四半期報告書-第126期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年1月1日~9月30日)は、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、我が国の経済は急速に悪化し、極めて厳しい状況になりました。
食品業界においては、外出や会食の自粛があり、特に飲食業や物販店では大きな影響を受けております。
このような状況下にあって当社グループは、従業員の雇用の確保や、健康の維持管理につとめ、新しい生活様式への対応を進めました。
当第3四半期は、第2四半期までに落ち込んだ売上の回復につとめ、特に洋菓子部門の販売の好調と生産性の維持・向上により、当第3四半期連結累計期間の売上高は、696億25百万円(対前年同期比95.5%)となりました。利益面では、営業利益は5億3百万円(対前年同期比312.6%)、経常利益は9億円(対前年同期比192.0%)と、増益となっております。
親会社株主に帰属する四半期純損失は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による特別損失を計上したこともあり、1億9百万円(前年同期は1億58百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
当社グループのセグメントの概況は次のとおりであります。
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
<洋菓子事業>当社単体の洋菓子においては、先に述べた状況のなかで、「おうち時間スイーツ応援」と題して、積極的な施策に取り組み、特に若年層に向けた販売促進活動を展開し新規顧客の獲得につとめました。
その結果、4月以降、既存店においては売上・客数ともに前年同期の実績を上回ることができました。
店舗面では、新規販路の拡大として納品店を増やしたことにより、不二家洋菓子店の営業店舗数は第2四半期から増加に転じ、前年同期差41店増の871店となっております。
広域流通企業との取り組みについては、生産性の高い製造ラインを活用したシュークリームやマカロンなど、当社グループのブランドを生かした製品提案を、Webを活用した営業活動のもとで積極的に行い、6月以降の売上は前年同期の実績を上回ることができ、回復傾向となっております。
利益面では、4月以降の好調な売上のもと販売管理費の抑制につとめ、前年同期の実績を上回ることができました。
㈱スイートガーデンでは、広域流通企業向け製品の売上は着実に伸長しておりますが、ギフト需要の減少等によるチェーン店の売上不振が影響し、前年同期の売上を下回りました。この対策として、チェーン店において不二家製品の取り扱いを増やし、売上の向上につとめております。
㈱ダロワイヨジャポンでは、第2四半期までの休業の影響等が大きく、売上は前年同期を上回ることはできませんでした。しかし、第3四半期に入り積極的な販促活動が奏功し、また、インターネット通販等にも力を入れたことにより急速に売上が回復しております。利益面では販売管理費の抑制により、着実に改善を進めることができました。
この結果、洋菓子類の売上高は、162億60百万円(対前年同期比96.6%)となりました。
レストラン事業では、休業や出店先商業施設の営業時間短縮等の影響により、売上高は30億46百万円(対前年同期比69.4%)と、前年同期の実績を大幅に下回りました。このような中、ケーキ類の拡販や、料理のテイクアウトシステムを導入して売上回復をはかっており、また、不採算店舗の閉鎖を進め、損益改善につとめております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における洋菓子事業全体の売上高は193億7百万円(対前年同期比91.0%)となりました。
<製菓事業>当社単体の菓子においては、「カントリーマアム」や「ホームパイ」「ピーナッツチョコレート」等の徳用大袋製品の売上が、コロナ禍の巣ごもり需要で伸長しました。しかし、夏期からの催事の縮小、帰省自粛によるお土産需要減少等により、前年同期の売上を上回ることはできませんでした。
一方、9月に発売した個人向け製品のホワイトチョコレート「ルック3(ホワイトラバーズ)」は、特に若年層に向けたTVCMやSNSでの販促効果もあって、売上確保に大きく貢献しております。
利益面では、生産性の向上等により、前年同期の実績を上回ることができました。
また、環境対策への取り組みとしてプラスチック包材のダウンサイジング等を積極的に行っており、当第3四半期には「ミルキー」の紙パッケージ化を実施し、好評を得ております。
不二家(杭州)食品有限公司では、新型コロナウイルスの感染拡大により、工場の操業停止を余儀なくされた期間もありましたが、現地で人気のポップキャンディの新製品の販売が好調に推移しました。また、インターネット通販の拡大をはかるなどの施策も進めた結果、第1四半期に落ち込んだ売上を取り戻すことができ、売上・利益ともに前年同期の実績を上回ることができました。
この結果、製菓事業における菓子の売上高は、442億69百万円(対前年同期比97.9%)となりました。
飲料については、外出自粛による自販機売上の減少や店頭での販促活動の縮小が大きく影響しました。8月の猛暑によりレモンスカッシュ群の売上増はあったものの、売上高は36億37百万円(対前年同期比83.0%)と厳しい実績となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における製菓事業全体の売上高は、479億7百万円(対前年同期比96.6%)となりました。
