有価証券報告書-第21期(平成31年3月1日-令和2年2月29日)
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益に足踏み感はあるものの、所得環境は堅調に回復しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、国際情勢の不安定さが増大しており、先行きは依然として不透明な状況が続いております。小売業界におきましては、採用難・人件費の上昇が続くなか、消費税率の引き上げ等による影響を受け、消費者の購買行動が一層多様化し、厳しい経営環境が続いております。
このような外部環境に対応するために、当社はさまざまな取組みを進めてまいりました。
商品政策におきましては、全体の商品調達力を高めるために、催事買取・宅配買取及び法人買取を強化してまいりました。また、店頭買取システムの見直しに注力し、効率アップを目指しております。
取扱い商材に関しては、売上構成比の高いファッション・ホビー及び工具を攻めるものとして力を入れ、ブランド・トレカ・アウトレット衣料を徹底して守ってまいりました。
店舗政策におきましては、業務標準化を推進してまいりました。特に、工具については、多店舗展開の加速を図るために、誰でも買取・販売・マネジメントができるように、標準化システムの構築をしております。
出退店におきましては、工具専門店業態として、工具買取王国岡崎大樹寺店(愛知県岡崎市)を2019年3月21日に、工具買取王国京都久世171号店(京都市南区)を2019年7月1日に、工具買取王国津守店(大阪市西成区)を2019年12月1日にオープンいたしました。不採算店舗買取王国豊田248店(愛知県豊田市)を2019年5月29日に、マイシュウサガールヨシヅヤ清洲店(愛知県清須市)を2019年9月23日に閉店いたしました。
以上の結果、当事業年度の売上高は4,893百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は108百万円(前年同期比219.4%増)、経常利益は123百万円(前年同期比147.2%増)、当期純利益は63百万円(前年同期比404.5%増)となりました。
財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べ63百万円増加し、2,049百万円となりました。これは、現金及び預金が168百万円、商品が45百万円増加した一方、有価証券が158百万円減少したことなどによるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べ64百万円増加し、1,219百万円となりました。これは、投資その他の資産が144百万円増加した一方、有形固定資産が22百万円、無形固定資産が56百万円減少したことなどによるものです。
この結果、総資産は前事業年度末に比べ127百万円増加し、3,268百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末と比べ50百万円増加し、682百万円となりました。これは、未払法人税等が40百万円、未払消費税等が22百万円増加した一方、1年内返済予定の長期借入金が52百万円減少したことなどによるものです。
固定負債は、前事業年度末と比べ13百万円増加し、683百万円となりました。これは、長期借入金が4百万円、資産除去債務6百万円増加したことなどによるものです。
この結果、負債合計は前事業年度末と比べ64百万円増加し、1,366百万円となりました。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べて63百万円増加し、1,902百万円となりました。これは、当期純利益により利益剰余金が63百万円増加したことによるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ168百万円増加し、838百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は243百万円(前事業年度は67百万円の資金増)となりました。これは主に、税引
前当期純利益106百万円などにより資金が増加した一方、たな卸資産の増加額45百万円により資金が減少したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は26百万円(前事業年度は404百万円の資金減)となりました。これは主に、有価証券の償還による収入190百万円で資金が増加した一方で、有形固定資産の取得による支出23百万円、無形固定資産の取得による支出13百万円、投資有価証券の取得による支出182百万円の計上などにより資金が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は48百万円(前事業年度は166百万円の資金減)となりました。これは、長期借入れによる収入350百万円により資金が増加した一方で、長期借入金の返済による支出398百万円により資金が減少したことによるものであります。
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社の主要な運転資金需要は、商品仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、主要な設備投資資金需要は、店舗の新規出店であります。
これらの資金需要については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、銀行借入による資金調達にて対応していくこととしております。
なお、当事業年度末における借入金の残高は909百万円、現金及び現金同等物の残高は838百万円となっております。
③仕入及び販売の状況
a. 仕入実績
当社は、総合リユース小売業の単一セグメントであり、当事業年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 販売実績
当社は、総合リユース小売業の単一セグメントであり、当事業年度における販売実績は、次のとおりであります。
品目別販売実績
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.各品目の主な内容は以下のとおりです。
(注) ジャパントイとは、日本のアニメキャラクター玩具や特撮ヒーロー玩具等、日本企画のおもちゃを総称したものであります。
地域別販売実績
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社の財務諸表の作成にあたっては、事業年度末における資産、負債の報告数値及び収益、費用の報告数値に影響を与える見積り、判断及び仮定を必要としております。当社は財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じて、合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があり、この差異は、財務諸表に影響を及ぼす可能性があります。
当事業年度末現在において、見積り、判断及び仮定により当社の財務諸表に重要な影響を及ぼすと考えている項目は、次のとおりであります。
a.商品
商品は、主として個別法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。また、販売可能性の低い長期滞留品については、必要な評価減並びに廃棄処分等を行っております。
b.繰延税金資産
当社は、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できること、また繰延税金資産の資産性があることを慎重に判断したうえで計上しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存しますので、その見積額が減少した場合には、繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
