有価証券報告書-第69期(平成29年10月1日-平成30年9月30日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国の経済は、復調の兆しが見える海外経済と同様、個人消費の持ち直しや雇用情勢の改善などによって、緩やかな回復基調で推移しました。一方、医薬品業界においては、社会保障制度改革の一連の流れに沿って、診療報酬改定をはじめとする様々な医療費適正化政策により、国内医療用医薬品市場は低迷が続きました。
こうした中、当社グループは、長期ビジョン2011“Excellence in Dermatology~皮膚科学領域での卓越した貢献を~”の実現を目指し、皮膚疾患に悩む患者さんに貢献すべく、第3次中期計画(平成29年10月から3年間)初年度に対して、総力を挙げて取り組んでまいりました。
このような状況下、当連結会計年度の売上高は852億9百万円(前年同期比1.9%減)となりました。また、利益面につきましては、営業利益は106億31百万円(同27.8%減)、経常利益は102億84百万円(同29.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は29億76百万円(同64.8%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
・医薬品事業
抗ヘルペスウイルス経口剤である「ファムビル」は、後発医薬品の影響もあり、売上が減少しました。一方、同じく1日1回服用することで帯状疱疹に効果を示す新規作用機序の抗ヘルペスウイルス経口剤「アメナリーフ」は、発売以来順調に売上が伸長しています。また、経皮吸収型・気管支拡張テープ剤である「ホクナリン」は、製造販売元のマイランEPD合同会社と共同販売していましたが、平成29年11月末日をもって当社からの販売を終了し、平成29年12月1日よりマイランEPD合同会社が単独で販売及び情報提供することになったため、当社本製品の売上は減少しました。
これらの結果、当セグメントの売上高は787億60百万円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益は101億56百万円(同27.3%減)となりました。
・その他の事業
マルホ発條工業株式会社のばね・医療機器部品・機械事業により、売上高は64億86百万円(前年同期比7.5%減)、セグメント利益は4億75百万円(同34.4%減)となりました。
②財政状態の状況
イ 資産の部
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ17億63百万円減少し、1,433億33百万円となりました。その内訳は、流動資産の減少14億59百万円及び固定資産の減少3億4百万円であります。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、906億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億59百万円減少いたしました。主な内容は、受取手形及び売掛金の減少21億94百万円、現金及び預金の減少15億23百万円、商品及び製品の増加8億76百万円、原材料及び貯蔵品の増加14億16百万円によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、526億49百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億4百万円減少いたしました。主な内容は、仕掛研究開発の減少23億78百万円、投資有価証券の減少11億58百万円、販売権の減少10億30百万円及び建設仮勘定の増加40億74百万円によるものであります。
ロ 負債の部
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ32億56百万円減少し、328億54百万円となりました。その内訳は、流動負債の増加75億14百万円及び固定負債の減少107億71百万円によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、289億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ75億14百万円増加いたしました。主な内容は、1年内償還予定の社債の増加100億円及び未払法人税等の減少25億82百万円によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、38億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ107億71百万円減少いたしました。主な内容は、社債の減少100億円によるものであります。
ハ 純資産の部
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ14億93百万円増加し、1,104億78百万円となりました。主な内容は、資本剰余金の増加42億51百万円、利益剰余金の増加28億42百万円、その他有価証券評価差額金の減少13億69百万円及び非支配株主持分の減少43億59百万円によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は、77.1%となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、421億16百万円(前年同期比6.2%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は次のとおりであります。
営業活動により獲得したキャッシュ・フローは、113億85百万円(前年同期比4.5%減)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益70億99百万円、減価償却費74億31百万円及び法人税等の支払額68億81百万円によるものであります。
投資活動により使用したキャッシュ・フローは、135億95百万円(前年同期比25.6%増)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出65億56百万円、無形固定資産の取得による支出44億53百万円及び関係会社株式の取得による支出13億24百万円によるものであります。
財務活動により使用したキャッシュ・フローは、6億81百万円(前年同期比16.8%増)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出3億93百万円によるものであります。
(生産、受注及び販売の実績)
(1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 当連結会計年度において、医薬品事業の生産実績が著しく増加しました。これは、主として新製品の生産によるものであります。
(2)受注状況
当社グループでは販売計画に基づいて見込生産を行っており、受注生産は行っておりません。
その他の事業では、一部受注生産を行っておりますが、金額的重要性が乏しいため、受注状況の記載は省略しております。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、収益及び費用、損失並びに資産、負債等の額の算定に際して様々な見積り及び判断が行われており、その時点で最も合理的と考えられる基準に基づいて実施しておりますが、実際の結果は見積りに内在する不確実性があるため、これらの見積りと異なることがあります。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は、852億9百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は106億31百万円(同27.8%減)、経常利益は102億84百万円(同29.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は29億76百万円(同64.8%減)となりました。
