訂正有価証券報告書-第97期(2021/04/01-2022/03/31)
(企業結合等関係)
(子会社株式の売却及び事業承継)
当社は、2021年11月25日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるユニバーサル製缶株式会社(以下、「ユニ缶社」という。)及び三菱アルミニウム株式会社(以下、「三菱アルミ社」という。「ユニ缶社」と合わせて「アルミ事業2社」という。)について、米国を本拠とするApollo Global Management, Inc.(以下、その連結子会社と総称して「Apollo」という。)の関連会社が管理するファンドが保有する昭和アルミニウム缶株式会社(以下、「昭和アルミ缶社」という。)に対し、当社が保有するユニ缶社の全ての株式を譲渡すること及び吸収分割により三菱アルミ社のアルミ圧延・押出事業を承継(以下、総称して「本再編」という。)すること等に関する契約(以下、「本契約」という。)を締結することを決議し、同日付で昭和アルミ缶社との間で本契約を締結し、2022年3月31日付で本再編を実行いたしました。
1.事業分離の概要
(1) 株式譲渡
①分離先企業の名称
昭和アルミニウム缶株式会社
②分離した事業の内容
連結子会社 ユニバーサル製缶株式会社
新菱アルミテクノ株式会社
事業の内容
飲料用アルミ缶胴(飲料用アルミボトル缶胴を含む)及び飲料用アルミ缶蓋(飲料用アルミボトル缶蓋を含む)の製造及び販売
③事業分離日
2022年3月31日
④法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2) 事業承継
①分離先企業の名称
昭和アルミニウム缶株式会社
②分離した事業の内容
三菱アルミニウム株式会社のアルミ圧延・押出事業(以下の連結子会社、持分法適用関連会社含む)
連結子会社 株式会社エムエーパッケージング
株式会社エムエートレーディング
株式会社 TME
THERMALEX Inc.
MALC-THAI CO.,LTD.
MA EXTRUSION INDIA PVT.LTD.
持分法適用関連会社 MUANG-MAX (THAILAND) CO.,LTD.
③事業分離日
2022年3月31日
④法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を株式のみとする事業承継
2. 事業分離を行った主な理由
当社は、1962年にアルミ圧延・押出事業に、1972年に飲料用アルミ缶事業に進出し、約半世紀に亘って両事業を運営してまいりました。この間、外部環境の急激な変化に直面しながらも、直近では、2019年のユニ缶社の新規ライン増設、2020年の三菱アルミ社の増資等、アルミ事業2社の更なる成長のための支援を行っております。一方、当社は中期経営戦略において事業ポートフォリオの最適化を進めており、当社の他の事業とのシナジーが見出しにくいアルミ事業について収益構造改善を実施しつつ、事業再編の機会を模索してまいりました。かかる状況下、アルミを含む素材業界に関するグローバルな知見及び経営資源を持つ Apollo と本再編について協議を重ねた結果、 Apollo の下で事業の競争力強化を追求していくことが当社にとってもアルミ事業2社にとっても最良の選択であるとの結論に至り、本契約を締結し本再編を実行いたしました。
3.実施した会計処理の概要
(1) 移転損益の金額
事業再編損失 25,116百万円
(2) 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
①株式譲渡
流動資産 33,412百万円
固定資産 38,803
資産合計 72,215
流動負債 19,993
固定負債 27,506
負債合計 47,499
②事業承継
流動資産 34,972百万円
固定資産 18,509
資産合計 53,481
流動負債 22,786
固定負債 14,812
負債合計 37,598
(3) 会計処理
アルミ事業2社の連結上の帳簿価額と譲渡価額との差額を事業再編損失として特別損失に計上しております。
4.譲渡した子会社の事業が含まれていた報告セグメント
その他の事業
5.連結会計年度に係る連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益概算額
売上高 115,411百万円
営業利益 3,233
売上高及び営業利益はセグメント間取引を含む数値であり、「(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報 (1) 報告セグメント及び事業別の内訳」に記載した外部顧客への売上高とは一致しません。
