有価証券報告書-第122期(2025/04/01-2026/03/31)
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
各監査役は「大林組監査役監査要綱」に則り、取締役から独立した立場において、取締役、執行役員及び使用人の職務執行が法令または定款等に適合しているかを監査するなど取締役の職務の執行状況の監査を行うとともに、計算書類等の適正性を確保するため会計監査を実施している。なお、社外監査役水谷英滋は公認会計士の資格と豊富な経験を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものである。
常勤監査役は、常勤者としての特性を踏まえ、監査環境の整備及び社内の情報の収集に努め、内部統制システムの構築・運用の状況を日常的に監視・検証するとともに、他の監査役と情報の共有及び意思の疎通を図っている。
また、監査役会及び監査役の機能強化の一環で、その指揮命令の下で職務を補助するため監査役室を執行部門から独立した部門として設置している。同室には専従のスタッフ3名を置いている。
ア 監査役会の活動状況
監査役会は、原則として毎月1回開催するほか、必要に応じて臨時に開催しており、当事業年度においては18回開催し、1回あたりの所要時間は約2時間である。
(ア)当事業年度における審議事項
監査計画、会計監査人再任、会計監査人の監査報酬に対する同意、監査役会の監査報告書、監査役選任議案に対する同意、内部統制システムに係る監査結果等
(イ)当事業年度における各監査役の監査役会の出席状況
(ウ)監査役会の実効性に関する評価
監査役会の実効性(監査役会の構成と各監査役及び監査役室スタッフのスキル、監査役会の頻度・配布資料等の事前準備・審議の状況、取締役・会計監査人・内部監査部門からの報告の状況ほか)について監査役会で評価・討議を行い、監査及びヒアリングの対象や手法についての見直し等を行っている。
イ 監査役の活動状況
<当事業年度の重点監査項目>・内部統制システムの適正な構築・運用の状況
・独禁法違反再発防止策、法令遵守・企業倫理に関する意識の醸成
・海外グループ会社の内部統制体制の整備・運用の状況
・不正会計防止策の整備・運用状況
・事業計画・施策の妥当性と効率性
・労働災害および品質不具合の防止体制
・重要情報の管理状況、情報流出防止策
・資産の保全状況
・ハラスメント防止、働きがいの向上策
・時間外労働時間の上限規制の遵守
(ア)取締役会等への出席
取締役会及び取締役座談会に出席し、各取締役の職務の執行状況を確認のうえ、必要に応じて意見を述べた(出席回数:取締役会15回、取締役座談会7回)。また、取締役と定期的に意見交換会を開催した(10回)。
(イ)経営会議、その他重要会議への出席
経営会議や執行役員会議等の重要会議に出席した(経営会議26回、その他重要会議12回)。
(ウ)業務監査・子会社ヒアリングの実施
本社及び主要な事業所において業務監査を実施(41回)するほか、現場等の視察(28回)を実施した。また、国内外子会社の取締役及び監査役に対するヒアリングを実施するとともに意見交換等を行った(17回)。
(エ)会計監査人・内部監査部門との意見交換
会計監査人及び内部監査部門より定期的に監査の計画や結果について報告を受け、KAM(監査上の主要な検討事項)や重点監査項目についての意見・情報の交換を行った。また、会計監査人による主要部門へのヒアリングに同席し、内容を確認した。(会計監査人の監査計画・監査結果報告等6回、会計監査人の各部門ヒアリング同席19回、内部監査部門との定例会議4回)
② 内部監査の状況
「内部監査規程」の定めに則り、内部監査部門である内部統制監査室が、監査役監査及び会計監査人監査とは別に内部統制の有効性及び各業務執行の監査を行っている。同室には、専従のスタッフ19名を置いている。
<内部監査の実効性を確保するための取り組み>内部統制監査室は、財務報告に係る内部統制に関する基本方針及び内部監査計画に基づき、グループ会社を含めた内部統制監査を実施しており、内部監査計画及びその実施状況は、内部統制監査室から直接取締役会及び監査役に報告している。
内部統制監査室は、内部統制の4つの目的である「業務の有効性及び効率性」、「報告の信頼性」、「関係法令等の遵守」、「資産の保全」の観点から、経営に資することを目的として実施しており、内部監査の実効性を高めるために、主に以下の取り組みを行っている。
ア リスク・アプローチによる監査対象・監査項目の決定
社会、経済の変容や事業環境の変化に対応する経営課題に即した内部監査を実施するため、当社グループ関係部門との適時適切なコミュニケーションを通じたリスク・アプローチを徹底し、監査対象及び監査項目を決定している。
