四半期報告書-第5期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第3四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1) 財政状態及び経営成績
(経営成績)
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い経済活動及び社会生活が引き続き制限されている中で、景気の回復には長い期間を要することが予想されており、その先行きがより不透明となっています。
このような状況下において、当社グループは、Every Life Deserves Attention(全ての命に、光を)を経営理念として掲げ、そのほとんどが希少疾患に属する遺伝子疾患に対して画期的な新薬を提供することを目標とし、2016年の設立から5期目に当たる当期におきましても、技術的基盤となるCRISPR-GNDM®プラットフォームの強みを生かし、「幅のある開発」と「バリューチェーンの補完」を目指し、パートナーに技術プラットフォームであるCRISPR-GNDM®技術を開放してパートナーの選定したターゲットに対してパートナーの資金で治療薬の開発を行う「協業モデルパイプライン」と自社でCRISPR-GNDM®技術を用いてターゲットの選定から行い、自己資金で治療薬の開発を行う「自社モデルパイプライン」の2種類を組み合わせた「ハイブリッドモデル」により遺伝子疾患治療薬の創出を実現すべく取り組みました。
当第3四半期連結累計期間においては、協業モデルパイプライン5本、自社モデルパイプライン2本を進めております。協業モデルパイプラインにおいては、パートナーと複数パイプラインの共同研究を着実に進めたことにより、1つのパイプラインでライセンスの開発マイルストン収入、新たに1つの共同研究開発の契約一時金及び3つのパイプラインで共同研究開発のマイルストン収入の獲得を達成することが出来ました。また、自社モデルパイプラインにおいては、MDL-101でサルの試験を開始したことを含め、開発を進捗させております。事業開発ではMDL-101他、複数のプログラムにおいてライセンス契約に向けて取り組んでおります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、事業収益340,000千円、営業損失168,000千円、経常損失209,012千円、親会社株主に帰属する四半期純損失214,093千円となりました。
なお、当社グループは、遺伝子治療薬開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(財政状態)
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末の流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べて1,771,655千円増加し、5,646,629千円となりました。これは主に、現金及び預金が1,760,858千円増加したためであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末の固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べて770,387千円増加し、833,841千円となりました。これは主に、特許実施権が783,123千円増加したためであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末の流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べて47,683千円減少し、43,456千円となりました。これは主に、未払法人税等が6,442千円及びその他流動負債が41,241千円減少したためであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末の固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べて3,997千円増加し、8,742千円となりました。これは、繰延税金負債が3,997千円増加したためであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2,585,729千円増加し、6,428,272千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失発生に伴い利益剰余金が214,093千円減少したものの、資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,400,697千円増加したためであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、348,898千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績
(経営成績)
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い経済活動及び社会生活が引き続き制限されている中で、景気の回復には長い期間を要することが予想されており、その先行きがより不透明となっています。
このような状況下において、当社グループは、Every Life Deserves Attention(全ての命に、光を)を経営理念として掲げ、そのほとんどが希少疾患に属する遺伝子疾患に対して画期的な新薬を提供することを目標とし、2016年の設立から5期目に当たる当期におきましても、技術的基盤となるCRISPR-GNDM®プラットフォームの強みを生かし、「幅のある開発」と「バリューチェーンの補完」を目指し、パートナーに技術プラットフォームであるCRISPR-GNDM®技術を開放してパートナーの選定したターゲットに対してパートナーの資金で治療薬の開発を行う「協業モデルパイプライン」と自社でCRISPR-GNDM®技術を用いてターゲットの選定から行い、自己資金で治療薬の開発を行う「自社モデルパイプライン」の2種類を組み合わせた「ハイブリッドモデル」により遺伝子疾患治療薬の創出を実現すべく取り組みました。
当第3四半期連結累計期間においては、協業モデルパイプライン5本、自社モデルパイプライン2本を進めております。協業モデルパイプラインにおいては、パートナーと複数パイプラインの共同研究を着実に進めたことにより、1つのパイプラインでライセンスの開発マイルストン収入、新たに1つの共同研究開発の契約一時金及び3つのパイプラインで共同研究開発のマイルストン収入の獲得を達成することが出来ました。また、自社モデルパイプラインにおいては、MDL-101でサルの試験を開始したことを含め、開発を進捗させております。事業開発ではMDL-101他、複数のプログラムにおいてライセンス契約に向けて取り組んでおります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、事業収益340,000千円、営業損失168,000千円、経常損失209,012千円、親会社株主に帰属する四半期純損失214,093千円となりました。
なお、当社グループは、遺伝子治療薬開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(財政状態)
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末の流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べて1,771,655千円増加し、5,646,629千円となりました。これは主に、現金及び預金が1,760,858千円増加したためであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末の固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べて770,387千円増加し、833,841千円となりました。これは主に、特許実施権が783,123千円増加したためであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末の流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べて47,683千円減少し、43,456千円となりました。これは主に、未払法人税等が6,442千円及びその他流動負債が41,241千円減少したためであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末の固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べて3,997千円増加し、8,742千円となりました。これは、繰延税金負債が3,997千円増加したためであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2,585,729千円増加し、6,428,272千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失発生に伴い利益剰余金が214,093千円減少したものの、資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,400,697千円増加したためであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、348,898千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。