半期報告書-第166期(2026/01/01-2026/12/31)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当中間期の連結業績は、売上高2,168億3千6百万円(前年同期比8.7%増、為替変動の影響を除いた実質前年同期比4.5%増)、事業利益153億3千4百万円(前年同期比21.3%増)、営業利益207億3百万円(同54.7%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益108億4千4百万円(同12.9%増)となりました。
当社グループは、「収益力の強靭化」をテーマに、昨年よりスタートした中期経営計画「Vision(ビジョン)2030 2nd(セカンド) STAGE(ステージ)」において掲げる3つの基本方針「事業ポートフォリオマネジメントの強化」、「経営基盤の強化」、「ダイナミズムの創出」にもとづく施策を、事業環境の変化に対応しながらスピーディに推進しています。
最重点事業であるオーラルヘルスケアについては、国内外において主力ブランドのハミガキを改良新発売するなど、高付加価値品の育成に注力し、事業の拡大に努めました。チャレンジ事業に位置付けるビューティケアでは、オーストラリアでナチュラルビューティケア製品を製造・販売する、PNB Consolidated Pty Ltdを1月に100%子会社とするとともに、薬品においては、ベトナムで医薬品新工場の建設を決定するなど、持続的な成長に向けた取組みを進めました。なお、構造改革事業に位置付けていた化学品子会社2社の株式譲渡を6月末に完了しました。
また、当中間期は、中東情勢の緊迫化を背景とした原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱など、経営環境の厳しさが増す中、当社グループにおいても一部の原材料で調達コスト上昇等の影響を受けましたが、製品の安定供給を最優先に様々な追加施策を速やかに実行するなど、影響の最小化に全社一丸となって努めたこともあり、冒頭の業績となりました。
[経営成績の概況]
(注)事業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測る当社の利益指標です。
[セグメントごとの経営成績]
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント内およびセグメント間の内部売上高を含んでおります。
① 一般用消費財事業
当事業は、「オーラルヘルスケア分野」、「ビューティケア分野」、「ファブリックケア分野」、「リビングケア分野」、「薬品分野」、「その他の分野」で構成されています。全体の売上高は、前年同期比1.6%の増加となりました。事業利益は、前年同期比7.1%の増加となりました。
[売上高の分野別状況]
(注)本年1月の組織体制の変更にもとづく業績管理区分の見直しに伴い、当中間連結会計期間より、従来、一般用消費財事業の
「その他の分野」に含まれていたギフト・ノベルティ関連取引およびグループ内の一部内部取引を、商品カテゴリーごとに
「オーラルヘルスケア分野」「ビューティケア分野」「ファブリックケア分野」「リビングケア分野」「薬品分野」に組み
替えて表示しております。なお、前中間連結会計期間についても、当該変更を反映したものに組み替えて開示しております。
(オーラルヘルスケア分野)
当分野は、「ハミガキ」、「ハブラシ」、「デンタルリンス」等で構成されています。
ハミガキは、「クリニカアドバンテージ ハミガキ」が前年同期を大幅に上回るとともに、4月に改良新発売した高付加価値品「システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ」がお客様のご好評をいただいたことから、全体の売上も前年同期を上回りました。
ハブラシは、「システマ ハブラシ」や「クリニカアドバンテージ ハブラシ」がともに好調に推移し、全体の売上も前年同期を上回りました。
デンタルリンスは、「NONIO(ノニオ)プラスホワイトニング デンタルリンス」が好調に推移し、全体の売上も前年同期を上回りました。
以上に加え、歯科ルート向け製品の売上が伸長したことから、分野全体の売上は、前年同期比9.6%の増加となりました。
(ビューティケア分野)
当分野は、「ハンドソープ」、「ボディソープ」等で構成されています。
ハンドソープは、「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」が前年同期を上回り、全体の売上も前年同期を上回りました。
ボディソープは、4月のブランドリステージに伴い発売した高付加価値新製品「hadakara(ハダカラ) 美肌プレミアム モイストボディケアソープ」がご好評をいただき、全体の売上は前年同期を上回りました。
以上により、分野全体の売上は、前年同期比0.2%の増加となりました。
(ファブリックケア分野)
当分野は、「柔軟剤」、「洗濯用洗剤」等で構成されています。
洗濯用洗剤は、「トップ クリアリキッド抗菌」が好調に推移し、全体の売上も前年同期を上回りましたが、柔軟剤で「ソフラン アロマリッチ」が前年同期を下回ったことから、分野全体の売上は、前年同期比2.2%の減少となりました。
