有価証券報告書-第96期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 11:02
【資料】
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【項目】
86項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、資金運用については、資産の保全を第一とし比較的安全性の高い預金、債券等に限定し、また、資金調達については銀行借入れによる方針です。なお、デリバティブ取引は行っておりません。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関して、当社は、与信管理規定を定め、取引先の経営状況に応じた与信枠の設定、取引保証金の受入などを行う体制としております。
有価証券及び投資有価証券並びに関係会社株式は、満期保有目的の債券及び主として業務上関連性のある企業の株式であります。
長期預金は、定期預金であり、預入期間は5年を超えないものとしております。
満期保有目的の債券及び長期預金は、信用リスクに晒されておりますが、当社では、資金運用管理規定を定め、債券については信用力の高いもののみを対象とし、譲渡性預金及び長期預金については、信用力の高い金融機関とのみ取引をしております。また、償還期限、預入期間が長期に及ぶものについては、長期的な資金需要と金利の動向を勘案して、慎重にその選定を行っております。なお、資金運用管理規定に定めのない金融商品の取り扱いにつきましては、取締役会の決議事項としております。
株式については、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に把握された時価の取締役会への報告や、保有先企業との状況を勘案した継続的な見直しを行っております。
営業債務である買掛金は1年以内の支払期日であります。
長期預り金は、主に営業債権の保全を目的に取引先から受け入れた取引保証金であります。
営業債務や長期預り金は、流動性リスクに晒されていますが、当社では各部署からの報告に基づき適時に資金繰計画を作成・更新するなどの方法により管理しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません。((注2)を参照ください。)
前事業年度(平成25年3月31日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)現金及び預金3,291,8693,291,869
(2)売掛金2,238,4882,238,488
(3)有価証券及び投資有価証券並びに関係会社株式
①満期保有目的の債券8,912,7218,956,34043,618
②その他有価証券9,573,6999,573,699
(4)長期預金3,400,0003,415,46715,467
資産計27,416,77827,475,86459,086
(1)買掛金286,441286,441
(2)長期預り金880,661880,661
負債計1,167,1021,167,102


当事業年度(平成26年3月31日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)現金及び預金2,639,3812,639,381
(2)売掛金2,562,4362,562,436
(3)有価証券及び投資有価証券並びに関係会社株式
①満期保有目的の債券8,204,2708,228,31624,046
②その他有価証券10,780,61110,780,611
(4)長期預金4,100,0004,113,49613,496
資産計28,286,69928,324,24137,542
(1)買掛金262,448262,448
(2)長期預り金967,206967,206
負債計1,229,6551,229,655

(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1)現金及び預金並びに(2)売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)有価証券及び投資有価証券並びに関係会社株式
これらの時価について、債券及び株式は、主として取引所の価格により、また、譲渡性預金は、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローを新規に預金を行った場合に想定される預金金利で割り引いた現在価値により算定しております。なお、残存期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(4)長期預金
長期預金の時価は、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローを新規に預金を行った場合に想定される預金金利で割り引いた現在価値により算定しております。
負 債
(1)買掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2)長期預り金
長期預り金は、返済期限がないことから、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分前事業年度
(平成25年3月31日)
当事業年度
(平成26年3月31日)
非上場株式933,618915,656

上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)有価証券及び投資有価証券並びに関係会社株式」には含めておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成25年3月31日)
1年以内(千円)1年超5年以内(千円)
現金及び預金
預金3,281,202
売掛金2,238,488
有価証券及び投資有価証券並びに関係会社株式
満期保有目的の債券
国債1,000,0005,500,000
譲渡性預金2,100,000300,000
長期預金3,400,000
合計8,619,6919,200,000

当事業年度(平成26年3月31日)
1年以内(千円)1年超5年以内(千円)
現金及び預金
預金2,631,180
売掛金2,562,436
有価証券及び投資有価証券並びに関係会社株式
満期保有目的の債券
国債1,500,0004,300,000
譲渡性預金1,600,000800,000
長期預金4,100,000
合計8,293,6169,200,000