イ 内部監査業務の効率化
業務改善やDXに継続的に取り組み、効果的かつ効率的な内部監査を実施するとともに、監査対象部門の満足度の向上を目指している。
ウ 監査品質の確保と向上
「内部監査品質管理プログラム」に基づいて内部監査に関するPDCAサイクルを着実に回し、監査品質の確保と向上に努めている。また、内部監査人に求められる能力と知識の水準を確保するため、多面的な人材育成と資格取得を推進している。
エ 監査役監査及び会計監査との連携
効果的かつ効率的な内部監査を実施するため、監査役及び会計監査人とそれぞれ情報交換や意見交換などの連携を適宜行っている。
オ 内部統制部門との連携
内部統制環境の強化に寄与するため、監査結果は、総務部門や経理部門等の内部統制部門に適宜フィードバックしている。
③ 会計監査の状況
ア 監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
イ 継続監査期間
1959年以降
なお、1958年以前の調査が著しく困難なため、継続監査期間は上記期間を超えている可能性がある。
ウ 業務を執行した公認会計士
エ 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士12名、その他23名である。
オ 監査法人の選定方針と理由
監査役会は、監査法人の選定に関し、日本監査役会協会の指針に例示されている会計監査人の評価基準項目などに則り評価を行い、監査法人が独立性・専門性を有することを確認したうえで選定する方針としている。監査法人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、監査役会で定めた「会計監査人の解任又は不再任に関する方針」に基づき、監査役会が監査法人の解任又は不再任に関する議案を株主総会に提出することとしている。
カ 監査役会による監査法人の評価
監査役会は、経理部門や監査法人から監査法人の監査業務の遂行状況や品質管理に関する外部機関の評価について報告を受けたうえで、日本監査役会協会の指針に例示されている会計監査人の評価基準項目などに則り評価を行っている。
④ 監査報酬の内容等
ア 監査公認会計士等に対する報酬の内容
当社における非監査業務の内容
(前連結会計年度)
社債発行に係る監査人から引受事務幹事会社への書簡作成業務等である。
(当連結会計年度)
国内における公共工事入札に関する証明書発行業務等である。
連結子会社における非監査業務の内容
(前連結会計年度)
該当事項なし。
(当連結会計年度)
該当事項なし。
イ 監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst&Youngグループ)に対する報酬(アを除く)
当社における非監査業務の内容
(前連結会計年度)
海外における税務申告等に関する各種証明書発行業務、組織統合の実行可能性に関する税務分析等である。
(当連結会計年度)
海外における税務申告等に関する各証明書発行業務等である。
連結子会社における非監査業務の内容
(前連結会計年度)
海外における税務申告等に関する各種証明書発行業務等である。
(当連結会計年度)
海外における税務申告等に関する各種証明書発行業務、組織統合の実行可能性に関する税務分析等である。
ウ その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
該当事項なし。
(当連結会計年度)
該当事項なし。
エ 監査報酬の決定方針
当社グループの事業規模、業務の特性等を勘案し、適切な監査に必要となる監査体制及び監査時間を監査法人と協議したうえで、監査役会による同意を得て、公正妥当な監査報酬額を決定することとしている。
オ 監査役会が会計監査人の監査報酬等に同意した理由
監査役会は、会計監査人の前年度の職務遂行状況及び当年度の監査計画の内容、報酬見積りの算出根拠等を確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等の額は適切であると判断し、同意している。
① 監査役監査の状況
各監査役は「大林組監査役監査要綱」に則り、取締役から独立した立場において、取締役、執行役員及び使用人の職務執行が法令または定款等に適合しているかを監査するなど取締役の職務の執行状況の監査を行うとともに、計算書類等の適正性を確保するため会計監査を実施している。なお、社外監査役水谷英滋は公認会計士の資格と豊富な経験を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものである。
