有価証券報告書-第63期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/27 9:00
【資料】
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【項目】
101項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(1)財政状態の分析
当連結会計年度における総資産は15,604百万円と前連結会計年度末に比べ、342百万円増加しました。
流動資産は前連結会計年度末に比べ461百万円増加し11,095百万円となりました。これは、現金及び預金が306百万円増加したことや、電子記録債権が124百万円増加したこと等によるものです。
固定資産は前連結会計年度末に比べ119百万円減少し4,509百万円となりました。これは、無形固定資産が1百万円増加しましたが、有形固定資産が39百万円減少したことや、投資その他の資産が81百万円減少したことによるものです。
流動負債は前連結会計年度末に比べ135百万円増加し1,667百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が72百万円減少しましたが、電子記録債務が85百万円増加したことや、未払法人税等が103百万円増加したこと等によるものです。
固定負債は前連結会計年度末に比べ29百万円増加し545百万円となりました。これは、退職給付に係る負債が18百万円増加したことや、役員退職慰労引当金が10百万円増加したこと等によるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ177百万円増加し13,391百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が95百万円減少や、自己株式が135百万円増加しましたが、利益剰余金が406百万円増加したこと等によるものです。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は7,448百万円(前年同期比0.6%減)、販売費及び一般管理費は2,051百万円(同10.8%増)、営業利益は773百万円(同5.6%減)、経常利益は869百万円(同10.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は605百万円(同1.6%増)となりました。
営業利益が減少しておりますのは、売上高が47百万円減少(同0.6%減)したことに対して売上原価が201百万円減少(同4.2%減)したものの、販売費及び一般管理費が199百万円増加(同10.8%増)したことによるものです。経常利益が減少しておりますのは、営業外費用で為替差損が12百万円発生(前年同期は為替差益が34百万円発生)したことによるものです。親会社株主に帰属する当期純利益が増加しておりますのは、特別利益で投資有価証券売却益13百万円があったことや、特別損失で前連結会計年度には役員退職慰労金43百万円があったことによるものです。
(キャッシュ・フローの状況)
詳細は「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」をご覧下さい。