四半期報告書-第94期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により緊急事態宣言が発出され、社会・経済活動が大きく制限されるなど厳しい状況で推移いたしました。海外におきましても、欧米での感染症の再拡大により、依然先行きの不透明な状況が続いております。
当社におきましても、自動車関連を中心に、受注に大きな影響を及ぼし、緊急事態宣言の解除によって、経済活動にも回復の動きがみられたものの、その後も感染が再拡大していることもあり、今後の感染動向による影響に留意が必要な状況となっております。
このような環境下、売上高につきましては、受注の減少等により前年同期比減収となりました。また、利益面におきましても、固定費の削減や原価低減に努めましたが、販売の減少影響により前年同期比減益となりました。この結果、当第3四半期累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第3四半期末の総資産は6,087百万円となり、前期末に比べ25百万円減少しました。流動資産は、売上債権が減少したものの、主に当第3四半期末日が休日であったことから買入債務の支払いが翌月になった影響等で現預金残高が増加したことにより、前期末に比べ43百万円増加しました。また、固定資産につきましては、主に設備投資額が減少したことにより、前期末に比べ69百万円減少しました。
負債は3,252百万円と、前期末に比べ0百万円増加しました。流動負債は、主に営業買入債務が減少したことにより、前期末に比べ52百万円減少しました。固定負債は、主に借入を行ったことにより、前期末に比べ53百万円増加しました。
純資産は2,834百万円と、前期末に比べ26百万円減少しました。これは主に配当金の支払いによるものであります。
b.経営成績
当第3四半期累計期間の経営成績は売上高4,235百万円(前年同期比26.6%減)、営業利益0百万円(前年同期比99.5%減)経常利益20百万円(前年同期比88.6%減)、四半期純利益3百万円(前年同期比97.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
(コンパウンド事業)
新型コロナウイルス感染拡大の影響による厳しい状況が続く中、導電性樹脂ECXの受注は堅調に推移したものの、ゴムコンパウンド、高機能樹脂コンパウンドにおいては、自動車関連を中心に受注が大幅に減少し、前年同期を下回る売上高となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期を1,408百万円下回る3,177百万円(前年同期比30.7%減)となりました。
(ゴム加工事業)
ゴムシートにおける自動車関連での受注が減少したこと等により、前年同期を下回る売上高となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期を127百万円下回る1,041百万円(前年同期比10.9%減)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
第2四半期報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、49百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。