有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2022/11/11 15:00
【資料】
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【項目】
153項目
(1)経営成績等の状況の概要
当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
第9期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染者数が増減を繰り返し、度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が長期間に渡り実施され、個人消費や経済活動が制限されるなど、厳しい状況が継続いたしました。新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだことで緩やかながらも回復に向けた動きが見られたものの、米国の金融引き締めやロシアのウクライナ侵攻を契機に、先行きは極めて不透明な状況が続いております。
当社グループが属する食産業においては、政府や自治体からの休業要請や営業時間の短縮要請などにより、多くの飲食店が通常の営業活動を控え営業時間短縮や酒類提供停止の対応を行ったことから、依然として厳しい経営環境となりました。
このような事業環境のなか、当社グループは、「世界の食をもっと楽しく」をミッションに、「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに掲げ、事業に取り組んでまいりました。飲食店等に対する休業要請や営業時間の短縮要請を受け飲食店が臨時休業や営業時間の短縮を行ったことにより、その期間において需要が著しく減少いたしましたが、飲食店への制限が解除された期間においては、取引量が急激に回復いたしました。一方、内食と中食の需要は継続しており、BtoCコマースサービスにおける業績は好調に推移いたしました。HRサービスにおいては、食品を取り扱う技術を持った人材の需要は底堅く、業績も堅調に推移しております。
市況が不安定な中で、当社グループは安定的かつ効率的な商品供給と出荷に取り組んでまいりました。フルフィルメントセンターの設備投資や配送効率を上げるためのシステム開発等を実施し、OPEX(注1)比率(注2)は39.7%となり、前年同期に比べて2.7ポイント減少し、稼働率が向上しました。
これらの結果、当社グループの当連結会計年度における経営成績は、売上高3,592,211千円(前年同期比:636,539千円増)、営業損失43,837千円(前年同期:82,672千円の損失)、経常損失8,197千円(前年同期:58,610千円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失12,802千円(前年同期:64,430千円の損失)となりました。
主要なサービス別の概況は以下のとおりであります。当社グループは生鮮流通プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとに記載しておらず、サービス別に区分して記載しております。
(注)1.OPEXはOperating Expenditureの略。事業の運営費用を指し、販売費及び一般管理費から減価償却
費を除いたもの。
2.OPEX比率はOPEXの売上高に対する比率。
ⅰ BtoBコマースサービス
当連結会計年度における売上高は2,382,695千円(前年同期比:513,778千円増)となりました。
緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置下においては、飲食店等に対する営業時間短縮や酒類提供の制限要請が継続された影響を受け、魚ポチは第2四半期にアクティブユーザー数が前年対比減少いたしましたが、飲食店への制限が解除された期間の長かった第3四半期以降においては需要が急激に回復し、アクティブユーザー数及びARPUは共に増加いたしました。
ⅱ BtoCコマースサービス
当連結会計年度における売上高は871,741千円(前年同期比:93,516千円増)となりました。
sakana baccaにおける販売は好調に推移いたしました。2021年7月にsakana bacca豪徳寺、2022年3月にsakana bacca新橋をオープンし、2022年3月末時点において7店舗を運営しております。
ⅲ HRサービス
当連結会計年度における売上高は337,774千円(前年同期比:29,245千円増)となりました。
これまでは既存エリアにおけるスーパー・小売店への人材紹介を中心に営業しておりましたが、飲食店向けの営業や、新規エリアの営業を行う体制を整えております。
第10期第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に係る各種行動制限の緩和により、社会経済活動の正常化に向けた動きがみられた一方で、ロシア・ウクライナ情勢の深刻化、不安定な国際情勢に伴う原材料価格の高騰や円安等の影響もあり、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する食産業におきましては、新型コロナウイルス感染症に係る各種行動制限の緩和により外食需要が回復するなど堅調に推移いたしましたが、当第2四半期には新型コロナウイルスの新規感染者数が再度増加傾向となるなど、予断を許さない状況となっております。
このような事業環境のなか、BtoBコマースサービスにおいては飲食店の労働力不足を背景とした加工商品の拡充などを行い、取引量が堅調に推移いたしました。
これらの結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高2,361,079千円、営業利益52,382千円、経常利益59,145千円、親会社株主に帰属する四半期純利益34,238千円となりました。
主要なサービス別の概況は以下のとおりであります。なお、当社グループは生鮮流通プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとに記載しておらず、サービス別に区分して記載しております。
ⅰ BtoBコマースサービス
当第2四半期連結累計期間における売上高は1,737,035千円となりました。
飲食店等に対する営業時間短縮や酒類提供の制限を受けなかった影響により魚ポチの取引量が増加し、出荷件数は増加傾向にあります。
ⅱ BtoCコマースサービス
当第2四半期連結累計期間における売上高は431,773千円となりました。
2022年4月にsakana bacca グランスタ東京店を新規オープンし、sakana baccaにおける売上高は増加いたしました。
ⅲ HRサービス
当第2四半期連結累計期間における売上高は189,146千円となりました。
従来、既存エリアにおけるスーパー・小売店への人材紹介を中心に営業しておりましたが、飲食店向けの営業や、新規エリアの営業にも取り組んでおります。
②財政状態の状況
第9期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(資産)
当連結会計年度末における総資産は1,537,218千円(前連結会計年度末:1,439,295千円)となり、前連結会計年度末と比較して97,922千円の増加となりました。
流動資産は1,397,555千円(前連結会計年度末:1,346,367千円)となり、前連結会計年度末と比較して51,187千円の増加となりました。主な要因として、現金及び預金が106,395千円減少したものの、魚ポチの取引量が増加したこと等の影響により、売掛金が97,920千円、未収入金が40,955千円、商品が11,610千円増加したこと等によります。
