有価証券報告書-第120期(2023/04/01-2024/03/31)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。
(経営成績等の状況の概要)
(1) 経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、米国においては雇用者数の増加や個人消費の拡大を背景に景気は堅調に推移しましたが、欧州ではインフレの進行により景気に弱さが見られ、中国では不動産市場の調整と雇用・所得の回復の鈍さを背景に低成長にとどまりました。我が国では、所得の伸びが物価の伸びを下回り、内需は力強さを欠いております。
このような環境のもと、当連結会計年度の売上収益は、販売価格の値上がりにより、前連結会計年度(285,141百万円)に比べ4.0%増の296,516百万円となりました。
なお、セグメント区分ごとの売上収益は、次のようになっております。
鋼(ハガネ)カンパニー
主力製品である特殊鋼の販売数量は減少したものの、販売価格の値上がりにより、当連結会計年度の売上収益は108,216百万円と、前連結会計年度(105,687百万円)に比べ2.4%増加しました。
ステンレスカンパニー
主力製品であるステンレス鋼の販売価格の値上がりがあったものの、販売数量の減少により、当連結会計年度の売上収益は41,259百万円と、前連結会計年度(42,244百万円)に比べ2.3%減少しました。
鍛(キタエル)カンパニー
主力製品である自動車用型打鍛造品の販売数量の増加及び販売価格の値上がりにより、当連結会計年度の売上収益は124,262百万円と、前連結会計年度(114,463百万円)に比べ8.6%増加しました。
スマートカンパニー
電子部品の売上収益は増加したものの、磁石の売上収益の減少により、当連結会計年度の売上収益は19,940百万円と、前連結会計年度(20,243百万円)に比べ1.5%減少しました。
その他事業
当連結会計年度の売上収益は2,838百万円と、前連結会計年度(2,502百万円)に比べ13.4%増加しました。
利益につきましては、販売価格の値上がりや鉄スクラップ・購入鋳片・エネルギー等購入品価格の値下がり、原価低減などの収益改善活動の効果などが増益要因となり、営業利益は前連結会計年度(3,260百万円)に比べ218.2%増の10,372百万円となりました。また、税引前利益は前連結会計年度(4,099百万円)に比べ167.0%増の10,947百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前連結会計年度(1,610百万円)に比べ309.4%増の6,593百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
当連結会計年度末の資産合計は、退職給付に係る資産及びその他の金融資産の増加などにより、前連結会計年度末に比べ57,659百万円増の443,108百万円となりました。
負債合計は、借入金の減少があったものの、営業債務及びその他の債務及び繰延税金負債などの増加により、9,970百万円増の181,097百万円となりました。
資本合計は、確定給付制度の再測定及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に係る純変動の増加などにより、47,688百万円増の262,010百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末(47,534百万円)に比べ987百万円減少し、46,546百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は33,817百万円と前連結会計年度(13,028百万円)に比べ20,788百万円増加しました。これは、税引前利益が10,947百万円と6,847百万円増加、棚卸資産の減少による資金の増加1,185百万円(前連結会計年度は、棚卸資産の増加による資金の減少4,560百万円)、営業債権及びその他の債権の減少による資金の増加1,776百万円(前連結会計年度は、営業債権及びその他の債権の増加による資金の減少2,075百万円)、営業債務及びその他の債務の増加による資金の増加1,037百万円(前連結会計年度は、営業債務及びその他の債務の減少による資金の減少2,864百万円)があったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は18,895百万円と前連結会計年度(15,958百万円)に比べ2,936百万円増加しました。これは、有形固定資産の取得による支出が18,304百万円と3,584百万円増加したことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は16,283百万円(前連結会計年度は、財務活動による資金の増加16,998百万円)となりました。これは、前連結会計年度は、長期借入れによる収入20,038百万円(当連結会計年度は、該当なし)があったことに対して、当連結会計年度は長期借入金の返済による支出が12,702百万円増加したことなどによるものであります。
(生産、受注及び販売の実績)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、内部振替前の金額によっております。
2 金額は、販売価格によっております。
(2) 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
