有価証券報告書-第35期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/26 9:44
【資料】
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【項目】
108項目

対処すべき課題

(1)3ヵ年中期連結経営計画策定
中長期的戦略では、3ヵ年の中期連結経営計画を策定しております。この3ヵ年計画を基本戦略としながら、環境の変化へは柔軟に即応し、経営計画の実現を図ってまいります。
CDSグループ中期経営ビジョン
『独自性の確立によるグローバルソリューションカンパニーを目指す』
CDSグループ中期経営方針
① 人材の戦略的育成
② 顧客満足度向上
③ 新たなグローバル事業の開発
④ 業務改革による付加価値向上
具体的な戦略としては、
・予実管理の精度向上による経営体質強化(売上高、利益の確保)及び年度経営計画の確実な達成
・関東地域での事業体制の強化。また、グループ連携により、業界内での確固たる地位の確立を図る
・ロボットビジネスの本格化によるエンジニアリング事業の事業領域拡大
・コンプライアンス経営と適時開示の徹底
を進め、“継続的な成長”を図るとともに、“確実な売上高と利益率の確保”に努めてまいります。
(2)海外への展開
海外子会社としてはドキュメンテーション事業を営んでいるSAS SB Traduction(本社 フランス)、SAS METAFORM LANGUES(本社 フランス)と株式会社PMCの子会社である品睦希(上海)図文設計有限公司の3社となります。
また、海外からの研修生の受入れも行っており、中長期的には欧州各国はもとより新興国への進出も視野に入れた海外展開を行っていく予定であります。
(3)人材確保・育成
当社グループが継続的に事業を拡大するためには、安定的な人材の確保が不可欠であります。
このため新卒採用を計画的に展開し、会社説明会、新卒向け就職情報サイト、ホームページなどを活用して広く門戸を開放し、有為な人材の確保を図るために積極展開を行っております。
また採用活動のみならず、既存従業員のスキルアップのための教育も重要なポイントであると考えており、社員教育にも力を入れ、競合他社に打ち勝つ人材の育成に努めております。
具体的には、次世代を担う管理監督者層を育成する「管理者研修・リーダー研修」、専門スキルの向上を目的とした育成制度の充実を図っております。更に、女性管理者の活躍を後押しする為、当社グループ各社の女性管理者を対象とした勉強会や交流会を定期的に開催しております。