<その他>その他事業は、キャラクターグッズ販売及びライセンス事業、不動産賃貸事業並びに㈱不二家システムセンターの受注請負、データ入力サービスなどの事務受託業務であり、売上高は24億11百万円(対前年同期比114.5%)と前年同期を上回りました。
財政状態は、次のとおりであります。
流動資産は312億61百万円で、主に受取手形及び売掛金の減により前連結会計年度末に比べ37億46百万円減少いたしました。固定資産は361億12百万円で、主に有形固定資産や無形固定資産の減により、前連結会計年度末に比べ5億24百万円の減少となりました。
この結果、総資産は673億74百万円で前連結会計年度末に比べ42億71百万円減少いたしました。
また、流動負債は146億19百万円で、主に支払手形及び買掛金や未払金の減により前連結会計年度末に比べ30億80百万円減少いたしました。固定負債は38億13百万円で、主に長期借入金やリース債務の返済により前連結会計年度末に比べ7億8百万円減少いたしました。
この結果、負債は合計184億32百万円で、前連結会計年度末に比べ37億89百万円減少いたしました。
純資産は489億41百万円で、主に利益剰余金の減により前連結会計年度末に比べ4億82百万円減少いたしました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、3億8百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間におきまして、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)主要な設備
当第3四半期連結累計期間における重要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
(注)完成後の増加能力については生産品目の詳細が未定のため記載しておりません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年1月1日~9月30日)は、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、我が国の経済は急速に悪化し、極めて厳しい状況になりました。
食品業界においては、外出や会食の自粛があり、特に飲食業や物販店では大きな影響を受けております。
このような状況下にあって当社グループは、従業員の雇用の確保や、健康の維持管理につとめ、新しい生活様式への対応を進めました。
当第3四半期は、第2四半期までに落ち込んだ売上の回復につとめ、特に洋菓子部門の販売の好調と生産性の維持・向上により、当第3四半期連結累計期間の売上高は、696億25百万円(対前年同期比95.5%)となりました。利益面では、営業利益は5億3百万円(対前年同期比312.6%)、経常利益は9億円(対前年同期比192.0%)と、増益となっております。
親会社株主に帰属する四半期純損失は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による特別損失を計上したこともあり、1億9百万円(前年同期は1億58百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
当社グループのセグメントの概況は次のとおりであります。
| 当第3四半期連結累計期間 | 前第3四半期連結累計期間 | 対前年 同期比 | 増減 | ||||
| 2020年1月 1日から 2020年9月30日まで | 2019年1月 1日から 2019年9月30日まで | ||||||
| 売上高 | 構成比 | 売上高 | 構成比 | ||||
| 洋 菓 子 事 業 | 百万円 | % | 百万円 | % | % | 百万円 | |
| 洋菓子 | 16,260 | 23.3 | 16,826 | 23.1 | 96.6 | △565 | |
| レストラン | 3,046 | 4.4 | 4,387 | 6.0 | 69.4 | △1,341 | |
| 計 | 19,307 | 27.7 | 21,214 | 29.1 | 91.0 | △1,906 | |
| 製 菓 事 業 | 菓 子 | 44,269 | 63.6 | 45,233 | 62.0 | 97.9 | △963 |
| 飲 料 | 3,637 | 5.2 | 4,383 | 6.0 | 83.0 | △745 | |
| 計 | 47,907 | 68.8 | 49,616 | 68.0 | 96.6 | △1,708 | |
| その他 | 2,411 | 3.5 | 2,104 | 2.9 | 114.5 | 306 | |
| 合 計 | 69,625 | 100.0 | 72,935 | 100.0 | 95.5 | △3,309 | |
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
<洋菓子事業>当社単体の洋菓子においては、先に述べた状況のなかで、「おうち時間スイーツ応援」と題して、積極的な施策に取り組み、特に若年層に向けた販売促進活動を展開し新規顧客の獲得につとめました。
その結果、4月以降、既存店においては売上・客数ともに前年同期の実績を上回ることができました。
店舗面では、新規販路の拡大として納品店を増やしたことにより、不二家洋菓子店の営業店舗数は第2四半期から増加に転じ、前年同期差41店増の871店となっております。
広域流通企業との取り組みについては、生産性の高い製造ラインを活用したシュークリームやマカロンなど、当社グループのブランドを生かした製品提案を、Webを活用した営業活動のもとで積極的に行い、6月以降の売上は前年同期の実績を上回ることができ、回復傾向となっております。