なお、洗濯がすすぎ0回・15分※で完了し、高い抗菌効果でニオイを抑制する衣料用洗剤「NANOX one(ナノックスワン) 抗菌×時短」に加え、洗濯機にボールを入れるだけで、洗濯槽のカビ・ニオイ、衣類のしつこい生乾き臭を防ぐ「NANOX(ナノックス) 洗濯槽の防カビボール タテ型専用」を一部販売店にて発売し、新たな洗濯習慣の提案を行いました。
※国内洗濯機メーカーの代表機種ですすぎ0回の場合
(リビングケア分野)
当分野は、「住居用洗剤」、「台所用洗剤」等で構成されています。
住居用洗剤は、浴室用洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」が堅調に推移しましたが、昨年発売した「ルックプラス トイレのまるごと除菌消臭くん煙剤」の反動減により、全体の売上は前年同期を下回りました。
台所用洗剤は、「CHARMY(チャーミー) Magica(マジカ)」が前年同期を下回り、全体の売上も前年同期を下回りました。
以上に加え、昨年10月に調理関連品ブランド「リード」を他社に譲渡した影響もあり、分野全体の売上は、前年同期比17.0%の減少となりました。
(薬品分野)
当分野は、「解熱鎮痛薬」、「点眼剤」、「ニキビ薬」等で構成されています。
解熱鎮痛薬は、「バファリン プレミアム」が前年同期を上回りましたが、スタンダード品の「バファリンA」が前年同期を下回り、全体の売上も前年同期を下回りました。
点眼剤は、「スマイル40 EX(イーエックス)」シリーズが前年同期を上回り、全体の売上も前年同期を上回りました。
ニキビ薬は「ペアアクネクリームW」が、足用冷却シートは「休足時間 足すっきりシート」が、前年同期を大幅に上回り、それぞれ全体の売上は前年同期を上回りました。
以上により、分野全体の売上は、前年同期比4.0%の増加となりました。
(その他の分野)
当分野は、ペット用品等で構成されています。
ペット用品は、猫用トイレの砂「ニオイをとる砂」が前年同期を上回るとともに、オーラルおやつ「PETKISS(ペットキッス)」が順調に推移し、全体の売上も前年同期を上回りました。
以上により、分野全体の売上は、前年同期比2.9%の増加となりました。
② 産業用品事業
当事業は、タイヤ用ゴムの防着剤等の「モビリティ分野」、二次電池用導電性カーボン等の「エレクトロニクス分野」、油脂活性剤等の「ライフケミカル分野」、施設・厨房向け洗浄剤等の「業務用洗浄剤分野」等で構成されており、全体の売上高は、前年同期比3.9%の減少となりました。事業利益は、前年同期比0.2%の減少となりました。
モビリティ分野では、タイヤ用ゴムの防着剤が前年同期を上回ったことに加えて、車体等の塗料向け導電性カーボンが好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
エレクトロニクス分野では、市場の回復を受け、二次電池用導電性カーボンが前年同期を大幅に上回り、全体の売上も前年同期を上回りました。
ライフケミカル分野では、界面活性剤原料向けの油脂誘導体が前年同期を上回り、全体の売上は前年同期を上回りました。
業務用洗浄剤分野では、衣料用洗剤が前年同期を大幅に上回りましたが、調理関連品ブランド「リード」を他社に譲渡した影響により、全体の売上は前年同期を下回りました。
③ 海外事業
海外は、タイ、マレーシア、オーストラリア等の東南・南アジア/オセアニア、中国、韓国等の北東アジアにおいて事業を展開しております。全体の売上高は、前年同期比19.7%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は9.0%の増加)となりました。事業利益は、前年同期比66.1%の増加となりました。
[地域別の状況]
(注)本年1月にオーストラリアが加わったことから、従来の「東南・南アジア」の表記を「東南・南アジア/オセアニア」に変更し
ております。
東南・南アジア/オセアニア全体の売上高は、前年同期比25.9%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は13.4%の増加)、事業利益は46.0%の増加となりました。
北東アジア全体の売上高は、前年同期比10.1%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は2.1%の増加)、事業利益は196.8%の増加となりました。
[主要国の売上高]
(タイ)
洗濯用洗剤は、地政学的な影響を受け近隣国への輸出が減少し、全体の売上は前年同期を下回りました。
ハミガキは、配荷拡大に取り組んだ「システマ」が前年同期を上回り、全体の売上は前年同期を上回りました。
タイ全体の円貨換算後の売上は、為替変動の影響により、前年同期比7.1%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は3.6%の減少)となりました。
(マレーシア)
洗濯用洗剤は、「トップ」が液体洗剤を中心に好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
