有価証券報告書-第9期(令和2年9月1日-令和3年8月31日)
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1)経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
当事業年度においては、新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言により先行きが不透明な状況が継続する中、日本国内ではワクチン接種の進展や緊急事態宣言の解除により、個人消費や企業活動の持ち直しが期待されるものの、変異ウイルスの拡大懸念等、不確実性の高い状況が続いています。当社が事業展開するエンターテインメントサービス関連の市場においては、環境や嗜好の変化等のスピードがますます速くなるとともに、グローバル市場における競争が激化することが予想されます。
このような中、当社では、2020年2月以降、当社従業員や当社に関係する皆様の安全や健康と、事業の継続性を確保するため、リモートワーク等の「新しい働き方」とそれに付随する各種施策を推進しており、「新しい働き方」移行後も、当社サービスの開発・運営に特段の影響なく、安定的に事業推進しております。
当社のエンターテインメントサービス事業においては、当社オリジナルタイトル「クラッシュフィーバー」のユーザー満足度向上に努め、日本国内のみでなく同タイトルの繁体字版、英語版による海外展開も推進し、同タイトルの中長期的な運営に取組んでおり、全世界のダウンロード数は1,300万を突破し、ユーザー数は引続き安定的な推移となりましたが、6周年イベントの反動減がみられ、想定通りの効果が得られない状況がありました。また、LINE株式会社との協業タイトル「ジャンプチ ヒーローズ」も、日本版及び繁体字版を配信しており、全世界のダウンロード数は1,700万を突破しているものの、下半期以降、ユーザー獲得が想定通りに得られていない推移が続きました。さらに、2020年9月には株式会社サムザップとの協業タイトル「この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ繁体字版」の配信を開始し、ダウンロード数は100万を突破しているもののユーザー数は減少傾向が続いております。
そのような状況の中、継続的なゲーム内イベントの実施や機能改善によりリリース済タイトルから創出された利益金額(注1)は622,452千円となりました。一方で、新規開発(注2)にも注力しており、中長期的な収益の拡大に向けた開発投資を行っており、新規タイトルへの開発投資金額(注3)については当事業年度において361,834千円となりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は3,585,606千円(前期比4.4%増)、営業利益は260,618千円(前期比21.7%減)、経常利益は261,057千円(前期比21.4%減)、当期純利益は825,457千円(前期比268.1%増)となりました。
(注)1.リリース済タイトルの売上高から、プラットフォーム手数料、サーバー費用、運営に係る人件費、外注費、諸経費、及び全社経費を控除した金額。
2.当社では、会計上、アプリ・ゲームの新規開発費用を貸借対照表に資産計上せず期間費用としており、ソフトウェアを資産計上しないことで、将来の減損リスクが低減されていると認識しております(開発にあたり一部仕掛品として資産計上しているものがあります)。
3.新規開発タイトルに係る人件費、外注費、諸経費、及び全社経費を合計した金額。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,847,322千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりです。なお、前事業年度(2019年9月1日から2020年8月31日まで)は連結財務諸表を作成しており、キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、キャッシュ・フロー計算書に係る比較情報は記載しておりません。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、17,034千円となりました。これは主に、未払金の減少額231,584千円、たな卸資産の増加額93,685千円による支出があったものの、税引前当期純利益の計上261,057千円、前受金の増加額36,187千円、売上債権の減少額34,628千円による収入があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、83,518千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出19,998千円、差入保証金の差入による支出5,834千円があったものの、差入保証金の回収による収入108,108千円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、684,908千円となりました。これは主に、短期借入金の純減額による支出177,247千円、長期借入金の返済による支出125,863千円があったものの、長期借入れによる収入500,000千円、株式の発行による収入495,365千円があったことによるものです。
③ 財政状態の状況
(資産)
当事業年度末の流動資産は2,691,340千円となり、前事業年度に比べ763,086千円増加しました。これは主に、現金及び預金が785,460千円増加したことによるものであります。
固定資産は1,019,925千円となり、前事業年度に比べ570,872千円増加しました。これは主に、繰延税金資産が641,622千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は3,711,265千円となり、前事業年度に比べ1,333,958千円増加しました。