c.引当金の計上基準
・賞与引当金
当社は、従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、当事業年度に負担すべき支給見込額を計上しております。
・ポイント引当金
顧客に付与したポイントの使用に備えるため、当事業年度末において将来使用されると見込まれる額を計上しております。
・退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、従業員の当事業年度末における自己都合要支給額を計上しております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
売上高については、主力商材のファッションが不調でしたが、工具・ホビー等が好調のため、売上高が4,893百万円(前事業年度4,739百万円)となり、前年同期を3.2%上回りました。
粗利率について、前事業年度の54.3%から0.6%上昇し、54.9%になりました。わずかですが、引続き改善されました。
販売費及び一般管理費の売上比率は前事業年度より0.9%下がり、52.7%となりました。これらの結果営業利益は108百万円(前事業年度34百万円)、経常利益は123百万円(前事業年度49百万円)となり、前年同期を上回ることとなりました。
特別損失については、減損損失13百万円等を計上し、17百万円となりました。その結果、当期純利益63百万円(前事業年度12百万円)となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。インターネットの普及が人々の生活様式に根本的な変化を引き起こしています。当社は、常に顧客の感動を追求し、環境の変化や顧客のニーズに適応していく必要があると認識しております。
④資本の財源及び資金の流動性
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
(キャッシュ・フロー)
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(資金需要)
当社の主要な運転資金需要は、商品仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、主要な設備投資資金需要は、店舗の新規出店であります。
これらの資金需要については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、銀行借入による資金調達にて対応していくこととしております。
⑤経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等について
当社は、継続的な事業拡大のため、「売上高経常利益率」を重要な指標として位置づけております。当事業年度における売上高経常利益率は2.5%となりました。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益に足踏み感はあるものの、所得環境は堅調に回復しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、国際情勢の不安定さが増大しており、先行きは依然として不透明な状況が続いております。小売業界におきましては、採用難・人件費の上昇が続くなか、消費税率の引き上げ等による影響を受け、消費者の購買行動が一層多様化し、厳しい経営環境が続いております。
このような外部環境に対応するために、当社はさまざまな取組みを進めてまいりました。
商品政策におきましては、全体の商品調達力を高めるために、催事買取・宅配買取及び法人買取を強化してまいりました。また、店頭買取システムの見直しに注力し、効率アップを目指しております。
取扱い商材に関しては、売上構成比の高いファッション・ホビー及び工具を攻めるものとして力を入れ、ブランド・トレカ・アウトレット衣料を徹底して守ってまいりました。
店舗政策におきましては、業務標準化を推進してまいりました。特に、工具については、多店舗展開の加速を図るために、誰でも買取・販売・マネジメントができるように、標準化システムの構築をしております。
出退店におきましては、工具専門店業態として、工具買取王国岡崎大樹寺店(愛知県岡崎市)を2019年3月21日に、工具買取王国京都久世171号店(京都市南区)を2019年7月1日に、工具買取王国津守店(大阪市西成区)を2019年12月1日にオープンいたしました。不採算店舗買取王国豊田248店(愛知県豊田市)を2019年5月29日に、マイシュウサガールヨシヅヤ清洲店(愛知県清須市)を2019年9月23日に閉店いたしました。
以上の結果、当事業年度の売上高は4,893百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は108百万円(前年同期比219.4%増)、経常利益は123百万円(前年同期比147.2%増)、当期純利益は63百万円(前年同期比404.5%増)となりました。
財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べ63百万円増加し、2,049百万円となりました。これは、現金及び預金が168百万円、商品が45百万円増加した一方、有価証券が158百万円減少したことなどによるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べ64百万円増加し、1,219百万円となりました。これは、投資その他の資産が144百万円増加した一方、有形固定資産が22百万円、無形固定資産が56百万円減少したことなどによるものです。
この結果、総資産は前事業年度末に比べ127百万円増加し、3,268百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末と比べ50百万円増加し、682百万円となりました。これは、未払法人税等が40百万円、未払消費税等が22百万円増加した一方、1年内返済予定の長期借入金が52百万円減少したことなどによるものです。
固定負債は、前事業年度末と比べ13百万円増加し、683百万円となりました。これは、長期借入金が4百万円、資産除去債務6百万円増加したことなどによるものです。
この結果、負債合計は前事業年度末と比べ64百万円増加し、1,366百万円となりました。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べて63百万円増加し、1,902百万円となりました。これは、当期純利益により利益剰余金が63百万円増加したことによるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ168百万円増加し、838百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は243百万円(前事業年度は67百万円の資金増)となりました。これは主に、税引
前当期純利益106百万円などにより資金が増加した一方、たな卸資産の増加額45百万円により資金が減少したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は26百万円(前事業年度は404百万円の資金減)となりました。これは主に、有価証券の償還による収入190百万円で資金が増加した一方で、有形固定資産の取得による支出23百万円、無形固定資産の取得による支出13百万円、投資有価証券の取得による支出182百万円の計上などにより資金が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は48百万円(前事業年度は166百万円の資金減)となりました。これは、長期借入れによる収入350百万円により資金が増加した一方で、長期借入金の返済による支出398百万円により資金が減少したことによるものであります。
