半期報告書-第132期(2026/01/01-2026/12/31)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間(2026年1月1日~6月30日)におけるわが国の経済は、中東情勢の影響を注視する必要があるものの、雇用・所得環境の改善等により景気は緩やかに回復しております。その一方で、食品業界においては、原材料価格の高騰や物流費の上昇に加え、値上げに対する消費者の節約志向の高まりにより、依然として厳しい状況が続いております。
このような状況下にあって当社グループは、お客様により良い商品と最善のサービスの提供を心掛け、売上と利益の確保につとめてまいりました。その結果、当中間連結会計期間の売上高は594億10百万円(対前年同期比104.8%)となりました。一方、利益面では、製品規格や価格の見直し、効率のよい生産ラインの活用など生産性向上をはかってまいりましたが、原材料コスト等の上昇分や新規設備投資による減価償却費を吸収するまでには至らず、営業利益は2億97百万円(対前年同期比24.7%)、経常利益は4億58百万円(対前年同期比26.9%)、親会社株主に帰属する中間純損失は74百万円(前年同期は8億36百万円の親会社株主に帰属する中間純利益)となりました。
なお、当中間連結会計期間の期首から、不二家ベトナムCo.,Ltd.を持分法適用関連会社としております。
当社グループのセグメントの概況は次のとおりであります。
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
<洋菓子事業>当社単体の洋菓子事業においては、本年に入り節約志向がよりいっそう高まる中、洋菓子チェーン店では来店客数の伸び悩みが大きな課題となりました。そのような中、4月には、「新生活スイーツ応援」と称した「プレミアムショートケーキ」等の販売促進や、お手頃な価格帯の「エブリデーリーズナブルプライス」商品の展開など、お買い求めやすい商品の充実をはかりました。6月には、軽やかなくちどけの「不二家の生ドーナツ」の試食販売や、ミルキー75周年を記念した週末限定の「milky75thミルキーシュークリーム」等の新商品の発売により、客数の回復を目指しました。新業態店舗「ペコちゃんmilkyドーナツ」及び「ペコちゃんmilkyタイム」では、積極的な出店を進めた結果、店舗数は23店(当中間連結会計期間における新規出店は9店)となり、新規顧客の獲得につとめました。同時点における不二家洋菓子店の営業店舗数は821店(前年同期差44店減)となっております。なお、工場においては、生産効率の高いラインの集中稼働及び人員配置の見直し等により、生産性向上をはかっております。
広域流通企業との取り組みについては、コンビニエンスストア向けに生産性の高い製造ラインを活用した商品を積極的に提案したほか、既存取引先への積極的な製品提案及び新規取引先拡大による販路開拓を進めております。なお、海外輸出においては北米における新規商品を販売し、さらなる売上向上につとめました。
しかしながら、5月までの来店客数の低迷及び店舗数減等の影響により、単体の洋菓子事業の売上は、前年同期の実績を下回りました。現在、お買い求めやすい価格帯商品の投入効果もあり、来店客数・売上ともに回復基調にあります。
レストラン事業では、原材料価格等の高騰への対応として、メニュー改善及び価格の一部見直しや、洋菓子店舗と連動した売場づくりを実施しましたが、不採算店舗の閉鎖もあり、売上は前年同期の実績を下回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間における洋菓子事業全体の売上高は、146億67百万円(対前年同期比95.1%)となりました。利益面では、一部商品について規格及び価格の見直しを実施したほか、生産性の向上により、増益となりました。
<製菓事業>当社単体の菓子事業においては、原材料価格の上昇によるコスト増が課題となっております。そのような中、『カントリーマアム』については、4月は人気キャラクターとのコラボ商品を、6月は季節限定商品として厳選素材を使用した「カントリーマアム(夕張メロンソフト)」「カントリーマアム(森のサファイアブルーベリー)」を発売し、売上に寄与いたしました。また、『ホームパイ』については、テレビスポットを実施したほか、「ホームサクッと」の販売によるおつまみ市場への進出により、新規顧客の獲得につとめました。発売75周年を迎えた『ミルキー』については、新キャラクター『ペコちゃんポコちゃんとゆかいな仲間たち』をテーマとした売場の展開やイベントショップの出店等により話題の喚起をはかりました。加えて、新規設備を活用したグミ製品の発売により、さらなる収益基盤の拡充をはかっております。
