有価証券報告書-第8期(平成25年7月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/09/26 10:19
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【項目】
65項目

沿革

平成17年9月に、株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)及び株式会社東京大学TLO(CASTI)の紹介にて、菅裕明(当社のコア技術・フレキシザイムの開発者であり、現当社社外取締役)と窪田規一(現当社代表取締役)が出会いました。技術的には伍していても、事業としては欧米の後塵を拝し、閉塞感のある日本のバイオ業界の現状に対し、新しい創薬の方向について語り合い、お互いに一つの夢を共有するに至りました。「日本発・世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」という共通の夢から、バイオ創薬における独創的な製薬メーカーに成長することを標榜し、平成18年7月に東京大学先端科学技術研究センターの国際・産学共同研究センターにて当社は設立されました。そして、「フレキシザイム技術」に始まる独自の知的財産の強みを最大限に生かしたビジネスモデルを構築することができました。
当社は、当社のモットーである"Our Dreams can come TRUE !"に沿って「日本発・世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」という夢に向かって着実に歩んでおります。
当社設立以後の変遷は、以下のとおりであります。
年月概要
平成18年7月東京都千代田区において当社設立(ラボは東京大学先端科学技術研究センター内)
平成18年12月国立大学法人東京大学とフレキシザイムを中心とした包括的な第三者へのサブライセンス権付き独占実施・許諾権を取得
平成19年5月ニューヨーク州立大学とフレキシザイム開発に係る基本特許に関して第三者へのサブライセンス権付き独占実施・許諾権を取得
平成19年5月英国・Cambridge Antibody Technology Ltd.(現MedImmune Ltd.)と基礎技術に関する基礎研究契約を締結(第一次契約)
平成21年3月英国・MedImmune Ltd.と技術に関する共同研究開発契約を締結(第二次契約)
平成21年3月本社を東京都目黒区(東京大学先端科学技術研究センター内)に移転
平成22年4月本社及びラボ機能を東京都目黒区(東京大学駒場リサーチキャンパスKOL内)に移転
平成22年10月Bristol-Myers Squibb Company(米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社)と創薬開発に関する共同研究開発契約を締結
平成22年11月AMGEN Inc.(米国アムジェン社)と創薬開発に関する共同研究開発契約を締結
平成22年12月田辺三菱製薬㈱と創薬開発に関する共同研究開発契約を締結
平成23年9月内閣府及び各省等主催の第10回「産学官連携推進会議」において産学官連携功労者として「日本学術会議会長賞」を受賞
平成24年7月第一三共㈱と創薬開発に関する共同研究開発契約を締結
平成24年9月AstraZeneca Plc.(英国アストラゼネカ社)と創薬開発に関する共同研究開発契約を締結(第三次契約:MedImmune Ltd.からの継承)
平成24年9月GlaxoSmithKline Plc.(英国グラクソ・スミスクライン社)と創薬開発に関する共同研究開発契約を締結
平成24年11月Novartis Pharma AG(スイスノバルティス社)と創薬開発に関する共同研究開発契約を締結
平成25年1月フジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社)主催の第8回「日本バイオベンチャー大賞」(後援:経済産業省、文部科学省、関西経済連合会等)において「大賞」を受賞
平成25年3月IPSEN,S.A.S(仏国イプセン社)と創薬研究に関する共同研究契約を締結
平成25年4月公益財団法人東京都医学総合研究所と受託研究契約を締結
平成25年6月株式会社東京証券取引所マザーズ市場に上場
平成25年9月Bristol-Myers Squibb Company(米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社)とPDPS技術ライセンス契約を締結(技術貸与の実施)
平成25年12月Eli Lilly and Company(米国イーライリリー・アンド・カンパニー社)と創薬開発に関する共同研究開発契約を締結