有価証券報告書-第98期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度から4億1千6百万円増加し、489億4千4百万円(前連結会計年度比0.9%増)となり、4期連続の増収を達成するとともに、前連結会計年度に続き2期連続で過去最高を更新しました。利益面につきましては、前連結会計年度に計上した開発候補品導入に係る一時費用がなくなったこと等により販売費及び一般管理費が減少したことから、営業利益28億2千4百万円(前連結会計年度比57.4%増)、経常利益30億7千3百万円(前連結会計年度比53.5%増)といずれも大幅な増益となりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に福島県からの補助金収入25億5千8百万円を特別利益に計上していたことの反動により、23億8千8百万円(前連結会計年度比18.9%減)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
①医薬品事業
本年4月に実施された薬価改定前の買い控えの影響や長期収載品の売上減少等がありましたが、昨年12月に長期処方が可能となった難吸収性リファマイシン系抗菌薬「リフキシマ」の売上拡大やオーソライズド・ジェネリック「カンデサルタン類」、LH‐RH誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤「リュープロレリン」等の主力品の伸長によりカバーし、売上高は441億2千7百万円(前連結会計年度比0.1%増)と前連結会計年度比で微増となりました。セグメント利益につきましては、研究開発費等の減少で販売費及び一般管理費が減少したことから、50億7千4百万円(前連結会計年度比21.7%増)と増益となりました。
なお、当連結会計年度において、産婦人科、泌尿器科領域のラインアップの充実を目的として、平成30年1月にDSファーマバイオメディカル株式会社との間で、体外診断用医薬品「ラピッドエスピー®≪クラミジア≫」の共同販促契約を締結し、平成30年2月よりコ・プロモーションを開始いたしました。
②その他
動物用医薬品、臨床検査、医療機器、食品等の各事業を展開しているその他事業の業績は、主に動物用医薬品事業が順調に推移したことにより、売上高48億1千6百万円(前連結会計年度比8.4%増)、セグメント利益2億1千1百万円(前連結会計年度比301.8%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ44億1千5百万円減少し、103億4千6百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、7千6百万円(前年同期は120億6千3百万円の増加)となりました。これは法人税等の支払およびたな卸資産の増加等がありましたが、税金等調整前当期純利益および減価償却費によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、33億4千8百万円(前年同期は3億7千8百万円の減少)となりました。これは有価証券の償還がありましたが、有価証券および投資有価証券の取得等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、11億4千2百万円(前年同期は23億8千4百万円の減少)となりました。これは長期借入金の返済および配当金の支払によるものであります。
生産、受注及び販売の状況
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は仕切価格によっております。
(2)商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記金額は消費税等を含んでおりません。
(3)受注状況
当社グループは販売計画、在庫状況に基づいて生産計画を立て、これによって生産しているため、受注生産は行っておりません。
(4)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1)財政状態
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1億8百万円増加し、662億3千5百万円となりました。これは主に現金及び預金等は減少しましたが、投資有価証券および原材料及び貯蔵品並びに流動資産のその他等が増加したためであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、29億3千9百万円減少し、236億7千5百万円となりました。これは、流動負債のその他および長期借入金等が減少したためであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、30億4千8百万円増加し、425億5千9百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金等が増加および株価上昇によるその他有価証券評価差額金等の増加によるものであります。
その結果、自己資本比率は前連結会計年度末から4.5ポイント上昇し64.3%となっております。
(2) 経営成績
「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 業績」をご参照下さい。
(3) キャッシュ・フローの状況
「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) キャッシュ・フロー」をご参照下さい。
(1)業績
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度から4億1千6百万円増加し、489億4千4百万円(前連結会計年度比0.9%増)となり、4期連続の増収を達成するとともに、前連結会計年度に続き2期連続で過去最高を更新しました。利益面につきましては、前連結会計年度に計上した開発候補品導入に係る一時費用がなくなったこと等により販売費及び一般管理費が減少したことから、営業利益28億2千4百万円(前連結会計年度比57.4%増)、経常利益30億7千3百万円(前連結会計年度比53.5%増)といずれも大幅な増益となりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に福島県からの補助金収入25億5千8百万円を特別利益に計上していたことの反動により、23億8千8百万円(前連結会計年度比18.9%減)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
①医薬品事業
本年4月に実施された薬価改定前の買い控えの影響や長期収載品の売上減少等がありましたが、昨年12月に長期処方が可能となった難吸収性リファマイシン系抗菌薬「リフキシマ」の売上拡大やオーソライズド・ジェネリック「カンデサルタン類」、LH‐RH誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤「リュープロレリン」等の主力品の伸長によりカバーし、売上高は441億2千7百万円(前連結会計年度比0.1%増)と前連結会計年度比で微増となりました。セグメント利益につきましては、研究開発費等の減少で販売費及び一般管理費が減少したことから、50億7千4百万円(前連結会計年度比21.7%増)と増益となりました。
なお、当連結会計年度において、産婦人科、泌尿器科領域のラインアップの充実を目的として、平成30年1月にDSファーマバイオメディカル株式会社との間で、体外診断用医薬品「ラピッドエスピー®≪クラミジア≫」の共同販促契約を締結し、平成30年2月よりコ・プロモーションを開始いたしました。
②その他
動物用医薬品、臨床検査、医療機器、食品等の各事業を展開しているその他事業の業績は、主に動物用医薬品事業が順調に推移したことにより、売上高48億1千6百万円(前連結会計年度比8.4%増)、セグメント利益2億1千1百万円(前連結会計年度比301.8%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ44億1千5百万円減少し、103億4千6百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、7千6百万円(前年同期は120億6千3百万円の増加)となりました。これは法人税等の支払およびたな卸資産の増加等がありましたが、税金等調整前当期純利益および減価償却費によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、33億4千8百万円(前年同期は3億7千8百万円の減少)となりました。これは有価証券の償還がありましたが、有価証券および投資有価証券の取得等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、11億4千2百万円(前年同期は23億8千4百万円の減少)となりました。これは長期借入金の返済および配当金の支払によるものであります。
生産、受注及び販売の状況
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 医薬品事業(百万円) | 28,531 | 108.4 |
| 合計(百万円) | 28,531 | 108.4 |
(注) 金額は仕切価格によっております。
(2)商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 医薬品事業(百万円) | 15,586 | 98.7 |
| その他(百万円) | 3,601 | 111.7 |
| 合計(百万円) | 19,188 | 100.9 |
(注)1.金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記金額は消費税等を含んでおりません。
(3)受注状況
当社グループは販売計画、在庫状況に基づいて生産計画を立て、これによって生産しているため、受注生産は行っておりません。
(4)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 医薬品事業(百万円) | 44,127 | 100.1 |
| その他(百万円) | 4,816 | 108.4 |
| 合計(百万円) | 48,944 | 100.9 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| 武田薬品工業㈱ | 40,712 | 83.9 | 40,898 | 83.6 |
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1)財政状態
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1億8百万円増加し、662億3千5百万円となりました。これは主に現金及び預金等は減少しましたが、投資有価証券および原材料及び貯蔵品並びに流動資産のその他等が増加したためであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、29億3千9百万円減少し、236億7千5百万円となりました。これは、流動負債のその他および長期借入金等が減少したためであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、30億4千8百万円増加し、425億5千9百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金等が増加および株価上昇によるその他有価証券評価差額金等の増加によるものであります。
その結果、自己資本比率は前連結会計年度末から4.5ポイント上昇し64.3%となっております。
(2) 経営成績
「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 業績」をご参照下さい。
(3) キャッシュ・フローの状況
「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) キャッシュ・フロー」をご参照下さい。