上記の結果、単体の菓子事業の売上は、前年同期の実績を上回りました。
飲料事業では、富士裾野工場において製造している天然水の販売を開始したほか、『ペコちゃんのグルメ旅』シリーズとして「アジア編台湾ライチソーダ」を発売し、売上は前年同期の実績を上回りました。
不二家(杭州)食品有限公司においては、中国国内の景気低迷の影響を受けたものの、ECチャネル等での販売が堅調に推移し、売上は前年同期の実績を上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間における製菓事業全体の売上高は429億41百万円(対前年同期比108.9%)となりました。利益面では、製品規格及び価格の見直しや省人化など生産性向上をはかってまいりましたが、カカオ豆や油脂を中心とした原材料コスト等の上昇分やグミ及び天然水の新規設備投資による減価償却費を吸収するまでには至らず、減益となりました。引き続き、原材料費高騰対策として大袋商品のパッケージの色数削減や、生産ライン強化による生産性向上により、収益性の改善につとめてまいります。
<その他>キャラクターグッズ販売事業、ライセンス事業、不動産賃貸事業及び㈱不二家システムセンターのデータ入力サービスなどの事務受託業務の売上高は18億1百万円となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
流動資産は369億88百万円で、主に売掛金の減により前連結会計年度末に比べ59億31百万円減少いたしました。固定資産は648億57百万円で、主に有形固定資産の増により、前連結会計年度末に比べ14億11百万円の増加となりました。
この結果、総資産は1,018億46百万円で前連結会計年度末に比べ45億19百万円減少いたしました。
また、流動負債は190億98百万円で、主に支払手形及び買掛金や返金負債の減により前連結会計年度末に比べ40億24百万円減少いたしました。固定負債は172億61百万円で、主に退職給付に係る負債の増により前連結会計年度末に比べ1億22百万円増加いたしました。
この結果、負債は合計363億60百万円で、前連結会計年度末に比べ39億1百万円減少いたしました。
純資産は654億86百万円で、主に利益剰余金の減により前連結会計年度末に比べ6億18百万円減少となりました。
次に、当中間連結会計期間のキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、63億75百万円(前年同期は64億68百万円の獲得)となりました。これは主に売上債権の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、56億69百万円(前年同期は61億24百万円の使用)となりました。これは主に固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、10億50百万円(前年同期は28億96百万円の獲得)となりました。これは主に配当金の支払いによるものであります。
以上の結果、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、106億70百万円となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、3億19百万円であります。なお、当中間連結会計期間におきまして、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)主要な設備
当中間連結会計期間における重要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間(2026年1月1日~6月30日)におけるわが国の経済は、中東情勢の影響を注視する必要があるものの、雇用・所得環境の改善等により景気は緩やかに回復しております。その一方で、食品業界においては、原材料価格の高騰や物流費の上昇に加え、値上げに対する消費者の節約志向の高まりにより、依然として厳しい状況が続いております。
このような状況下にあって当社グループは、お客様により良い商品と最善のサービスの提供を心掛け、売上と利益の確保につとめてまいりました。その結果、当中間連結会計期間の売上高は594億10百万円(対前年同期比104.8%)となりました。一方、利益面では、製品規格や価格の見直し、効率のよい生産ラインの活用など生産性向上をはかってまいりましたが、原材料コスト等の上昇分や新規設備投資による減価償却費を吸収するまでには至らず、営業利益は2億97百万円(対前年同期比24.7%)、経常利益は4億58百万円(対前年同期比26.9%)、親会社株主に帰属する中間純損失は74百万円(前年同期は8億36百万円の親会社株主に帰属する中間純利益)となりました。
