有価証券報告書-第17期(2024/04/01-2025/03/31)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
グループ中期経営計画「Eureka!」の2年目に臨み、中計成否の岐路に立つ一年と捉え、成長戦略の加速に向けた機構改革に着手しました。当社は長年グループの統括本部として、各事業会社のバックオフィス機能を担ってきましたが、その機能は「統括管理本部」として維持した上で、新たに事業会社を牽引する「経営戦略本部」を新設しました。ここでは事業再編・提携、事業投資など、主にフロントオフィスの前捌きを担います。
また、社員一人ひとりが自分の仕事を通じて、当社基本理念である“<不>の打開”をどう考え実践するのか、社員同士による対話の場を通じて全員に問いかけていきます。これを“パーパスドリブン経営”と呼称し、全従業員がパーパスと自身の仕事の関係性を考え理解した上で働くことにより、自主的に考え行動するボトムアップ経営の実践とコンプライアンスの遵守、インシデント・アクシデントの未然防止に繋げてまいります。
医療用医薬品分野におきましては、引き続き、取り組みが奏功した自治体と連携した予防活動の推進や僻地医療を支援する医療MaaS提案等の「成長市場」への注力、流通改善ガイドラインに明記された「別枠品」への継続した取り組み、「Unite(ユナイト)」をテーマとして掲げたメディカル部門と融合した営業活動の展開を進めてまいります。また、営業組織における社内認定制度であるMC制度についても、市場環境の変化に合わせ新たな発想で改革を検討してまいります。
医療機器等分野におきましては、メディカル部門における案件別ステータス管理システムの網羅的なデータ入力及び運用精度の向上が課題となっています。これに対し、システムの最適化による業務効率の改善、全社的な教育研修プログラムの整備、定期的なモニタリング体制の構築等により、案件管理の質的向上と事業収益の拡大に努めてまいります。
ロジスティクス分野におきましては、センターへの在庫集約と拠点の管理業務の削減を進め、さらなる物流コストの低減に取り組みます。また、医薬品の適正流通(GDP)ガイドライン適合度向上や事業継続計画(BCP)対策の強化により、高効率、高品質、強靭性を兼ね備えたロジスティクス体制をより強固なものとしてまいります。
R&D分野におきましては、これまで上市した商品の国内販売を推進するためには、パートナー企業との連携をさらに強化する必要があります。また、新たな商品探索については国内外の大学を始めとするアカデミアの研究開発にも積極的に関与し、販路形成といった出口まで伴走し医療課題の解決に寄与してまいります。
一般用医薬品分野におきましては、成長の見込めるウエルネス市場における高機能かつ新規性の高い商品の開発が求められています。アカデミアとの連携強化による新素材・新技術を軸とした開発視点と消費者の潜在的なニーズを融合させた、今までにない革新的な製品を開発し、より多くの消費者にお届けできるよう取り組みます。
また、サプリメントによる健康被害問題を受け、業界全体で品質マネジメントの強化に取り組み、消費者の信頼を回復し持続可能な成長を実現すべく対処してまいります。
動物用医薬品及び食品等分野におきましては、事業基盤のさらなる強化に取り組んでまいります。社内組織やグループ会社といった既存の枠を超えた連携と取り組みを進化させ、またエリア拡大を前提としたアライアンスやM&Aも視野に、新たなサプライチェーンの構築を目指します。輸出入ビジネスの拡大、品質保証体制の構築などメーカー機能の強化を図り、次世代事業の確立への歩みを速めていきます。
また、顧客満足度の向上を目指したロジスティクス戦略の実行、システム基盤の強化による高い生産性に向けた業務改革にも取り組んでまいります。
経営管理面におきましては、インフレ環境と労働力希少社会に適応した体制づくりに注力してまいります。聖域のない業務改廃を進め、さらなる効率化のため新たな技術を積極的に利活用することで、社員が価値ある業務に集中できる体制を追求します。また、それらを原資とした処遇改善にも取り組み、社員エンゲージメントの確立と、人材採用における優位性の獲得を目指してまいります。
