四半期報告書-第94期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により社会・経済活動が抑制され、国内外における生産活動や営業活動の停滞を余儀なくされたことから、急速に景気が悪化し始め、厳しい状況となりました。また、海外においても同感染症の収束見通しが立っていない中、米中対立が激化し、先行きが極めて不透明な状況となっております。
当社においては、自動車関連を中心に、受注が大きく影響を受けました。緊急事態宣言の解除と政府の政策により、経済活動にも回復の動きがみられるものの、今後の国内外の感染動向による影響に留意が必要な状況となっております。
このような環境下、売上高につきましては、受注の減少等により前年同期比減収となりました。また、利益面におきましても、固定費の削減や原価低減に努めておりますが、販売の減少影響により前年同期比減益となりました。
この結果、当第1四半期の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第1四半期末の総資産は5,803百万円となり、前期末に比べ309百万円減少しました。流動資産は、主に売上債権が減少したことにより、前期末に比べ277百万円減少しました。固定資産は、主に設備投資額の減少により、前期末に比べ32百万円減少しました。
負債は2,983百万円と、前期末に比べ268百万円減少しました。流動負債は、主に営業買入債務が減少したことにより、前期末に比べ264百万円減少しました。固定負債につきましては、概ね前期末並みの残高となりました。
純資産は2,819百万円と、前期末に比べ41百万円減少しました。これは配当金の支払い及び当第1四半期累計期間における四半期純損失によるものです。
b.経営成績
当第1四半期累計期間の経営成績は売上高1,263百万円(前年同期比33.2%減)、営業損失19百万円(前年同期は54百万円の営業利益)、経常損失10百万円(前年同期は55百万円の経常利益)、四半期純損失10百万円(前年同期は49百万円の四半期純利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
(コンパウンド事業)
新型コロナウイルス感染拡大の影響による厳しい状況が続く中、導電性樹脂ECXの受注は堅調に推移したものの、ゴムコンパウンド、高機能樹脂コンパウンドにおいては、自動車関連を中心に受注が大幅に減少し、前年同期を下回る売上高となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期を583百万円下回る933百万円(前年同期比38.5%減)となりました。
(ゴム加工事業)
成形品における軌道関連での受注については、厳しい環境下でありながらも堅調に推移し、また、ゴムマットではクッションマットのスポット受注がありましたが、ゴムシートにおける自動車関連での受注が減少したことにより、前年同期を下回る売上高となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期を45百万円下回る324百万円(前年同期比12.2%減)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更を行っております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、15百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。