四半期報告書-第17期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)における当社グループの事業環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響により、第1四半期連結会計期間では進出国及び地域において大幅な景気低迷と需要減退の局面を迎え、製造業の生産活動も急速に減速・停滞しておりました。しかし第2四半期連結会計期間に入り全般的に回復の兆しが現れはじめ、当第3四半期連結会計期間でもセパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷が緩やかに復調してきましたが、前期に比べて大きく減少しました。
このような状況の下、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上収益5,922億56百万円(前年同期比 6.5%減少)、コア営業利益604億68百万円(同 11.4%減少)、営業利益631億54百万円(同 12.2%減少)、親会社の所有者に帰属する四半期利益373億18百万円(同 9.8%減少)となりました。
なお、コア営業利益は営業利益から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出しております。
セグメント業績は、次のとおりです。
なお、セグメント利益はコア営業利益で表示しております。
① 国内ガス事業
産業ガス関連では、主力製品であるセパレートガスの売上収益は、関連業界での生産活動が低調に推移し、前期に比べ大きく減少しました。一方、エレクトロニクス関連での電子材料ガスの売上収益は微増となりました。機器・工事では、エレクトロニクス関連で大きく増収となりましたが、空気分離装置や金属加工向けの溶接・溶断関連機材を中心に前期を大きく下回りました。
以上の結果、国内ガス事業の売上収益は、2,422億16百万円(前年同期比 6.9%減少)、セグメント利益は、191億27百万円(同 4.2%減少)となりました。
② 米国ガス事業
産業ガス関連では、パッケージ・バルクガスを中心に、主力製品であるセパレートガスの売上収益は大きく減少しました。オンサイトでは、供給先の需要低下の影響で前期を下回りました。機器・工事では、エレクトロニクス関連での売上収益は増加しましたが、金属加工向けの溶接・溶断関連機材では、州内での小売店舗の営業活動自粛の影響もあり、大幅に減少しました。
以上の結果、米国ガス事業の売上収益は、1,393億85百万円(前年同期比 6.4%減少)、セグメント利益は、160億77百万円(同 4.2%減少)となりました。
③ 欧州ガス事業
主要地域となるイベリア(スペイン・ポルトガル)、ドイツ、イタリアでは、生産活動全般で停滞が生じたことにより、パッケージ及びバルクガスの需要は大きく落ち込みました。また、オンサイトは、供給先の需要低下の影響を受けて、大幅に減少しました。機器・工事では、金属加工向け溶接・溶断関連機材を中心に大きく減少しました。
以上の結果、欧州ガス事業の売上収益は、1,159億38百万円(前年同期比 7.5%減少)、セグメント利益は、145億90百万円(同 24.1%減少)となりました。
④ アジア・オセアニアガス事業
産業ガス関連では、フィリピン等での都市部封鎖や製造業の生産活動停滞の影響を受け、主力製品であるセパレートガスの売上収益は大きく減少しました。LPガスでは、仕入での契約価格低下による販売単価の下落はありましたが、豪州での出荷は堅調でした。エレクトロニクス関連では、東アジアでの電子材料ガスの出荷は好調です。機器・工事では、台湾での工事案件の剥落に加え、シンガポールでのスポット案件の減少と金属加工向け溶接・溶断関連機材を中心に大きく減少しました。
以上の結果、アジア・オセアニアガス事業の売上収益は、770億79百万円(前年同期比 2.6%減少)、セグメント利益は、81億14百万円(同 0.4%減少)となりました。
⑤ サーモス事業
サーモス事業は、国内では、第1四半期連結会計期間での外出制限や営業自粛要請により、行楽シーズンでの販売機会を喪失した影響が大きく、主力製品のケータイマグの売上収益は大きく減少しました。一方、自宅で過ごす時間の長い新たなライフスタイルが浸透したことに関連し、フライパンやタンブラーの販売数量は大きく増加しました。海外では、各地域での景気減退の影響を受け、販売数量が減少しました。
以上の結果、サーモス事業の売上収益は、176億35百万円(前年同期比 11.2%減少)、セグメント利益は、35億56百万円(同 41.3%減少)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は1兆7,894億66百万円で、前連結会計年度末比で377億33百万円の増加となっております。為替の影響については、前連結会計年度末に比べ期末日レートがUSドルで5円33銭の円高、ユーロで7円40銭の円安となるなど、約344億円多く表示されております。
[資産]
流動資産は、棚卸資産の増加や現金及び現金同等物の減少等により、前連結会計年度末比で72億25百万円増加し、3,745億27百万円となっております。
非流動資産は、のれんやその他の金融資産の増加等により、前連結会計年度末比で305億8百万円増加し、1兆4,149億38百万円となっております。
