四半期報告書-第40期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間の概況は次のとおりであります。
本年4月に薬価改定が実施されるなど事業環境は厳しさを増しておりますが、ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」の東日本における物流拠点として越谷物流センターを開設するとともに、「エポエチンアルファBS」のプロモーション強化を目的としてESA営業推進部を開設するなど販売面での施策に取り組みました。
研究開発面におきましては、本年9月26日付でヒト間葉系幹細胞(MSC)を利用した細胞性医薬品(開発番号:JR-031)の製造販売承認申請を行ったほか、ライソゾーム病治療薬のひとつとして開発を進めているファブリー病治療酵素製剤(開発番号:JR-051)について臨床試験の準備を進めるなど各テーマの研究開発を進捗させました。
これらの結果、医薬品事業における売上高は79億24百万円(前年同期比8億7百万円増)となり、医療用・研究用機器事業の売上高2億30百万円(前年同期比2百万円増)を合わせた当社グループ全体の売上高は81億55百万円(前年同期比8億10百万円増)となりました。
利益面におきましては、上記のとおり売上高は増収となりましたが、研究開発テーマの進捗に伴い研究開発費が17億52百万円(前年同期比7億18百万円増)となったことなどにより、営業利益は4億45百万円(前年同期比2億22百万円減)となりました。このほか、営業外収益に平成25年度経済産業省委託事業「再生医療等産業化促進事業」の受入委託金などを計上した結果、経常利益は6億16百万円(前年同期比74百万円減)、四半期純利益は4億61百万円(前年同期比23百万円増)となりました。
セグメント別の状況は以下のとおりであります。
① 医薬品事業
医薬品事業におきましては、「グロウジェクト」の売上高は薬価改定の影響により46億86百万円(前年同期比18百万円減)と微減となりましたが、「エポエチンアルファBS」は17億12百万円(前年同期比1億90百万円増)となりました。このほか、パクリタキセル原体および契約金収入が増収となったことにより、医薬品事業における売上高は79億24百万円(前年同期比8億7百万円増)を計上することが出来ました。セグメント利益(営業利益)につきましては、売上高は増収となりましたが、主として研究開発費の増加などにより、4億23百万円(前年同期比2億38百万円減)となりました。
② 医療用・研究用機器事業
医療用・研究用機器事業の売上高は2億30百万円(前年同期比2百万円増)、セグメント利益(営業利益)は20百万円(前年同期比18百万円増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は346億38百万円(前連結会計年度末比11億74百万円増)、負債合計は95億68百万円(前連結会計年度末比6億85百万円増)、純資産合計は250億69百万円(前連結会計年度末比4億88百万円増)となりました。
流動資産は、有価証券が減少した一方で現金及び預金およびたな卸資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ5億56百万円増加して179億29百万円となりました。固定資産につきましては、投資有価証券および細胞性医薬品製造工場に関する建物及び構築物および機械装置が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ6億17百万円増加して167億9百万円となりました。
流動負債は、未払法人税等が減少した一方で買掛金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ12億92百万円増加して69億56百万円となりました。固定負債は、長期借入金および退職給付に係る負債が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ6億6百万円減少して26億12百万円となりました。
純資産につきましては、配当金の支払いがあった一方、四半期純利益の計上およびその他の包括利益累計額の増加などにより、前連結会計年度末に比べ4億88百万円増加して250億69百万円となりました。
これらの結果、第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.2ポイント減少して71.8%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ7億57百万円減少して、50億23百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況および主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、7億39百万円(前年同期比17億70百万円の収入減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上額6億13百万円、減価償却費の計上額6億46百万円、仕入債務の増加額12億25百万円があった一方で、売上債権の増加額8億29百万円、たな卸資産の増加額11億58百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、8億4百万円(前年同期比3百万円の支出減)となりました。これは主に、有価証券の売却及び償還による収入12億18百万円があった一方で、有形固定資産の取得による支出8億62百万円、投資有価証券の取得による支出6億1百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、6億63百万円(前年同期比3億25百万円の支出増)となりました。これは主に、長期借入れの返済による支出2億32百万円、配当金の支払3億20百万円、リース債務の返済による支出1億29百万円があったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,752,730千円(前年同期実績1,034,133千円)であります。
なお、平成26年9月30日現在の医薬品の研究開発状況は下記のとおりであります。
① 遺伝子組換医薬品
② 細胞性医薬品
(注) 平成25年10月にオサイリス・セラピューティックス社がヒト間葉系幹細胞に関する権利をメゾブラスト社(豪)に譲渡したため、当社の保有する権利のライセンサーも同社に変わっております。
(6) 従業員の状況
当第2四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注および販売実績の著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間の概況は次のとおりであります。
本年4月に薬価改定が実施されるなど事業環境は厳しさを増しておりますが、ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」の東日本における物流拠点として越谷物流センターを開設するとともに、「エポエチンアルファBS」のプロモーション強化を目的としてESA営業推進部を開設するなど販売面での施策に取り組みました。
研究開発面におきましては、本年9月26日付でヒト間葉系幹細胞(MSC)を利用した細胞性医薬品(開発番号:JR-031)の製造販売承認申請を行ったほか、ライソゾーム病治療薬のひとつとして開発を進めているファブリー病治療酵素製剤(開発番号:JR-051)について臨床試験の準備を進めるなど各テーマの研究開発を進捗させました。
