有価証券報告書-第70期(平成30年10月1日-令和1年9月30日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国の経済は、弱さが残るものの、緩やかな回復基調を辿りました。一方、医薬品業界では、「経済財政運営と改革の基本方針2019」に見られるような、様々な医療費適正化政策の推進により、国内医療用医薬品市場はマイナス基調で推移しました。
こうした中、当社グループは、長期ビジョン2011“Excellence in Dermatology~皮膚科学領域での卓越した貢献を~”の実現を目指し、皮膚疾患に関するニーズに幅広く対応すべく、第3次中期計画(2017年10月~2020年9月)に全力で取り組んでまいりました。
このような状況下、当連結会計年度の売上高は891億71百万円(前年同期比4.6%増)となりました。また、利益面につきましては、営業利益は123億47百万円(同16.1%増)、経常利益は124億33百万円(同20.9%増)となりました。米国事業の構造改善に向けた取り組みにより子会社株式の売却損、事業構造改善費用等の特別損失61億14百万円を計上いたしましたが、当該取り組みによる税金費用の調整65億92百万円により、親会社株主に帰属する当期純利益は127億37百万円(同327.9%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
・医薬品事業
新規作用機序を有し、1日1回の服用で帯状疱疹に効果を示す抗ヘルペスウイルス経口剤「アメナリーフ」は、継続的な学術情報活動を展開することで、売上が増加しました。乾癬治療注射剤のヒト型抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤「コセンティクス」は、積極的に学術情報を提供することで、売上が伸長しました。抗ヘルペスウイルス経口剤「ファムビル」は、後発医薬品の影響等により、売上が減少しました。
これらの結果、当セグメントの売上高は807億13百万円(前年同期比2.5%増)、セグメント利益は133億1百万円(同31.0%増)となりました。
・その他の事業
マルホ発條工業株式会社等のばね・医療機器部品・機械事業により、売上高は84億86百万円(前年同期比30.8%増)、セグメント損失は9億53百万円(前年同期は4億75百万円のセグメント利益)となりました。
②財政状態の状況
イ 資産の部
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3億78百万円減少し、1,429億8百万円となりました。その内訳は、流動資産の減少54億1百万円及び固定資産の増加50億22百万円であります。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、830億97百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億1百万円減少いたしました。主な内容は、現金及び預金の減少81億28百万円、有価証券の減少19億77百万円、未収還付法人税等の増加22億69百万円及び商品及び製品の増加21億42百万円によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、598億10百万円となり、前連結会計年度末に比べ50億22百万円増加いたしました。主な内容は、繰延税金資産の増加68億43百万円、建物及び構築物の増加40億86百万円及び販売権の減少63億40百万円によるものであります。
ロ 負債の部
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ101億17百万円減少し、226億91百万円となりました。その内訳は、流動負債の減少86億46百万円及び固定負債の減少14億70百万円によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、203億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ86億46百万円減少いたしました。主な内容は、1年内償還予定の社債の減少100億円及び未払金の増加19億90百万円によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、23億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億70百万円減少いたしました。主な内容は、その他固定負債の減少11億34百万円によるものであります。
ハ 純資産の部
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ97億38百万円増加し、1,202億17百万円となりました。主な内容は、利益剰余金の増加117億63百万円及び為替換算調整勘定の減少14億20百万円によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は、84.1%となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、319億11百万円(前年同期比24.2%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は次のとおりであります。
営業活動により獲得したキャッシュ・フローは、115億73百万円(前年同期比1.7%増)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益63億56百万円、減価償却費73億18百万円及び法人税等の支払額40億63百万円によるものであります。
投資活動により使用したキャッシュ・フローは、117億6百万円(前年同期比13.9%減)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出42億89百万円、関係会社株式の取得による支出39億82百万円及び連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出25億21百万円によるものであります。
財務活動により使用したキャッシュ・フローは、102億45百万円(前年同期比1,403.1%増)となりました。これは、主に社債の償還による支出100億円及び長期借入金の返済による支出3億93百万円によるものであります。
(生産、受注及び販売の実績)
(1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 当連結会計年度において、その他の事業の生産実績が著しく増加しました。これは、主として亀岡スプリング株式会社等の連結子会社化によるものであります。
(2)受注実績
当社グループでは販売計画に基づいて見込生産を行っており、受注生産は行っておりません。
その他の事業では、一部受注生産を行っておりますが、金額的重要性が乏しいため、受注実績の記載は省略しております。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 当連結会計年度において、その他の事業の販売実績が著しく増加しました。これは、主として亀岡スプリング株式会社等の連結子会社化によるものであります。
4 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、収益及び費用、資産及び負債等の額の算定に際して様々な見積り及び判断が行われており、その時点で最も合理的と考えられる基準に基づいて実施しておりますが、実際の結果は見積りに内在する不確実性があるため、これらの見積りと異なることがあります。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は、891億71百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は123億47百万円(同16.1%増)、経常利益は124億33百万円(同20.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は127億37百万円(同327.9%増)となりました。