(負債)
当事業年度末の流動負債は1,137,464千円となり、前事業年度に比べ167,533千円減少しました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が194,542千円、未払法人税等が102,078千円増加したものの、未払金が242,601千円、短期借入金が177,247千円減少したことによるものであります。
固定負債は208,345千円となり、前事業年度に比べ179,595千円増加しました。これは、長期借入金が179,595千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,345,809千円となり、前事業年度に比べ12,061千円増加しました。
(純資産)
当事業年度末の純資産は2,365,456千円となり、前事業年度に比べ1,321,897千円増加しました。これは主に、資本金及び資本準備金がそれぞれ248,207千円、当期純利益の計上により利益剰余金が825,457千円増加したことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。
c.販売実績
販売実績は次のとおりであります。
(注)1.当社の報告セグメントは、エンターテインメントサービス事業のみであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
3.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(注)1.主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たり、見積りが必要な事項につきましては、一定の会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績の分析
当社の報告セグメントは、エンターテインメントサービス事業のみであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(売上高)
当事業年度の売上高は、3,585,606千円(前期比4.4%増)となりました。詳細につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」に記載のとおりです。
(売上原価及び売上総利益)
当事業年度の売上原価は、主にアプリ・ゲームの開発・運営に係る労務費や外注費、プラットフォーム手数料の増加により2,779,566千円(前期比9.6%増)となりました。これらの結果、売上総利益は806,040千円(前期比10.2%減)となりました。
(販売費及び一般管理費及び営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は、主に人員増に伴い給料及び手当が増加したものの、広告宣伝費等の一部費用の減少がそれを上回ったことにより545,422千円(前期比3.4%減)となりました。これらの結果、営業利益は260,218千円(前期比21.7%減)となりました。
(営業外損益及び経常利益)
当事業年度の営業外収益は、主に補助金収入、為替差益が増加したことにより11,736千円(前期比493.1%増)となりました。営業外費用は、主に上場関連費用が増加したことにより11,297千円(前期比285.3%増)となりました。これらの結果、経常利益は261,057千円(前期比21.4%減)となりました。
(特別損益及び当期純利益)
当事業年度において特別利益及び特別損失は発生しておりません。
また、2021年8月期において企業会計基準適用指針第26号「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」における会社分類の変更を行い、将来の合理的な見積可能期間内の課税所得見込み額に基づいて、当該見積可能期間の繰延税金資産は回収可能性があるものと判断し、法人税等調整額(△は利益)△641,622千円を計上しました。これらの結果、当期純利益は825,457千円(前期比268.1%増)となりました。
③ 財政状態の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」をご確認ください。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性について
当社の主な資金需要は、アプリ・ゲームの開発・運営に係る人件費や外注費、広告宣伝費等であります。これらの資金需要に対しては、自己資金のほか、金融機関からの借入及び新株発行による調達を併用し十分な資金の流動性を確保することを基本方針としております。
当社は、2021年6月10日に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、公募増資により117,760千円(払込金額1株につき2,355.20円)、第三者割当増資により66,652千円(払込金額1株につき2,355.20円)の資金調達を行いました。
また、新株予約権の権利行使により、当事業年度において312,003千円の資金調達を行っております。
さらに、運転資金として金融機関より総額500,000千円の長期借入を実施しております。
なお、調達した資金は、流動性確保のために主に普通預金で運用することとしており、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は1,847,322千円となっております。
(1)経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
