四半期報告書-第160期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/10 10:06
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う世界的な経済活動の停滞の影響により、輸出や生産が大幅に減少し、個人消費も急減するなど、きわめて厳しい状況が続きました。足元では、経済活動が徐々に再開されつつあるものの、新型コロナウイルス感染症が再拡大する中、企業活動や個人消費の回復は長期化することが予想され、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社製品関連分野におきましては、ファイン製品関係は、新型コロナウイルス感染症治療薬原材料の販売など、医薬関連需要が堅調に推移しましたが、機能性化学品及びその他ファイン製品は、国内関連需要が減少しました。化成品関係では、新型コロナウイルス感染症の影響から塗料・樹脂など国内関連需要が大幅に減少しました。
このような情勢のもとで、当社は、売価是正、拡販に注力するとともに、生産の合理化・効率化による製造原価低減など一層のコスト削減に取り組み、全社を挙げて収益確保に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同四半期に比べ5.0%減収の87億89百万円となりました。利益面につきましては、新型コロナウイルス感染症治療薬原材料など、収益性が高い医薬中間体の販売増加や原料コストの低下などにより、営業利益は10億24百万円(前年同四半期比19.7%増)、経常利益は10億94百万円(前年同四半期比20.7%増)となりました。四半期純利益につきましては、株式売却による特別利益4億55百万円を計上した結果、10億24百万円(前年同四半期比64.2%増)となりました。
(部門別売上高)
(単位:百万円)

前第2四半期累計期間当第2四半期累計期間増 減
製品グループ金額構成比金額構成比金額増減比
ファイン製品部門%%%
医農薬関連化学品2,88331.13,80943.392632.1
機能性化学品(注)3,54438.33,29137.5△253△7.1
その他1,14312.46947.9△449△39.3
7,57181.87,79488.72233.0




多価アルコール類1,55316.890010.2△652△42.0
その他(注) 1321.4931.1△38△29.2
1,68518.299411.3△691△41.0
合 計9,256100.08,789100.0△467△5.0

(注) 従来、化成品部門のその他に含めていた自製ホルマリンの売上高は、第1四半期会計期間からファイン製品
部門の機能性化学品に含め表示しております。これに伴い、前第2四半期累計期間における自製ホルマリン
の売上高216百万円を、化成品部門のその他からファイン製品部門の機能性化学品に組替えております。
セグメントの状況は、次のとおりであります。
(ファイン製品部門)
医農薬関連化学品は、新型コロナウイルス感染症治療薬原材料の販売や欧州向けの医薬中間体の販売などにより増収となりました。機能性化学品は、触媒関連製品及びイオン液体の出荷は増加しましたが、光学材料関連製品の販売が大幅に減少しました。その他ファイン製品も出荷が減少しました。
この結果、当セグメントの売上高は77億94百万円(前年同四半期比3.0%増)、営業利益は9億88百万円(前年同四半期比22.8%増)となりました。
(化成品部門)
多価アルコール類は、新型コロナウイルス感染症の影響で、塗料・樹脂など国内関連需要が大幅に減退したことに加え、一部のリセール品の販売を終了したことにより減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は9億94百万円(前年同四半期比41.0%減)、営業利益は35百万円(前年同四半期比28.9%減)となりました。
当四半期会計期間末の総資産は前事業年度末に比べ32億27百万円増加の330億30百万円となりました。
流動資産は、原価差異の繰延処理による流動資産(その他)が増加したものの、売掛金及び預け金の減少より、前事業年度末に比べ76百万円減少の136億94百万円となりました。
固定資産は、ファイン製品製造設備の新設など建設仮勘定の増加により、前事業年度末に比べ33億4百万円増加の193億35百万円となりました。
流動負債は、買掛金が減少したものの、設備関係未払金及び未払補修費の増加などにより、前事業年度末に比べ5億78百万円増加の66億59百万円となりました。
固定負債は、ファイン製品製造設備の資金調達により長期借入金が増加し、前事業年度末に比べ19億85百万円増加の47億9百万円となりました。
この結果、負債合計は113億68百万円となり、前事業年度末に比べ25億63百万円増加しました。
純資産は、四半期純利益の計上及び配当金の支払いにより、前事業年度末に比べ6億64百万円増加の、216億61百万円となりました。自己資本比率は前事業年度末の70.5%から65.6%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
(現金及び現金同等物)
当第2四半期累計期間に係る現金及び現金同等物の期末残高は5億76百万円となり、前事業年度末に比べ1億12百万円減少しました。これは営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算したフリー・キャッシュ・フローが、固定資産の取得などにより18億63百万円の支出となり、ファイン製品製造設備にかかる資金調達を行った結果、財務活動によるキャッシュ・フローが、17億54百万円の収入となったことによります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期純利益は14億87百万円、減価償却費の計上が7億66百万円となりましたが、営業活動に係る運転資金需要の増加や投資有価証券売却損益の調整、法人税等の支払などにより、10億17百万円の収入(前年同四半期累計期間は4億71百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入がありましたが、ファイン製品製造設備新設など固定資産の取得による支出により28億81百万円の支出(前年同四半期累計期間は12億2百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の借り入れによる収入がありましたが、配当金の支払により17億54百万円の収入(前年同四半期累計期間は1億32百万円の支出)となりました。
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
前第2四半期累計期間当第2四半期累計期間
自己資本比率(%)69.965.6
時価ベースの自己資本比率(%)27.647.6
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)231.5300.4
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)213.9237.3

自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1) 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注2) キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注3) 有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としています。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 資本の財源及び資金の流動性
当社は、円滑な事業活動に必要な水準の流動性の確保と財務の健全性維持を資金調達の基本方針としております。
当社は、上記の資金調達の基本方針に則り、国内金融機関との間で長期間に亘って築き上げてきた幅広く良好な関係に基づき、短期借入金及び長期借入金により必要資金を調達しております。
直接金融または間接金融の多様な手段の中から、その時々の市場環境も考慮した上で当社にとって有利な手段を機動的に選択し、資金調達を行っております。
なお、ファイン製品製造設備を2021年4月に着工予定であり、相当額の所要資金を金融機関から調達する計画であります。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は4億91百万円であります。なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 従業員数
当第2四半期累計期間において、提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(9) 主要な設備
当第2四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変更はありません。

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