有価証券報告書-第164期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/21 11:02
【資料】
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【項目】
194項目
(重要な後発事象)
自己株式の取得
当社は、2024年4月26日に開催された取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式の取得に係る事項について次のとおり決議いたしました。
(1)自己株式の取得を行う理由
株主還元の充実及び資本効率の改善を目的としております。
(2)取得対象株式の種類
当社普通株式
(3)取得し得る株式の総数
2,500千株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.36%)
(4)株式の取得価額の総額
100億円(上限)
(5)取得期間
2024年5月14日~2024年9月30日
(6)その他
本件により取得する自己株式の全数については、会社法第178条の規定に基づく取締役会決議により、全て消却する予定であります。
株式取得による持分法適用関連会社化
当社は、2024年6月7日開催の取締役会において、平和不動産株式会社(以下「対象者」という。)との間で資本業務提携契約を締結すること、並びに、シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社、シンプレクス・アセット・マネジメント(香港)カンパニー・リミテッド(以下シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社と併せて「シンプレクス」という。)及び三菱地所株式会社(以下「三菱地所」という。)から対象者の普通株式を追加取得すること(以下「本株式取得」という。)により、対象者を当社の持分法適用関連会社とすることを決議し、同日付で資本業務提携契約及び株式譲渡契約を締結しております。
2024年6月10日付で本株式振替手続が完了した結果、当社の取得後の議決権所有割合は20.24%となり、当社は対象者の筆頭株主となるとともに、対象者は当社の持分法適用関連会社となりました。
(1)本株式取得の目的
当社は、対象者が有する不動産に対して、当社の開発推進力を活かすことにより、開発事業投資の機会を創出し、相互の企業価値向上に貢献するとともに、当社グループ国内開発事業が2030年度に目指す姿として[TAISEI VISION 2030]達成計画に掲げた「培ってきた『開発ノウハウ』とゼネコンとしての『技術力』を武器に、付加価値の高いまちづくりに貢献」の実現に資することから、本株式を取得することといたしました。
(2)対象者の概要
名称平和不動産株式会社
所在地東京都中央区日本橋兜町1番10号
代表者の役職・氏名代表執行役社長 土本 清幸
事業内容ビルディング事業、アセットマネジメント事業
資本金21,492百万円 (2024年3月31日現在)
設立年月日1947年7月15日

(3)取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
取得前の所有株式数532,600株(議決権所有割合:1.49%)
取得株式数シンプレクスからの取得 5,829,000株(議決権所有割合:16.30%)
三菱地所からの取得 388,500株(議決権所有割合: 1.09%)
取得価額シンプレクスからの取得 27,396百万円
三菱地所からの取得 1,826百万円
取得後の所有株式数6,750,100株(議決権所有割合:18.88%)

(注)1 議決権所有割合は、2024年3月31日現在の総株主の議決権の数(357,527個)を分母として算出しております。
2 対象者による2024年6月10日付自己株式の取得により、当社の取得後の議決権所有割合は、20.24%となります。