有価証券報告書-第156期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 15:01
【資料】
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【項目】
114項目

対処すべき課題

今後のわが国経済は、景気は緩やかな回復基調が続くと期待されますが、急激な為替の変動、資源価格の値戻し、新興国など海外景気の下振れ懸念なども残っており、先行きについては不透明な状況が予測されます。
このような状況のもと、当社グループといたしましては、新事業の展開、新製品の開発と徹底したコストダウン、事業の効率化を推進して参ります。
当社グループは、消防・防災事業、航空・宇宙、工業用品事業、不動産賃貸事業を展開し安定した事業の確保を目指しております。
消防・防災事業においては、消防ホースの価格競争の激化に対し徹底的なコストダウンを行うとともに、他社との差別化したホースを開発してまいります。また、お客様のニーズを的確にとらえ満足していただける防災資機材の提案・開発を行い、新しい需要を取り込んでまいります。
航空・宇宙、工業用品事業においては、MRJなど民間航空機の需要拡大を最大限に取り込むべくフロータイムの短縮、徹底的なコストダウンを行い、さらなる顧客満足度の向上のために資源を投入してまいります。工業用品部門では、新規市場・需要開拓のため営業活動を強化し、新商材をタイムリーに市場に投入し、お客様のニーズに真摯に応えてまいります。
不動産賃貸事業にあっては、テナント様と連携し収益の向上を図ります。
これらにより、経営全般の効率化を図り強固な経営基盤の確立と持続的な成長に向けて当社グループの総力を傾注し、更なる企業の発展を目指しグループ一丸となって邁進してまいります。