四半期報告書-第56期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 11:03
【資料】
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【項目】
46項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、製造業等においては持ち直しの動きが見られたものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大などにより、経済活動が制限されるとともに、個人消費が低迷するなど、景気は非常に厳しい状況で推移いたしました。また、新型コロナウイルス感染症の世界的な収束が依然として見えない中、2022年2月以降のロシアの侵攻に端を発したロシア及びウクライナ情勢等による原燃料価格の高騰等、世界経済への悪影響も懸念されるなど、極めて先行きが不透明な状況となりました。
当社グループの主要販売先におきましては、製紙業界・印刷インキ業界の需要が、前年からの持ち直しは見られたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響もあり、2019年度の水準を下回るなど、依然として厳しい経営環境となりました。
当社グループは、高品質化・生産性の向上や環境保護・省資源等、販売先業界の経営戦略に対応した差別化商品を市場に投入し売上増加に努めた結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は15,938百万円(前年同期比6.4%増)となりました。
利益面では、原燃料価格の高騰に伴う売上原価の増加により、営業利益が1,120百万円(前年同期比25.5%減)となりました。また、経常利益は、主に海外子会社へのグループ内貸付金に対する評価替えによる為替差益や、研究開発に対する補助金収入等などにより1,745百万円(前年同期比6.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,306百万円(前年同期比22.7%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次の通りであります。
・製紙用薬品事業
製紙業界におきましては、当第2四半期連結累計期間の紙・板紙の国内生産は、1,189万トンと前年同期比横ばいで推移しました。当社グループは、国内市場、海外市場へ差別化商品の売上増加に努めた結果、国内板紙向けの堅調な販売等により、当事業の売上高は、9,229百万円(前年同期比9.6%増)となりました。
利益面では、売上高の増加はありましたが、原料価格の値上がりの影響が大きく、セグメント利益は441百万円(前年同期比37.1%減)となりました。
・樹脂事業
印刷インキ業界におきましても、当第2四半期連結累計期間の印刷インキの国内生産は、13万8千トンと前年同期比横ばいで推移しました。当社グループは、印刷インキ用樹脂については、売上高が前年を上回りましたが、粘着剤、記録材料用樹脂については、前年を下回りました。その結果、当事業の売上高は3,532百万円(前年同期比11.3%減)となりました。
利益面では、粘着剤の売上高が減少したことなどにより、セグメント利益は179百万円(前年同期比58.4%減)となりました。
・化成品事業
化成品事業の売上高は、主力製品の輸出売上の増加などにより3,176百万円(前年同期比22.9%増)となりました。
利益面では、売上高の増加はありましたが、原料価格の値上がりの影響もあり、セグメント利益は682百万円(前年同期比1.9%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末比で2,540百万円増加し、44,422百万円となりました。勘定科目別では、有形固定資産が2,150百万円、現金及び預金が989百万円増加いたしましたが、受取手形及び売掛金が587百万円、短期貸付金が373百万円減少いたしました。
負債は、短期借入金が2,598百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比で2,523百万円増加し、12,812百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末比で17百万円増加し、31,610百万円となりました。利益剰余金が1,063百万円、為替換算調整勘定が963百万円増加いたしましたが、当社連結子会社である新綜工業股份有限公司の株式追加取得に伴い、非支配株主持分が1,549百万円減少いたしました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は3,752百万円となり、前第2四半期連結会計期間末と比べ30百万円増加いたしました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,349百万円の資金の獲得(前第2四半期連結累計期間は1,965百万円の資金の獲得)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益1,744百万円、売上債権の減少額によるキャッシュの増加1,057百万円、法人税等の支払572百万円、為替差益469百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,468百万円の資金の支出(前第2四半期連結累計期間は1,129百万円の資金の支出)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出1,807百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、294百万円の資金の獲得(前第2四半期連結累計期間は283百万円の資金の支出)となりました。これは主として、短期借入金の増加額によるキャッシュの増加2,598百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出1,999百万円によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は893百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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