[負債]
流動負債は、社債及び借入金の増加やその他の金融負債の減少等により、前連結会計年度末比で15億7百万円増加し、3,334億11百万円となっております。
非流動負債は、繰延税金負債の増加や社債及び借入金の減少等により、前連結会計年度末比で142億54百万円減少し、9,648億81百万円となっております。
[資本]
資本は、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上による増加や利益剰余金の配当、在外営業活動体の換算差額の増加等により、前連結会計年度末比で504億80百万円増加し、4,911億74百万円となっております。
なお、親会社所有者帰属持分比率は25.8%で前連結会計年度末に比べ2.4ポイント高くなっております。
(3)キャッシュ・フローの分析
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税引前四半期利益、減価償却費及び償却費、法人所得税の支払額又は還付額等により、営業活動によるキャッシュ・フローは885億69百万円の収入(前第3四半期連結累計期間比 87億7百万円収入の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出等により、投資活動によるキャッシュ・フローは441億53百万円の支出(同 9億54百万円支出の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入金の返済による支出、長期借入れによる収入、配当金の支払額等により、財務活動によるキャッシュ・フローは520億21百万円の支出(同 153億15百万円支出の増加)となりました。
これらの結果に、為替換算差額等を加えた当第3四半期連結累計期間の現金及び現金同等物の四半期末残高は、956億70百万円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、25億45百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に比べ、提出会社の従業員数が1,418名及び臨時雇用者数が131名それぞれ減少し、当第3四半期連結会計期間末日現在で従業員数が53名及び臨時雇用者数が3名となっております。その主な理由は、2020年10月1日付で会社分割を行い、持株会社体制へ移行したことによるものです。なお、従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は年間の平均人員を記載しております。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)における当社グループの事業環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響により、第1四半期連結会計期間では進出国及び地域において大幅な景気低迷と需要減退の局面を迎え、製造業の生産活動も急速に減速・停滞しておりました。しかし第2四半期連結会計期間に入り全般的に回復の兆しが現れはじめ、当第3四半期連結会計期間でもセパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷が緩やかに復調してきましたが、前期に比べて大きく減少しました。
このような状況の下、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上収益5,922億56百万円(前年同期比 6.5%減少)、コア営業利益604億68百万円(同 11.4%減少)、営業利益631億54百万円(同 12.2%減少)、親会社の所有者に帰属する四半期利益373億18百万円(同 9.8%減少)となりました。
なお、コア営業利益は営業利益から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出しております。
セグメント業績は、次のとおりです。
なお、セグメント利益はコア営業利益で表示しております。
① 国内ガス事業
産業ガス関連では、主力製品であるセパレートガスの売上収益は、関連業界での生産活動が低調に推移し、前期に比べ大きく減少しました。一方、エレクトロニクス関連での電子材料ガスの売上収益は微増となりました。機器・工事では、エレクトロニクス関連で大きく増収となりましたが、空気分離装置や金属加工向けの溶接・溶断関連機材を中心に前期を大きく下回りました。
以上の結果、国内ガス事業の売上収益は、2,422億16百万円(前年同期比 6.9%減少)、セグメント利益は、191億27百万円(同 4.2%減少)となりました。
② 米国ガス事業
産業ガス関連では、パッケージ・バルクガスを中心に、主力製品であるセパレートガスの売上収益は大きく減少しました。オンサイトでは、供給先の需要低下の影響で前期を下回りました。機器・工事では、エレクトロニクス関連での売上収益は増加しましたが、金属加工向けの溶接・溶断関連機材では、州内での小売店舗の営業活動自粛の影響もあり、大幅に減少しました。
以上の結果、米国ガス事業の売上収益は、1,393億85百万円(前年同期比 6.4%減少)、セグメント利益は、160億77百万円(同 4.2%減少)となりました。