当事業年度においては、新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言により先行きが不透明な状況が継続する中、日本国内ではワクチン接種の進展や緊急事態宣言の解除により、個人消費や企業活動の持ち直しが期待されるものの、変異ウイルスの拡大懸念等、不確実性の高い状況が続いています。当社が事業展開するエンターテインメントサービス関連の市場においては、環境や嗜好の変化等のスピードがますます速くなるとともに、グローバル市場における競争が激化することが予想されます。
このような中、当社では、2020年2月以降、当社従業員や当社に関係する皆様の安全や健康と、事業の継続性を確保するため、リモートワーク等の「新しい働き方」とそれに付随する各種施策を推進しており、「新しい働き方」移行後も、当社サービスの開発・運営に特段の影響なく、安定的に事業推進しております。
当社のエンターテインメントサービス事業においては、当社オリジナルタイトル「クラッシュフィーバー」のユーザー満足度向上に努め、日本国内のみでなく同タイトルの繁体字版、英語版による海外展開も推進し、同タイトルの中長期的な運営に取組んでおり、全世界のダウンロード数は1,300万を突破し、ユーザー数は引続き安定的な推移となりましたが、6周年イベントの反動減がみられ、想定通りの効果が得られない状況がありました。また、LINE株式会社との協業タイトル「ジャンプチ ヒーローズ」も、日本版及び繁体字版を配信しており、全世界のダウンロード数は1,700万を突破しているものの、下半期以降、ユーザー獲得が想定通りに得られていない推移が続きました。さらに、2020年9月には株式会社サムザップとの協業タイトル「この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ繁体字版」の配信を開始し、ダウンロード数は100万を突破しているもののユーザー数は減少傾向が続いております。
そのような状況の中、継続的なゲーム内イベントの実施や機能改善によりリリース済タイトルから創出された利益金額(注1)は622,452千円となりました。一方で、新規開発(注2)にも注力しており、中長期的な収益の拡大に向けた開発投資を行っており、新規タイトルへの開発投資金額(注3)については当事業年度において361,834千円となりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は3,585,606千円(前期比4.4%増)、営業利益は260,618千円(前期比21.7%減)、経常利益は261,057千円(前期比21.4%減)、当期純利益は825,457千円(前期比268.1%増)となりました。
(注)1.リリース済タイトルの売上高から、プラットフォーム手数料、サーバー費用、運営に係る人件費、外注費、諸経費、及び全社経費を控除した金額。
2.当社では、会計上、アプリ・ゲームの新規開発費用を貸借対照表に資産計上せず期間費用としており、ソフトウェアを資産計上しないことで、将来の減損リスクが低減されていると認識しております(開発にあたり一部仕掛品として資産計上しているものがあります)。
3.新規開発タイトルに係る人件費、外注費、諸経費、及び全社経費を合計した金額。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,847,322千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりです。なお、前事業年度(2019年9月1日から2020年8月31日まで)は連結財務諸表を作成しており、キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、キャッシュ・フロー計算書に係る比較情報は記載しておりません。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、17,034千円となりました。これは主に、未払金の減少額231,584千円、たな卸資産の増加額93,685千円による支出があったものの、税引前当期純利益の計上261,057千円、前受金の増加額36,187千円、売上債権の減少額34,628千円による収入があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、83,518千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出19,998千円、差入保証金の差入による支出5,834千円があったものの、差入保証金の回収による収入108,108千円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、684,908千円となりました。これは主に、短期借入金の純減額による支出177,247千円、長期借入金の返済による支出125,863千円があったものの、長期借入れによる収入500,000千円、株式の発行による収入495,365千円があったことによるものです。
③ 財政状態の状況
(資産)
当事業年度末の流動資産は2,691,340千円となり、前事業年度に比べ763,086千円増加しました。これは主に、現金及び預金が785,460千円増加したことによるものであります。
固定資産は1,019,925千円となり、前事業年度に比べ570,872千円増加しました。これは主に、繰延税金資産が641,622千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は3,711,265千円となり、前事業年度に比べ1,333,958千円増加しました。
(負債)
当事業年度末の流動負債は1,137,464千円となり、前事業年度に比べ167,533千円減少しました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が194,542千円、未払法人税等が102,078千円増加したものの、未払金が242,601千円、短期借入金が177,247千円減少したことによるものであります。
