四半期報告書-第13期第3四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期累計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の分析
2020年9月期第3四半期は連結業績を発表しておりましたが、当第3四半期累計期間は非連結での業績発表としております。このため、前年同四半期については非連結での業績を比較情報として記載しております。
なお、非連結での業績は以下のとおりであります。
(単位:千円)
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が長引いており、一部ではワクチン接種の進展による回復への期待もみられるものの、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社の事業に関連する国内電子商取引市場は、「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」によりますと、2020年のBtoC-EC市場規模が前年比0.43%減の19.3兆円、BtoB-EC市場規模が前年比5.1%減の334.9兆円となりました。一方で、ECの普及率を示す指標であるEC化率(※1)は、BtoC-ECで8.08%、BtoB-ECで33.5%と増加傾向が続いており、商取引の電子化は引き続き進展していくものと見込まれます。そして近年では、人口減少などを背景に顧客の獲得コストが上がり続けており、クラウド型のビジネスを始めとしたサブスクリプションビジネスの需要が高まっております。
このような経営環境のもと、当社では「ビジネスと暮らしを“てもなく”(※2)する」という理念に基づき、ストック型のビジネスモデルをより普及させるべく、サブスクリプションビジネスに特化したBtoC事業者向けショッピングカートシステム「サブスクストア」の機能向上に注力してまいりました。また、「サブスクストア」や「たまごリピート」の顧客に対して提供する価値を拡大するべく、「サブスク後払い」や「テモナビ」など、「チャットボット」に続くような周辺事業のサービス化・オプション化を強化してまいりました。
サービスラインについては選択と集中を図るため、「サブスクビューティ」のクローズドECの機能を「サブスクアット(サブスク@)」に組み込み、リアル店舗向けの営業体制を「サブスクアット」にシフトすることで、ターゲット市場の拡大を推進しつつ、サービスの収益化を促進しております。
当社の事業は、EC支援事業の単一セグメントのため、以下、サービス別の業績を示すと次のとおりであります。
(単位:千円)
a.「たまごリピート」および「サブスクストア」のサービス利用アカウント総数は1,119件(前年同期比8.9%増)となり、売上高は1,103,972千円(前年同期比5.1%増)となりました。
「サブスクストア」のサービス利用アカウント数は424件(前年同期比71.0%増)となり、「テモナビ」や「チャットボット」などのオプション収益も伸長したことから、売上高は517,232千円(前年同期比97.0%増)となりました。
「たまごリピート」は後継サービスである「サブスクストア」の販売に注力するため新規の販売を停止しており、サービス利用アカウント数695件(前年同期比10.9%減)となり、売上高は586,740千円(前年同期比25.5%減)となりました。
b.当第3四半期累計期間における当社の提供するサービスの流通総額は、1,162億円(前年同期比4.9%増)と若干伸び悩んだものの、自社決済サービスである「サブスク後払い」の取扱高の増加により、決済手数料の売上高は598,670千円(前年同期比47.7%増)となりました。
c.「サブスクアット」や「サブスクストアB2B」などのその他のサービスについては、「サブスクアット」に付随したwebページ制作の受注が増加したものの、「サブスクビューティ」の導入支援コンサルティングサービスの販売高が剥落したことなどから、売上高は106,801千円(前年同期比1.4%減)となりました。
以上の結果、売上高は1,809,444千円(前年同期比15.7%増)となりました。
売上原価は、自社決済サービスである「サブスク後払い」の売上増加に伴い原価も大きくなっていることから、694,808千円(前年同期比28.5%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、前第3四半期累計期間に計上していた子会社への研究開発委託費や株式報酬制度の設計に伴うコンサルティング費用、事業譲受に伴う手数料の発生がないことなどから、745,274千円(前年同期比19.5%減)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、営業利益369,361千円(前年同期比279.8%増)、経常利益369,295千円(前年同期比274.0%増)、四半期純利益229,229千円(前年同期比312.0%増)となりました。
※1 EC化率:BtoCの市場規模を分母、BtoC-EC市場規模を分子として算出した割合。
※2 てもなく:古くからの日本語である「てもなく(手も無く)」は、「簡単に、たやすく」という意味。当社の社名の由来であり、「ビジネスと暮らしを"てもなく"する」は、当社の経営理念でもあります。