これらの結果、医薬品事業における売上高は79億24百万円(前年同期比8億7百万円増)となり、医療用・研究用機器事業の売上高2億30百万円(前年同期比2百万円増)を合わせた当社グループ全体の売上高は81億55百万円(前年同期比8億10百万円増)となりました。
利益面におきましては、上記のとおり売上高は増収となりましたが、研究開発テーマの進捗に伴い研究開発費が17億52百万円(前年同期比7億18百万円増)となったことなどにより、営業利益は4億45百万円(前年同期比2億22百万円減)となりました。このほか、営業外収益に平成25年度経済産業省委託事業「再生医療等産業化促進事業」の受入委託金などを計上した結果、経常利益は6億16百万円(前年同期比74百万円減)、四半期純利益は4億61百万円(前年同期比23百万円増)となりました。
セグメント別の状況は以下のとおりであります。
① 医薬品事業
医薬品事業におきましては、「グロウジェクト」の売上高は薬価改定の影響により46億86百万円(前年同期比18百万円減)と微減となりましたが、「エポエチンアルファBS」は17億12百万円(前年同期比1億90百万円増)となりました。このほか、パクリタキセル原体および契約金収入が増収となったことにより、医薬品事業における売上高は79億24百万円(前年同期比8億7百万円増)を計上することが出来ました。セグメント利益(営業利益)につきましては、売上高は増収となりましたが、主として研究開発費の増加などにより、4億23百万円(前年同期比2億38百万円減)となりました。
② 医療用・研究用機器事業
医療用・研究用機器事業の売上高は2億30百万円(前年同期比2百万円増)、セグメント利益(営業利益)は20百万円(前年同期比18百万円増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は346億38百万円(前連結会計年度末比11億74百万円増)、負債合計は95億68百万円(前連結会計年度末比6億85百万円増)、純資産合計は250億69百万円(前連結会計年度末比4億88百万円増)となりました。
流動資産は、有価証券が減少した一方で現金及び預金およびたな卸資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ5億56百万円増加して179億29百万円となりました。固定資産につきましては、投資有価証券および細胞性医薬品製造工場に関する建物及び構築物および機械装置が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ6億17百万円増加して167億9百万円となりました。
流動負債は、未払法人税等が減少した一方で買掛金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ12億92百万円増加して69億56百万円となりました。固定負債は、長期借入金および退職給付に係る負債が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ6億6百万円減少して26億12百万円となりました。
純資産につきましては、配当金の支払いがあった一方、四半期純利益の計上およびその他の包括利益累計額の増加などにより、前連結会計年度末に比べ4億88百万円増加して250億69百万円となりました。
これらの結果、第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.2ポイント減少して71.8%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ7億57百万円減少して、50億23百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況および主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、7億39百万円(前年同期比17億70百万円の収入減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上額6億13百万円、減価償却費の計上額6億46百万円、仕入債務の増加額12億25百万円があった一方で、売上債権の増加額8億29百万円、たな卸資産の増加額11億58百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、8億4百万円(前年同期比3百万円の支出減)となりました。これは主に、有価証券の売却及び償還による収入12億18百万円があった一方で、有形固定資産の取得による支出8億62百万円、投資有価証券の取得による支出6億1百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、6億63百万円(前年同期比3億25百万円の支出増)となりました。これは主に、長期借入れの返済による支出2億32百万円、配当金の支払3億20百万円、リース債務の返済による支出1億29百万円があったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,752,730千円(前年同期実績1,034,133千円)であります。
なお、平成26年9月30日現在の医薬品の研究開発状況は下記のとおりであります。
① 遺伝子組換医薬品
| 開発番号 | 開発段階 | 適応症等 | 備考 |
| (一般名) | |||
| JR-041 | 臨床 第Ⅰ/Ⅱ相 試験 | 不妊治療 | 完全無血清培養技術による生産 あすか製薬㈱へ導出 |
| (遺伝子組換え卵胞刺激ホルモン) | |||
| JR-131 | 前臨床 | 腎性貧血 | 完全無血清培養技術による生産 キッセイ薬品工業㈱と共同開発 |
| (遺伝子組換えダルベポエチン) | |||
| JR-032 | 臨床試験 準備中 | ハンター症候群 (ライソゾーム病) | 酵素補充療法 完全無血清培養技術による生産 グラクソ・スミスクライン・グループと共同開発 |
| (遺伝子組換え イズロネート-2-スルファターゼ) | |||
| JR-051 | 臨床試験 準備中 | ファブリー病 (ライソゾーム病) | 酵素補充療法 完全無血清培養技術による生産 グラクソ・スミスクライン・グループと共同開発 |
| (遺伝子組換えα-ガラクトシダーゼA) | |||
| JR-101 | 前臨床 | ゴーシェ病 (ライソゾーム病) | 酵素補充療法 完全無血清培養技術による生産 |
| (遺伝子組換え グルコセレブロシダーゼ) |
② 細胞性医薬品
| 開発番号 | 開発段階 | 適応症等 | 備考 |
| (利用細胞名) | |||
| JR-031 | 承認申請中 (平成26年9月26日 承認申請) | 造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病(急性GVHD) | 米国オサイリス・セラピューティックス社(注)より技術導入 他家由来ヒト間葉系幹細胞の利用 |
| (ヒト間葉系幹細胞) |
(注) 平成25年10月にオサイリス・セラピューティックス社がヒト間葉系幹細胞に関する権利をメゾブラスト社(豪)に譲渡したため、当社の保有する権利のライセンサーも同社に変わっております。
(6) 従業員の状況
当第2四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注および販売実績の著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。