四半期報告書-第18期第2四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 16:40
【資料】
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【項目】
33項目
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結会計期間において当社グループは、新型コロナウィルス感染症が終息する見通しは依然として立たない中、既存事業で徹底したコスト削減を進めながら、今後の成長の核となる再生樹脂製造販売事業の事業領域の拡大に向けて、持続的な成長のための事業基盤の強化、推進に努めてまいりました。第1四半期から引き続き「アライアンス・フォー・ザ・ブルー(ALLIANCE FOR THE BLUE)*」に参画する他の企業との間で商品開発等の協議を進めており、2020年12月に北海道全域にて資源リサイクル事業を展開している株式会社鈴木商会(札幌市中央区 代表取締役:駒谷 僚)と双方の保有する技術・ノウハウや事業基盤等の経営資源を相互に活用して廃棄物の再資源化を推進することを目的に業務提携契約を締結し、廃漁網リサイクルに関して当社が有する技術・ノウハウを活用し、北海道エリアにおける事業化に関する実施権を付与することを目的としたライセンス契約を締結しております。また、社会的な海洋ゴミ問題への関心の高まりによる、当社リサイクルナイロン樹脂「REAMIDE(リアミド)」への引き合いが増加しており、原料ソースの拡大が必要となっていることから、新たに船舶係留用ロープのマテリアルリサイクルを開始しております。
再生樹脂製造販売事業においては、ホテルやオフィス等のリニューアル工事で発生する廃タイルカーペットの受入処理量は回復傾向にありますが、当社のリサイクル材料が原料として使用されるタイルカーペットをはじめとする床材製品の国内需要は回復が遅く、リサイクル材料の販売量は低調のまま推移いたしました。一時停止しておりましたリサイクル材料の海外輸出も再開となりましたが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け輸出コストが急騰し、利益を圧迫する要因となりました。また、リサイクルナイロン樹脂「REAMIDE(リアミド)」への引き合いが増加しており、生産量の増加が課題となっております。
産業廃棄物処理事業においては、コロナ影響により中止・延期していた建設工事が再開し、当社グループの受注は回復してきておりますが、コロナ以前と比較すると未だ低い水準で推移しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は976,017千円となり、前連結会計年度末(以下「前年度末」という)と比べ20,560千円増加しております。これは、主として受取手形及び売掛金が67,599千円、未収還付法人税等が30,649千円増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は1,830,746千円となり、前年度末と比べ45,798千円減少しております。これは、主として有形固定資産が41,417千円減少したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における繰延資産は31,006千円となり、前年度末と比べ9,023千円減少しております。これは、開業費の償却によるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は700,893千円となり、前年度末と比べ6,519千円増加しております。これは、主として未払金が40,879千円増加、支払手形及び買掛金が21,674千円増加、短期借入金が41,665千円減少、未払消費税等が20,560千円減少、リース債務が7,097千円増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は1,758,910千円となり、前年度末と比べ81,528千円減少しております。これは、主として長期借入金が88,156千円減少したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は377,967千円となり、40,746千円増加しております。これは、主として資本金が289,594千円減少、資本剰余金が296,607千円減少、利益剰余金が628,660千円増加したことによるものです。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,187,440千円(前年同期比23.5%減)、営業損失144,244千円(前年同期は営業損失35,219千円)、経常損失158,613千円(前年同期は経常損失55,391千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失156,791千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失56,518千円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、記載のセグメント別の金額はセグメント間取引の相殺前の数値です。
(再生樹脂製造販売事業)
再生樹脂製造販売事業につきましては、企業の持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みの高まりなどから、弊社へのカーペットタイルの処理委託並びに環境対応製品の基礎原料としての再生樹脂原料の需要は根強いものの、新型コロナウィルス感染症の影響により、需要は依然低調なまま推移しております。一方、社会的な海洋ゴミ問題への関心の高まりによる、当社リサイクルナイロン樹脂「REAMIDE(リアミド)」への引き合いが増加し、原料ソースの拡大が必要となっていることから、新たに船舶係留用ロープのマテリアルリサイクルを開始しております。
この結果、売上高は402,601千円(前年同期比39.0%減)となり、セグメント損失は161,787千円(前年同四半期はセグメント損失61,886千円)となりました。
(産業廃棄物処理事業)
産業廃棄物処理事業につきましては、マンション等のリフォーム・リノベーション案件において、解体工事から収集運搬・中間処理まで一括受注できる体制と小回りを利かしたサービスにより多くの引き合いを頂いておりますが、新型コロナウィルスの影響による売上の落ち込みが完全には回復せず、売上高、営業利益ともに前年同期比で下回りました。
この結果、売上高は791,058千円(前年同期比12.1%減)となり、セグメント利益は107,319千円(前年同期比38.4%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、336,644千円(前年同四半期比3.0%減)となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出された資金は103,656千円(前年同四半期に支出された資金は26,410千円)となりました。これは主として税金等調整前四半期純損失によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出された資金は14,463千円(前年同四半期に支出された資金は57,917千円)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出22,300千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は40,430千円(前年同四半期に得られた資金は72,723千円)となりました。これは主に新株発行による収入199,250千円によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、23,191千円であります。
なお、第1四半期より引き続き、当社グループは当社リサイクルナイロン樹脂「REAMIDE(リアミド)」の拡大に取り組んでまいりました。これまで「REAMIDE(リアミド)」の製造は、廃棄漁網およびエアバッグ工程端材を主要な原料としておりましたが、今般、ナイロン製船舶係留用ロープについても弊社の開発したプロセスを用いてリサイクル可能であることを確認することができ、新たに船舶係留用ロープのマテリアルリサイクルを開始しております。また、これまでの使用用途は、主に自動車や家電の部材などとされてきましたが、アパレル産業などに向け繊維としての開発も進み、用途は広がりを見せています。
このように、リサイクルナイロン樹脂「REAMIDE(リアミド)」の原料ソース拡大、および材料開発・用途開発による再生素材の付加価値向上を進め、海洋ゴミ問題の解決をはじめとしたサステナブルな社会の構築に具体的に貢献しながら、事業拡大を推進しております。
* ALLIANCE FOR THE BLUE
石油化学をはじめ、日用品・飲食品・包装材メーカー・小売・リサイクル等、多業種が連携し、商品開発・共同研究等を促進するため、日本財団が発起人となり設立されたアライアンスです。新たな海洋ごみの発生防止、既に発生した海洋ごみの削減をテーマに、各企業と協働し、商品の企画から流通・製造・消費・処分・再利用といった一連の各過程で一貫した対策を行い、資源循環型社会・サーキュラーエコノミーを実現するモデル構築を目指しています。

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