固定資産は139,662千円(前連結会計年度末:92,927千円)となり、前連結会計年度末と比較して46,735千円の増加となりました。主な要因として、sakana baccaの新規出店等に伴い、建物が18,116千円、リース資産が8,129千円、その他(投資その他の資産)が19,148千円増加したこと等によります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は1,147,880千円(前連結会計年度末:1,037,155千円)となり、前連結会計年度末と比較して110,725千円の増加となりました。
流動負債は599,837千円(前連結会計年度末:493,111千円)となり、前連結会計年度末と比較して106,726千円の増加となりました。主な要因として、魚ポチの取引量増加等に伴い買掛金が35,259千円増加したこと、短期借入金が24,036千円増加したこと、長期借入金からの振替により1年内返済予定の長期借入金が20,240千円増加したこと等によります。
固定負債は548,043千円(前連結会計年度末:544,044千円)となり、前連結会計年度末と比較して3,999千円の増加となりました。主な要因として、sakana baccaの新規出店に伴う長期借入があったものの、1年内返済予定の長期借入金への振替により長期借入金が7,000千円減少した一方、リース資産取得に伴いリース債務が7,570千円増加したこと、資産除去債務が2,828千円増加したこと等によります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は389,337千円(前連結会計年度末:402,140千円)となり、前連結会計年度末と比較して12,802千円の減少となりました。要因として、親会社株主に帰属する当期純損失12,802千円を計上したことにより、利益剰余金が12,802千円減少したことによります。
第10期第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は1,726,045千円(前連結会計年度末:1,537,218千円)となり、前連結会計年度末と比較して188,826千円の増加となりました。
流動資産は1,574,653千円(前連結会計年度末:1,397,555千円)となり、前連結会計年度末と比較して177,098千円の増加となりました。主な要因として、売掛金が68,125千円増加、未収入金が107,371千円増加したこと等によります。
固定資産は151,391千円(前連結会計年度末:139,662千円)となり、前連結会計年度末と比較して11,728千円の増加となりました。主な要因として、有形固定資産が4,374千円増加、投資その他の資産が7,854千円増加したこと等によります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は1,302,468千円(前連結会計年度末:1,147,880千円)となり、前連結会計年度末と比較して154,587千円の増加となりました。
流動負債は768,555千円(前連結会計年度末:599,837千円)となり、前連結会計年度末と比較して168,718千円の増加となりました。主な要因として、買掛金が44,825千円増加、短期借入金が105,218千円増加したこと等によります。
固定負債は533,913千円(前連結会計年度末:548,043千円)となり、前連結会計年度末と比較して14,130千円の減少となりました。主な要因として、長期借入金が19,260千円減少したこと等によります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は423,576千円(前連結会計年度末:389,337千円)となり、前連結会計年度末と比較して34,238千円の増加となりました。要因として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が34,238千円増加したことによります。
③キャッシュ・フローの状況
第9期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ106,395千円減少し、810,867千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は96,067千円(前連結会計年度は219,650千円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失10,962千円を計上したことにより運転資金が減少したこと、魚ポチの売上高増加に伴い売上債権の増加額97,920千円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は46,458千円(前連結会計年度は46,426千円の使用)となりました。これは主に、sakana baccaの新規出店に伴う建物並びに工具、器具及び備品等の支出等により有形固定資産の取得による支出が23,847千円、仕入先へ保証金を差し入れたこと等により敷金及び保証金の差入による支出が19,264千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は36,130千円(前連結会計年度は374,632千円の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出11,760千円があったものの、sakana baccaの新規出店に伴う長期借入れによる収入25,000千円及び短期借入金の純増減額24,036千円等によるものであります。
第10期第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ29,493千円減少し、781,374千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は57,093千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益34,336千円の計上、仕入債務の増加額44,825千円があったものの、売上債権の増加額68,125千円及び未収入金の増加額107,371千円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は58,820千円となりました。これは主に、定期預金の預入による支出20,000千円及び有形固定資産の取得による支出30,420千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は86,420千円となりました。これは主に、短期借入金の純増減額105,218千円があったこと及び長期借入金の返済による支出10,940千円があったこと等によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
b.受注実績
当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
c.販売実績
当社グループは生鮮流通プラットフォーム事業の単一セグメントであり、第9期連結会計年度及び第10期第2四半期連結累計期間におけるサービス別の売上高は以下のとおりであります。
サービスの名称第9期連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
第10期第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日
至 2022年9月30日)
売上高(千円)前期比(%)売上高(千円)
BtoBコマースサービス2,382,695127.51,737,035
BtoCコマースサービス871,741112.0431,773