① 医薬品事業
医薬品事業における売上高は807億13百万円(前年同期比2.5%増)となりました。
売上原価は248億23百万円(前年同期比6.6%増)、販売費及び一般管理費は425億58百万円(同6.2%減)となったため、セグメント利益は133億1百万円(同31.0%増)となりました。なお、販売費及び一般管理費の内訳は、販売費151億円(同3.4%減)、一般管理費(研究開発費を除く)151億81百万円(同8.2%減)及び研究開発費122億76百万円(同7.0%減)であります。
② その他の事業
その他の事業における売上高は84億86百万円(前年同期比30.8%増)となりました。
売上原価は67億13百万円(前年同期比37.6%増)、販売費及び一般管理費は27億27百万円(同140.9%増)となったため、セグメント損失は9億53百万円(前年同期は4億75百万円のセグメント利益)となりました。
上記の他、当連結会計年度における営業外損益は、85百万円の利益(前年同期は3億46百万円の損失)となりました。
特別損益は、関係会社株式売却損35億7百万円及び事業構造改善引当金繰入額14億8百万円などを計上したことにより、60億76百万円の損失(前年同期は31億84百万円の損失)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの主な資金需要は、研究開発投資に加え、有形・無形の固定資産への投資が中心となりますが、これらの必要資金は、自己資金、社債、金融機関からの借入金により賄っております。
当社グループは国内の格付機関から格付を取得しており、有価証券報告書提出日現在、格付投資情報センター:「A-」となっております。また、国内の金融機関において合計100億円のコミットメントラインを設定しており、流動性の補完にも対応が可能となっております。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因は、以下のとおりであります。
① 主力製品の動向
医療用医薬品である血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」は、当社グループの連結売上高の約5割を占める主力製品となっております。「ヒルドイド」に関して他の有力な競合品の出現や後発医薬品の伸長、その他の事情により売上高が減少した場合には、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
② 医薬品行政の動向
定期的な薬価の引き下げ、医療保険制度の改革や後発医薬品の使用促進等による薬剤費抑制策の動向により、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国の経済は、弱さが残るものの、緩やかな回復基調を辿りました。一方、医薬品業界では、「経済財政運営と改革の基本方針2019」に見られるような、様々な医療費適正化政策の推進により、国内医療用医薬品市場はマイナス基調で推移しました。
こうした中、当社グループは、長期ビジョン2011“Excellence in Dermatology~皮膚科学領域での卓越した貢献を~”の実現を目指し、皮膚疾患に関するニーズに幅広く対応すべく、第3次中期計画(2017年10月~2020年9月)に全力で取り組んでまいりました。
このような状況下、当連結会計年度の売上高は891億71百万円(前年同期比4.6%増)となりました。また、利益面につきましては、営業利益は123億47百万円(同16.1%増)、経常利益は124億33百万円(同20.9%増)となりました。米国事業の構造改善に向けた取り組みにより子会社株式の売却損、事業構造改善費用等の特別損失61億14百万円を計上いたしましたが、当該取り組みによる税金費用の調整65億92百万円により、親会社株主に帰属する当期純利益は127億37百万円(同327.9%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
・医薬品事業
新規作用機序を有し、1日1回の服用で帯状疱疹に効果を示す抗ヘルペスウイルス経口剤「アメナリーフ」は、継続的な学術情報活動を展開することで、売上が増加しました。乾癬治療注射剤のヒト型抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤「コセンティクス」は、積極的に学術情報を提供することで、売上が伸長しました。抗ヘルペスウイルス経口剤「ファムビル」は、後発医薬品の影響等により、売上が減少しました。
これらの結果、当セグメントの売上高は807億13百万円(前年同期比2.5%増)、セグメント利益は133億1百万円(同31.0%増)となりました。
・その他の事業
マルホ発條工業株式会社等のばね・医療機器部品・機械事業により、売上高は84億86百万円(前年同期比30.8%増)、セグメント損失は9億53百万円(前年同期は4億75百万円のセグメント利益)となりました。
②財政状態の状況
イ 資産の部
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3億78百万円減少し、1,429億8百万円となりました。その内訳は、流動資産の減少54億1百万円及び固定資産の増加50億22百万円であります。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、830億97百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億1百万円減少いたしました。主な内容は、現金及び預金の減少81億28百万円、有価証券の減少19億77百万円、未収還付法人税等の増加22億69百万円及び商品及び製品の増加21億42百万円によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、598億10百万円となり、前連結会計年度末に比べ50億22百万円増加いたしました。主な内容は、繰延税金資産の増加68億43百万円、建物及び構築物の増加40億86百万円及び販売権の減少63億40百万円によるものであります。
ロ 負債の部
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ101億17百万円減少し、226億91百万円となりました。その内訳は、流動負債の減少86億46百万円及び固定負債の減少14億70百万円によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、203億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ86億46百万円減少いたしました。主な内容は、1年内償還予定の社債の減少100億円及び未払金の増加19億90百万円によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、23億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億70百万円減少いたしました。主な内容は、その他固定負債の減少11億34百万円によるものであります。
ハ 純資産の部
