訂正有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2024/10/09 15:00
【資料】
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【項目】
169項目
41.初度適用
当社グループは、当連結会計年度からIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しております。日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2022年12月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2022年1月1日です。
(1) IFRS第1号の免除規定
IFRSでは、IFRSを初めて適用する会社(以下、初度適用企業)に対して、原則として、IFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めております。ただし、IFRS第1号IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部について強制的に免除規定を適用しなければならないものと任意に免除規定を適用するものを定めております。これらの規定の適用に基づく影響は、IFRS移行日において利益剰余金、又はその他の資本の構成要素で調整しております。当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した免除規定は次のとおりです。
①企業結合
初度適用企業は、IFRS移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号「企業結合」(以下、IFRS第3号)を遡及適用しないことを選択することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号を適用しないことを選択しております。この結果、移行日前の企業結合から生じたのれんの額については、日本基準に基づく移行日時点での帳簿価額によっております。なお、のれんについては、減損の兆候の有無に関わらず、移行日時点で減損テストを実施しております。
②在外営業活動体の換算差額
IFRS第1号では、IFRS移行日現在の在外営業活動体の換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択することが認められております。当社グループは、在外営業活動体の換算差額の累計額を移行日現在でゼロとみなすことを選択しております。
③株式に基づく報酬
当社グループは移行日より前に権利確定した株式報酬に対しては、IFRS第2号「株式に基づく報酬」を適用しないことを選択しております。
④リース
IFRS第1号では、初度適用企業は、契約にリースが含まれているか否かの評価をIFRS移行日時点で判断することが求められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているかを判断しております。
⑤以前に認識した金融商品の指定
IFRS第1号では、IFRS第9号「金融商品」(以下、IFRS第9号)における分類について、当初認識時点で存在する事実及び状況ではなく、移行日時点の事実及び状況に基づき判断することが認められております。また、移行日時点に存在する事実及び状況に基づき資本性金融商品をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定することが認められております。
当社グループは、IFRS第9号における分類について、移行日時点で存在する事実及び状況に基づき判断を行っており、一部の資本性金融資産についてその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定しております。

(2) 調整表
IFRSの初度適用において開示が求められる調整表は次のとおりです。
なお、調整表の「表示組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差異」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を含めて表示しております。
2022年1月1日(IFRS移行日)現在の資本に対する調整
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び測定の調整IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金12,575-△ 012,575現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金10,5062,852△ 013,358①②営業債権及びその他の債権
電子記録債権1,348△ 1,348--
商品及び製品2,3338,923311,260棚卸資産
原材料及び貯蔵品3,905△ 3,905--
仕掛品5,017△ 5,017--
未収入金1,514△ 1,514--
契約資産108△ 108--
その他378108△ 0486その他の流動資産
貸倒引当金△ 1010--
流動資産合計37,677-237,680流動資産合計
固定資産非流動資産
建物及び構築物2,3259,82848612,639有形固定資産
工具器具及び備品2,442△ 2,442--
機械装置及び運搬具1,827△ 1,827--
土地4,635△ 4,635--
建設仮勘定922△ 922--
その他(有形固定資産)184△ 184--
-1841,4331,618使用権資産
のれん56,553--56,553のれん
ソフトウェア20231,06168631,951無形資産
技術8,606△ 8,606--
商標・商号8,103△ 8,103--
顧客関連14,332△ 14,332--
受注残12△ 12--
その他(無形固定資産)6△ 6--
投資有価証券783541371,363②③その他の金融資産
繰延税金資産1,695-△ 2481,446繰延税金資産
その他(投資その他の資産)613△ 594-19その他の非流動資産
貸倒引当金△ 5353--
固定資産合計103,195-2,395105,591非流動資産合計
資産合計140,873-2,398143,272資産合計


(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び測定の調整IFRS注記IFRS表示科目
負債及び資本
負債の部負債
流動負債流動負債
支払手形及び買掛金1,9856,802△ 98,778営業債務及びその他の債務
電子記録債務4,025△ 4,025--
1年内返済予定の長期借入金1,479--1,479借入金
リース負債9-518528リース負債
未払費用1,271△ 1,271--
未払金2,843△ 2,843--
未払法人税等265--265未払法人所得税
預り金268△ 268--
賞与引当金7635356191,918短期従業員給付
製品保証引当金403--403引当金
契約負債3,400--3,400契約負債
-607-607その他の金融負債
その他436461△ 259638その他の流動負債
流動負債合計17,151-86818,020流動負債合計
固定負債非流動負債
リース負債170-9151,085リース負債
長期借入金62,701-△ 1,34561,356借入金
役員退職慰労引当金1,15948-1,208長期従業員給付
退職給付に係る負債48△ 48--
契約負債-297-297契約負債
繰延税金負債10,701-42811,130繰延税金負債
その他379△ 297△ 081その他の非流動負債
固定負債合計75,161-△ 275,159非流動負債合計
負債合計92,313-86693,180負債合計
純資産の部資本
資本金283--283資本金
資本剰余金55,314--55,314資本剰余金
利益剰余金△ 8,375-2,446△ 5,928利益剰余金
その他有価証券評価差額金19△ 19--
為替換算調整勘定90134△91421その他の資本の構成要素
新株予約権14△ 14--
48,157-1,53249,689親会社の所有者に帰属する
持分合計
非支配株主持分402--402非支配持分
純資産合計48,559-1,53250,091資本合計
負債純資産合計140,873-2,398143,272負債及び資本合計



