有価証券報告書-第41期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/25 13:52
【資料】
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【項目】
84項目

対処すべき課題

当社の白蟻防除関連サービスの需要は、白蟻の発生場所が人の目に留まり難いところであることなどの要因で潜在化しておりますが、近年においては、国の「家屋を長寿命化させる」政策や震災に対する意識の高まりから、既存家屋の保全への関心度が上昇してきており、やや顕在化の傾向が表れております。
このような状況の下、当社が引き続き着実に、この膨大な潜在需要を掘り起こし、事業を拡大していくために、以下の経営課題に取り組んでまいります。
(1)お客様第一主義とコンプライアンスの徹底
社員教育の一層の充実、お客様管理システムによる施工後のアフターフォロー体制の強化、クレームの一元管理と社内共有により、お客様にとって真に価値のある質の高いサービスを提供できる体制の高度化に努めてまいります。また、社内における牽制とチェック体制を進化させることでコンプライアンス体制の一層の推進を図り、ステークホルダーから信頼され、お客様から選んでいただける企業になるよう取り組んでまいります。
(2)優秀な人材の確保と育成
二つの総合研修センターを活用して、スキルアップとともに使命感、倫理観なども体得させております。また、OJT研修との組み合わせによって、社員一人ひとりが当社の財産になるよう努めてまいります。
(3)営業エリアの拡大
農協等との業務提携に基づく営業エリアを既存のエリア外に面展開するとともに、既存営業エリア内の深堀りを推進いたします。
(4)営業・施工効率の向上
営業員のスキルアップに加え、CM放送等の販促活動ならびにPR活動によって営業効率の向上を図るとともに、研修などを通じて蓄積されたノウハウの応用化と共有化をより一層図ることで、施工効率向上の実現に取り組んでまいります。