有価証券報告書-第62期(2023/06/01-2024/05/31)
(1)経営成績等の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の持ち直しには足踏みが見られる一方、設備投資には持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかに回復しました。
しかしながら、資源価格の高止まり、中国経済の先行き懸念など海外景気の下振れ、中東地域をめぐる情勢、物価上昇による消費者の節約志向の高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続きました。
このような事業環境のもと、中期経営計画「NX2025」の基本戦略である「既存事業の拡大」、「新領域への展開」、「新規事業の開発」、「経営基盤強化のための投資」、「ESGを軸にしたサステナブル経営の推進」に基づき、ケミカル事業においては、既存製品のリニューアル、感染対策用製品の開発及び拡販、新規チャネルの拡大、ヘルスケア事業においては、健康食品の国内プロモーション強化及び海外販路のさらなる拡大などに注力いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、227億3千9百万円(前期比 16.6%増)となりました。
利益につきましては、営業利益14億7千6百万円(同 72.6%増)、経常利益15億円(同 69.1%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、中国連結子会社である新高(江蘇)日用品有限公司が建設する中国第2工場の建設中止に関して、事業撤退損を計上したことにより7億5百万円(同 25.7%増)に留まりました。
なお、2023年3月28日付けで株式会社バイオバンク他2社を連結子会社化したことに伴い、セグメントの区分方法を見直した結果、従来の「化成品事業」の単一セグメントから、「ケミカル事業」、「ヘルスケア事業」の2区分に変更しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<ケミカル事業>(業務用洗剤・洗浄剤・除菌剤・漂白剤・固形燃料、仕入商品等)
洗剤洗浄剤は、強力洗浄剤「ニューケミクール」の洗浄力向上を伴うリニューアル、洗浄・除菌・ウイルス対応アルコール製剤「ノロスターセキュアフォーム」など感染対策用新製品を中心に顧客のニーズに沿った製品・サービスの提案を行いました。さらに食品工場、食品スーパーの開拓や非食品分野である農業、歯科分野の顧客開拓などの結果、売上は増加いたしました。
なお、アルコール製剤は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけ変更以降、急速に需要が落ち着きつつありますが、新型コロナウイルス感染症流行前と比較し、一定の伸びを維持しました。
固形燃料は、旅館やリゾートホテルなどの宿泊者数が増加したこと及び固形燃料の輸出が増加した結果、売上は増加いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は212億8千6百万円、セグメント利益(営業利益)は12億3千万円となりました。
<ヘルスケア事業>(健康食品等)
主力製品である乳酸菌発酵食品「OM-X」は、国内EC販売および海外販売において順調に売上が推移しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は14億5千2百万円、セグメント利益(営業利益)は2億4千5百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金といいます。)の期末残高は、前年同期より8千7百万円増加し、68億3千2百万円となりました。主な内訳は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、12億9千8百万円(前期比20.2%増)となりました。主には税金等調整前当期純利益が8億1千1百万円、減価償却費が5億4千8百万円、事業撤退損が6億8千7百万円あった一方で、未払金及び未払費用の減少額が7億9千5百万円あったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、1億2百万円(前期は6億8千9百万円の支出)となりました。主には保険積立金の解約による収入が3億6千万円あったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、13億7千3百万円(前期は9千1百万円の支出)となりました。主には長期借入金の返済による支出が9億4千4百万円、配当金の支払額が3億1千8百万円あったことなどによるものです。
③ 生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっております。
ロ.受注実績
該当事項はありません。
ハ.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
ニ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績については、総販売実績に対する割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載したとおりであります。
連結財務諸表の作成にあたっては、貸倒引当金、繰延税金資産の計上、減損損失、事業撤退損等の重要な会計方針に関する見積り及び判断を行なっております。これらの見積りは、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる方法に基づき行っていますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。
② 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.財政状態及び経営成績
a.財政状態
前連結会計年度末と比較して総資産は8億2千9百万円減少し、純資産は4億1千4百万円増加しました。この結果、自己資本比率は4.3ポイント増加し58.9%となりました。増減の主なものは次のとおりであります。
