訂正有価証券報告書-第57期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/11/25 12:00
【資料】
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【項目】
123項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)経営成績の分析
① 売上高
前述の「1.業績等の概要 (1)当期の概況」に記載のとおりです。
② 販売費及び一般管理費
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ3億7百万円減少し、68億78百万円となりました。これは主に、販売費及び一般管理費については、経費支出の見直しを積極的に行いコスト削減に努めたためです。
売上高の増加に対して販売費及び一般管理費が減少したため、当連結会計年度の売上高販売管理費率は2.8ポイント減少して23.5%となりました。
③ 営業外収益・営業外費用
当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度に比べ21百万円減少し、1億9百万円となりました。これは主に、受取利息・為替差益の減少によるものです。また、当連結会計年度の営業外費用は、前連結会計年度に比べ60百万円減少し、62百万円となりました。これは主に、借入金の削減に伴う支払利息の減少によるものです。
売上高の増加に対して、営業外費用の減少幅が大きかったため、当連結会計年度の売上高経常利益率は、0.4ポイント増加し、12.2%となりました。
④ 特別利益・特別損失
当連結会計年度の特別利益は、前連結会計年度に比べ12百万円増加し、12百万円となりました。これは主に、補助金収入が9百万円発生したためです。また、当連結会計年度の特別損失は、前連結会計年度に比べ41百万円増加し、1億26百万円となりました。これは主に、株式会社エックスワンの株式の一部譲渡における売却損が93百万円と保有有価証券の評価損が10百万円発生したためです。
この結果、当期純利益は、前連結会計年度に比べて3億54百万円増加し、22億58百万円となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産の部
当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ8億20百万円減少し、184億92百万円となりました。これは主に、現金及び預金が減少したためです。
また、当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べ8億90百万円増加し、153億61百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得を行ったためです。
以上の結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ70百万円増加し、338億54百万円となりました。
② 負債の部
当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ15億23百万円減少し、54億46百万円となりました。これは主に、短期借入金が返済に伴って減少したためです。
また、当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べ11億54百万円減少し、22億55百万円となりました。これは主に、長期借入金が返済に伴って減少したためです。
以上の結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ26億78百万円減少し、77億1百万円となりました。
③ 純資産の部
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ27億48百万円増加し、261億52百万円となりました。これは主に、当期純利益により利益剰余金が増加したためです。
(3)資本の財源および資金の流動性についての分析
① キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益による資金の増加を、長期借入金の返済に充てた結果、前連結会計年度末に比べ13億63百万円減少し、32億42百万円となりました。
② 資金の調達
当社の資金の源泉は主に、営業活動によるキャッシュ・フローと金融機関からの借入れからなります。当連結会計年度において、金融機関からの借入れは特に行っていません。