なお、当中間連結会計期間の期首から、不二家ベトナムCo.,Ltd.を持分法適用関連会社としております。
当社グループのセグメントの概況は次のとおりであります。
| 当中間連結会計期間 | 前中間連結会計期間 | 対前年 同期比 | 増減 | ||||
| 2026年1月 1日から 2026年6月30日まで | 2025年1月 1日から 2025年6月30日まで | ||||||
| 売上高 | 構成比 | 売上高 | 構成比 | ||||
| 洋 菓 子 事 業 | 百万円 | % | 百万円 | % | % | 百万円 | |
| 洋菓子 | 11,735 | 19.8 | 12,389 | 21.8 | 94.7 | △654 | |
| レストラン | 2,931 | 4.9 | 3,037 | 5.4 | 96.5 | △105 | |
| 計 | 14,667 | 24.7 | 15,426 | 27.2 | 95.1 | △759 | |
| 製 菓 事 業 | 菓 子 | 40,008 | 67.3 | 37,483 | 66.1 | 106.7 | 2,525 |
| 飲 料 | 2,932 | 5.0 | 1,951 | 3.5 | 150.3 | 981 | |
| 計 | 42,941 | 72.3 | 39,434 | 69.6 | 108.9 | 3,506 | |
| その他 | 1,801 | 3.0 | 1,825 | 3.2 | 98.7 | △23 | |
| 合 計 | 59,410 | 100.0 | 56,686 | 100.0 | 104.8 | 2,723 | |
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
<洋菓子事業>当社単体の洋菓子事業においては、本年に入り節約志向がよりいっそう高まる中、洋菓子チェーン店では来店客数の伸び悩みが大きな課題となりました。そのような中、4月には、「新生活スイーツ応援」と称した「プレミアムショートケーキ」等の販売促進や、お手頃な価格帯の「エブリデーリーズナブルプライス」商品の展開など、お買い求めやすい商品の充実をはかりました。6月には、軽やかなくちどけの「不二家の生ドーナツ」の試食販売や、ミルキー75周年を記念した週末限定の「milky75thミルキーシュークリーム」等の新商品の発売により、客数の回復を目指しました。新業態店舗「ペコちゃんmilkyドーナツ」及び「ペコちゃんmilkyタイム」では、積極的な出店を進めた結果、店舗数は23店(当中間連結会計期間における新規出店は9店)となり、新規顧客の獲得につとめました。同時点における不二家洋菓子店の営業店舗数は821店(前年同期差44店減)となっております。なお、工場においては、生産効率の高いラインの集中稼働及び人員配置の見直し等により、生産性向上をはかっております。
広域流通企業との取り組みについては、コンビニエンスストア向けに生産性の高い製造ラインを活用した商品を積極的に提案したほか、既存取引先への積極的な製品提案及び新規取引先拡大による販路開拓を進めております。なお、海外輸出においては北米における新規商品を販売し、さらなる売上向上につとめました。
しかしながら、5月までの来店客数の低迷及び店舗数減等の影響により、単体の洋菓子事業の売上は、前年同期の実績を下回りました。現在、お買い求めやすい価格帯商品の投入効果もあり、来店客数・売上ともに回復基調にあります。
レストラン事業では、原材料価格等の高騰への対応として、メニュー改善及び価格の一部見直しや、洋菓子店舗と連動した売場づくりを実施しましたが、不採算店舗の閉鎖もあり、売上は前年同期の実績を下回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間における洋菓子事業全体の売上高は、146億67百万円(対前年同期比95.1%)となりました。利益面では、一部商品について規格及び価格の見直しを実施したほか、生産性の向上により、増益となりました。
<製菓事業>当社単体の菓子事業においては、原材料価格の上昇によるコスト増が課題となっております。そのような中、『カントリーマアム』については、4月は人気キャラクターとのコラボ商品を、6月は季節限定商品として厳選素材を使用した「カントリーマアム(夕張メロンソフト)」「カントリーマアム(森のサファイアブルーベリー)」を発売し、売上に寄与いたしました。また、『ホームパイ』については、テレビスポットを実施したほか、「ホームサクッと」の販売によるおつまみ市場への進出により、新規顧客の獲得につとめました。発売75周年を迎えた『ミルキー』については、新キャラクター『ペコちゃんポコちゃんとゆかいな仲間たち』をテーマとした売場の展開やイベントショップの出店等により話題の喚起をはかりました。加えて、新規設備を活用したグミ製品の発売により、さらなる収益基盤の拡充をはかっております。
