有価証券報告書-第10期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
今期は新しいグループ中期経営計画「GENESYS」を策定いたしました。これまでフォレストグループは常に市場成長を前提に、「上りの戦略」で事業を推し進めてまいりました。しかし、今後は財政難と少子化に伴う人口減少及び高齢社会の本格的な到来により、市場の縮小が予測される中で拡大だけでなく、「下りの戦略」への対応も考慮しながら進まなくてはなりません。
この状況を打破するためには、従来の常識や価値観に囚われず、未来がどのような社会になるか、またすべきかをゼロベースで発想して、新たな着想を事業の中に数多く盛り込む勇気が必要となります。これが実現できたとき、初めて次代に事業をつなぐ道筋が見えてくると考えております。
“GENESYS”は、“GENESIS”(創世記、起源、起こり)と“SYSTEM”(組織、制度、体制、体系)を組み合わせた造語であり、「“無”から“有”を創り出し、革新的な企業体を構築する」という意を込めて命名いたしました。
医療用医薬品分野におきましては、今後は社会保障費の抑制や消費税増税に加え、頻回改定を含む薬価制度の抜本改革、多剤併用や残薬といったポリファーマシーの問題、流通改善の推進を目的とした行政主導によるガイドラインの制定など、更に厳しさを増すことが予測されますが、地域包括ケアシステムの支援活動の拡大、がんや循環器系の専門領域に特化したMC活動の強化等、更に進化を加速してまいります。
医療機器等分野におきましては、前年度下期より設置した調達交渉部による一物一価への挑戦、衛生材料等の仕入先の統一及びGPO(共同購買組織)への取り組み等により、更なる原価の低減を図ってまいります。また、営業部門におきましては医療機器卸として専門分野でのポジションの優位性を高めるために、営業員に対し専門知識を強化するメディカル版MC制度をスタートさせます。
メーカー様との関係強化では、特に内視鏡分野での九州市場での地位を確立するために、主力メーカー代理店権の獲得を視野に各拠点専従者の配置を実施してまいります。更に、先進的な製品を生み出しているメーカー様との連携を積極的に強化し、メディカル分野の専門性を高めてまいります。
動物用医薬品及び食品等分野におきましては、事業領域のさらなる拡大に挑み、水産養殖販売事業、農産物加工販売事業に取り組んでまいりましたが、今後さらに経営資源を投下し6次産業化への展開を続けてまいります。また、海外との取引におきましては、原料輸入に留まらず、国内の優れた商品の海外への輸出を含め、加速し続けてまいります。
一般用医薬品分野におきましては、自社開発品のブランド構築を図ってまいります。中でも、MREを素材とした事業につきましては、取り組みを強化し、ブランド品に育てるべく注力してまいります。さらに、事業領域の拡大を図りBtoC事業を強化するとともにMRE等の自社ブランド品をeコマースで直接消費者に販売するDtoC事業にも経営資源を傾注してまいります。また、コスト面におきましては物流コスト削減を強化するとともに業務の標準化に着手し、さらなる生産性の向上を図り、収益体制の強化に挑戦してまいります。
経営管理面におきましては、新たに発足した「改革特命担当 チームZero1」を中心に業務と組織の改革に着手し、医薬事業とメディカル事業が融合した革新的な経営基盤を創り上げ、新中期経営計画期間中に一つの形として結論を出したいと考えております。また、グループガバナンスのあり方を再度検討し、未着手であった規程や制度を構築してまいります。人事・労務の分野におきましては、優秀な人材の確保と定着を念頭に、更なる働き方改革を推進してまいります。加えて、管理職のマネジメントスキルを高め、若手社員の自律と成長を促す「新しい教育体制」を確立し、人と組織の活性化を進めてまいります。
今期の連結経営指標としましては、売上高4,550億円、営業利益29億98百万円、経常利益52億89百万円、親会社株主に帰属する当期純利益35億62百万円を目標といたしました。
グループの中核事業であります医療用医薬品事業を中心に厳しい経営環境が予想されますが、経営資源を最大限に活用すると同時にゼロベースでの経営改革と顧客創造に着手し、苦境を打破するための足がかりとなる1年になるよう取り組んでまいります。