流動資産では、現金及び預金が2億2千8百万円、受取手形及び売掛金が1億4千5百万円それぞれ増加し、電子記録債権が1億8千7百万円減少しております。
固定資産では、繰延税金資産が3億2千6百万円増加し、建物及び構築物(純額)が3億2千1百万円、建設仮勘定が3億3千5百万円、投資その他の資産その他が3億6千5百万円それぞれ減少しております。
流動負債では、未払法人税等が2億9千4百万円、事業撤退損失引当金が3億5百万円それぞれ増加し、未払金が9億1千8百万円減少しております。
固定負債では、長期借入金が8億3千2百万円減少しております。
b.経営成績
「(1)経営成績等の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
ロ.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、経営指標として、売上高、営業利益、ROEを重視しております。競争力の強化と経営の効率化を図ることにより、営業利益率の向上に努めるとともに、株主資本の運用効率を示す指標であるROEの維持向上に努めてまいります。当連結会計年度におけるROEは5.4%で前期比1.0ポイント増に留まりましたが、今後も安定的に10%以上とすることを目標としてまいります。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フローの状況
「(1)経営成績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
ロ.資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、主に営業活動から得られる自己資金及び金融機関からの借入を資金の源泉としております。設備投資等の長期資金需要につきましては、金融機関からの長期借入を基本としており、他方、短期の運転資金需要につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における社債、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は25億2千5百万円であります。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は68億3千2百万円となっております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の持ち直しには足踏みが見られる一方、設備投資には持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかに回復しました。
しかしながら、資源価格の高止まり、中国経済の先行き懸念など海外景気の下振れ、中東地域をめぐる情勢、物価上昇による消費者の節約志向の高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続きました。
このような事業環境のもと、中期経営計画「NX2025」の基本戦略である「既存事業の拡大」、「新領域への展開」、「新規事業の開発」、「経営基盤強化のための投資」、「ESGを軸にしたサステナブル経営の推進」に基づき、ケミカル事業においては、既存製品のリニューアル、感染対策用製品の開発及び拡販、新規チャネルの拡大、ヘルスケア事業においては、健康食品の国内プロモーション強化及び海外販路のさらなる拡大などに注力いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、227億3千9百万円(前期比 16.6%増)となりました。
利益につきましては、営業利益14億7千6百万円(同 72.6%増)、経常利益15億円(同 69.1%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、中国連結子会社である新高(江蘇)日用品有限公司が建設する中国第2工場の建設中止に関して、事業撤退損を計上したことにより7億5百万円(同 25.7%増)に留まりました。
なお、2023年3月28日付けで株式会社バイオバンク他2社を連結子会社化したことに伴い、セグメントの区分方法を見直した結果、従来の「化成品事業」の単一セグメントから、「ケミカル事業」、「ヘルスケア事業」の2区分に変更しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<ケミカル事業>(業務用洗剤・洗浄剤・除菌剤・漂白剤・固形燃料、仕入商品等)
洗剤洗浄剤は、強力洗浄剤「ニューケミクール」の洗浄力向上を伴うリニューアル、洗浄・除菌・ウイルス対応アルコール製剤「ノロスターセキュアフォーム」など感染対策用新製品を中心に顧客のニーズに沿った製品・サービスの提案を行いました。さらに食品工場、食品スーパーの開拓や非食品分野である農業、歯科分野の顧客開拓などの結果、売上は増加いたしました。
なお、アルコール製剤は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけ変更以降、急速に需要が落ち着きつつありますが、新型コロナウイルス感染症流行前と比較し、一定の伸びを維持しました。
固形燃料は、旅館やリゾートホテルなどの宿泊者数が増加したこと及び固形燃料の輸出が増加した結果、売上は増加いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は212億8千6百万円、セグメント利益(営業利益)は12億3千万円となりました。
<ヘルスケア事業>(健康食品等)
