有価証券報告書-第151期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 14:48
【資料】
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【項目】
123項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析は、以下の通りである。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものである。
(1)経営成績(業績)の分析
当連結会計年度の経営成績の概況については、「1 業績等の概要の(1)業績」に記載している。
1 セメント需要、当社セメント販売数量の推移(最近5連結会計年度)
平成22年3月
(第147期)
平成23年3月
(第148期)
平成24年3月
(第149期)
平成25年3月
(第150期)
平成26年3月
(第151期)
セメント需要
国内需要(千トン)42,73141,61342,65044,57747,705
輸出(千トン)11,0549,96710,0069,6328,503
当社販売数量
国内(千トン)8,5768,6518,7469,1919,502
輸出(千トン)1,1121,1781,1361,041884
計(千トン)9,6889,8309,88310,23210,387

2 売上高、損益の推移(最近5連結会計年度)
平成22年3月
(第147期)
平成23年3月
(第148期)
平成24年3月
(第149期)
平成25年3月
(第150期)
平成26年3月
(第151期)
売上高(百万円)194,624201,644217,044219,083235,078
営業利益(百万円)2,7766,7388,13613,95921,504
経常利益(百万円)7855,2627,66614,61222,400
当期純利益又は純損失(△)
(百万円)
△1,0029203,6457,46013,331
総資産額(百万円)311,707310,746309,890315,734325,328
売上高経常利益率(%)0.42.63.56.79.5
総資産経常利益率(%)0.31.72.54.77.0


(2)財政状態(流動性及び資本の源泉)の分析
当連結会計年度末の総資産は325,328百万円となり、前連結会計年度末に比べて9,593百万円の増加となった。流動資産は101,425百万円となり、前連結会計年度末に比べて5,909百万円の増加となった。固定資産は223,902百万円となり、前連結会計年度末に比べて、3,683百万円の増加となった。
流動資産増加の主な要因は、現金及び預金の増加等によるものである。固定資産増加の主な要因は、投資有価証券の増加等によるものである。
当連結会計年度末の負債の合計は170,507百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,250百万円の減少となった。流動負債は99,362百万円となり、前連結会計年度末に比べて8,988百万円の増加となった。固定負債は71,144百万円となり、前連結会計年度末に比べて11,239百万円の減少となった。
流動負債増加の主な要因は、1年以内返済予定の長期借入金の増加等によるものである。固定負債減少の主な要因は、長期借入金及び社債の減少等によるものである。
当連結会計年度末の純資産は154,821百万円となり、前連結会計年度末に比べて11,844百万円の増加となった。主な要因は、利益剰余金の増加等によるものである。
なお最近5連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フローにより現金及び現金同等物(以下「資金」という)を確実に獲得し、その資金を設備投資に活用した。有利子負債の残高については、平成26年3月期には98,147百万円となった。
1 キャッシュ・フローの推移(最近5連結会計年度)
平成22年3月
(第147期)
平成23年3月
(第148期)
平成24年3月
(第149期)
平成25年3月
(第150期)
平成26年3月
(第151期)
営業活動によるキャッシュ・
フロー(百万円)
24,55521,54823,24330,01532,537
投資活動によるキャッシュ・
フロー(百万円)
△21,525△15,048△16,314△17,362△17,950
財務活動によるキャッシュ・
フロー(百万円)
1,765△10,991△6,111△15,173△7,967
現金及び現金同等物の期末残高(百万円)30,80026,27727,09325,07831,928

なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況は、「1 業績等の概要の(2)キャッシュ・フローの状況」に記載した通りである。
2 有利子負債の推移(最近5連結会計年度)
平成22年3月
(第147期)
平成23年3月
(第148期)
平成24年3月
(第149期)
平成25年3月
(第150期)
平成26年3月
(第151期)
有利子負債残高(百万円)129,870120,576116,209102,81098,147
純資産額(百万円)125,044128,541131,782142,976154,821
有利子負債/純資産(%)103.993.888.271.963.4

(注) 有利子負債残高は短期借入金、社債及び長期借入金の合計額である。
当社グループは、設備投資の選別及び資産の効率化推進並びに合理化等により、有利子負債の削減を進めている。今後においても、収益力の改善に努め、有利子負債の削減を継続していく方針である。