有価証券報告書-第96期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 11:02
【資料】
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【項目】
86項目

研究開発活動

当社は、「生活者の信頼に応え、豊かな健康生活に貢献する」を経営理念に事業を展開しており、生活者の健康に対する多様なニーズに応えるため、主に酒・食品類を中心とした研究開発活動を進めております。
研究開発活動では、新商品の開発を中心に、その他に原料生薬の安定確保のための研究や、施設運営事業におけるオリジナル商品の開発を行っております。研究開発体制としては、中央研究所とマーケティング部商品開発グループを中心に、更には大正製薬株式会社との業務提携に基づく共同開発も進めております。
新商品開発は、酒類分野と食品分野に分けられ、酒類分野では、当社のハーブに関する知見を活かした「ハーブの恵み」をはじめとするハーブ酒の開発を進め、平成25年6月に「檸檬とハーブのお酒」と「林檎とハーブのお酒」を発売し、平成26年3月には「白桃とハーブのお酒」とスパークリングタイプのお酒3アイテムの販売を開始しました。また、食品分野では、エイジングケアに対する考え方を応用した商品の開発を進め、平成25年6月に「食べる前のうるる酢スパークリング」、平成26年3月には「食べる前のうるる酢ビューティー」2アイテムを発売しました。
その他に原料生薬の安定確保のための研究では、産地の調査と栽培に関する研究を進めております。また、施設運営事業におけるオリジナル商品の開発では、当事業年度において新たに6種類17アイテムを開発し、「くらすわ」及び「養命酒健康の森」で販売を開始しました。
当事業年度の研究開発費の総額は478百万円となりました。
なお、当社の行っている研究開発活動は、主に養命酒関連事業に関するものであることから、セグメント毎の記載は行っておりません。