利益面では、4月以降の好調な売上のもと販売管理費の抑制につとめ、前年同期の実績を上回ることができました。
㈱スイートガーデンでは、広域流通企業向け製品の売上は着実に伸長しておりますが、ギフト需要の減少等によるチェーン店の売上不振が影響し、前年同期の売上を下回りました。この対策として、チェーン店において不二家製品の取り扱いを増やし、売上の向上につとめております。
㈱ダロワイヨジャポンでは、第2四半期までの休業の影響等が大きく、売上は前年同期を上回ることはできませんでした。しかし、第3四半期に入り積極的な販促活動が奏功し、また、インターネット通販等にも力を入れたことにより急速に売上が回復しております。利益面では販売管理費の抑制により、着実に改善を進めることができました。
この結果、洋菓子類の売上高は、162億60百万円(対前年同期比96.6%)となりました。
レストラン事業では、休業や出店先商業施設の営業時間短縮等の影響により、売上高は30億46百万円(対前年同期比69.4%)と、前年同期の実績を大幅に下回りました。このような中、ケーキ類の拡販や、料理のテイクアウトシステムを導入して売上回復をはかっており、また、不採算店舗の閉鎖を進め、損益改善につとめております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における洋菓子事業全体の売上高は193億7百万円(対前年同期比91.0%)となりました。
<製菓事業>当社単体の菓子においては、「カントリーマアム」や「ホームパイ」「ピーナッツチョコレート」等の徳用大袋製品の売上が、コロナ禍の巣ごもり需要で伸長しました。しかし、夏期からの催事の縮小、帰省自粛によるお土産需要減少等により、前年同期の売上を上回ることはできませんでした。
一方、9月に発売した個人向け製品のホワイトチョコレート「ルック3(ホワイトラバーズ)」は、特に若年層に向けたTVCMやSNSでの販促効果もあって、売上確保に大きく貢献しております。
利益面では、生産性の向上等により、前年同期の実績を上回ることができました。
また、環境対策への取り組みとしてプラスチック包材のダウンサイジング等を積極的に行っており、当第3四半期には「ミルキー」の紙パッケージ化を実施し、好評を得ております。
不二家(杭州)食品有限公司では、新型コロナウイルスの感染拡大により、工場の操業停止を余儀なくされた期間もありましたが、現地で人気のポップキャンディの新製品の販売が好調に推移しました。また、インターネット通販の拡大をはかるなどの施策も進めた結果、第1四半期に落ち込んだ売上を取り戻すことができ、売上・利益ともに前年同期の実績を上回ることができました。
この結果、製菓事業における菓子の売上高は、442億69百万円(対前年同期比97.9%)となりました。
飲料については、外出自粛による自販機売上の減少や店頭での販促活動の縮小が大きく影響しました。8月の猛暑によりレモンスカッシュ群の売上増はあったものの、売上高は36億37百万円(対前年同期比83.0%)と厳しい実績となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における製菓事業全体の売上高は、479億7百万円(対前年同期比96.6%)となりました。
<その他>その他事業は、キャラクターグッズ販売及びライセンス事業、不動産賃貸事業並びに㈱不二家システムセンターの受注請負、データ入力サービスなどの事務受託業務であり、売上高は24億11百万円(対前年同期比114.5%)と前年同期を上回りました。
財政状態は、次のとおりであります。
流動資産は312億61百万円で、主に受取手形及び売掛金の減により前連結会計年度末に比べ37億46百万円減少いたしました。固定資産は361億12百万円で、主に有形固定資産や無形固定資産の減により、前連結会計年度末に比べ5億24百万円の減少となりました。
この結果、総資産は673億74百万円で前連結会計年度末に比べ42億71百万円減少いたしました。
また、流動負債は146億19百万円で、主に支払手形及び買掛金や未払金の減により前連結会計年度末に比べ30億80百万円減少いたしました。固定負債は38億13百万円で、主に長期借入金やリース債務の返済により前連結会計年度末に比べ7億8百万円減少いたしました。
この結果、負債は合計184億32百万円で、前連結会計年度末に比べ37億89百万円減少いたしました。
純資産は489億41百万円で、主に利益剰余金の減により前連結会計年度末に比べ4億82百万円減少いたしました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、3億8百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間におきまして、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)主要な設備
当第3四半期連結累計期間における重要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 方法 | 着手年月 | 完了予定 年月 | 完成後の 増加能力 | |
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | ||||||||
| 不二家(杭州)食品有限公司 | 第二工場 (中国浙江省杭州市) | 製菓事業 | 工場新設 及び製菓 生産設備 | 2,899 | 164 | 自己資金 | 2020年 7月 | 2023年 7月 | (注) |
(注)完成後の増加能力については生産品目の詳細が未定のため記載しておりません。