上記の結果、単体の菓子事業の売上は、前年同期の実績を上回りました。
飲料事業では、富士裾野工場において製造している天然水の販売を開始したほか、『ペコちゃんのグルメ旅』シリーズとして「アジア編台湾ライチソーダ」を発売し、売上は前年同期の実績を上回りました。
不二家(杭州)食品有限公司においては、中国国内の景気低迷の影響を受けたものの、ECチャネル等での販売が堅調に推移し、売上は前年同期の実績を上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間における製菓事業全体の売上高は429億41百万円(対前年同期比108.9%)となりました。利益面では、製品規格及び価格の見直しや省人化など生産性向上をはかってまいりましたが、カカオ豆や油脂を中心とした原材料コスト等の上昇分やグミ及び天然水の新規設備投資による減価償却費を吸収するまでには至らず、減益となりました。引き続き、原材料費高騰対策として大袋商品のパッケージの色数削減や、生産ライン強化による生産性向上により、収益性の改善につとめてまいります。
<その他>キャラクターグッズ販売事業、ライセンス事業、不動産賃貸事業及び㈱不二家システムセンターのデータ入力サービスなどの事務受託業務の売上高は18億1百万円となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
流動資産は369億88百万円で、主に売掛金の減により前連結会計年度末に比べ59億31百万円減少いたしました。固定資産は648億57百万円で、主に有形固定資産の増により、前連結会計年度末に比べ14億11百万円の増加となりました。
この結果、総資産は1,018億46百万円で前連結会計年度末に比べ45億19百万円減少いたしました。
また、流動負債は190億98百万円で、主に支払手形及び買掛金や返金負債の減により前連結会計年度末に比べ40億24百万円減少いたしました。固定負債は172億61百万円で、主に退職給付に係る負債の増により前連結会計年度末に比べ1億22百万円増加いたしました。
この結果、負債は合計363億60百万円で、前連結会計年度末に比べ39億1百万円減少いたしました。
純資産は654億86百万円で、主に利益剰余金の減により前連結会計年度末に比べ6億18百万円減少となりました。
次に、当中間連結会計期間のキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、63億75百万円(前年同期は64億68百万円の獲得)となりました。これは主に売上債権の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、56億69百万円(前年同期は61億24百万円の使用)となりました。これは主に固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、10億50百万円(前年同期は28億96百万円の獲得)となりました。これは主に配当金の支払いによるものであります。
以上の結果、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、106億70百万円となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、3億19百万円であります。なお、当中間連結会計期間におきまして、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)主要な設備
当中間連結会計期間における重要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 方法 | 着手年月 | 完了予定 年月 | 完成後の 増加能力 | |
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | ||||||||
| 株式会社不二家 | 富士裾野工場 (静岡県裾野市) | 製菓事業 | 製菓 生産設備 | 2,695 | 1,080 | 自己資金 | 2026年 8月 | 2026年 10月 | 生産能力 258,000枚/h |
| 株式会社不二家 | 秦野工場 (神奈川県秦野市) | 製菓事業 | 製菓 生産設備 | 526 | 3 | 自己資金 | 2026年 5月 | 2027年 9月 | 生産能力 18.5万粒/h |