② 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産の残高は、前事業年度末に比べて122,734千円増加し、2,156,796千円となりました。この主な要因は、売上高の増加により現金及び預金が134,889千円増加したことなどによるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債の残高は、前事業年度末に比べて114,733千円減少し、857,679千円となりました。この主な要因は、借入金の返済により長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が109,967千円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産の残高は、前事業年度末に比べて237,468千円増加し、1,299,116千円となりました。この主な要因は、利益剰余金が229,229千円増加したことなどによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
AI領域の研究開発活動は、当社子会社であるテモラボ株式会社が行っておりましたが、同社は2021年3月30日付で解散し、現在清算手続中であります。このため、当第3四半期累計期間において研究開発費とすべき研究開発活動は行っておりません。
なお、「サブスクストア」等の既存サービスの追加開発に係る活動費は、その性質に応じて売上原価又はソフトウェアとして計上しております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の分析
2020年9月期第3四半期は連結業績を発表しておりましたが、当第3四半期累計期間は非連結での業績発表としております。このため、前年同四半期については非連結での業績を比較情報として記載しております。
なお、非連結での業績は以下のとおりであります。
(単位:千円)
| 前第3四半期累計期間 (自 2019年10月1日 至 2020年6月30日) | 当第3四半期累計期間 (自 2020年10月1日 至 2021年6月30日) | 増減額 | 増減率 (%) | |||
| 金額 | 構成比 (%) | 金額 | 構成比 (%) | |||
| 売上高 | 1,563,911 | 100.0 | 1,809,444 | 100.0 | 245,533 | 15.7 |
| 売上原価 | 540,517 | 34.6 | 694,808 | 38.4 | 154,291 | 28.5 |
| 売上総利益 | 1,023,394 | 65.4 | 1,114,636 | 61.6 | 91,242 | 8.9 |
| 販売費及び一般管理費 | 926,131 | 59.2 | 745,274 | 41.2 | △180,857 | △19.5 |
| 営業利益 | 97,262 | 6.2 | 369,361 | 20.4 | 272,099 | 279.8 |
| 経常利益 | 98,738 | 6.3 | 369,295 | 20.4 | 270,556 | 274.0 |
| 四半期純利益 | 55,642 | 3.6 | 229,229 | 12.7 | 173,587 | 312.0 |
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が長引いており、一部ではワクチン接種の進展による回復への期待もみられるものの、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社の事業に関連する国内電子商取引市場は、「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」によりますと、2020年のBtoC-EC市場規模が前年比0.43%減の19.3兆円、BtoB-EC市場規模が前年比5.1%減の334.9兆円となりました。一方で、ECの普及率を示す指標であるEC化率(※1)は、BtoC-ECで8.08%、BtoB-ECで33.5%と増加傾向が続いており、商取引の電子化は引き続き進展していくものと見込まれます。そして近年では、人口減少などを背景に顧客の獲得コストが上がり続けており、クラウド型のビジネスを始めとしたサブスクリプションビジネスの需要が高まっております。
このような経営環境のもと、当社では「ビジネスと暮らしを“てもなく”(※2)する」という理念に基づき、ストック型のビジネスモデルをより普及させるべく、サブスクリプションビジネスに特化したBtoC事業者向けショッピングカートシステム「サブスクストア」の機能向上に注力してまいりました。また、「サブスクストア」や「たまごリピート」の顧客に対して提供する価値を拡大するべく、「サブスク後払い」や「テモナビ」など、「チャットボット」に続くような周辺事業のサービス化・オプション化を強化してまいりました。
サービスラインについては選択と集中を図るため、「サブスクビューティ」のクローズドECの機能を「サブスクアット(サブスク@)」に組み込み、リアル店舗向けの営業体制を「サブスクアット」にシフトすることで、ターゲット市場の拡大を推進しつつ、サービスの収益化を促進しております。
当社の事業は、EC支援事業の単一セグメントのため、以下、サービス別の業績を示すと次のとおりであります。
(単位:千円)
| サービスの名称 | 前第3四半期累計期間 (自 2019年10月1日 至 2020年6月30日) | 当第3四半期累計期間 (自 2020年10月1日 至 2021年6月30日) | 増減額 | 増減率 (%) | |||