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ97億38百万円増加し、1,202億17百万円となりました。主な内容は、利益剰余金の増加117億63百万円及び為替換算調整勘定の減少14億20百万円によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は、84.1%となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、319億11百万円(前年同期比24.2%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は次のとおりであります。
営業活動により獲得したキャッシュ・フローは、115億73百万円(前年同期比1.7%増)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益63億56百万円、減価償却費73億18百万円及び法人税等の支払額40億63百万円によるものであります。
投資活動により使用したキャッシュ・フローは、117億6百万円(前年同期比13.9%減)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出42億89百万円、関係会社株式の取得による支出39億82百万円及び連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出25億21百万円によるものであります。
財務活動により使用したキャッシュ・フローは、102億45百万円(前年同期比1,403.1%増)となりました。これは、主に社債の償還による支出100億円及び長期借入金の返済による支出3億93百万円によるものであります。
(生産、受注及び販売の実績)
(1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年10月1日 至 2019年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 医薬品事業(百万円) | 89,070 | +8.8 |
| その他の事業(百万円) | 8,420 | +26.9 |
| 合計(百万円) | 97,491 | +10.2 |
(注)1 金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 当連結会計年度において、その他の事業の生産実績が著しく増加しました。これは、主として亀岡スプリング株式会社等の連結子会社化によるものであります。
(2)受注実績
当社グループでは販売計画に基づいて見込生産を行っており、受注生産は行っておりません。
その他の事業では、一部受注生産を行っておりますが、金額的重要性が乏しいため、受注実績の記載は省略しております。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年10月1日 至 2019年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 医薬品事業(百万円) | 80,713 | +2.5 |
| その他の事業(百万円) | 8,458 | +31.1 |
| 合計(百万円) | 89,171 | +4.6 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 当連結会計年度において、その他の事業の販売実績が著しく増加しました。これは、主として亀岡スプリング株式会社等の連結子会社化によるものであります。
4 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2017年10月1日 至 2018年9月30日) | 当連結会計年度 (自 2018年10月1日 至 2019年9月30日) | ||
| 販売高 (百万円) | 割合 (%) | 販売高 (百万円) | 割合 (%) | |
| アルフレッサ株式会社 | 20,269 | 23.8 | 19,863 | 22.3 |
| 株式会社スズケン | 18,009 | 21.1 | 18,798 | 21.1 |
| 株式会社メディセオ | 17,206 | 20.2 | 17,045 | 19.1 |
| 東邦薬品株式会社 | 9,553 | 11.2 | 10,498 | 11.8 |
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、収益及び費用、資産及び負債等の額の算定に際して様々な見積り及び判断が行われており、その時点で最も合理的と考えられる基準に基づいて実施しておりますが、実際の結果は見積りに内在する不確実性があるため、これらの見積りと異なることがあります。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は、891億71百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は123億47百万円(同16.1%増)、経常利益は124億33百万円(同20.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は127億37百万円(同327.9%増)となりました。
① 医薬品事業
医薬品事業における売上高は807億13百万円(前年同期比2.5%増)となりました。
売上原価は248億23百万円(前年同期比6.6%増)、販売費及び一般管理費は425億58百万円(同6.2%減)となったため、セグメント利益は133億1百万円(同31.0%増)となりました。なお、販売費及び一般管理費の内訳は、販売費151億円(同3.4%減)、一般管理費(研究開発費を除く)151億81百万円(同8.2%減)及び研究開発費122億76百万円(同7.0%減)であります。
② その他の事業
その他の事業における売上高は84億86百万円(前年同期比30.8%増)となりました。
売上原価は67億13百万円(前年同期比37.6%増)、販売費及び一般管理費は27億27百万円(同140.9%増)となったため、セグメント損失は9億53百万円(前年同期は4億75百万円のセグメント利益)となりました。
上記の他、当連結会計年度における営業外損益は、85百万円の利益(前年同期は3億46百万円の損失)となりました。
特別損益は、関係会社株式売却損35億7百万円及び事業構造改善引当金繰入額14億8百万円などを計上したことにより、60億76百万円の損失(前年同期は31億84百万円の損失)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの主な資金需要は、研究開発投資に加え、有形・無形の固定資産への投資が中心となりますが、これらの必要資金は、自己資金、社債、金融機関からの借入金により賄っております。
当社グループは国内の格付機関から格付を取得しており、有価証券報告書提出日現在、格付投資情報センター:「A-」となっております。また、国内の金融機関において合計100億円のコミットメントラインを設定しており、流動性の補完にも対応が可能となっております。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因は、以下のとおりであります。
① 主力製品の動向
医療用医薬品である血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」は、当社グループの連結売上高の約5割を占める主力製品となっております。「ヒルドイド」に関して他の有力な競合品の出現や後発医薬品の伸長、その他の事情により売上高が減少した場合には、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
② 医薬品行政の動向
定期的な薬価の引き下げ、医療保険制度の改革や後発医薬品の使用促進等による薬剤費抑制策の動向により、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。