① 医薬品事業
医薬品事業における売上高は787億60百万円(前年同期比1.5%減)となりました。売上高の主なものは血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」、抗ヘルペスウイルス剤「ファムビル」、乾癬治療注射剤のヒト型抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤「コセンティクス」及びアトピー性皮膚炎治療剤「プロトピック」であります。
売上原価は232億87百万円(前年同期比12.1%減)、販売費及び一般管理費は453億83百万円(同14.8%増)となったため、セグメント利益は101億56百万円(同27.3%減)となりました。なお、販売費及び一般管理費の内訳は、販売費156億36百万円(同17.1%増)、一般管理費(研究開発費を除く)165億43百万円(同40.7%増)及び研究開発費132億3百万円(同8.3%減)であります。
② その他の事業
その他の事業における売上高は64億86百万円(前年同期比7.5%減)となりました。これは、マルホ発條工業株式会社のばね・先端部品・機械事業によるものであります。
売上原価は48億79百万円(前年同期比8.1%減)、販売費及び一般管理費は11億32百万円(同15.1%増)となったため、セグメント利益は4億75百万円(同34.4%減)となりました。
上記の他、当連結会計年度における営業外損益は、3億46百万円の損失(前年同期は1億53百万円の損失)となりました。
特別損益は、減損損失34億79百万円などを計上したことにより、31億84百万円の損失(前年同期は1億3百万円の利益)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの主な資金需要は、研究開発投資に加え、有形・無形の固定資産への投資が中心となりますが、これらの必要資金は、自己資金、社債、金融機関からの借入金により賄っております。
当社グループは国内の格付機関から格付を取得しており、有価証券報告書提出日現在、格付投資情報センター:「A-」となっております。また、国内の金融機関において合計150億円のコミットメントラインを設定しており、流動性の補完にも対応が可能となっております。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因は、以下のとおりであります。
① 主力製品の動向
医療用医薬品である血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」は、当社グループの連結売上高の約5割を占める主力製品となっております。「ヒルドイド」に関して他の有力な競合品の出現や後発医薬品の伸長、その他の事情により売上高が減少した場合には、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
② 医薬品行政の動向
定期的な薬価の引き下げ、医療保険制度の改革や後発医薬品の使用促進等による薬剤費抑制策の動向により、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国の経済は、復調の兆しが見える海外経済と同様、個人消費の持ち直しや雇用情勢の改善などによって、緩やかな回復基調で推移しました。一方、医薬品業界においては、社会保障制度改革の一連の流れに沿って、診療報酬改定をはじめとする様々な医療費適正化政策により、国内医療用医薬品市場は低迷が続きました。
こうした中、当社グループは、長期ビジョン2011“Excellence in Dermatology~皮膚科学領域での卓越した貢献を~”の実現を目指し、皮膚疾患に悩む患者さんに貢献すべく、第3次中期計画(平成29年10月から3年間)初年度に対して、総力を挙げて取り組んでまいりました。
このような状況下、当連結会計年度の売上高は852億9百万円(前年同期比1.9%減)となりました。また、利益面につきましては、営業利益は106億31百万円(同27.8%減)、経常利益は102億84百万円(同29.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は29億76百万円(同64.8%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
・医薬品事業
抗ヘルペスウイルス経口剤である「ファムビル」は、後発医薬品の影響もあり、売上が減少しました。一方、同じく1日1回服用することで帯状疱疹に効果を示す新規作用機序の抗ヘルペスウイルス経口剤「アメナリーフ」は、発売以来順調に売上が伸長しています。また、経皮吸収型・気管支拡張テープ剤である「ホクナリン」は、製造販売元のマイランEPD合同会社と共同販売していましたが、平成29年11月末日をもって当社からの販売を終了し、平成29年12月1日よりマイランEPD合同会社が単独で販売及び情報提供することになったため、当社本製品の売上は減少しました。
これらの結果、当セグメントの売上高は787億60百万円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益は101億56百万円(同27.3%減)となりました。
・その他の事業
マルホ発條工業株式会社のばね・医療機器部品・機械事業により、売上高は64億86百万円(前年同期比7.5%減)、セグメント利益は4億75百万円(同34.4%減)となりました。
②財政状態の状況
イ 資産の部
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ17億63百万円減少し、1,433億33百万円となりました。その内訳は、流動資産の減少14億59百万円及び固定資産の減少3億4百万円であります。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、906億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億59百万円減少いたしました。主な内容は、受取手形及び売掛金の減少21億94百万円、現金及び預金の減少15億23百万円、商品及び製品の増加8億76百万円、原材料及び貯蔵品の増加14億16百万円によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、526億49百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億4百万円減少いたしました。主な内容は、仕掛研究開発の減少23億78百万円、投資有価証券の減少11億58百万円、販売権の減少10億30百万円及び建設仮勘定の増加40億74百万円によるものであります。
ロ 負債の部
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ32億56百万円減少し、328億54百万円となりました。その内訳は、流動負債の増加75億14百万円及び固定負債の減少107億71百万円によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、289億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ75億14百万円増加いたしました。主な内容は、1年内償還予定の社債の増加100億円及び未払法人税等の減少25億82百万円によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、38億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ107億71百万円減少いたしました。主な内容は、社債の減少100億円によるものであります。
