有価証券報告書-第151期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析は、以下の通りである。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものである。
(1)経営成績(業績)の分析
当連結会計年度の経営成績の概況については、「1 業績等の概要の(1)業績」に記載している。
1 セメント需要、当社セメント販売数量の推移(最近5連結会計年度)
2 売上高、損益の推移(最近5連結会計年度)
(2)財政状態(流動性及び資本の源泉)の分析
当連結会計年度末の総資産は325,328百万円となり、前連結会計年度末に比べて9,593百万円の増加となった。流動資産は101,425百万円となり、前連結会計年度末に比べて5,909百万円の増加となった。固定資産は223,902百万円となり、前連結会計年度末に比べて、3,683百万円の増加となった。
流動資産増加の主な要因は、現金及び預金の増加等によるものである。固定資産増加の主な要因は、投資有価証券の増加等によるものである。
当連結会計年度末の負債の合計は170,507百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,250百万円の減少となった。流動負債は99,362百万円となり、前連結会計年度末に比べて8,988百万円の増加となった。固定負債は71,144百万円となり、前連結会計年度末に比べて11,239百万円の減少となった。
流動負債増加の主な要因は、1年以内返済予定の長期借入金の増加等によるものである。固定負債減少の主な要因は、長期借入金及び社債の減少等によるものである。
当連結会計年度末の純資産は154,821百万円となり、前連結会計年度末に比べて11,844百万円の増加となった。主な要因は、利益剰余金の増加等によるものである。
なお最近5連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フローにより現金及び現金同等物(以下「資金」という)を確実に獲得し、その資金を設備投資に活用した。有利子負債の残高については、平成26年3月期には98,147百万円となった。
1 キャッシュ・フローの推移(最近5連結会計年度)
なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況は、「1 業績等の概要の(2)キャッシュ・フローの状況」に記載した通りである。
2 有利子負債の推移(最近5連結会計年度)
(注) 有利子負債残高は短期借入金、社債及び長期借入金の合計額である。
当社グループは、設備投資の選別及び資産の効率化推進並びに合理化等により、有利子負債の削減を進めている。今後においても、収益力の改善に努め、有利子負債の削減を継続していく方針である。
(1)経営成績(業績)の分析
当連結会計年度の経営成績の概況については、「1 業績等の概要の(1)業績」に記載している。
1 セメント需要、当社セメント販売数量の推移(最近5連結会計年度)
平成22年3月 (第147期) | 平成23年3月 (第148期) | 平成24年3月 (第149期) | 平成25年3月 (第150期) | 平成26年3月 (第151期) | |
セメント需要 | |||||
国内需要(千トン) | 42,731 | 41,613 | 42,650 | 44,577 | 47,705 |
輸出(千トン) | 11,054 | 9,967 | 10,006 | 9,632 | 8,503 |
当社販売数量 | |||||
国内(千トン) | 8,576 | 8,651 | 8,746 | 9,191 | 9,502 |
輸出(千トン) | 1,112 | 1,178 | 1,136 | 1,041 | 884 |
計(千トン) | 9,688 | 9,830 | 9,883 | 10,232 | 10,387 |
2 売上高、損益の推移(最近5連結会計年度)
平成22年3月 (第147期) | 平成23年3月 (第148期) | 平成24年3月 (第149期) | 平成25年3月 (第150期) | 平成26年3月 (第151期) | |
売上高(百万円) | 194,624 | 201,644 | 217,044 | 219,083 | 235,078 |
営業利益(百万円) | 2,776 | 6,738 | 8,136 | 13,959 | 21,504 |
経常利益(百万円) | 785 | 5,262 | 7,666 | 14,612 | 22,400 |
当期純利益又は純損失(△) (百万円) | △1,002 | 920 | 3,645 | 7,460 | 13,331 |
総資産額(百万円) | 311,707 | 310,746 | 309,890 | 315,734 | 325,328 |
売上高経常利益率(%) | 0.4 | 2.6 | 3.5 | 6.7 | 9.5 |
総資産経常利益率(%) | 0.3 | 1.7 | 2.5 | 4.7 | 7.0 |
(2)財政状態(流動性及び資本の源泉)の分析
当連結会計年度末の総資産は325,328百万円となり、前連結会計年度末に比べて9,593百万円の増加となった。流動資産は101,425百万円となり、前連結会計年度末に比べて5,909百万円の増加となった。固定資産は223,902百万円となり、前連結会計年度末に比べて、3,683百万円の増加となった。
流動資産増加の主な要因は、現金及び預金の増加等によるものである。固定資産増加の主な要因は、投資有価証券の増加等によるものである。
当連結会計年度末の負債の合計は170,507百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,250百万円の減少となった。流動負債は99,362百万円となり、前連結会計年度末に比べて8,988百万円の増加となった。固定負債は71,144百万円となり、前連結会計年度末に比べて11,239百万円の減少となった。
流動負債増加の主な要因は、1年以内返済予定の長期借入金の増加等によるものである。固定負債減少の主な要因は、長期借入金及び社債の減少等によるものである。
当連結会計年度末の純資産は154,821百万円となり、前連結会計年度末に比べて11,844百万円の増加となった。主な要因は、利益剰余金の増加等によるものである。
なお最近5連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フローにより現金及び現金同等物(以下「資金」という)を確実に獲得し、その資金を設備投資に活用した。有利子負債の残高については、平成26年3月期には98,147百万円となった。
1 キャッシュ・フローの推移(最近5連結会計年度)
平成22年3月 (第147期) | 平成23年3月 (第148期) | 平成24年3月 (第149期) | 平成25年3月 (第150期) | 平成26年3月 (第151期) | |
営業活動によるキャッシュ・ フロー(百万円) | 24,555 | 21,548 | 23,243 | 30,015 | 32,537 |
投資活動によるキャッシュ・ フロー(百万円) | △21,525 | △15,048 | △16,314 | △17,362 | △17,950 |
財務活動によるキャッシュ・ フロー(百万円) | 1,765 | △10,991 | △6,111 | △15,173 | △7,967 |
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) | 30,800 | 26,277 | 27,093 | 25,078 | 31,928 |
なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況は、「1 業績等の概要の(2)キャッシュ・フローの状況」に記載した通りである。
2 有利子負債の推移(最近5連結会計年度)
平成22年3月 (第147期) | 平成23年3月 (第148期) | 平成24年3月 (第149期) | 平成25年3月 (第150期) | 平成26年3月 (第151期) | |
有利子負債残高(百万円) | 129,870 | 120,576 | 116,209 | 102,810 | 98,147 |
純資産額(百万円) | 125,044 | 128,541 | 131,782 | 142,976 | 154,821 |
有利子負債/純資産(%) | 103.9 | 93.8 | 88.2 | 71.9 | 63.4 |
(注) 有利子負債残高は短期借入金、社債及び長期借入金の合計額である。
当社グループは、設備投資の選別及び資産の効率化推進並びに合理化等により、有利子負債の削減を進めている。今後においても、収益力の改善に努め、有利子負債の削減を継続していく方針である。