HRサービス337,774109.5189,146
その他--3,124
合計3,592,211121.52,361,079

(注)主要な販売先については、総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先がないため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産及び負債の報告のうち、報告期間における収入、費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に棚卸資産の評価、有形固定資産の評価、貸倒引当金及び返金負債であり、継続して評価を行っております。見積り及び判断、評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表を作成するに当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響については、国内におけるワクチンの普及による感染者数の減少や、社会的な抑制度合いの低下を踏まえ、業績に重要な影響を与えるものではないと仮定し、当事業年度の会計上の見積りを行なっております。
② 経営成績の分析
第9期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(売上高)
当連結会計年度における売上高は3,592,211千円となりました。なお、詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」をご参照下さい。
(販売費及び一般管理費、営業損失)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は1,439,353千円(前期比:176,443千円増)となりました。主な要因として、組織拡大に伴う人員増加により給料及び手当が59,996千円増加したこと、売上増加に伴い荷造運送費が38,320千円増加したこと等によります。その結果、当連結会計年度の営業損失は43,837千円(前連結会計年度:営業損失82,672千円)となりました。
(営業外損益、経常損失)
当連結会計年度における営業外収益は、農林水産省による国産農林水産物等販路新規開拓緊急対策事業における補助金等の助成金収入等を計上し、39,091千円(前期比:12,734千円増)となりました。当連結会計年度における営業外費用は3,451千円(前期比:1,155千円増)となりました。その結果、当連結会計年度の経常損失は8,197千円(前連結会計年度:経常損失58,610千円)となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する当期純損失)
当連結会計年度における特別利益は4千円(前期比:4千円増)、特別損失は、閉店となったsakana bacca店舗において減損損失を計上し、2,769千円(前期比:180千円増)となりました。その結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純損失は10,962千円(前連結会計年度:税金等調整前当期純損失61,199千円)となり、法人税等を計上し、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は12,802千円(前連結会計年度:親会社株主に帰属する当期純損失64,430千円)となりました。
第10期第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
(売上高)
当第2四半期連結累計期間における売上高は2,361,079千円となりました。なお、詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」をご参照下さい。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当第2四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は827,928千円となりました。主な要因として、給料及び手当を328,498千円、荷造運送費を139,292千円計上したこと等によります。その結果、当第2四半期連結累計期間の営業利益は52,382千円となりました。
(営業外損益、経常利益)
当第2四半期連結累計期間における営業外収益は、農林水産省による国産農林水産物等販路新規開拓緊急対策事業における補助金等の助成金収入等を計上し、9,028千円となりました。当第2四半期連結累計期間における営業外費用は支払利息2,098千円の計上等により、2,266千円となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の経常利益は59,145千円となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する四半期純利益)
当第2四半期連結累計期間における特別利益の発生はなく、特別損失は、sakana bacca店舗において減損損失18,462千円を計上したこと、自己新株予約権消却損6,346千円を計上したことにより24,808千円となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の税金等調整前四半期純利益は34,336千円となり、法人税等97千円を計上し、当第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する当期純利益は34,238千円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フロー分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの主な資金需要は、人件費、広告宣伝費、新規出店及び改装等に係る設備投資です。これらの資金需要は、自己資金及び借入金により充当しております。また、運転資金の機動的かつ安定的な調達を可能とするため、複数の取引銀行と当座貸越契約を確保しており、将来に対して充分な財源及び流動性を確保しております。また、現時点において重要な資本的支出の予定はございません。
⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与えるようについては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであり、当該リスクが顕在化した場合、経営成績に重要な影響を与える可能性があります。そのため、当社を取り巻く事業環境の変化に留意しつつ、優秀な人材の確保や組織体制の整備を行い、経営資源を適切に配分し、適切な対応図ってまいります。
⑥ 経営方針、経営戦略又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の分析
当社グループは経営方針、経営戦略又は経営上の目標の達成状況を判断する経営指標として、売上高、売上総利益、営業利益に加え、BtoBコマースサービスのアクティブユーザー数及びARPUが重要指標と位置付けております。当第2四半期連結累計期間における各指標の実績は以下のとおりで、堅調に推移していると認識しております。
重要指標第10期第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日
至 2022年9月30日)
前年同期比(%)
売上高(千円)2,361,079163.0
売上総利益(千円)880,311149.1
営業利益(千円)52,382-
アクティブユーザー(注)3,258144.1
ARPU(注)87,717134.3

(注)第10期 第2四半期の月平均の数値を記載しております。