四半期報告書-第43期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間の概況は次のとおりであります。
主力製品である遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト®」は、本年1月に発売した液状製剤「グロウジェクト®皮下注6mg・12mg」とその専用注入器「グロウジェクター®L」の寄与もあり、引き続き売上を伸長させました。遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤(腎性貧血治療薬)「エポエチンアルファBS注JCR」および再生医療等製品「テムセル®HS注」も順調に推移し、主力3製品のいずれも前年同期比で増収となりました。
研究開発面におきましては、本年9月29日付でファブリー病治療酵素製剤(アガルシダーゼベータ)のバイオ後続品(開発番号:JR-051)の製造販売承認申請を行うとともに、持続型赤血球造血刺激因子製剤(ダルベポエチン)のバイオ後続品(開発番号:JR-131)の第Ⅲ相臨床試験および独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo®」を適用した血液脳関門通過型ハンター症候群治療酵素製剤(開発番号:JR-141)の第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を計画どおり順調に進捗させました。前臨床におきましては、持続型成長ホルモン製剤(開発番号:JR-142)およびJ-Brain Cargo®適応ポンペ病治療酵素製剤(開発番号:JR-162)などの研究開発が進展しております。また、本年7月18日付で帝人株式会社と他家(同種)歯髄由来幹細胞(DPC)を用いた急性期脳梗塞を適応症とする再生医療等製品(開発番号:JTR-161)の共同開発契約および実施許諾契約を締結いたしました。
これらの結果、医薬品事業の売上高は99億50百万円(前年同期比16億29百万円増)となりました。医療用・研究用機器事業の売上高2億36百万円(前年同期比23百万円増)を合わせた当社グループ全体の売上高は101億87百万円(前年同期比16億53百万円増)となりました。
利益面におきましては、売上高の増収に伴い売上総利益が75億8百万円(前年同期比15億44百万円増)となりました。また、研究開発費18億12百万円(前年同期比77百万円増)を含む販売費及び一般管理費は増加しましたが、営業利益は24億47百万円(前年同期比10億76百万円増)、経常利益は24億69百万円(前年同期比11億6百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億81百万円(前年同期比8億59百万円増)となりました。
なお、当社は、本年9月21日付で、株式会社メディパルホールディングスとの間で業務資本提携契約を締結するとともに、同日付でグラクソ・スミスクライングループとのバイオ医薬品事業に関する包括契約を改訂いたしました。これに伴い、グラクソ・スミスクライングループがそのグループ会社グラクソ・グループ・リミテッドを通じて保有していた当社普通株式7,986,923株のうち、854,100株については当社が本年9月22日付で自己株式として取得し、7,132,823株については株式会社メディパルホールディングスが、グラクソ・グループ・リミテッドとの間における株式譲渡契約に基づき、平成29年10月31日に取得いたしました。この結果、当社の筆頭株主は、グラクソ・スミスクライングループから株式会社メディパルホールディングスに異動しております。
セグメント別の状況は以下のとおりであります。
① 医薬品事業
「グロウジェクト®」、「エポエチンアルファBS注JCR」および「テムセル®HS注」の売上高はそれぞれ、56億1百万円(前年同期比4億26百万円増)、20億98百万円(前年同期比2億73百万円増)および5億86百万円(前年同期比3億24百万円増)となり、また、契約金収入16億25百万円(前年同期比8億99百万円増)が計上されたことにより、医薬品事業の売上高は99億50百万円(前年同期比16億29百万円増)となりました。
セグメント利益につきましては、研究開発費を含む販売費及び一般管理費の増加を、「グロウジェクト®」およびおよび契約金収入の増収効果などにより吸収し、24億41百万円(前年同期比10億76百万円増)となりました。
② 医療用・研究用機器事業
医療用・研究用機器事業の売上高は2億36百万円(前年同期比23百万円増)、セグメント利益は5百万円(前年同期比2百万円減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は382億8百万円(前連結会計年度末比18億23百万円増)、負債合計は116億5百万円(前連結会計年度末比28億6百万円増)、純資産合計は266億3百万円(前連結会計年度末比9億82百万円減)となりました。
流動資産は、現金及び預金が減少した一方で、たな卸資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ14億65百万円増加して217億81百万円となりました。固定資産につきましては、有形固定資産が減少した一方で、投資有価証券が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3億57百万円増加して164億27百万円となりました。
流動負債は、短期借入金および未払法人税等が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ31億16百万円増加して78億23百万円となりました。固定負債は、長期借入金および長期リース債務が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3億10百万円減少して37億81百万円となりました。
純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上した一方で自己株式の取得および配当金の支払いなどにより、前連結会計年度末に比べ9億82百万円減少して266億3百万円となりました。