ボディソープは、店頭での積極的なプロモーションにより「植物物語」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
以上により、マレーシア全体の売上は、前年同期比28.2%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は9.2%の増加)となりました。
(中国)
ハミガキ、ハブラシは、主力ブランドで高付加価値の新製品を発売するなど拡売に注力し、第2四半期の全体の売上は前年同期を上回りましたが、第1四半期に中間流通における在庫水準の適正化を推進したこともあり、当中間期での全体の売上はともに前年同期を下回りました。
中国全体の円貨換算後の売上は、為替変動の影響により、前年同期比8.4%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は4.6%の減少)となりました。
(韓国)
洗濯用洗剤は、主力ブランド「BEAT(ビート)」のカプセル洗剤が前年同期を大幅に上回り、全体の売上も前年同期を上回りました。
足用冷却シートは、「休足時間」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
以上により、韓国全体の売上は、前年同期比6.3%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は3.5%の増加)となりました。
④ その他
建設請負事業等を含むその他では、全体の売上高は、前年同期比27.2%の減少となりました。
(2) 財政状態の状況
資産合計は、のれんの増加等により、前連結会計年度末と比較して42億3百万円増加し、5,327億9千9百万円となりました。資本合計は、101億4千5百万円増加し、3,585億6千5百万円となり、親会社所有者帰属持分比率は62.5%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前中間利益等により、95億3千9百万円の資金の増加となりました。(前年同期は18億4千8百万円の資金の増加)
投資活動によるキャッシュ・フローは、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出等により、36億7千4百万円の資金の減少となりました。(前年同期は151億7百万円の資金の減少)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出等により、112億9百万円の資金の減少となりました。(前年同期は63億7千4百万円の資金の減少)
以上の結果、当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ46億9千万円減少し、834億1百万円となりました。また、前中間連結会計期間末に比べて26億2千4百万円増加しました。
(4) 事業上および財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上および財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は58億2千1百万円であります。
(1) 経営成績の状況
当中間期の連結業績は、売上高2,168億3千6百万円(前年同期比8.7%増、為替変動の影響を除いた実質前年同期比4.5%増)、事業利益153億3千4百万円(前年同期比21.3%増)、営業利益207億3百万円(同54.7%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益108億4千4百万円(同12.9%増)となりました。
当社グループは、「収益力の強靭化」をテーマに、昨年よりスタートした中期経営計画「Vision(ビジョン)2030 2nd(セカンド) STAGE(ステージ)」において掲げる3つの基本方針「事業ポートフォリオマネジメントの強化」、「経営基盤の強化」、「ダイナミズムの創出」にもとづく施策を、事業環境の変化に対応しながらスピーディに推進しています。
最重点事業であるオーラルヘルスケアについては、国内外において主力ブランドのハミガキを改良新発売するなど、高付加価値品の育成に注力し、事業の拡大に努めました。チャレンジ事業に位置付けるビューティケアでは、オーストラリアでナチュラルビューティケア製品を製造・販売する、PNB Consolidated Pty Ltdを1月に100%子会社とするとともに、薬品においては、ベトナムで医薬品新工場の建設を決定するなど、持続的な成長に向けた取組みを進めました。なお、構造改革事業に位置付けていた化学品子会社2社の株式譲渡を6月末に完了しました。
また、当中間期は、中東情勢の緊迫化を背景とした原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱など、経営環境の厳しさが増す中、当社グループにおいても一部の原材料で調達コスト上昇等の影響を受けましたが、製品の安定供給を最優先に様々な追加施策を速やかに実行するなど、影響の最小化に全社一丸となって努めたこともあり、冒頭の業績となりました。
[経営成績の概況]
| 当中間期(百万円) | 前中間期(百万円) | 増減率 | ||