③ 欧州ガス事業
主要地域となるイベリア(スペイン・ポルトガル)、ドイツ、イタリアでは、生産活動全般で停滞が生じたことにより、パッケージ及びバルクガスの需要は大きく落ち込みました。また、オンサイトは、供給先の需要低下の影響を受けて、大幅に減少しました。機器・工事では、金属加工向け溶接・溶断関連機材を中心に大きく減少しました。
以上の結果、欧州ガス事業の売上収益は、1,159億38百万円(前年同期比 7.5%減少)、セグメント利益は、145億90百万円(同 24.1%減少)となりました。
④ アジア・オセアニアガス事業
産業ガス関連では、フィリピン等での都市部封鎖や製造業の生産活動停滞の影響を受け、主力製品であるセパレートガスの売上収益は大きく減少しました。LPガスでは、仕入での契約価格低下による販売単価の下落はありましたが、豪州での出荷は堅調でした。エレクトロニクス関連では、東アジアでの電子材料ガスの出荷は好調です。機器・工事では、台湾での工事案件の剥落に加え、シンガポールでのスポット案件の減少と金属加工向け溶接・溶断関連機材を中心に大きく減少しました。
以上の結果、アジア・オセアニアガス事業の売上収益は、770億79百万円(前年同期比 2.6%減少)、セグメント利益は、81億14百万円(同 0.4%減少)となりました。
⑤ サーモス事業
サーモス事業は、国内では、第1四半期連結会計期間での外出制限や営業自粛要請により、行楽シーズンでの販売機会を喪失した影響が大きく、主力製品のケータイマグの売上収益は大きく減少しました。一方、自宅で過ごす時間の長い新たなライフスタイルが浸透したことに関連し、フライパンやタンブラーの販売数量は大きく増加しました。海外では、各地域での景気減退の影響を受け、販売数量が減少しました。
以上の結果、サーモス事業の売上収益は、176億35百万円(前年同期比 11.2%減少)、セグメント利益は、35億56百万円(同 41.3%減少)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は1兆7,894億66百万円で、前連結会計年度末比で377億33百万円の増加となっております。為替の影響については、前連結会計年度末に比べ期末日レートがUSドルで5円33銭の円高、ユーロで7円40銭の円安となるなど、約344億円多く表示されております。
[資産]
流動資産は、棚卸資産の増加や現金及び現金同等物の減少等により、前連結会計年度末比で72億25百万円増加し、3,745億27百万円となっております。
非流動資産は、のれんやその他の金融資産の増加等により、前連結会計年度末比で305億8百万円増加し、1兆4,149億38百万円となっております。
[負債]
流動負債は、社債及び借入金の増加やその他の金融負債の減少等により、前連結会計年度末比で15億7百万円増加し、3,334億11百万円となっております。
非流動負債は、繰延税金負債の増加や社債及び借入金の減少等により、前連結会計年度末比で142億54百万円減少し、9,648億81百万円となっております。
[資本]
資本は、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上による増加や利益剰余金の配当、在外営業活動体の換算差額の増加等により、前連結会計年度末比で504億80百万円増加し、4,911億74百万円となっております。
なお、親会社所有者帰属持分比率は25.8%で前連結会計年度末に比べ2.4ポイント高くなっております。
(3)キャッシュ・フローの分析
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税引前四半期利益、減価償却費及び償却費、法人所得税の支払額又は還付額等により、営業活動によるキャッシュ・フローは885億69百万円の収入(前第3四半期連結累計期間比 87億7百万円収入の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出等により、投資活動によるキャッシュ・フローは441億53百万円の支出(同 9億54百万円支出の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入金の返済による支出、長期借入れによる収入、配当金の支払額等により、財務活動によるキャッシュ・フローは520億21百万円の支出(同 153億15百万円支出の増加)となりました。
これらの結果に、為替換算差額等を加えた当第3四半期連結累計期間の現金及び現金同等物の四半期末残高は、956億70百万円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、25億45百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に比べ、提出会社の従業員数が1,418名及び臨時雇用者数が131名それぞれ減少し、当第3四半期連結会計期間末日現在で従業員数が53名及び臨時雇用者数が3名となっております。その主な理由は、2020年10月1日付で会社分割を行い、持株会社体制へ移行したことによるものです。なお、従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は年間の平均人員を記載しております。