主力製品である乳酸菌発酵食品「OM-X」は、国内EC販売および海外販売において順調に売上が推移しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は14億5千2百万円、セグメント利益(営業利益)は2億4千5百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金といいます。)の期末残高は、前年同期より8千7百万円増加し、68億3千2百万円となりました。主な内訳は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、12億9千8百万円(前期比20.2%増)となりました。主には税金等調整前当期純利益が8億1千1百万円、減価償却費が5億4千8百万円、事業撤退損が6億8千7百万円あった一方で、未払金及び未払費用の減少額が7億9千5百万円あったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、1億2百万円(前期は6億8千9百万円の支出)となりました。主には保険積立金の解約による収入が3億6千万円あったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、13億7千3百万円(前期は9千1百万円の支出)となりました。主には長期借入金の返済による支出が9億4千4百万円、配当金の支払額が3億1千8百万円あったことなどによるものです。
③ 生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) | 前年同期比(%) |
| ケミカル事業(千円) | 14,914,415 | 108.2 |
| ヘルスケア事業(千円) | 1,056,233 | - |
| 合計(千円) | 15,970,649 | 115.9 |
(注)金額は販売価格によっております。
ロ.受注実績
該当事項はありません。
ハ.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) | 前年同期比(%) |
| ケミカル事業(千円) | 3,853,651 | 108.6 |
| ヘルスケア事業(千円) | - | - |
| 合計(千円) | 3,853,651 | 108.6 |
ニ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) | 前年同期比(%) |
| ケミカル事業(千円) | 21,286,539 | 109.1 |
| ヘルスケア事業(千円) | 1,452,585 | - |
| 合計(千円) | 22,739,125 | 116.6 |
(注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績については、総販売実績に対する割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載したとおりであります。
連結財務諸表の作成にあたっては、貸倒引当金、繰延税金資産の計上、減損損失、事業撤退損等の重要な会計方針に関する見積り及び判断を行なっております。これらの見積りは、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる方法に基づき行っていますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。
② 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.財政状態及び経営成績
a.財政状態
前連結会計年度末と比較して総資産は8億2千9百万円減少し、純資産は4億1千4百万円増加しました。この結果、自己資本比率は4.3ポイント増加し58.9%となりました。増減の主なものは次のとおりであります。
流動資産では、現金及び預金が2億2千8百万円、受取手形及び売掛金が1億4千5百万円それぞれ増加し、電子記録債権が1億8千7百万円減少しております。
固定資産では、繰延税金資産が3億2千6百万円増加し、建物及び構築物(純額)が3億2千1百万円、建設仮勘定が3億3千5百万円、投資その他の資産その他が3億6千5百万円それぞれ減少しております。
流動負債では、未払法人税等が2億9千4百万円、事業撤退損失引当金が3億5百万円それぞれ増加し、未払金が9億1千8百万円減少しております。
固定負債では、長期借入金が8億3千2百万円減少しております。
b.経営成績
「(1)経営成績等の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
ロ.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、経営指標として、売上高、営業利益、ROEを重視しております。競争力の強化と経営の効率化を図ることにより、営業利益率の向上に努めるとともに、株主資本の運用効率を示す指標であるROEの維持向上に努めてまいります。当連結会計年度におけるROEは5.4%で前期比1.0ポイント増に留まりましたが、今後も安定的に10%以上とすることを目標としてまいります。
| 2023年5月期 | 2024年5月期 | 増減 | |
| 売上高 | 19,504百万円 | 22,739百万円 | +3,235百万円 |
| 営業利益 | 855百万円 | 1,476百万円 | +621百万円 |
| 営業利益率 | 4.4% | 6.5% | +2.1pt |
| ROE | 4.4% | 5.4% | +1.0pt |
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フローの状況
「(1)経営成績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
ロ.資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、主に営業活動から得られる自己資金及び金融機関からの借入を資金の源泉としております。設備投資等の長期資金需要につきましては、金融機関からの長期借入を基本としており、他方、短期の運転資金需要につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における社債、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は25億2千5百万円であります。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は68億3千2百万円となっております。