| 売上高 | 216,836 | 199,459 | 8.7 | % |
| 事業利益 | 15,334 | 12,639 | 21.3 | % |
| 営業利益 | 20,703 | 13,379 | 54.7 | % |
| 親会社の所有者に帰属する中間利益 | 10,844 | 9,609 | 12.9 | % |
(注)事業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測る当社の利益指標です。
[セグメントごとの経営成績]
| 売上高 | 事業利益 | |||||||
| 当中間期 (百万円) | 前中間期 (百万円) | 増減率 | 当中間期 (百万円) | 前中間期 (百万円) | 増減率 | |||
| 一般用消費財事業 | 123,646 | 121,739 | 1.6 | % | 9,787 | 9,136 | 7.1 | % |
| 産業用品事業 | 27,579 | 28,698 | △3.9 | % | 1,459 | 1,462 | △0.2 | % |
| 海外事業 | 100,859 | 84,237 | 19.7 | % | 5,276 | 3,176 | 66.1 | % |
| その他 | 3,832 | 5,261 | △27.2 | % | △77 | △33 | ― | |
| 小計 | 255,918 | 239,936 | 6.7 | % | 16,445 | 13,742 | 19.7 | % |
| 調整額 | △39,081 | △40,476 | ― | △1,111 | △1,102 | ― | ||
| 合計 | 216,836 | 199,459 | 8.7 | % | 15,334 | 12,639 | 21.3 | % |
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント内およびセグメント間の内部売上高を含んでおります。
① 一般用消費財事業
当事業は、「オーラルヘルスケア分野」、「ビューティケア分野」、「ファブリックケア分野」、「リビングケア分野」、「薬品分野」、「その他の分野」で構成されています。全体の売上高は、前年同期比1.6%の増加となりました。事業利益は、前年同期比7.1%の増加となりました。
| 当中間期(百万円) | 前中間期(百万円) | 増減率 | ||
| 売上高 | 123,646 | 121,739 | 1.6 | % |
| 事業利益 | 9,787 | 9,136 | 7.1 | % |
[売上高の分野別状況]
| 当中間期(百万円) | 前中間期(百万円) | 増減率 | ||
| オーラルヘルスケア分野 | 40,535 | 36,971 | 9.6 | % |
| ビューティケア分野 | 13,111 | 13,089 | 0.2 | % |
| ファブリックケア分野 | 28,280 | 28,921 | △2.2 | % |
| リビングケア分野 | 10,001 | 12,052 | △17.0 | % |
| 薬品分野 | 11,392 | 10,950 | 4.0 | % |
| その他の分野 | 20,324 | 19,753 | 2.9 | % |
(注)本年1月の組織体制の変更にもとづく業績管理区分の見直しに伴い、当中間連結会計期間より、従来、一般用消費財事業の
「その他の分野」に含まれていたギフト・ノベルティ関連取引およびグループ内の一部内部取引を、商品カテゴリーごとに
「オーラルヘルスケア分野」「ビューティケア分野」「ファブリックケア分野」「リビングケア分野」「薬品分野」に組み
替えて表示しております。なお、前中間連結会計期間についても、当該変更を反映したものに組み替えて開示しております。
(オーラルヘルスケア分野)
当分野は、「ハミガキ」、「ハブラシ」、「デンタルリンス」等で構成されています。
ハミガキは、「クリニカアドバンテージ ハミガキ」が前年同期を大幅に上回るとともに、4月に改良新発売した高付加価値品「システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ」がお客様のご好評をいただいたことから、全体の売上も前年同期を上回りました。
ハブラシは、「システマ ハブラシ」や「クリニカアドバンテージ ハブラシ」がともに好調に推移し、全体の売上も前年同期を上回りました。
デンタルリンスは、「NONIO(ノニオ)プラスホワイトニング デンタルリンス」が好調に推移し、全体の売上も前年同期を上回りました。
以上に加え、歯科ルート向け製品の売上が伸長したことから、分野全体の売上は、前年同期比9.6%の増加となりました。
(ビューティケア分野)
当分野は、「ハンドソープ」、「ボディソープ」等で構成されています。
ハンドソープは、「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」が前年同期を上回り、全体の売上も前年同期を上回りました。
ボディソープは、4月のブランドリステージに伴い発売した高付加価値新製品「hadakara(ハダカラ) 美肌プレミアム モイストボディケアソープ」がご好評をいただき、全体の売上は前年同期を上回りました。