ハ 純資産の部
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ14億93百万円増加し、1,104億78百万円となりました。主な内容は、資本剰余金の増加42億51百万円、利益剰余金の増加28億42百万円、その他有価証券評価差額金の減少13億69百万円及び非支配株主持分の減少43億59百万円によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は、77.1%となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、421億16百万円(前年同期比6.2%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は次のとおりであります。
営業活動により獲得したキャッシュ・フローは、113億85百万円(前年同期比4.5%減)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益70億99百万円、減価償却費74億31百万円及び法人税等の支払額68億81百万円によるものであります。
投資活動により使用したキャッシュ・フローは、135億95百万円(前年同期比25.6%増)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出65億56百万円、無形固定資産の取得による支出44億53百万円及び関係会社株式の取得による支出13億24百万円によるものであります。
財務活動により使用したキャッシュ・フローは、6億81百万円(前年同期比16.8%増)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出3億93百万円によるものであります。
(生産、受注及び販売の実績)
(1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 医薬品事業(百万円) | 81,838 | +31.3 |
| その他の事業(百万円) | 6,633 | △5.2 |
| 合計(百万円) | 88,471 | +27.6 |
(注)1 金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 当連結会計年度において、医薬品事業の生産実績が著しく増加しました。これは、主として新製品の生産によるものであります。
(2)受注状況
当社グループでは販売計画に基づいて見込生産を行っており、受注生産は行っておりません。
その他の事業では、一部受注生産を行っておりますが、金額的重要性が乏しいため、受注状況の記載は省略しております。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 医薬品事業(百万円) | 78,760 | △1.5 |
| その他の事業(百万円) | 6,449 | △7.0 |
| 合計(百万円) | 85,209 | △1.9 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日) | 当連結会計年度 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) | ||
| 販売高(百万円) | 割合(%) | 販売高(百万円) | 割合(%) | |
| アルフレッサ株式会社 | 20,744 | 23.9 | 20,269 | 23.8 |
| 株式会社スズケン | 18,069 | 20.8 | 18,009 | 21.1 |
| 株式会社メディセオ | 17,623 | 20.3 | 17,206 | 20.2 |
| 東邦薬品株式会社 | 9,975 | 11.5 | 9,553 | 11.2 |
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、収益及び費用、損失並びに資産、負債等の額の算定に際して様々な見積り及び判断が行われており、その時点で最も合理的と考えられる基準に基づいて実施しておりますが、実際の結果は見積りに内在する不確実性があるため、これらの見積りと異なることがあります。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は、852億9百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は106億31百万円(同27.8%減)、経常利益は102億84百万円(同29.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は29億76百万円(同64.8%減)となりました。
① 医薬品事業
医薬品事業における売上高は787億60百万円(前年同期比1.5%減)となりました。売上高の主なものは血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」、抗ヘルペスウイルス剤「ファムビル」、乾癬治療注射剤のヒト型抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤「コセンティクス」及びアトピー性皮膚炎治療剤「プロトピック」であります。
売上原価は232億87百万円(前年同期比12.1%減)、販売費及び一般管理費は453億83百万円(同14.8%増)となったため、セグメント利益は101億56百万円(同27.3%減)となりました。なお、販売費及び一般管理費の内訳は、販売費156億36百万円(同17.1%増)、一般管理費(研究開発費を除く)165億43百万円(同40.7%増)及び研究開発費132億3百万円(同8.3%減)であります。
② その他の事業
その他の事業における売上高は64億86百万円(前年同期比7.5%減)となりました。これは、マルホ発條工業株式会社のばね・先端部品・機械事業によるものであります。
売上原価は48億79百万円(前年同期比8.1%減)、販売費及び一般管理費は11億32百万円(同15.1%増)となったため、セグメント利益は4億75百万円(同34.4%減)となりました。
上記の他、当連結会計年度における営業外損益は、3億46百万円の損失(前年同期は1億53百万円の損失)となりました。
特別損益は、減損損失34億79百万円などを計上したことにより、31億84百万円の損失(前年同期は1億3百万円の利益)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの主な資金需要は、研究開発投資に加え、有形・無形の固定資産への投資が中心となりますが、これらの必要資金は、自己資金、社債、金融機関からの借入金により賄っております。
当社グループは国内の格付機関から格付を取得しており、有価証券報告書提出日現在、格付投資情報センター:「A-」となっております。また、国内の金融機関において合計150億円のコミットメントラインを設定しており、流動性の補完にも対応が可能となっております。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因は、以下のとおりであります。
① 主力製品の動向
医療用医薬品である血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」は、当社グループの連結売上高の約5割を占める主力製品となっております。「ヒルドイド」に関して他の有力な競合品の出現や後発医薬品の伸長、その他の事情により売上高が減少した場合には、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
② 医薬品行政の動向
定期的な薬価の引き下げ、医療保険制度の改革や後発医薬品の使用促進等による薬剤費抑制策の動向により、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。