(子会社株式の売却及び事業承継)
当社は、2021年11月25日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるユニバーサル製缶株式会社(以下、「ユニ缶社」という。)及び三菱アルミニウム株式会社(以下、「三菱アルミ社」という。「ユニ缶社」と合わせて「アルミ事業2社」という。)について、米国を本拠とするApollo Global Management, Inc.(以下、その連結子会社と総称して「Apollo」という。)の関連会社が管理するファンドが保有する昭和アルミニウム缶株式会社(以下、「昭和アルミ缶社」という。)に対し、当社が保有するユニ缶社の全ての株式を譲渡すること及び吸収分割により三菱アルミ社のアルミ圧延・押出事業を承継(以下、総称して「本再編」という。)すること等に関する契約(以下、「本契約」という。)を締結することを決議し、同日付で昭和アルミ缶社との間で本契約を締結し、2022年3月31日付で本再編を実行いたしました。
1.事業分離の概要
(1) 株式譲渡
①分離先企業の名称
昭和アルミニウム缶株式会社
②分離した事業の内容
連結子会社 ユニバーサル製缶株式会社
新菱アルミテクノ株式会社
事業の内容
飲料用アルミ缶胴(飲料用アルミボトル缶胴を含む)及び飲料用アルミ缶蓋(飲料用アルミボトル缶蓋を含む)の製造及び販売
③事業分離日
2022年3月31日
④法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2) 事業承継
①分離先企業の名称
昭和アルミニウム缶株式会社
②分離した事業の内容
三菱アルミニウム株式会社のアルミ圧延・押出事業(以下の連結子会社、持分法適用関連会社含む)
連結子会社 株式会社エムエーパッケージング
株式会社エムエートレーディング
株式会社 TME
THERMALEX Inc.
MALC-THAI CO.,LTD.
MA EXTRUSION INDIA PVT.LTD.
持分法適用関連会社 MUANG-MAX (THAILAND) CO.,LTD.
③事業分離日
2022年3月31日
④法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を株式のみとする事業承継
2. 事業分離を行った主な理由
当社は、1962年にアルミ圧延・押出事業に、1972年に飲料用アルミ缶事業に進出し、約半世紀に亘って両事業を運営してまいりました。この間、外部環境の急激な変化に直面しながらも、直近では、2019年のユニ缶社の新規ライン増設、2020年の三菱アルミ社の増資等、アルミ事業2社の更なる成長のための支援を行っております。一方、当社は中期経営戦略において事業ポートフォリオの最適化を進めており、当社の他の事業とのシナジーが見出しにくいアルミ事業について収益構造改善を実施しつつ、事業再編の機会を模索してまいりました。かかる状況下、アルミを含む素材業界に関するグローバルな知見及び経営資源を持つ Apollo と本再編について協議を重ねた結果、 Apollo の下で事業の競争力強化を追求していくことが当社にとってもアルミ事業2社にとっても最良の選択であるとの結論に至り、本契約を締結し本再編を実行いたしました。
3.実施した会計処理の概要
(1) 移転損益の金額
事業再編損失 25,116百万円
(2) 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
①株式譲渡
流動資産 33,412百万円
固定資産 38,803
資産合計 72,215
流動負債 19,993
固定負債 27,506
負債合計 47,499
②事業承継
流動資産 34,972百万円
固定資産 18,509
資産合計 53,481
流動負債 22,786
固定負債 14,812
負債合計 37,598
(3) 会計処理
アルミ事業2社の連結上の帳簿価額と譲渡価額との差額を事業再編損失として特別損失に計上しております。
4.譲渡した子会社の事業が含まれていた報告セグメント
その他の事業
5.連結会計年度に係る連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益概算額
売上高 115,411百万円
営業利益 3,233
売上高及び営業利益はセグメント間取引を含む数値であり、「(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報 (1) 報告セグメント及び事業別の内訳」に記載した外部顧客への売上高とは一致しません。