固定負債は208,345千円となり、前事業年度に比べ179,595千円増加しました。これは、長期借入金が179,595千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,345,809千円となり、前事業年度に比べ12,061千円増加しました。
(純資産)
当事業年度末の純資産は2,365,456千円となり、前事業年度に比べ1,321,897千円増加しました。これは主に、資本金及び資本準備金がそれぞれ248,207千円、当期純利益の計上により利益剰余金が825,457千円増加したことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。
c.販売実績
販売実績は次のとおりであります。
| 当事業年度 (自 2020年9月1日 至 2021年8月31日) | |
| 販売高(千円) | 前期比(%) |
| 3,585,606 | 104.4 |
(注)1.当社の報告セグメントは、エンターテインメントサービス事業のみであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
3.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | 当事業年度 (自 2020年9月1日 至 2021年8月31日) | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| Google Inc. | 1,260,061 | 36.7 | 1,208,053 | 33.7 |
| LINE株式会社 | 1,088,079 | 31.7 | 1,204,185 | 33.6 |
| Apple Inc. | 1,026,859 | 29.9 | 1,144,129 | 31.9 |
(注)1.主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たり、見積りが必要な事項につきましては、一定の会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績の分析
当社の報告セグメントは、エンターテインメントサービス事業のみであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(売上高)
当事業年度の売上高は、3,585,606千円(前期比4.4%増)となりました。詳細につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」に記載のとおりです。
(売上原価及び売上総利益)
当事業年度の売上原価は、主にアプリ・ゲームの開発・運営に係る労務費や外注費、プラットフォーム手数料の増加により2,779,566千円(前期比9.6%増)となりました。これらの結果、売上総利益は806,040千円(前期比10.2%減)となりました。
(販売費及び一般管理費及び営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は、主に人員増に伴い給料及び手当が増加したものの、広告宣伝費等の一部費用の減少がそれを上回ったことにより545,422千円(前期比3.4%減)となりました。これらの結果、営業利益は260,218千円(前期比21.7%減)となりました。
(営業外損益及び経常利益)
当事業年度の営業外収益は、主に補助金収入、為替差益が増加したことにより11,736千円(前期比493.1%増)となりました。営業外費用は、主に上場関連費用が増加したことにより11,297千円(前期比285.3%増)となりました。これらの結果、経常利益は261,057千円(前期比21.4%減)となりました。
(特別損益及び当期純利益)
当事業年度において特別利益及び特別損失は発生しておりません。
また、2021年8月期において企業会計基準適用指針第26号「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」における会社分類の変更を行い、将来の合理的な見積可能期間内の課税所得見込み額に基づいて、当該見積可能期間の繰延税金資産は回収可能性があるものと判断し、法人税等調整額(△は利益)△641,622千円を計上しました。これらの結果、当期純利益は825,457千円(前期比268.1%増)となりました。
③ 財政状態の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」をご確認ください。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性について
当社の主な資金需要は、アプリ・ゲームの開発・運営に係る人件費や外注費、広告宣伝費等であります。これらの資金需要に対しては、自己資金のほか、金融機関からの借入及び新株発行による調達を併用し十分な資金の流動性を確保することを基本方針としております。
当社は、2021年6月10日に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、公募増資により117,760千円(払込金額1株につき2,355.20円)、第三者割当増資により66,652千円(払込金額1株につき2,355.20円)の資金調達を行いました。
また、新株予約権の権利行使により、当事業年度において312,003千円の資金調達を行っております。
さらに、運転資金として金融機関より総額500,000千円の長期借入を実施しております。
なお、調達した資金は、流動性確保のために主に普通預金で運用することとしており、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は1,847,322千円となっております。