常勤監査役は、常勤者としての特性を踏まえ、監査環境の整備及び社内の情報の収集に努め、内部統制システムの構築・運用の状況を日常的に監視・検証するとともに、他の監査役と情報の共有及び意思の疎通を図っている。
また、監査役会及び監査役の機能強化の一環で、その指揮命令の下で職務を補助するため監査役室を執行部門から独立した部門として設置している。同室には専従のスタッフ3名を置いている。
ア 監査役会の活動状況
監査役会は、原則として毎月1回開催するほか、必要に応じて臨時に開催しており、当事業年度においては18回開催し、1回あたりの所要時間は約2時間である。
(ア)当事業年度における審議事項
監査計画、会計監査人再任、会計監査人の監査報酬に対する同意、監査役会の監査報告書、監査役選任議案に対する同意、内部統制システムに係る監査結果等
(イ)当事業年度における各監査役の監査役会の出席状況
| 氏 名 | 出席回数 |
| 岡 野 英一郎 | 18回/18回(出席率100%) |
| 渡 邊 勲 | 18回/18回(出席率100%) |
| 山 口 悦 弘 | 18回/18回(出席率100%) |
| 水 谷 英 滋 | 18回/18回(出席率100%) |
| 桒 山 信 也 | 18回/18回(出席率100%) |
(ウ)監査役会の実効性に関する評価
監査役会の実効性(監査役会の構成と各監査役及び監査役室スタッフのスキル、監査役会の頻度・配布資料等の事前準備・審議の状況、取締役・会計監査人・内部監査部門からの報告の状況ほか)について監査役会で評価・討議を行い、監査及びヒアリングの対象や手法についての見直し等を行っている。
イ 監査役の活動状況
<当事業年度の重点監査項目>・内部統制システムの適正な構築・運用の状況
・独禁法違反再発防止策、法令遵守・企業倫理に関する意識の醸成
・海外グループ会社の内部統制体制の整備・運用の状況
・不正会計防止策の整備・運用状況
・事業計画・施策の妥当性と効率性
・労働災害および品質不具合の防止体制
・重要情報の管理状況、情報流出防止策
・資産の保全状況
・ハラスメント防止、働きがいの向上策
・時間外労働時間の上限規制の遵守
(ア)取締役会等への出席
取締役会及び取締役座談会に出席し、各取締役の職務の執行状況を確認のうえ、必要に応じて意見を述べた(出席回数:取締役会15回、取締役座談会7回)。また、取締役と定期的に意見交換会を開催した(10回)。
(イ)経営会議、その他重要会議への出席
経営会議や執行役員会議等の重要会議に出席した(経営会議26回、その他重要会議12回)。
(ウ)業務監査・子会社ヒアリングの実施
本社及び主要な事業所において業務監査を実施(41回)するほか、現場等の視察(28回)を実施した。また、国内外子会社の取締役及び監査役に対するヒアリングを実施するとともに意見交換等を行った(17回)。
(エ)会計監査人・内部監査部門との意見交換
会計監査人及び内部監査部門より定期的に監査の計画や結果について報告を受け、KAM(監査上の主要な検討事項)や重点監査項目についての意見・情報の交換を行った。また、会計監査人による主要部門へのヒアリングに同席し、内容を確認した。(会計監査人の監査計画・監査結果報告等6回、会計監査人の各部門ヒアリング同席19回、内部監査部門との定例会議4回)
② 内部監査の状況
「内部監査規程」の定めに則り、内部監査部門である内部統制監査室が、監査役監査及び会計監査人監査とは別に内部統制の有効性及び各業務執行の監査を行っている。同室には、専従のスタッフ19名を置いている。
<内部監査の実効性を確保するための取り組み>内部統制監査室は、財務報告に係る内部統制に関する基本方針及び内部監査計画に基づき、グループ会社を含めた内部統制監査を実施しており、内部監査計画及びその実施状況は、内部統制監査室から直接取締役会及び監査役に報告している。
内部統制監査室は、内部統制の4つの目的である「業務の有効性及び効率性」、「報告の信頼性」、「関係法令等の遵守」、「資産の保全」の観点から、経営に資することを目的として実施しており、内部監査の実効性を高めるために、主に以下の取り組みを行っている。
ア リスク・アプローチによる監査対象・監査項目の決定
社会、経済の変容や事業環境の変化に対応する経営課題に即した内部監査を実施するため、当社グループ関係部門との適時適切なコミュニケーションを通じたリスク・アプローチを徹底し、監査対象及び監査項目を決定している。
イ 内部監査業務の効率化
業務改善やDXに継続的に取り組み、効果的かつ効率的な内部監査を実施するとともに、監査対象部門の満足度の向上を目指している。
ウ 監査品質の確保と向上
