四半期報告書-第5期第3四半期(平成26年8月1日-平成26年10月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成26年2月1日~平成26年10月31日)におけるわが国経済は、政府や日銀の経済・金融政策を背景に企業収益が改善し、緩やかな景気回復基調が続いていましたが、円安による原材料価格の上昇や電気料金の値上げ、平成26年4月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動の長期化による個人消費の低迷等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
また、出版流通業界におきましては、紙による書籍販売の縮小が続くなか、モバイル・PC端末へのデジタルコンテンツの提供、公共図書館や大学教育への社会ニーズの変化、さらに一段の円安による輸入書籍原価の上昇など、大変厳しい状況にあります。
このような状況のなか、当社グループは安定的な黒字体質を構築するべく、店舗のスクラップ&ビルド及び書店物流網の整備に注力することで書店の収益力の向上、今後の図書館、大学等における顧客ニーズの変化に対応した付加価値創造のための新規事業開発に取組んでおります。
また、当社グループ会社の株式会社図書館流通センターが平成26年7月31日付で総合保育サービス企業の株式会社明日香の全株式を取得し、完全子会社化いたしました。株式会社明日香の持つ総合保育サービスのノウハウを活用し、図書館運営業務と子育て支援サービスをワンストップで提供するための取り組みを始めております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は1,273億76百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は17億34百万円(前年同期比48.8%増)、経常利益は16億74百万円(前年同期比33.8%増)となりました。さらに、税金費用等を計上した結果、四半期純利益は8億63百万円(前年同期比17.3%増)となりました。
セグメント別の業績は次の通りであります。
[文教市場販売事業]
当事業は当社グループの中核をなし、以下の事業を行っております。
1.図書館(公共図書館・学校図書館・大学図書館)に対する図書館用書籍の販売、汎用書誌データベース「TRCMARC」の作成・販売及び図書装備(バーコードラベルやICタグ等の貼付等)や選書・検索ツール等の提供
2.大学などの教育研究機関や研究者に対する学術研究及び教育に関する輸入洋書を含む出版物(書籍・雑誌・電子ジャーナル、電子情報データベースほか)や英文校正・翻訳サービスをはじめとする研究者支援ソリューションの提供
3.教育・研究施設、図書館などの設計・施工と大学経営コンサルティングをはじめとする各種ソリューションの提供
4.大学内売店の運営や学生に対する教科書・テキストの販売等
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、公共図書館への書籍販売が消費税増税の影響から前年に比べ減少となりましたが、大学(図書館・研究者・研究機関)への書籍、学術研究用外国雑誌の販売が堅調に推移した結果、売上高は465億4百万円(前年同期比0.2%増)と微増収となりました。また、コスト改善に努めたことにより、営業利益は15億75百万円(前年同期比17.8%増)となりました。
[店舗・ネット販売事業]
当事業は、主に全国都市部を中心とした店舗網において和書・洋書などの書籍をメインに、文具・雑貨・洋品まで多岐にわたる商品の販売を行っております。
店舗の状況といたしましては、平成26年2月に「那覇店」のリニューアルをおこない文具専門店も新規併設いたしました。一方で3月に「関西国際空港ゲート店」、5月に「岡山店」、8月に「仙台ロフト店」他1店、10月に「仙台本店」他1店を閉店しております。また第1四半期連結会計期間より、当社グループ会社の株式会社ジュンク堂書店の子会社である株式会社淳久堂書店(旧 株式会社ビッグウィル:平成26年10月1日付社名変更)を連結の範囲に含めた為、平成26年10月末時点で96店舗となっております。(内、5店舗は「MARUZEN」「ジュンク堂書店」の店舗名ではありません。)
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、株式会社淳久堂書店を連結の範囲に含めた影響等で売上高は548億円(前年同期比1.6%増)と増収となりましたが、一部既存店で消費税増税の反動及び天候不順の影響もあったことから、2億32百万円(前年同期は1億16百万円の営業損失)の営業損失となりました。
[図書館サポート事業]
当事業は、図書館の業務効率化・利用者へのサービス向上の観点から、カウンター業務・目録作成・蔵書点検などの業務の請負、地方自治法における指定管理者制度による図書館運営業務、PFI(Private Finance Initiative)による図書館運営業務及び人材派遣を行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、図書館受託館数は、小規模案件の期間満了により期初887館から10館減少し、平成26年10月末時点では877館となりました。一方で比較的規模の大きな図書館の新規受託もあり、受託総額(売上高)は順調に伸長しております。
その結果、当事業の売上高は143億73百万円(前年同期比11.7%増)、営業利益は15億68百万円(前年同期比43.9%増)となりました。
[出版事業]
