有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2022/10/27 15:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
134項目
(2) 【手取金の使途】
上記手取概算額1,991,450千円に、海外販売の手取概算額(未定)及び本第三者割当増資の手取概算額上限368,118千円を合わせた手取概算額合計上限2,359,568千円については、研究開発費として、①現在開発中の再生医療パイプライン(末梢神経再生、骨軟骨再生、血管再生)の臨床試験費用、②次世代パイプラインの研究開発を推進するための研究開発費用、③各パイプラインの商業化に必要なシステム機器等の開発費用、今後の事業拡大に向けた体制強化費用として、④人件費・システム維持費用等としてそれぞれ充当する予定であります。具体的には以下のとおりであります。
① 現在開発中の再生医療パイプライン(末梢神経再生、骨軟骨再生、血管再生)の臨床試験費用
再生医療等製品の製造販売を目指して開発を進める再生医療パイプラインについて、2023年12月期から臨床試験にかかる研究開発費が発生する予定であり、本臨床試験を円滑に進めるため、関係医療機関での治験実施にかかる費用、人件費、製造に必要な研究資材や消耗品の購入、評価テストや品質チェックにかかる外注費及び開発業務受託機関(CRO)等への委託費などに1,700,000千円(2023年12月期に500,000千円、2024年12月期に800,000千円、2025年12月期に400,000千円)を充当する予定であります。
② 次世代パイプラインの研究開発を推進するための研究開発費用
上記①に記載の再生医療パイプラインに続く、次世代パイプラインの探索及び基礎研究を進め、パイプラインの拡充及び当社の企業価値向上を図るため、研究資材や消耗品の購入、非臨床試験や評価試験等を外部専門機関に委託する外注費及び人件費などに420,000千円(2023年12月期に120,000千円、2024年12月期に140,000千円、2025年12月期に160,000千円)を充当する予定であります。
③ 各パイプラインの商業化に必要なシステム機器等の開発費用
今後の事業拡大に向けて再生医療等製品の製造販売体制を強化するため、培養システム、保管搬送システム、製造工程管理システム等の各パイプラインの商業化に必要なシステム機器等の開発費用などに105,000千円(2023年12月期に30,000千円、2024年12月期に27,000千円、2025年12月期に48,000千円)を充当する予定であります。
④ 人件費・システム維持費用
将来的な海外展開を見据えた研究開発規模及び事業規模の拡大を図るため、事業開発及びマーケティング等にかかる採用費及び人件費、マネジメント人材にかかる人件費及び上場会社の運営にかかるシステム維持費用などに134,568千円(2023年12月期に43,000千円、2024年12月期に43,000千円、2025年12月期に48,568千円)を充当する予定であります。
なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。