今期は新しいグループ中期経営計画「GENESYS」を策定いたしました。これまでフォレストグループは常に市場成長を前提に、「上りの戦略」で事業を推し進めてまいりました。しかし、今後は財政難と少子化に伴う人口減少及び高齢社会の本格的な到来により、市場の縮小が予測される中で拡大だけでなく、「下りの戦略」への対応も考慮しながら進まなくてはなりません。
この状況を打破するためには、従来の常識や価値観に囚われず、未来がどのような社会になるか、またすべきかをゼロベースで発想して、新たな着想を事業の中に数多く盛り込む勇気が必要となります。これが実現できたとき、初めて次代に事業をつなぐ道筋が見えてくると考えております。
“GENESYS”は、“GENESIS”(創世記、起源、起こり)と“SYSTEM”(組織、制度、体制、体系)を組み合わせた造語であり、「“無”から“有”を創り出し、革新的な企業体を構築する」という意を込めて命名いたしました。
| GENESYS |
| 1.事 業 創 生 2.人 財 創 成 3.社 風 創 正 Think local,Act global |
医療用医薬品分野におきましては、今後は社会保障費の抑制や消費税増税に加え、頻回改定を含む薬価制度の抜本改革、多剤併用や残薬といったポリファーマシーの問題、流通改善の推進を目的とした行政主導によるガイドラインの制定など、更に厳しさを増すことが予測されますが、地域包括ケアシステムの支援活動の拡大、がんや循環器系の専門領域に特化したMC活動の強化等、更に進化を加速してまいります。
医療機器等分野におきましては、前年度下期より設置した調達交渉部による一物一価への挑戦、衛生材料等の仕入先の統一及びGPO(共同購買組織)への取り組み等により、更なる原価の低減を図ってまいります。また、営業部門におきましては医療機器卸として専門分野でのポジションの優位性を高めるために、営業員に対し専門知識を強化するメディカル版MC制度をスタートさせます。
メーカー様との関係強化では、特に内視鏡分野での九州市場での地位を確立するために、主力メーカー代理店権の獲得を視野に各拠点専従者の配置を実施してまいります。更に、先進的な製品を生み出しているメーカー様との連携を積極的に強化し、メディカル分野の専門性を高めてまいります。
動物用医薬品及び食品等分野におきましては、事業領域のさらなる拡大に挑み、水産養殖販売事業、農産物加工販売事業に取り組んでまいりましたが、今後さらに経営資源を投下し6次産業化への展開を続けてまいります。また、海外との取引におきましては、原料輸入に留まらず、国内の優れた商品の海外への輸出を含め、加速し続けてまいります。
一般用医薬品分野におきましては、自社開発品のブランド構築を図ってまいります。中でも、MREを素材とした事業につきましては、取り組みを強化し、ブランド品に育てるべく注力してまいります。さらに、事業領域の拡大を図りBtoC事業を強化するとともにMRE等の自社ブランド品をeコマースで直接消費者に販売するDtoC事業にも経営資源を傾注してまいります。また、コスト面におきましては物流コスト削減を強化するとともに業務の標準化に着手し、さらなる生産性の向上を図り、収益体制の強化に挑戦してまいります。
経営管理面におきましては、新たに発足した「改革特命担当 チームZero1」を中心に業務と組織の改革に着手し、医薬事業とメディカル事業が融合した革新的な経営基盤を創り上げ、新中期経営計画期間中に一つの形として結論を出したいと考えております。また、グループガバナンスのあり方を再度検討し、未着手であった規程や制度を構築してまいります。人事・労務の分野におきましては、優秀な人材の確保と定着を念頭に、更なる働き方改革を推進してまいります。加えて、管理職のマネジメントスキルを高め、若手社員の自律と成長を促す「新しい教育体制」を確立し、人と組織の活性化を進めてまいります。
今期の連結経営指標としましては、売上高4,550億円、営業利益29億98百万円、経常利益52億89百万円、親会社株主に帰属する当期純利益35億62百万円を目標といたしました。
グループの中核事業であります医療用医薬品事業を中心に厳しい経営環境が予想されますが、経営資源を最大限に活用すると同時にゼロベースでの経営改革と顧客創造に着手し、苦境を打破するための足がかりとなる1年になるよう取り組んでまいります。