当事業は、『理科年表』をはじめとする理工系分野を中心とした専門書・事典・便覧・大学テキストに加え、絵本・童話などの児童書、図書館向け書籍の刊行を行っております。また医療・看護・芸術・経営など多岐にわたる分野のビデオ・DVDについても発売を行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、専門分野として『サイエンス・パレット 放射線~科学が開けたパンドラの箱』『化学工学のための数学の使い方』『イラストレイテッド微生物学 原書3版』『RFマイクロエレクトロニクス 第2版 入門編』『理系のための就活ガイド』、児童書として『んふんふ なめこ絵本さいこうのスープ』『おふろでじゃぶじゃぶ』『なめこと日本全国めぐり』『ディヴィット・ウォーカーのベイビーブックシリーズ』など、合計新刊222点を刊行いたしました。
その結果、当事業の売上高は33億60百万円(前年同期比2.1%増)と増収となりましたが、コスト増加の影響により営業利益は2億97百万円(前年同期比2.5%減)と減益となりました。
[その他]
当事業は、書店やその他小売店舗を中心に企画・設計デザインから建設工事・内装工事・店舗什器・看板・ディスプレーなどのトータルプランニング(店舗内装業)や図書館用図書の入出荷業務、Apple製品やパソコンの修理・アップグレード設定等の事業(株式会社図書館流通センターの子会社である株式会社グローバルソリューションサービスによる)を行っております。また、株式会社図書館流通センターの子会社である株式会社明日香を連結範囲としたことにより、総合保育サービスも当セグメントに含めております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、図書館用図書の入出荷業務は概ね前年並みに推移し、Apple製品・パソコンの修理サービス等業務においては順調に売上高を伸ばしました。しかし店舗内装業は昨年後半の主要顧客の投資意欲減退の影響が当期も継続しております。
その結果、株式会社明日香を連結の範囲に含めた影響及びApple製品・パソコンの修理サービス業等の伸長により、売上高は83億36百万円(前年同期比21.1%増)と増収となりましたが、営業利益は店舗内装業の減益の影響で2億68百万円(前年同期比28.8%減)と減益となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期連結会計期間の総資産の残高は、前連結会計年度末と比べ34億70百万円減少し、1,185億44百万円となりました。主な要因は、前渡金、流動資産のその他の減少であります。
② 負債
当第3四半期連結会計期間の負債の残高は、前連結会計年度末と比べ47億90百万円減少し、847億72百万円となりました。主な要因は、短期借入金、長期未払金の減少であります。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間の純資産の残高は、前連結会計年度末と比べ13億19百万円増加し、337億71百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成26年2月1日~平成26年10月31日)におけるわが国経済は、政府や日銀の経済・金融政策を背景に企業収益が改善し、緩やかな景気回復基調が続いていましたが、円安による原材料価格の上昇や電気料金の値上げ、平成26年4月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動の長期化による個人消費の低迷等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
また、出版流通業界におきましては、紙による書籍販売の縮小が続くなか、モバイル・PC端末へのデジタルコンテンツの提供、公共図書館や大学教育への社会ニーズの変化、さらに一段の円安による輸入書籍原価の上昇など、大変厳しい状況にあります。
このような状況のなか、当社グループは安定的な黒字体質を構築するべく、店舗のスクラップ&ビルド及び書店物流網の整備に注力することで書店の収益力の向上、今後の図書館、大学等における顧客ニーズの変化に対応した付加価値創造のための新規事業開発に取組んでおります。
また、当社グループ会社の株式会社図書館流通センターが平成26年7月31日付で総合保育サービス企業の株式会社明日香の全株式を取得し、完全子会社化いたしました。株式会社明日香の持つ総合保育サービスのノウハウを活用し、図書館運営業務と子育て支援サービスをワンストップで提供するための取り組みを始めております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は1,273億76百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は17億34百万円(前年同期比48.8%増)、経常利益は16億74百万円(前年同期比33.8%増)となりました。さらに、税金費用等を計上した結果、四半期純利益は8億63百万円(前年同期比17.3%増)となりました。
セグメント別の業績は次の通りであります。
[文教市場販売事業]
当事業は当社グループの中核をなし、以下の事業を行っております。
1.図書館(公共図書館・学校図書館・大学図書館)に対する図書館用書籍の販売、汎用書誌データベース「TRCMARC」の作成・販売及び図書装備(バーコードラベルやICタグ等の貼付等)や選書・検索ツール等の提供
2.大学などの教育研究機関や研究者に対する学術研究及び教育に関する輸入洋書を含む出版物(書籍・雑誌・電子ジャーナル、電子情報データベースほか)や英文校正・翻訳サービスをはじめとする研究者支援ソリューションの提供
3.教育・研究施設、図書館などの設計・施工と大学経営コンサルティングをはじめとする各種ソリューションの提供
4.大学内売店の運営や学生に対する教科書・テキストの販売等
