四半期報告書-第85期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/12 17:04
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、当社グループは、「外食サービス事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績に関する状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、消費の落ち込みや生産活動の停滞等、国内の経済は極めて厳しい状況であります。
また、先行きにつきましても、同感染症の影響が今後も続くことが予想される等、景気の先行きは依然として不透明であり、今後も予断を許さない状況となっております。
外食業界におきましては、外出自粛や各自治体からの営業自粛、営業時間短縮等の要請に伴う客数の減少等が大きく影響を及ぼし、中食業界を含めた顧客獲得競争はますます激しさを増し、大変深刻な経営環境が続いております。
このような状況の中、当社グループにおいては、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下、2020年4月7日の政府による緊急事態宣言発令を受けた地方自治体からの休業要請を受け、居酒屋業態を中心に200店舗規模の臨時休業等の対応を実施しました。その後、2020年5月25日の緊急事態宣言解除を受けて、6月1日より営業を再開しておりますが、テレワークの浸透や外出控えといったライフスタイル変化やお客様と従業員の安全・安心を守るためのソーシャルディスタンス営業等の対応に加えて、依然として景気動向及び個人消費が弱含みであることから、既存店の売上高は著しく落ち込んでおります。こうした環境の中、「既存店の再成長とコスト削減」を基軸としながら、家賃の減免交渉、本部人件費等の圧縮などによる固定費の削減、新規投資の抑制、店舗の人件費コントロールなどを行い、支出を最小限にするとともに、金融機関からの借入等により、手元資金の確保を進めております。
また、今後も各業態において既存店の顧客満足度向上に重きをおき、QSCA(フードサービスの概念的価値を表す。Quality:クオリティ、Service:サービス、Cleanliness:クレンリネス、Atmosphere:アトモスフィアの頭文字)の継続的な向上施策を実施してまいります。
店舗数については、閉店が13店舗(うち、FC3店舗)となり、当第1四半期末の店舗数は436店舗(うち、FC55店舗)となりました
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における既存店売上高は前年同期比32.5%(客数35.3%、客単価92.1%)となり、当社グループの売上高は1,982百万円(前年同四半期比69.4%減)、営業損失は746百万円(前年同四半期は41百万円の黒字)、経常損失は764百万円(前年同四半期は31百万円の黒字)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,152百万円(前年同四半期は9百万円の黒字)となりました。
② 財政状態に関する状況
当第1四半期連結累計期間の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,129百万円減少し、12,849百万円となりました。
これは、資産の部は主に現預金が1,148百万円減少したことや、直営10店舗の閉店による有形固定資産並びに敷金及び保証金の減少等により固定資産が前連結会計年度末に比べ311百万円減少の10,660百万円となったためです。
負債の部は主に買掛金が361百万円減少したこと及び賞与引当金が137百万円減少したこと、一方で短期借入金800百万円増加したこと等により、負債合計で前連結会計年度末横ばいの12,825百万円となりました。
純資産の部は、新型コロナウイルス感染症による影響で政府、自治体の休業要請に応じ約2ヶ月間の休業等を行ったことが大きく影響し、親会社株主に帰属する四半期純損失1,152百万円を計上したこと等により、純資産合計は前連結会計年度末に比べ1,129百万円減少の23百万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ8.0ポイント減少の0.2%となり、普通株式に係る1株当たり純資産額は0円63銭となりました。
(2) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資金需要の主なものは、店舗設備投資、事業開発投資及びM&A・資本業務提携投資であります。これらの投資に要する資金は、増資資金、長期借入金及び自己資金により調達することを基本としております。
なお、当第1四半期連結累計期間における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は8,698百万円となっており、当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は954百万円となっております。
(3) 継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況を改善又は解消するための対応策
「1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループは、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
このような状況を解消するため、当社グループは、取引金融機関に対し借入継続の交渉を行うとともに、以下の対応を図ってまいります。
感染症対策の影響下ではありますが、収束後も第二波、第三波が起こりうることも視野に置き、宴会需要減少等の消費者のライフスタイル変化やお客様と従業員の安全・安心を守るためのソーシャルディスタンス営業等を考慮し、事業収益改善の施策を行い、財務状況の安定化を図ってまいります。
収益改善につきましては、不採算店舗の撤退による固定費減少及び本部コスト削減、メニュー改定及びメニューミックス等による客粗利改善、食材のロス低減による原価改善、店舗の営業オペレーション見直しによる労働生産性の向上等の施策で、コスト削減に努めるとともに、テイクアウト、デリバリー、eコマース等の新しいサービスの付加等による収益力の底上げで営業利益を改善するとともに、コロナの時代に戦える業態構造転換を図ってまいります。これらを踏まえた、アフターコロナの計画見直しが必要と認識しており、検討を進めておりますので、新たな経営計画は決定次第公表いたします。
さらに、今後の資金繰りの改善につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、経済情勢の先行きが不透明な状況下において、キャッシュポジションを高め、当社グループの財務的な安定性を高めるために、メインバンクであるりそな銀行より、資金繰り支援策としての新たな融資枠を当第1四半期連結累計期間において設定いただいております。

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