以上により、分野全体の売上は、前年同期比0.2%の増加となりました。
(ファブリックケア分野)
当分野は、「柔軟剤」、「洗濯用洗剤」等で構成されています。
洗濯用洗剤は、「トップ クリアリキッド抗菌」が好調に推移し、全体の売上も前年同期を上回りましたが、柔軟剤で「ソフラン アロマリッチ」が前年同期を下回ったことから、分野全体の売上は、前年同期比2.2%の減少となりました。
なお、洗濯がすすぎ0回・15分※で完了し、高い抗菌効果でニオイを抑制する衣料用洗剤「NANOX one(ナノックスワン) 抗菌×時短」に加え、洗濯機にボールを入れるだけで、洗濯槽のカビ・ニオイ、衣類のしつこい生乾き臭を防ぐ「NANOX(ナノックス) 洗濯槽の防カビボール タテ型専用」を一部販売店にて発売し、新たな洗濯習慣の提案を行いました。
※国内洗濯機メーカーの代表機種ですすぎ0回の場合
(リビングケア分野)
当分野は、「住居用洗剤」、「台所用洗剤」等で構成されています。
住居用洗剤は、浴室用洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」が堅調に推移しましたが、昨年発売した「ルックプラス トイレのまるごと除菌消臭くん煙剤」の反動減により、全体の売上は前年同期を下回りました。
台所用洗剤は、「CHARMY(チャーミー) Magica(マジカ)」が前年同期を下回り、全体の売上も前年同期を下回りました。
以上に加え、昨年10月に調理関連品ブランド「リード」を他社に譲渡した影響もあり、分野全体の売上は、前年同期比17.0%の減少となりました。
(薬品分野)
当分野は、「解熱鎮痛薬」、「点眼剤」、「ニキビ薬」等で構成されています。
解熱鎮痛薬は、「バファリン プレミアム」が前年同期を上回りましたが、スタンダード品の「バファリンA」が前年同期を下回り、全体の売上も前年同期を下回りました。
点眼剤は、「スマイル40 EX(イーエックス)」シリーズが前年同期を上回り、全体の売上も前年同期を上回りました。
ニキビ薬は「ペアアクネクリームW」が、足用冷却シートは「休足時間 足すっきりシート」が、前年同期を大幅に上回り、それぞれ全体の売上は前年同期を上回りました。
以上により、分野全体の売上は、前年同期比4.0%の増加となりました。
(その他の分野)
当分野は、ペット用品等で構成されています。
ペット用品は、猫用トイレの砂「ニオイをとる砂」が前年同期を上回るとともに、オーラルおやつ「PETKISS(ペットキッス)」が順調に推移し、全体の売上も前年同期を上回りました。
以上により、分野全体の売上は、前年同期比2.9%の増加となりました。
② 産業用品事業
当事業は、タイヤ用ゴムの防着剤等の「モビリティ分野」、二次電池用導電性カーボン等の「エレクトロニクス分野」、油脂活性剤等の「ライフケミカル分野」、施設・厨房向け洗浄剤等の「業務用洗浄剤分野」等で構成されており、全体の売上高は、前年同期比3.9%の減少となりました。事業利益は、前年同期比0.2%の減少となりました。
| 当中間期(百万円) | 前中間期(百万円) | 増減率 | ||
| 売上高 | 27,579 | 28,698 | △3.9 | % |
| 事業利益 | 1,459 | 1,462 | △0.2 | % |
モビリティ分野では、タイヤ用ゴムの防着剤が前年同期を上回ったことに加えて、車体等の塗料向け導電性カーボンが好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
エレクトロニクス分野では、市場の回復を受け、二次電池用導電性カーボンが前年同期を大幅に上回り、全体の売上も前年同期を上回りました。
ライフケミカル分野では、界面活性剤原料向けの油脂誘導体が前年同期を上回り、全体の売上は前年同期を上回りました。
業務用洗浄剤分野では、衣料用洗剤が前年同期を大幅に上回りましたが、調理関連品ブランド「リード」を他社に譲渡した影響により、全体の売上は前年同期を下回りました。
③ 海外事業
海外は、タイ、マレーシア、オーストラリア等の東南・南アジア/オセアニア、中国、韓国等の北東アジアにおいて事業を展開しております。全体の売上高は、前年同期比19.7%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は9.0%の増加)となりました。事業利益は、前年同期比66.1%の増加となりました。
| 当中間期(百万円) | 前中間期(百万円) | 増減率 | ||
| 売上高 | 100,859 | 84,237 | 19.7 | % |
| 事業利益 | 5,276 | 3,176 | 66.1 | % |
[地域別の状況]
| 当中間期(百万円) | 前中間期(百万円) | 増減率 | |||
| 東南・南アジア/オセアニア | 売上高 | 64,871 | 51,540 | 25.9 | % |
| 事業利益 | 4,023 | 2,754 | 46.0 | % | |
| 北東アジア | 売上高 | 35,987 | 32,697 | 10.1 | % |
| 事業利益 | 1,253 | 422 | 196.8 | % | |