グループ中期経営計画「Eureka!」の2年目に臨み、中計成否の岐路に立つ一年と捉え、成長戦略の加速に向けた機構改革に着手しました。当社は長年グループの統括本部として、各事業会社のバックオフィス機能を担ってきましたが、その機能は「統括管理本部」として維持した上で、新たに事業会社を牽引する「経営戦略本部」を新設しました。ここでは事業再編・提携、事業投資など、主にフロントオフィスの前捌きを担います。
また、社員一人ひとりが自分の仕事を通じて、当社基本理念である“<不>の打開”をどう考え実践するのか、社員同士による対話の場を通じて全員に問いかけていきます。これを“パーパスドリブン経営”と呼称し、全従業員がパーパスと自身の仕事の関係性を考え理解した上で働くことにより、自主的に考え行動するボトムアップ経営の実践とコンプライアンスの遵守、インシデント・アクシデントの未然防止に繋げてまいります。
| Eureka! |
| 1.成長戦略! "医療”を深く、"健康"に広く 2.インフレ対策! 生産性革命と評価・報酬革命 3.人的資本! 社員エンゲージメント確立 Think local, Act global. |
医療用医薬品分野におきましては、引き続き、取り組みが奏功した自治体と連携した予防活動の推進や僻地医療を支援する医療MaaS提案等の「成長市場」への注力、流通改善ガイドラインに明記された「別枠品」への継続した取り組み、「Unite(ユナイト)」をテーマとして掲げたメディカル部門と融合した営業活動の展開を進めてまいります。また、営業組織における社内認定制度であるMC制度についても、市場環境の変化に合わせ新たな発想で改革を検討してまいります。
医療機器等分野におきましては、メディカル部門における案件別ステータス管理システムの網羅的なデータ入力及び運用精度の向上が課題となっています。これに対し、システムの最適化による業務効率の改善、全社的な教育研修プログラムの整備、定期的なモニタリング体制の構築等により、案件管理の質的向上と事業収益の拡大に努めてまいります。
ロジスティクス分野におきましては、センターへの在庫集約と拠点の管理業務の削減を進め、さらなる物流コストの低減に取り組みます。また、医薬品の適正流通(GDP)ガイドライン適合度向上や事業継続計画(BCP)対策の強化により、高効率、高品質、強靭性を兼ね備えたロジスティクス体制をより強固なものとしてまいります。
R&D分野におきましては、これまで上市した商品の国内販売を推進するためには、パートナー企業との連携をさらに強化する必要があります。また、新たな商品探索については国内外の大学を始めとするアカデミアの研究開発にも積極的に関与し、販路形成といった出口まで伴走し医療課題の解決に寄与してまいります。
一般用医薬品分野におきましては、成長の見込めるウエルネス市場における高機能かつ新規性の高い商品の開発が求められています。アカデミアとの連携強化による新素材・新技術を軸とした開発視点と消費者の潜在的なニーズを融合させた、今までにない革新的な製品を開発し、より多くの消費者にお届けできるよう取り組みます。
また、サプリメントによる健康被害問題を受け、業界全体で品質マネジメントの強化に取り組み、消費者の信頼を回復し持続可能な成長を実現すべく対処してまいります。
動物用医薬品及び食品等分野におきましては、事業基盤のさらなる強化に取り組んでまいります。社内組織やグループ会社といった既存の枠を超えた連携と取り組みを進化させ、またエリア拡大を前提としたアライアンスやM&Aも視野に、新たなサプライチェーンの構築を目指します。輸出入ビジネスの拡大、品質保証体制の構築などメーカー機能の強化を図り、次世代事業の確立への歩みを速めていきます。
また、顧客満足度の向上を目指したロジスティクス戦略の実行、システム基盤の強化による高い生産性に向けた業務改革にも取り組んでまいります。
経営管理面におきましては、インフレ環境と労働力希少社会に適応した体制づくりに注力してまいります。聖域のない業務改廃を進め、さらなる効率化のため新たな技術を積極的に利活用することで、社員が価値ある業務に集中できる体制を追求します。また、それらを原資とした処遇改善にも取り組み、社員エンゲージメントの確立と、人材採用における優位性の獲得を目指してまいります。