有価証券報告書-第93期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/22 9:08
【資料】
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【項目】
117項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当期における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国経済は、企業業績や雇用情勢の改善が継続するも、米中貿易摩擦の長期化、中国経済の減速や消費税増税の影響などもあり景気に対する先行きは不透明な状況で推移いたしました。また、年明け以降の新型コロナウイルス感染拡大が世界経済に及ぼす懸念も高まりを見せており、今後の先行きにつきましても一層不透明な状況となっております。
このような環境下、売上高につきましては、ゴムコンパウンドでの受注は堅調に推移したものの、成形品での一部製品が販売終了したことによる影響等により前期比減収となりました。利益面におきましても、固定費の削減や原価低減を推進いたしましたが、販売の減少影響等により前期比減益となりました。
この結果、当期の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当期末の資産合計は6,113百万円となり、前期末に比べ334百万円減少しました。
当期末の負債合計は3,252百万円と、前期末に比べ447百万円減少しました。
当期末の純資産は2,861百万円と、前期末に比べ112百万円増加しました。
b.経営成績
当期の経営成績は売上高7,609百万円(前期比0.9%減)、営業利益215百万円(前期比10.8%減)、経常利益217百万円(前期比12.1%減)、当期純利益152百万円(前期比17.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(ゴム事業)
ゴム事業全体の売上高は前期を2百万円下回る5,933百万円(前年同期比0.0%減)となりました。
<ゴムコンパウンド>自動車関連の受注が堅調に推移し、前期を上回る売上高となりました。
<シート・マット>ゴムシートにおきましては受注が低調に推移し、前期を下回る売上高となりました。一方ゴムマットにおきまして
は、クッションマット及びその他製品の受注が堅調に推移したことから前期を上回る売上高となり、シート・マット
全体としては前期を上回る売上高となりました。
<成形品>一部製品の販売終了の影響及び、クッションタイヤにおいて台風の影響により一時的に受注が減少したこともあ
り、前期を下回る売上高となりました。
(樹脂事業)
樹脂事業全体の売上高は、前期を68百万円下回る1,652百万円(前期比4.0%減)となりました。
<高機能樹脂コンパウンド>受注が低調に推移したことにより、前期を下回る売上高となりました。
<樹脂洗浄剤等>樹脂洗浄剤スーパークリーンの受注は堅調に推移したものの、導電性樹脂ECXにおいて受注が低調に推移したこ
とより、前期を下回る売上高となりました。
②キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは328百万円の収入となり、前期に対して231百万円の収入減となりました。主な要因は、前期末日が休日であったことから買入債務等の支払いが当期になった影響によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、232百万円の支出となり、前期に対して58百万円の支出減となりました。これは主に固定資産の取得による支出が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、171百万円の支出となり、前期に対して105百万円の支出減となりました。これは主に前期に比べ借入金の返済が減少したことによるものです。
以上の結果現金及び現金同等物の残高は151百万円となり、前期に対して75百万円減少しました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当事業年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
(千円)
前年同期比(%)
ゴム事業4,955,489△0.4
樹脂事業1,310,8941.4
その他4,293△75.4
合計6,270,677△0.2

(注) 1 金額は製造原価によっております。
2 その他は、報告セグメントではない事業セグメントの製造原価であります。
3 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)
ゴム事業4,398,566△1.6314,828△6.7
樹脂事業1,152,210△3.5109,586△3.2
合計5,550,776△2.0424,414△5.8

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
(千円)
前年同期比(%)
ゴム事業5,933,367△0.0
樹脂事業1,652,903△4.0
その他22,897△3.2
合計7,609,168△0.9

(注) 1 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2 その他は、報告セグメントではない事業セグメントの販売実績であります。
3 最近2事業年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
相手先前事業年度当事業年度
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
TOYO TIRE㈱2,626,76634.22,599,03234.2
三菱ケミカル㈱1,025,75113.41,014,92513.3
愛知タイヤ工業㈱1,082,22314.1984,35112.9