| 金額 | 構成比 (%) | 金額 | 構成比 (%) | ||||
| a | サブスクストア | 262,562 | 16.8 | 517,232 | 28.6 | 254,670 | 97.0 |
| たまごリピート | 787,675 | 50.4 | 586,740 | 32.4 | △200,934 | △25.5 | |
| 小計 | 1,050,237 | 67.2 | 1,103,972 | 61.0 | 53,735 | 5.1 | |
| b | 決済手数料(サブスク後払い除く) | 404,392 | 25.9 | 450,469 | 24.9 | 46,076 | 11.4 |
| サブスク後払い | 930 | 0.1 | 148,201 | 8.2 | 147,270 | 15,829.6 | |
| 小計 | 405,323 | 25.9 | 598,670 | 33.1 | 193,347 | 47.7 | |
| c | その他 | 108,350 | 6.9 | 106,801 | 5.9 | △1,549 | △1.4 |
| 合計(a+b+c) | 1,563,911 | 100.0 | 1,809,444 | 100.0 | 245,533 | 15.7 | |
a.「たまごリピート」および「サブスクストア」のサービス利用アカウント総数は1,119件(前年同期比8.9%増)となり、売上高は1,103,972千円(前年同期比5.1%増)となりました。
「サブスクストア」のサービス利用アカウント数は424件(前年同期比71.0%増)となり、「テモナビ」や「チャットボット」などのオプション収益も伸長したことから、売上高は517,232千円(前年同期比97.0%増)となりました。
「たまごリピート」は後継サービスである「サブスクストア」の販売に注力するため新規の販売を停止しており、サービス利用アカウント数695件(前年同期比10.9%減)となり、売上高は586,740千円(前年同期比25.5%減)となりました。
b.当第3四半期累計期間における当社の提供するサービスの流通総額は、1,162億円(前年同期比4.9%増)と若干伸び悩んだものの、自社決済サービスである「サブスク後払い」の取扱高の増加により、決済手数料の売上高は598,670千円(前年同期比47.7%増)となりました。
c.「サブスクアット」や「サブスクストアB2B」などのその他のサービスについては、「サブスクアット」に付随したwebページ制作の受注が増加したものの、「サブスクビューティ」の導入支援コンサルティングサービスの販売高が剥落したことなどから、売上高は106,801千円(前年同期比1.4%減)となりました。
以上の結果、売上高は1,809,444千円(前年同期比15.7%増)となりました。
売上原価は、自社決済サービスである「サブスク後払い」の売上増加に伴い原価も大きくなっていることから、694,808千円(前年同期比28.5%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、前第3四半期累計期間に計上していた子会社への研究開発委託費や株式報酬制度の設計に伴うコンサルティング費用、事業譲受に伴う手数料の発生がないことなどから、745,274千円(前年同期比19.5%減)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、営業利益369,361千円(前年同期比279.8%増)、経常利益369,295千円(前年同期比274.0%増)、四半期純利益229,229千円(前年同期比312.0%増)となりました。
※1 EC化率:BtoCの市場規模を分母、BtoC-EC市場規模を分子として算出した割合。
※2 てもなく:古くからの日本語である「てもなく(手も無く)」は、「簡単に、たやすく」という意味。当社の社名の由来であり、「ビジネスと暮らしを"てもなく"する」は、当社の経営理念でもあります。
② 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産の残高は、前事業年度末に比べて122,734千円増加し、2,156,796千円となりました。この主な要因は、売上高の増加により現金及び預金が134,889千円増加したことなどによるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債の残高は、前事業年度末に比べて114,733千円減少し、857,679千円となりました。この主な要因は、借入金の返済により長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が109,967千円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産の残高は、前事業年度末に比べて237,468千円増加し、1,299,116千円となりました。この主な要因は、利益剰余金が229,229千円増加したことなどによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
AI領域の研究開発活動は、当社子会社であるテモラボ株式会社が行っておりましたが、同社は2021年3月30日付で解散し、現在清算手続中であります。このため、当第3四半期累計期間において研究開発費とすべき研究開発活動は行っておりません。
なお、「サブスクストア」等の既存サービスの追加開発に係る活動費は、その性質に応じて売上原価又はソフトウェアとして計上しております。