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、公共図書館への書籍販売が消費税増税の影響から前年に比べ減少となりましたが、大学(図書館・研究者・研究機関)への書籍、学術研究用外国雑誌の販売が堅調に推移した結果、売上高は465億4百万円(前年同期比0.2%増)と微増収となりました。また、コスト改善に努めたことにより、営業利益は15億75百万円(前年同期比17.8%増)となりました。
[店舗・ネット販売事業]
当事業は、主に全国都市部を中心とした店舗網において和書・洋書などの書籍をメインに、文具・雑貨・洋品まで多岐にわたる商品の販売を行っております。
店舗の状況といたしましては、平成26年2月に「那覇店」のリニューアルをおこない文具専門店も新規併設いたしました。一方で3月に「関西国際空港ゲート店」、5月に「岡山店」、8月に「仙台ロフト店」他1店、10月に「仙台本店」他1店を閉店しております。また第1四半期連結会計期間より、当社グループ会社の株式会社ジュンク堂書店の子会社である株式会社淳久堂書店(旧 株式会社ビッグウィル:平成26年10月1日付社名変更)を連結の範囲に含めた為、平成26年10月末時点で96店舗となっております。(内、5店舗は「MARUZEN」「ジュンク堂書店」の店舗名ではありません。)
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、株式会社淳久堂書店を連結の範囲に含めた影響等で売上高は548億円(前年同期比1.6%増)と増収となりましたが、一部既存店で消費税増税の反動及び天候不順の影響もあったことから、2億32百万円(前年同期は1億16百万円の営業損失)の営業損失となりました。
[図書館サポート事業]
当事業は、図書館の業務効率化・利用者へのサービス向上の観点から、カウンター業務・目録作成・蔵書点検などの業務の請負、地方自治法における指定管理者制度による図書館運営業務、PFI(Private Finance Initiative)による図書館運営業務及び人材派遣を行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、図書館受託館数は、小規模案件の期間満了により期初887館から10館減少し、平成26年10月末時点では877館となりました。一方で比較的規模の大きな図書館の新規受託もあり、受託総額(売上高)は順調に伸長しております。
その結果、当事業の売上高は143億73百万円(前年同期比11.7%増)、営業利益は15億68百万円(前年同期比43.9%増)となりました。
[出版事業]
当事業は、『理科年表』をはじめとする理工系分野を中心とした専門書・事典・便覧・大学テキストに加え、絵本・童話などの児童書、図書館向け書籍の刊行を行っております。また医療・看護・芸術・経営など多岐にわたる分野のビデオ・DVDについても発売を行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、専門分野として『サイエンス・パレット 放射線~科学が開けたパンドラの箱』『化学工学のための数学の使い方』『イラストレイテッド微生物学 原書3版』『RFマイクロエレクトロニクス 第2版 入門編』『理系のための就活ガイド』、児童書として『んふんふ なめこ絵本さいこうのスープ』『おふろでじゃぶじゃぶ』『なめこと日本全国めぐり』『ディヴィット・ウォーカーのベイビーブックシリーズ』など、合計新刊222点を刊行いたしました。
その結果、当事業の売上高は33億60百万円(前年同期比2.1%増)と増収となりましたが、コスト増加の影響により営業利益は2億97百万円(前年同期比2.5%減)と減益となりました。
[その他]
当事業は、書店やその他小売店舗を中心に企画・設計デザインから建設工事・内装工事・店舗什器・看板・ディスプレーなどのトータルプランニング(店舗内装業)や図書館用図書の入出荷業務、Apple製品やパソコンの修理・アップグレード設定等の事業(株式会社図書館流通センターの子会社である株式会社グローバルソリューションサービスによる)を行っております。また、株式会社図書館流通センターの子会社である株式会社明日香を連結範囲としたことにより、総合保育サービスも当セグメントに含めております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、図書館用図書の入出荷業務は概ね前年並みに推移し、Apple製品・パソコンの修理サービス等業務においては順調に売上高を伸ばしました。しかし店舗内装業は昨年後半の主要顧客の投資意欲減退の影響が当期も継続しております。
その結果、株式会社明日香を連結の範囲に含めた影響及びApple製品・パソコンの修理サービス業等の伸長により、売上高は83億36百万円(前年同期比21.1%増)と増収となりましたが、営業利益は店舗内装業の減益の影響で2億68百万円(前年同期比28.8%減)と減益となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期連結会計期間の総資産の残高は、前連結会計年度末と比べ34億70百万円減少し、1,185億44百万円となりました。主な要因は、前渡金、流動資産のその他の減少であります。
② 負債
当第3四半期連結会計期間の負債の残高は、前連結会計年度末と比べ47億90百万円減少し、847億72百万円となりました。主な要因は、短期借入金、長期未払金の減少であります。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間の純資産の残高は、前連結会計年度末と比べ13億19百万円増加し、337億71百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。