これらの結果、第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ6.3ポイント低下して68.7%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ10億87百万円減少して、43億77百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況および主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、18億30百万円(前年同期比79百万円の収入減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上額24億78百万円、減価償却費の計上額6億52百万円があった一方で、たな卸資産の増加額14億17百万円、売上債権の増加額6億93百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、14億7百万円(前年同期比4億40百万円の支出増)となりました。これは主に有価証券の取得による支出6億11百万円、投資有価証券の取得による支出4億48百万円、有形固定資産の取得による支出3億10百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、15億11百万円(前年同期比22億10百万円の支出増)となりました。これは主に、短期借入金の純増額16億円があった一方で、自己株式の純増額26億9百万円、配当金の支払額3億79百万円があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,812百万円(前年同期実績1,735百万円)であります。
なお、平成29年9月30日現在の医薬品の研究開発状況は下記のとおりであります。
遺伝子組換医薬品
再生医療等製品
(7)従業員の状況
当第2四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注および販売実績の著しい変動はありません。
(9)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間の概況は次のとおりであります。
主力製品である遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト®」は、本年1月に発売した液状製剤「グロウジェクト®皮下注6mg・12mg」とその専用注入器「グロウジェクター®L」の寄与もあり、引き続き売上を伸長させました。遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤(腎性貧血治療薬)「エポエチンアルファBS注JCR」および再生医療等製品「テムセル®HS注」も順調に推移し、主力3製品のいずれも前年同期比で増収となりました。
研究開発面におきましては、本年9月29日付でファブリー病治療酵素製剤(アガルシダーゼベータ)のバイオ後続品(開発番号:JR-051)の製造販売承認申請を行うとともに、持続型赤血球造血刺激因子製剤(ダルベポエチン)のバイオ後続品(開発番号:JR-131)の第Ⅲ相臨床試験および独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo®」を適用した血液脳関門通過型ハンター症候群治療酵素製剤(開発番号:JR-141)の第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を計画どおり順調に進捗させました。前臨床におきましては、持続型成長ホルモン製剤(開発番号:JR-142)およびJ-Brain Cargo®適応ポンペ病治療酵素製剤(開発番号:JR-162)などの研究開発が進展しております。また、本年7月18日付で帝人株式会社と他家(同種)歯髄由来幹細胞(DPC)を用いた急性期脳梗塞を適応症とする再生医療等製品(開発番号:JTR-161)の共同開発契約および実施許諾契約を締結いたしました。
これらの結果、医薬品事業の売上高は99億50百万円(前年同期比16億29百万円増)となりました。医療用・研究用機器事業の売上高2億36百万円(前年同期比23百万円増)を合わせた当社グループ全体の売上高は101億87百万円(前年同期比16億53百万円増)となりました。
利益面におきましては、売上高の増収に伴い売上総利益が75億8百万円(前年同期比15億44百万円増)となりました。また、研究開発費18億12百万円(前年同期比77百万円増)を含む販売費及び一般管理費は増加しましたが、営業利益は24億47百万円(前年同期比10億76百万円増)、経常利益は24億69百万円(前年同期比11億6百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億81百万円(前年同期比8億59百万円増)となりました。
なお、当社は、本年9月21日付で、株式会社メディパルホールディングスとの間で業務資本提携契約を締結するとともに、同日付でグラクソ・スミスクライングループとのバイオ医薬品事業に関する包括契約を改訂いたしました。これに伴い、グラクソ・スミスクライングループがそのグループ会社グラクソ・グループ・リミテッドを通じて保有していた当社普通株式7,986,923株のうち、854,100株については当社が本年9月22日付で自己株式として取得し、7,132,823株については株式会社メディパルホールディングスが、グラクソ・グループ・リミテッドとの間における株式譲渡契約に基づき、平成29年10月31日に取得いたしました。この結果、当社の筆頭株主は、グラクソ・スミスクライングループから株式会社メディパルホールディングスに異動しております。
セグメント別の状況は以下のとおりであります。
① 医薬品事業
「グロウジェクト®」、「エポエチンアルファBS注JCR」および「テムセル®HS注」の売上高はそれぞれ、56億1百万円(前年同期比4億26百万円増)、20億98百万円(前年同期比2億73百万円増)および5億86百万円(前年同期比3億24百万円増)となり、また、契約金収入16億25百万円(前年同期比8億99百万円増)が計上されたことにより、医薬品事業の売上高は99億50百万円(前年同期比16億29百万円増)となりました。
