四半期報告書-第114期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/13 9:32
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の諸政策や米国経済と欧州経済の堅調推移にも牽引され、企業実績は回復し、日経平均株価が高い水準を示すなど、回復基調にて推移いたしましたが、中国の景気減速、米国の政策動向や北東アジアの地政学的リスクの影響により、先行きは不透明な状況であります。
このような経済情勢のなか、当社グループは中長期経営計画「NB100」のStage3戦略として「500億企業品質の確立」「創造開発型企業の実現」「最適事業展開体制の構築」に取り組んでおります。
その結果、売上高は350億5千7百万円(前年同期比6.3%増)、経常利益は41億4千万円(前年同期比21.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は27億9百万円(前年同期比7.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
メディカル事業
(ヘルスケアフィールド)
ドラッグストアを中心とした大衆薬市場におきましては、大手ドラッグチェーンの業務提携化や、一部医薬品や商品の小売価格競争の影響もありましたが、鎮痛消炎剤「ロイヒつぼ膏TM」の販売は継続して好調に推移いたしました。高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズはコンビニエンスストアでの販売も定着し、「ケアリーヴTM発売20周年キャンペーン」などの営業活動を展開し、売上は好調に推移いたしました。
また、新しい機能によりフィット感に優れたテーピングテープ「バトルウィンTMWグリップTM」をスポーツ市場へ営業展開しております。
(医療材フィールド)
医療機関向け医療材料市場におきましては、医療費削減の傾向により、衛生材消耗品に対するコスト要求は強く、厳しい販売環境でありました。医療現場のニーズを取り入れて製品化いたしました、極低刺激性サージカルテープ「スキナゲートTM」、フィルムドレッシング材「カテリープラスTM」及び穿刺部保護・止血製品“セサブリックTM”シリーズと、手術後の傷あとケアテープ「アトファインTM」等の手術後トータルケア製品“アスカブリックTM”シリーズの販売に注力し、売上は前年並みに留まりました。
以上の結果、ヘルスケアフィールドと医療材フィールドを合わせましたメディカル事業全体(海外事業を含む)の売上高は158億7千3百万円(前年同期比13.1%増)、営業利益は50億2千7百万円(前年同期比28.9%増)となりました。
テープ事業
(オフィスホームフィールド)
文具事務用品市場におきましては、中高価格帯の筆記具類などは、景気の回復感やインバウンド購買などに支えられ、相対的に販売を回復している様子も見受けられますが、定番文房具としての粘着テープ製品類は、官公庁やオフィスでの消費需要が横ばいのまま、学校学童向け需要が減少を続けているため、依然として厳しい販売環境となりました。このような環境のなか、既存の店頭売り場やWeb通販流通への営業活動と合わせ、“Dear Kitchen TM(ディアキチ)ワザアリTMテープ”と“プチジョアTM”のシリーズ拡充を進め、キッチン用品売り場や雑貨小物売り場へ営業展開し、キッチン周りやパーソナル用途を提案する活動を実施し、売上は前年並みに留まりました。
(工業品フィールド)
産業用テープ市場におきましては、国内経済の緩やかな回復継続により、自動車産業や建築業界向け塗装マスキングテープ製品と、電器製品の製造工程にて使用される電気絶縁テープ類の実績回復も見られました。ダンボール包装梱包用テープ製品につきましては、前連結会計年度に実施いたしました不採算売価での取引案件の見直しにて減少した分の売上回復を図るべく、新規顧客への営業活動を展開し需要回復分の取り込みを進めております。食品包装用「たばねらTMテープ」につきましては、天候要因による野菜流通量減少により需要が伸び悩み、売上は前年並みに留まりました。
以上の結果、オフィスホームフィールドと工業品フィールドを合わせましたテープ事業全体(海外事業を含む)の売上高は191億8千3百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は13億7千8百万円(前年同期比11.7%減)となりました。
また、海外事業におきましては、各国へのマーケティング活動を継続し、海外需要に対応した製品開発を進めるとともに、第2四半期連結会計期間にタイ・バンコクにおいて設立いたしました販売子会社NICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.による販売展開を開始し、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”や止血製品“セサブリックTM”シリーズなどのメディカル事業製品と、「PanfixTMセルローステープ」や塗装用和紙マスキングテープなどのテープ事業製品の販売チャネルの構築を進めております。
(注) 事業の状況(キャッシュ・フローの状況を除く)に記載しております金額には消費税等が含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ38億3千4百万円増加し、599億5千5百万円となりました。また純資産は20億2千8百万円増加し、327億9千4百万円となりました。この結果、自己資本比率は54.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ29億7千3百万円(27.8%)減少し、77億4千万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前第3四半期連結累計期間に比べ3億9千5百万円(20.8%)減少し、15億2百万円となりました。これは主に売上債権が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前第3四半期連結累計期間に比べ3億5千1百万円(10.9%)増加し、35億7千6百万円となりました。これは主に有形固定資産の売却による収入が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前第3四半期連結累計期間に比べ3億2百万円(50.7%)増加し、9億円となりました。これは主に配当金の支払額が増加したことによるものです。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、9億1千万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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