2022年12月31日(直近の日本基準の連結財務諸表作成日)現在の資本に対する調整
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び測定の調整IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金14,433-△ 114,431現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金12,1323,106△ 015,238①②営業債権及びその他の債権
電子記録債権1,190△ 1,190--
商品及び製品3,30513,333△ 13116,508棚卸資産
原材料及び貯蔵品5,855△ 5,855--
仕掛品7,477△ 7,477--
未収入金1,958△ 1,958--
契約資産109△ 109--
その他652109△ 1760その他の流動資産
貸倒引当金△ 4343--
流動資産合計47,072-△ 13446,937流動資産合計
固定資産非流動資産
建物及び構築物2,95310,2581,17414,386有形固定資産
工具器具及び備品2,064△ 2,064--
機械装置及び運搬具2,528△ 2,528--
土地4,678△ 4,678--
建設仮勘定986△ 986--
その他(有形固定資産)1,031△ 1,031--
-1,0312,2643,295使用権資産
のれん44,836-6,69151,528のれん
ソフトウェア17828,3841,58730,149無形資産
技術7,742△ 7,742--
商標・商号7,227△ 7,227--
顧客関連13,408△ 13,408--
その他(無形固定資産)6△ 6--
投資有価証券675665861,427②③その他の金融資産
繰延税金資産703-80784繰延税金資産
その他(投資その他の資産)730△ 715-14その他の非流動資産
貸倒引当金△ 5050--
固定資産合計89,702-11,884101,586非流動資産合計
資産合計136,774-11,750148,524資産合計



(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び測定
の調整
IFRS注記IFRS表示科目
負債及び資本
負債の部負債
流動負債流動負債
支払手形及び買掛金2,7047,377△ 1910,062営業債務及びその他の債務
電子記録債務5,004△ 5,004--
1年内返済予定の長期借入金3,333--3,333借入金
リース負債187-467655リース負債
未払費用1,650△ 1,650--
未払金2,482△ 2,482--
未払法人税等1,370--1,370未払法人所得税
預り金354△ 354--
賞与引当金1,1037267292,559短期従業員給付
製品保証引当金403--403引当金
契約負債5,202--5,202契約負債
-504-504その他の金融負債
その他151883△ 313721その他の流動負債
流動負債合計23,948-86424,813流動負債合計
固定負債非流動負債
リース負債843-1,7882,632リース負債
長期借入金56,667--56,667借入金
未払役員退職慰労金1,16152-1,214長期従業員給付
退職給付に係る負債52△ 52--
契約負債-295-295契約負債
繰延税金負債8,886-9319,817繰延税金負債
その他331△ 295-35その他の非流動負債
固定負債合計67,943-2,71970,662非流動負債合計
負債合計91,891-3,58395,475負債合計
純資産の部資本
資本金399--399資本金
資本剰余金55,464--55,464資本剰余金
利益剰余金△ 14,127-9,095△ 5,031利益剰余金
その他有価証券評価差額金81△ 81--
為替換算調整勘定3,04996△9292,216その他の資本の構成要素
新株予約権15△ 15--
44,882-8,16653,049親会社の所有者に帰属する
持分合計
純資産合計44,882-8,16653,049資本合計
負債純資産合計136,774-11,750148,524負債及び資本合計


資本に対する調整の主な内容は以下のとおりです。
①営業債権及び営業債務の振替
日本基準では区分掲記していた「電子記録債権」「受取手形及び売掛金」「未収入金」「貸倒引当金(流動)」については、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」に振替えて表示し、また、日本基準では区分掲記していた「支払手形及び買掛金」「電子記録債務」「未払金」については、IFRSでは「営業債務及びその他の債務」に振替えて表示しております。
②貸倒引当金の振替
日本基準では区分掲記していた「貸倒引当金」については、IFRSでは、「営業債権及びその他の債権」及び「その他の金融資産」から直接控除して純額で表示するように組替えております。
③その他の金融資産及びその他の金融負債の振替
日本基準では区分掲記していた「投資有価証券」については、IFRSでは「その他の金融資産(非流動)」に振替えて表示しております。
④繰延税金資産の回収可能性の再検討
IFRSの適用に伴い、全ての繰延税金資産の回収可能性を再検討しております。
⑤有形固定資産の計上額の調整
日本基準では有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について、主として定率法を採用していましたが、IFRSでは定額法を採用しております。
⑥使用権資産及びリース負債の計上額の調整
日本基準では、借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースについては通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりましたが、IFRSでは借手リースの分類を行わず、「使用権資産」として計上しております。また、当該リース取引の資産計上に伴うリース負債を「リース負債」に計上しております。
⑦借入金の振替
日本基準では流動負債として区分掲記していた「1年内返済予定の長期借入金」については、IFRSでは「借入金(流動)」に組替えて表示しております。また、日本基準では有利子負債に関連する手数料について発生時に一括費用処理しておりましたが、IFRSでは償却原価で測定する金融負債から控除し、実効金利法により償却原価で処理しております。
⑧その他の負債の振替
日本基準では流動負債に区分掲記していた「未払費用」は、IFRSでは「その他の流動負債」に組替えて表示しております。また、日本基準では会計処理していなかった未消化の有給休暇について、IFRSでは「短期従業員給付」として負債計上しております。
⑨在外子会社に係る累積換算差額の振替
初度適用に際して、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、移行日における累積換算差額を全て利益剰余金に振り替えております。
⑩のれん償却
日本基準ではのれんについて償却しますが、IFRSでは非償却にしております。