セグメント利益につきましては、研究開発費を含む販売費及び一般管理費の増加を、「グロウジェクト®」およびおよび契約金収入の増収効果などにより吸収し、24億41百万円(前年同期比10億76百万円増)となりました。
② 医療用・研究用機器事業
医療用・研究用機器事業の売上高は2億36百万円(前年同期比23百万円増)、セグメント利益は5百万円(前年同期比2百万円減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は382億8百万円(前連結会計年度末比18億23百万円増)、負債合計は116億5百万円(前連結会計年度末比28億6百万円増)、純資産合計は266億3百万円(前連結会計年度末比9億82百万円減)となりました。
流動資産は、現金及び預金が減少した一方で、たな卸資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ14億65百万円増加して217億81百万円となりました。固定資産につきましては、有形固定資産が減少した一方で、投資有価証券が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3億57百万円増加して164億27百万円となりました。
流動負債は、短期借入金および未払法人税等が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ31億16百万円増加して78億23百万円となりました。固定負債は、長期借入金および長期リース債務が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3億10百万円減少して37億81百万円となりました。
純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上した一方で自己株式の取得および配当金の支払いなどにより、前連結会計年度末に比べ9億82百万円減少して266億3百万円となりました。
これらの結果、第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ6.3ポイント低下して68.7%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ10億87百万円減少して、43億77百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況および主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、18億30百万円(前年同期比79百万円の収入減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上額24億78百万円、減価償却費の計上額6億52百万円があった一方で、たな卸資産の増加額14億17百万円、売上債権の増加額6億93百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、14億7百万円(前年同期比4億40百万円の支出増)となりました。これは主に有価証券の取得による支出6億11百万円、投資有価証券の取得による支出4億48百万円、有形固定資産の取得による支出3億10百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、15億11百万円(前年同期比22億10百万円の支出増)となりました。これは主に、短期借入金の純増額16億円があった一方で、自己株式の純増額26億9百万円、配当金の支払額3億79百万円があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,812百万円(前年同期実績1,735百万円)であります。
なお、平成29年9月30日現在の医薬品の研究開発状況は下記のとおりであります。
遺伝子組換医薬品
| 開発番号 (一般名) | 開発段階 | 適応症等 | 備考 |
| JR-041 (遺伝子組換え卵胞刺激ホルモン) | 臨床 第Ⅰ/Ⅱ相 試験 | 不妊治療 | あすか製薬㈱へ導出 |
| JR-051 (遺伝子組換え α-ガラクトシダーゼA) | 製造販売 承認申請中 | ファブリー病 (ライソゾーム病) | 酵素補充療法 |
| JR-032 (遺伝子組換え イズロン酸-2-スルファターゼ) | 臨床試験 準備中 | ハンター症候群 (ライソゾーム病) | 酵素補充療法 |
| JR-131 (遺伝子組換えダルベポエチン) | 臨床 第Ⅲ相試験 | 腎性貧血 | キッセイ薬品工業㈱と共同開発 |
| JR-101 (遺伝子組換え グルコセレブロシダーゼ) | 前臨床 | ゴーシェ病 (ライソゾーム病) | 酵素補充療法 糖鎖コントロール技術 「J-GlycoM®」採用 |
| JR-141 (血液脳関門通過型遺伝子組換え イズロン酸-2-スルファターゼ) | 臨床 第Ⅰ/Ⅱ相 試験 | ハンター症候群 (ライソゾーム病) | 酵素補充療法 血液脳関門通過技術 「J-Brain Cargo®」採用 |
| JR-142 (持続型遺伝子組換えソマトロピン) | 前臨床 | 成長障害 | 持続型成長ホルモン製剤 改変型アルブミンを用いた技術 CHO細胞高発現技術 「J-MIG System®」採用 |
| JR-162 (J-Brain Cargo®適用遺伝子組換え 酸性α-グルコシダーゼ) | 前臨床 | ポンぺ病 (ライソゾーム病) | 酵素補充療法 「J-Brain Cargo®」採用 CHO細胞高発現技術 「J-MIG System®」採用 |
| JR-171 (J-Brain Cargo®適用遺伝子組換え α-L-イズロニダーゼ) | 前臨床 | ハーラー症候群 (ライソゾーム病) | 酵素補充療法 「J-Brain Cargo®」採用 |
再生医療等製品
| 開発番号 (一般名) | 開発段階 | 適応症等 | 備考 |
| JTR-161/JR-161 (ヒト歯髄由来幹細胞) | 前臨床 | 急性期脳梗塞 | 帝人㈱と共同開発 |
(7)従業員の状況
当第2四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注および販売実績の著しい変動はありません。
(9)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。