポイント改善し、前年同期比334百万円(110.6%)増加の636百万円となりました。
(c)その他事業
(単位:百万円)
| 2019年9月期 第3四半期 | 2020年9月期 第3四半期 | 増減 | 増減率 | |
| 売上高 | 185 | 746 | 561 | 303.7% |
| セグメント損失(△) | △114 | △193 | △78 | ― |
<当事業の概況>その他事業におきましては、人材紹介事業として海外人材を求めている日本企業への採用支援サービス事業及び日本企業の海外人材活用支援のため、ベトナム、フィリピン、台湾、韓国にて日本語教室を展開してまいりましたが、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい事業環境となりました。
また、教育関連事業として、前期行ったM&Aにより、オンラインでのプログラミング学習サービス事業を開始しております。
<当事業の業績>売上高に関しましては、前年同期比561百万円(303.7%)増加の746百万円となりました。
セグメント損失に関しましては、193百万円(前年同期はセグメント損失114百万円)となりました。