四半期報告書-第94期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により個人消費や企業活動が制限されたことから、厳しい状況で推移いたしました。また、海外においても、同感染症の収束見通しが立っていない中での米中間の通商問題への懸念や、米国大統領選挙の動向など、依然として先行きが極めて不透明な状況となっております。
当社におきましても、自動車関連を中心に、受注に大きな影響を及ぼし、緊急事態宣言の解除と政府の政策により、経済活動にも回復の動きがみられるものの、今後の国内外の感染動向による影響に留意が必要な状況となっております。
このような環境下、売上高につきましては、受注の減少等により前年同期比減収となりました。また、利益面におきましても、固定費の削減や原価低減に努めましたが、販売の減少影響により前年同期比減益となりました。この結果、当第2四半期累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第2四半期末の総資産は5,810百万円となり、前期末に比べ303百万円減少しました。流動資産は、主に売上債権が減少したことにより、前期末に比べ281百万円減少しました。固定資産は、主に設備投資額の減少により、前期末に比べ21百万円減少しました。
負債は2,998百万円と、前期末に比べ253百万円減少しました。流動負債は、主に営業買入債務が減少したことにより、前期末に比べ299百万円減少しました。固定負債につきましては、主に借入を行ったことにより、前期末に比べ45百万円増加しました。
純資産は2,811百万円と、前期末に比べ49百万円減少しました。これは配当金の支払い及び当第2四半期累計期間における四半期純損失によるものです。
b.経営成績
当第2四半期累計期間の業績は、売上高2,670百万円(前年同期比31.9%減)、営業損失24百万円(前年同期は120百万円の営業利益)、経常損失15百万円(前年同期は119百万円の経常利益)、四半期純損失18百万円(前年同期は88百万円の四半期純利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
(コンパウンド事業)
新型コロナウイルス感染拡大の影響による厳しい状況が続く中、導電性樹脂ECXの受注は堅調に推移したものの、ゴムコンパウンド、高機能樹脂コンパウンドにおいては、自動車関連を中心に受注が大幅に減少し、前年同期を下回る売上高となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期を1,146百万円下回る1,988百万円(前年同期比36.6%減)となりました。
(ゴム加工事業)
成形品における軌道関連での受注については、厳しい環境下でありながらも堅調に推移しましたが、ゴムシートにおける自動車関連での受注が減少したことにより、前年同期を下回る売上高となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前年同期を103百万円下回る670百万円(前年同期比13.4%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、261百万円の収入となり、前年同期に対し171百万円の収入増となりました。これは主に、売上債権の減少によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは82百万円の支出となり、前年同期に対し27百万円の支出減となりました。これは主に、設備投資の支払い額の減少によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、107百万円の収入となり、前年同期に対し206百万円の収入増となりました。これは主に、借入を行ったことによるものであります。
以上の結果、当第2四半期末における現金及び現金同等物の残高は437百万円となり、前年同期末に比べて329百万円の増加となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
第1四半期報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更を行っております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、31百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。