「内部監査品質管理プログラム」に基づいて内部監査に関するPDCAサイクルを着実に回し、監査品質の確保と向上に努めている。また、内部監査人に求められる能力と知識の水準を確保するため、多面的な人材育成と資格取得を推進している。
エ 監査役監査及び会計監査との連携
効果的かつ効率的な内部監査を実施するため、監査役及び会計監査人とそれぞれ情報交換や意見交換などの連携を適宜行っている。
オ 内部統制部門との連携
内部統制環境の強化に寄与するため、監査結果は、総務部門や経理部門等の内部統制部門に適宜フィードバックしている。
③ 会計監査の状況
ア 監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
イ 継続監査期間
1959年以降
なお、1958年以前の調査が著しく困難なため、継続監査期間は上記期間を超えている可能性がある。
ウ 業務を執行した公認会計士
| 公認会計士の氏名等 | 所属する監査法人名 | 継続監査年数 | |
| 業務執行社員 | 伊 藤 陽 子 | EY新日本有限責任監査法人 | 4年 |
| 業務執行社員 | 吉 田 剛 | 同上 | 5年 |
エ 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士12名、その他23名である。
オ 監査法人の選定方針と理由
監査役会は、監査法人の選定に関し、日本監査役会協会の指針に例示されている会計監査人の評価基準項目などに則り評価を行い、監査法人が独立性・専門性を有することを確認したうえで選定する方針としている。監査法人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、監査役会で定めた「会計監査人の解任又は不再任に関する方針」に基づき、監査役会が監査法人の解任又は不再任に関する議案を株主総会に提出することとしている。
カ 監査役会による監査法人の評価
監査役会は、経理部門や監査法人から監査法人の監査業務の遂行状況や品質管理に関する外部機関の評価について報告を受けたうえで、日本監査役会協会の指針に例示されている会計監査人の評価基準項目などに則り評価を行っている。
④ 監査報酬の内容等
ア 監査公認会計士等に対する報酬の内容
| 区 分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | |
| 提出会社 | 116 | 2 | 120 | 1 |
| 連結子会社 | 89 | - | 90 | - |
| 計 | 205 | 2 | 210 | 1 |
当社における非監査業務の内容
(前連結会計年度)
社債発行に係る監査人から引受事務幹事会社への書簡作成業務等である。
(当連結会計年度)
国内における公共工事入札に関する証明書発行業務等である。
連結子会社における非監査業務の内容
(前連結会計年度)
該当事項なし。
(当連結会計年度)
該当事項なし。
イ 監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst&Youngグループ)に対する報酬(アを除く)
| 区 分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | |
| 提出会社 | 4 | 21 | 4 | 25 |
| 連結子会社 | 43 | 19 | 54 | 32 |
| 計 | 47 | 40 | 58 | 58 |
当社における非監査業務の内容
(前連結会計年度)
海外における税務申告等に関する各種証明書発行業務、組織統合の実行可能性に関する税務分析等である。
(当連結会計年度)
海外における税務申告等に関する各証明書発行業務等である。
連結子会社における非監査業務の内容
(前連結会計年度)
海外における税務申告等に関する各種証明書発行業務等である。
(当連結会計年度)
海外における税務申告等に関する各種証明書発行業務、組織統合の実行可能性に関する税務分析等である。
ウ その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
該当事項なし。
(当連結会計年度)
該当事項なし。
エ 監査報酬の決定方針
当社グループの事業規模、業務の特性等を勘案し、適切な監査に必要となる監査体制及び監査時間を監査法人と協議したうえで、監査役会による同意を得て、公正妥当な監査報酬額を決定することとしている。
オ 監査役会が会計監査人の監査報酬等に同意した理由
監査役会は、会計監査人の前年度の職務遂行状況及び当年度の監査計画の内容、報酬見積りの算出根拠等を確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等の額は適切であると判断し、同意している。