有価証券報告書-第16期(2023/08/01-2024/07/31)

【提出】
2024/10/28 15:00
【資料】
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【項目】
109項目
当社の財政状態、経営状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は後記「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当事業年度における流動資産は926,393千円(前事業年度末比142,745千円減少)となりました。これは主に、売掛金24,494千円、前払費用25,211千円の増加があった一方で、現金及び預金の減少203,169千円によるものであります。固定資産は109,290千円(前事業年度末比90,709千円増加)となりました。これは主に、長期前払費用の増加72,448千円、繰延税金資産の計上15,561千円によるものであります。
以上の結果、総資産は1,035,683千円(前事業年度末比52,036千円減少)となりました。
(負債)
当事業年度における流動負債は477,829千円(前事業年度末比83,110千円減少)となりました。これは主に、未払消費税等の増加75,477千円、未払金の減少100,327千円、前受金の減少58,725千円によるものであります。固定負債は205,203千円(前事業年度末比100,000千円減少)となりました。これは主に、長期借入金の減少100,000千円によるものであります。
以上の結果、負債合計は683,032千円(前事業年度末比183,110千円減少)となりました。
(純資産)
当事業年度における純資産は、352,650千円(前事業年度末比131,074千円増加)となりました。これは主に、当期純利益の計上により利益剰余金が114,890千円増加したことによるものであります。
(3)経営成績の分析
当社は、「家族の健康を支え 笑顔をふやす」というコーポレートビジョンのもと、家族とのつながりを起点としたファミリーデータプラットフォーム事業を推進しております。
厚生労働省の2023年人口動態統計によると、日本人の国内出生数は72万7千人となり、年々減少傾向にあるものの、株式会社電通「2023年 日本の広告費」によるとインターネット広告市場は、社会の急速なデジタル化を背景に、前年比7.8%増の3兆3,330億円と引き続き成長を続けております。
当事業年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制限が緩和されるなど回復の兆しをみせた一方で、ロシア・ウクライナ戦争の長期化やイスラエル・ハマス紛争などの地政学的リスク、欧米におけるインフレ率の上昇と利上げの進展といった大きな変化を迎える中、米国経済は堅調な個人消費や雇用に支えられて堅調に推移する一方、欧州経済や中国経済では減速傾向が見られており、今後の見通しに対する不確実性が高まっております。日本経済は、コロナ禍明け後の需要回復が景気を押し上げるとともに、日米金融政策の乖離に伴う円安基調の継続、コスト増の価格転嫁の進展やインバウンド需要の拡大により物価が上昇に転じ、雇用拡大や賃金上昇も見受けられるなど、デフレ脱却に向けた素地が整いつつあります。
このような事業環境の下、当社は、中長期的な事業成長、ビジョン実現のため家族に対して「安心」と「便利」を提供しております。また社会に対して、大きな社会課題である少子化を解消すべく子育てを讃え支援する社会環境の実現に向けて取り組んでおります。ファミリーデータプラットフォーム事業における家族に対する取組として、家計に占める支出割合の高い領域である住関連、金融関連、生活必需品関連の領域からサービス強化に着手しております。
当事業年度では、家族サポート事業において、まず金融関連領域「かぞくの保険」と生活必需品関連領域「カラダノートウォーター」では、当社の強みであるインサイドセールスの更なる強化により収益性を改善するとともに、契約者数を着実に積み上げ14,000人を突破し、投資フェーズから回収フェーズに転換しております。また、住関連領域「かぞくのおうち」では、成約課金モデルの提供を進め、更なる収益実現に向けた基盤が整いました。ライフイベントマーケティング事業においては、ヘアケア・衛生用品関連商材への送客の好調はひと段落し、結果的に収益率の改善に繋がりました。また家族パートナーシップ事業においては、社会に対する取組として、これまでの事業運営により培われた強みを活かし、大手企業との協業案件が複数実施に至り、収益拡大に寄与しました。
その結果、当事業年度の売上高は2,193,966千円(前年同期比6.7%増)、営業利益は100,676千円(前年同期238,214千円の営業損失)、経常利益は106,192千円(前年同期232,105千円の経常損失)、当期純利益は114,890千円(前年同期372,458千円の純損失)となりました。
また、当社の事業セグメントはファミリーデータプラットフォーム事業のみの単一セグメントであるため、セグメントごとの記載をしておりません。
(4)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は483,476千円で、前事業年度末に比べて
203,169千円減少しております。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は107,369千円(前事業年度255,409千円の支出)となりました。これは主に、税引前当期純利益の計上99,859千円、未払消費税等の増加76,067千円があった一方で、売上債権の増加額24,494千円、前払費用の増加額95,228千円、未払金の減少100,327千円、前受金の減少58,725千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は3,000千円(前事業年度2,815千円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出3,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は92,800千円(前事業年度93,453千円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済100,000千円によるものであります。
(5)生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社は、生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。
b.受注実績
当社は、受注生産を行っておりませんので、受注実績に関する記載はしておりません。
c.販売実績
当事業年度における販売実績を事業別に示すと、次のとおりであります。なお、当社は、ファミリーデータプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
事業の名称金額(千円)前年同期比(%)
ファミリーデータ
プラットフォーム事業
2,193,9666.7

(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相 手 先第15期事業年度
(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)
第16期事業年度
(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)
金額
(千円)
割合
(%)
金額
(千円)
割合
(%)
株式会社SARUCREW1,024,90449.8798,84536.4
プレミアムウォーター株式会社208,34310.1230,45910.5

(6) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
売上高は主にライフイベントマーケティング(フロー型ビジネス)にてヘアケア・衛生用品領域や住宅領域などの新規顧客開拓強化をおこなったこと、並びに家族サポート(ストック型ビジネスである保険代理事業「かぞくの保険」、宅配水事業「カラダノートウォーター」)の拡大等により2,193,966千円(前年同期比6.7%増)となりました。
売上原価は主に宅配水事業「カラダノートウォーター」のボトル仕入の増加等に伴う仕入152,075千円の増加により711,315千円(前事業年度比31.6%増)となりました。
販売費及び一般管理費は主にユーザー獲得のためのコスト見直しによる広告宣伝費432,492千円の減少および販売促進費12,788千円の減少、社内取締役退任による役員報酬11,594千円の減少、一方で事業拡大に伴う給与及び手当27,501千円の増加、取引拡大による業務委託依頼による外注費21,679千円の増加、宅配水事業「カラダノートウォーター」の顧客増加に伴う手数料等による支払手数料15,953千円の増加等により1,381,973千円(前事業年度比21.2%減)となりました。
この結果、当事業年度の営業利益は100,676千円(前事業年度238,214千円の営業損失)となりました。
営業外損益につきましては、営業外収益は主に当事業年度はポイント還元収入等が発生したことにより8,013千円(前事業年度比20.9%減)となりました。営業外費用は、支払利息の発生等により2,498千円(前事業年度比37.9%減)となりました。
この結果、当事業年度の経常利益は106,192千円(前事業年度232,105千円の経常損失)となりました。
特別損益につきましては、特別損失は、決算訂正関連費用6,339千円を計上したことにより6,339千円(前事業年度比95.5%減)となりました。
この結果、当事業年度の税引前当期純利益は99,859千円(前事業年度373,646千円の税引前当期純損失)となりました。
以上により、当事業年度の当期純利益は114,890千円(前事業年度372,458千円の当期純損失)となりました。
② 資本の財源及び資金の流動性
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(4)キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。現在、運転資金は自己資金で賄うことを基本としておりますが、今後事業拡大に向けて資金が必要となる場合に備え、一部の金融機関と当座貸越の契約をしております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。

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