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社の主要な運転資金需要は、商品仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、主要な設備投資資金需要は、店舗の新規出店であります。
これらの資金需要については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、銀行借入による資金調達にて対応していくこととしております。
なお、当事業年度末における借入金の残高は909百万円、現金及び現金同等物の残高は838百万円となっております。
③仕入及び販売の状況
a. 仕入実績
当社は、総合リユース小売業の単一セグメントであり、当事業年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当期仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| ファッション | 894,526 | 95.3 |
| ホビー | 426,157 | 103.5 |
| ブランド | 317,384 | 105.9 |
| 工具 | 300,822 | 170.2 |
| メディア | 70,800 | 84.7 |
| その他 | 242,021 | 93.1 |
| 合 計 | 2,251,712 | 103.8 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 販売実績
当社は、総合リユース小売業の単一セグメントであり、当事業年度における販売実績は、次のとおりであります。
品目別販売実績
| 品目 | 当期売上高(千円) | 前年同期比(%) |
| ファッション | 2,326,367 | 96.3 |
| ホビー | 1,048,432 | 101.1 |
| ブランド | 473,442 | 101.4 |
| 工具 | 557,403 | 202.3 |
| メディア | 110,979 | 85.9 |
| その他 | 376,610 | 90.4 |
| 合 計 | 4,893,236 | 103.2 |
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.各品目の主な内容は以下のとおりです。
| 品目 | 主な内容 |
| ファッション | 一般衣料、靴、服飾雑貨品、腕時計等 |
| ホビー | 食玩、ジャパントイ(注)、各種フィギュア、プラモデル、ミニカー、モデルガン、楽器、スポーツ用品、トレーディングカード等 |
| ブランド | ブランド商品(バッグ、時計を含む)、宝石、貴金属製品及び地金 |
| 工具 | 電動工具、エア工具、エンジン工具、油圧工具、ハンドツール等 |
| メディア | ゲームソフト、ハード及びパーツ等 |
| その他 | 生活用品、携帯電話、家具、金券、酒、その他 |
(注) ジャパントイとは、日本のアニメキャラクター玩具や特撮ヒーロー玩具等、日本企画のおもちゃを総称したものであります。
地域別販売実績
| 所在地 | 売上高(千円) | 前年同期比(%) |
| 愛知県 | 3,861,501 | 100.9 |
| 岐阜県 | 591,550 | 104.0 |
| 大阪府 | 324,829 | 113.6 |
| 三重県 | 80,762 | 136.0 |
| 京都府 | 34,592 | ― |
| 合 計 | 4,893,236 | 103.2 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社の財務諸表の作成にあたっては、事業年度末における資産、負債の報告数値及び収益、費用の報告数値に影響を与える見積り、判断及び仮定を必要としております。当社は財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じて、合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があり、この差異は、財務諸表に影響を及ぼす可能性があります。
当事業年度末現在において、見積り、判断及び仮定により当社の財務諸表に重要な影響を及ぼすと考えている項目は、次のとおりであります。
a.商品
商品は、主として個別法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。また、販売可能性の低い長期滞留品については、必要な評価減並びに廃棄処分等を行っております。
b.繰延税金資産
当社は、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できること、また繰延税金資産の資産性があることを慎重に判断したうえで計上しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存しますので、その見積額が減少した場合には、繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
c.引当金の計上基準
・賞与引当金
当社は、従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、当事業年度に負担すべき支給見込額を計上しております。
・ポイント引当金
顧客に付与したポイントの使用に備えるため、当事業年度末において将来使用されると見込まれる額を計上しております。
・退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、従業員の当事業年度末における自己都合要支給額を計上しております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
売上高については、主力商材のファッションが不調でしたが、工具・ホビー等が好調のため、売上高が4,893百万円(前事業年度4,739百万円)となり、前年同期を3.2%上回りました。
粗利率について、前事業年度の54.3%から0.6%上昇し、54.9%になりました。わずかですが、引続き改善されました。
販売費及び一般管理費の売上比率は前事業年度より0.9%下がり、52.7%となりました。これらの結果営業利益は108百万円(前事業年度34百万円)、経常利益は123百万円(前事業年度49百万円)となり、前年同期を上回ることとなりました。
特別損失については、減損損失13百万円等を計上し、17百万円となりました。その結果、当期純利益63百万円(前事業年度12百万円)となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。インターネットの普及が人々の生活様式に根本的な変化を引き起こしています。当社は、常に顧客の感動を追求し、環境の変化や顧客のニーズに適応していく必要があると認識しております。
④資本の財源及び資金の流動性
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
(キャッシュ・フロー)
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(資金需要)
当社の主要な運転資金需要は、商品仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、主要な設備投資資金需要は、店舗の新規出店であります。
これらの資金需要については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、銀行借入による資金調達にて対応していくこととしております。
⑤経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等について
当社は、継続的な事業拡大のため、「売上高経常利益率」を重要な指標として位置づけております。当事業年度における売上高経常利益率は2.5%となりました。