(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当期末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態の分析
(資産合計)
当期末の総資産は6,113百万円となり、前期末に比べ334百万円減少しました。流動資産は3,017百万円
となり、前期末に比べ237百万円減少しました。これは主に前期末日が休日であったことから売上債権の入金が当
期になった影響により売掛金等の残高が減少したためであります。固定資産は3,095百万円となり、前期末に比
べ97百万円減少しました。これは主に設備投資額の減少によるものであります。
(負債合計)
負債は3,252百万円と、前期末に比べ447百万円減少しました。流動負債は2,835百万円となり、前期末
に比べて417百万円減少しました。これは主に前期末日が休日であったことから買入債務の支払いが当期になった
影響により買掛金等の残高が減少したことや、借入金を返済したことによるものであります。固定負債は416百万
円と前期末に比べ29百万円減少しました。これは主に役員退職慰労引当金を流動負債に、長期借入金を一年内長期
借入金に振り替えたことによるものであります。
(純資産合計)
純資産は2,861百万円と、前期末に比べ112百万円増加しました。これは主に、当期純利益によるものであ
ります。
経営成績の分析
(売上高及び営業利益)
当期の売上高はゴムコンパウンドでの受注は堅調に推移したものの、成形品での一部製品が販売終了したことによる影響等により7,609百万円となり前期比71百万円(0.9%減)の減収となりました。営業利益につきましても、固定費の削減や原価低減を推進しておりますが、販売の減少影響等により、215百万円となり前期比26百万円(10.8%減)の減益となりました。
(営業外損益及び経常利益)
営業外損益(収益-費用)は、昨年度においては補助金収入があったこともあり、当期は前期に対して4百万円減の2百万円となりました。当期の経常利益は217百万円となり前期比30百万円(12.1%減)の減益となりました。
(特別利益、特別損失及び当期純利益)
特別損益(利益-費用)は、当期は△3百万円となり、前期に対して3百万円増加しました。主な内容は固定資産除却損の減少によるものです。
経常利益から上記の特別損益を差し引き、法人税等を計上した当期純利益は152百万円となり前期の184百万円の当期純利益に対して31百万円の減益となりました。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(ゴム事業)
売上高は、成形品での一部製品の販売が終了した影響はあるものの、自動車関連の受注が堅調に推移したことにより、前期並みの5,933百万円となりました。
セグメント利益におきましても、概ね前期並みの183百万円となりました。
セグメント資産は、前期末日が休日であったことから売上債権の入金が当期になった影響により売掛金の残高が減少し前期に対して109百万円減少の4,132百万円となりました。
(樹脂事業)
売上高は、高機能樹脂コンパウンドでの受注が低調に推移したこと等により、前期を68百万円下回る1,652百万円(前期比4.0%減)となりました。
セグメント利益は、売上高が減少したこともあり、前期を37百万円下回る38百万円(前期比49.4%減)となりました。
セグメント資産は、前期末日が休日であったことから売上債権の入金が当期になった影響により売掛金の残高が減少し前期に対して113百万円減少の1,393百万円となりました。

②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析
当期のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
資本の財源及び資金の流動性
(資金需要)
当社の事業活動における運転資金需要について、営業活動については、生産活動に必要な運転資金(材料費及び人件費等)、受注維持拡大のための販売費、製品開発力の維持強化及び新規事業立ち上げに資するための研究開発費等によるものです。投資活動については生産性の向上等を目的とした設備投資によるものです。
今後において、必要な設備投資や研究開発投資を継続していく予定であります。今後の資金需要も見据えて、最新の市場環境や受注動向も勘案し、資産の圧縮及び投資案件の選別を行っていく予定であります。
(財務政策)
当社の運転資金、投資資金については営業キャッシュ・フローで獲得した資金を投入し、不足分について金融機関からの借入により資金調達を行っております。
借入金の調達については、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境、既存借入金の償還時期等を勘案し調達規模、調達手段を適宜判断して実施していくこととしております。一方、有利子負債の圧縮を図るため、売上債権及び棚卸資産の圧縮等を通じて、資産効率に取り組んでおります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針の詳細につきましては、「第一部 企業情報 第5 経理の状況」に記載しております。財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。
なお、新型コロナウィルス感染症の影響等不確実性が大きく将来事業計画等の見込数値に反映させることが難しい要素もありますが、期末時点で入手可能な情報を基に検証等を行っております。
(繰延税金資産)
詳細につきましては、「第一部 企業情報 第5 経理の状況 1.財務諸表等 (1)財務諸表 [注記事項] (追加情報)」に記載しております。

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