(注)本年1月にオーストラリアが加わったことから、従来の「東南・南アジア」の表記を「東南・南アジア/オセアニア」に変更し
ております。
東南・南アジア/オセアニア全体の売上高は、前年同期比25.9%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は13.4%の増加)、事業利益は46.0%の増加となりました。
北東アジア全体の売上高は、前年同期比10.1%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は2.1%の増加)、事業利益は196.8%の増加となりました。
[主要国の売上高]
| 当中間期(百万円) | 前中間期(百万円) | 増減率 | ||
| タイ | 35,733 | 33,367 | 7.1 | % |
| マレーシア | 15,525 | 12,109 | 28.2 | % |
| 中国 | 15,896 | 14,661 | 8.4 | % |
| 韓国 | 10,449 | 9,831 | 6.3 | % |
(タイ)
洗濯用洗剤は、地政学的な影響を受け近隣国への輸出が減少し、全体の売上は前年同期を下回りました。
ハミガキは、配荷拡大に取り組んだ「システマ」が前年同期を上回り、全体の売上は前年同期を上回りました。
タイ全体の円貨換算後の売上は、為替変動の影響により、前年同期比7.1%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は3.6%の減少)となりました。
(マレーシア)
洗濯用洗剤は、「トップ」が液体洗剤を中心に好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
ボディソープは、店頭での積極的なプロモーションにより「植物物語」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
以上により、マレーシア全体の売上は、前年同期比28.2%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は9.2%の増加)となりました。
(中国)
ハミガキ、ハブラシは、主力ブランドで高付加価値の新製品を発売するなど拡売に注力し、第2四半期の全体の売上は前年同期を上回りましたが、第1四半期に中間流通における在庫水準の適正化を推進したこともあり、当中間期での全体の売上はともに前年同期を下回りました。
中国全体の円貨換算後の売上は、為替変動の影響により、前年同期比8.4%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は4.6%の減少)となりました。
(韓国)
洗濯用洗剤は、主力ブランド「BEAT(ビート)」のカプセル洗剤が前年同期を大幅に上回り、全体の売上も前年同期を上回りました。
足用冷却シートは、「休足時間」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
以上により、韓国全体の売上は、前年同期比6.3%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は3.5%の増加)となりました。
④ その他
建設請負事業等を含むその他では、全体の売上高は、前年同期比27.2%の減少となりました。
| 当中間期(百万円) | 前中間期(百万円) | 増減率 | ||
| 売上高 | 3,832 | 5,261 | △27.2 | % |
| 事業利益 | △77 | △33 | ― | |
(2) 財政状態の状況
資産合計は、のれんの増加等により、前連結会計年度末と比較して42億3百万円増加し、5,327億9千9百万円となりました。資本合計は、101億4千5百万円増加し、3,585億6千5百万円となり、親会社所有者帰属持分比率は62.5%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前中間利益等により、95億3千9百万円の資金の増加となりました。(前年同期は18億4千8百万円の資金の増加)
投資活動によるキャッシュ・フローは、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出等により、36億7千4百万円の資金の減少となりました。(前年同期は151億7百万円の資金の減少)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出等により、112億9百万円の資金の減少となりました。(前年同期は63億7千4百万円の資金の減少)
以上の結果、当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ46億9千万円減少し、834億1百万円となりました。また、前中間連結会計期間末に比べて26億2千4百万円増加しました。
(4) 事業上および財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上および財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は58億2千1百万円であります。