有価証券報告書-第6期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 15:34
【資料】
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【項目】
105項目

対処すべき課題

今後のわが国経済につきましては、引き続き緩やかな回復基調での推移になると考えられますが、新興国の景気減速懸念や円安に伴う原材料費の高騰など景気下振れリスクもあり、先行き不透明な中での推移となると予想されます。
当住宅関連業界につきましては、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の影響は落ち着くと想定されるものの、住宅に対する投資意欲が大幅に改善される見込みは薄く、また、原材料費の高騰や職人不足などのマイナス要因もあり、引き続き厳しい経営環境になると予想されます。
このような環境の中で当社グループは、引き続き環境配慮商品などの市場のニーズに合った商品の拡販に努めていくほか、売上総利益率の改善、更なる在庫の適正化及び経費の削減などを推進し、厳しい経営環境のなかでも高収益を確保できる体制の構築を図る一方で、新たな販売ルートの確立や地域に密着した営業活動の強化などにより、経営基盤の強化を図ってまいります。また、従来からの業務提携先である㈱クワザワ、越智産業㈱及び当社の3社で構成しております「ネストグループ」としての活動強化のほか、M&Aやアライアンスを積極的に推進してまいります。