⑪商標・商号償却
日本基準では商標・商号について償却しますが、IFRSでは一部非償却にしております。
⑫利益剰余金に対する調整
利益剰余金の認識・測定の差異調整の主な項目は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日前連結会計年度
2022年1月1日2022年12月31日
のれんの償却及び減損-6,720
無形資産の償却4291,002
原価算定方法統一34
少額資産の資産化2834
耐用年数・減価償却方法の変更325685
借手リースオンバランス-6
有給休暇に係る債務計上△ 232△ 264
非上場株式の公正価値評価-△ 2
アレンジメントフィーの調整1,013-
機能通貨の変更-0
資産に関する政府補助金△ 16△ 4
未実現税率の変更△ 109
在外営業活動体に係る累積換算差額の振替900900
小計2,4419,093
その他の調整42
利益剰余金に対する調整合計2,4469,095


前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)(直近の日本基準の連結財務諸表作成年度)に係る純損益及び包括利益に対する調整
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示科目
の組替
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS表示科目
売上高62,701-062,701売上収益
売上原価25,061-△ 17424,887①③売上原価
売上総利益37,639-17437,813売上総利益
販売費及び一般管理費36,832-△ 10,30926,522①③
⑤⑥
販売費及び一般管理費
-523△ 0523その他の収益
-3,1872,2955,482その他の費用
営業利益806△ 2,6648,1886,331営業利益
営業外収益574△ 574--
受取利息・有価証券利息51△ 51--
受取配当金1△ 1--
受取地代家賃18△ 18--
為替差益335△ 335--
その他168△ 168--
営業外費用1,996△ 1,351△ 645-
支払利息1,272△ 1,272--
賃貸収入原価5△ 5--
その他719△ 719--
特別損失3,130△ 3,130--
-512173金融収益
-1,9391,3763,316金融費用
税金等調整前当期純損失△ 3,745-6,8343,088税引前当期利益
法人税、住民税及び事業税2,802△ 8171712,156法人所得税費用
法人税等調整額△ 817817--
当期純利益△ 5,731-6,663931当期利益
非支配株主に帰属する当期純利益20--20非支配持分に帰属する当期利益
親会社株主に帰属する当期純利益△ 5,751-6,663911親会社の所有者に帰属する当期利益
その他有価証券評価差額金61-466その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
為替換算調整勘定2,147-△ 322,114在外営業活動体の換算差額
その他の包括利益合計2,209-△282,180その他の包括利益合計
包括利益△ 3,521-6,6343,112当期包括利益


純損益及び包括利益に対する調整の主な内容は以下のとおりです。
①減価償却方法の変更
日本基準では有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について主として定率法を採用していましたが、IFRSでは定額法を採用しております。当該変更により、減価償却費が含まれる売上原価並びに販売費及び一般管理費を調整するとともに、従来の減価償却方法を前提として計上されていた固定資産売却損益についても再計算を行っております。
②表示科目に対する調整
日本基準では「営業外収益」、「営業外費用」、「特別利益」及び「特別損失」に表示していた項目を、IFRSでは財務関係損益については「金融収益」及び「金融費用」として計上し、それ以外の項目については「その他の収益」、「その他の費用」等に表示しております。
③未消化の有給休暇
日本基準において認識していない未消化の有給休暇を、IFRSにおいては費用として認識しているため「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」を調整しております。
④法人所得税費用
日本基準では「法人税、住民税及び事業税」、「法人税等調整額」を区分掲記していましたが、IFRSでは「法人所得税費用」として一括して表示しております。また、IFRSの適用に伴い、全ての繰延税金資産の回収可能性を再検討しております。
⑤のれん償却
日本基準ではのれんについて償却しますが、IFRSでは非償却にしております。
⑥商標・商号償却
日本基準では商標・商号について償却しますが、IFRSでは一部非償却にしております。
前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)(直近の日本基準の連結財務諸表作成年度)に係るキャッシュ・フローに対する調整
日本基準では「営業活動によるキャッシュ・フロー」に区分していた借手リースのオペレーティング・リースの賃借料支払額を、IFRSではリース負債の返済による支出として、「財務活動によるキャッシュ・フロー」に区分しております。

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