なお、スマートカンパニー及びその他事業は見込生産を行っているため、記載しておりません。
(注) セグメント間の内部受注金額は、消去しております。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下、「連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、IFRSに準拠して作成しております。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」の「2.作成の基礎 (4)重要な会計上の判断、見積り及び仮定」及び「3.重要性がある会計方針」に記載しております。
(2) 当連結会計年度の経営成績
当社グループの当連結会計年度の売上収益は、販売数量は減少したものの、販売価格の値上がりにより、前連結会計年度と比較して4.0%増加し、296,516百万円と過去最高となりました。
セグメント別の売上収益については、鋼(ハガネ)カンパニーは特殊鋼の販売数量は減少したものの、販売価格の値上がりにより、前連結会計年度と比較して2.4%増加、ステンレスカンパニーはステンレス鋼の販売価格は値上がりしたものの、販売数量の減少により、前連結会計年度と比較して2.3%減少、鍛(キタエル)カンパニーは鍛造品の販売数量増加や販売価格の値上がりにより、前連結会計年度と比較して8.6%増加、スマートカンパニーは電子部品の売上収益は増加したものの、磁石の売上収益の減少により、前連結会計年度と比較して1.5%減少しました。
利益につきましては、販売数量は減少したものの、販売価格の値上がりや購入品価格の値下がり、原価低減等が増益要因となり、当連結会計年度の営業利益は10,372百万円となり、前連結会計年度(3,260百万円)に比べ7,112百万円増加しました。税引前利益は10,947百万円となり、前連結会計年度(4,099百万円)に比べ6,848百万円増加しました。親会社の所有者に帰属する当期利益は6,593百万円となり、前連結会計年度(1,610百万円)に比べ4,982百万円増加しました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度末の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末(47,534百万円)に比べ987百万円減少し、46,546百万円となりました。
これは、営業活動によるキャッシュ・フローが33,817百万円の資金の増加、投資活動によるキャッシュ・フローが18,895百万円の資金の減少、財務活動によるキャッシュ・フローが16,283百万円の資金の減少であったことによるものであります。
当社グループは、中期的には製造設備の合理化や生産能力増強、安定供給のための設備保全に対応するための設備投資を計画的に行っていく予定でありますので、今後も、営業活動及び投資活動によるキャッシュ・フローの状況を睨みながら、必要に応じて外部資金の調達や政策保有株式等の資産の売却を行い資金の流動性を維持するとともに、営業活動によるキャッシュ・フローの増加に努めていく所存であります。
なお、当連結会計年度末の親会社所有者帰属持分比率は56.6%(前連結会計年度末は52.9%)となっており、安定した財務基盤を維持しております。今後も、グローバルで金融機関との良好な関係を維持し、資金流動性と調達力を確保してまいります。
(4) 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループが目標とする経営指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。当連結会計年度の経営成績は2023年度を最終年とした「21-23年度 中期経営計画」の目標としていた経営指標(連結売上収益2,508億円、連結営業利益150億円)に対して、当連結会計年度の売上収益は296,516百万円、営業利益は10,372百万円となっております。想定を超える電動化の進展や中国経済の減速により販売数量が伸び悩んでおりますが、20年度以降のエネルギー等購入品価格の高騰分の販売価格への反映は概ね完了いたしました。今後は、さらなるモノづくり力の向上に励むとともに、お客様や世の中のニーズの変化をいち早く捉え、タイムリーに、良品廉価な製品・サービスを提供していくことで、5月30日に公表いたしました「愛知製鋼グループ 2024-26年度 中期経営計画」の達成を目指してまいります。
(経営成績等の状況の概要)
(1) 経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、米国においては雇用者数の増加や個人消費の拡大を背景に景気は堅調に推移しましたが、欧州ではインフレの進行により景気に弱さが見られ、中国では不動産市場の調整と雇用・所得の回復の鈍さを背景に低成長にとどまりました。我が国では、所得の伸びが物価の伸びを下回り、内需は力強さを欠いております。
このような環境のもと、当連結会計年度の売上収益は、販売価格の値上がりにより、前連結会計年度(285,141百万円)に比べ4.0%増の296,516百万円となりました。
なお、セグメント区分ごとの売上収益は、次のようになっております。
鋼(ハガネ)カンパニー
主力製品である特殊鋼の販売数量は減少したものの、販売価格の値上がりにより、当連結会計年度の売上収益は108,216百万円と、前連結会計年度(105,687百万円)に比べ2.4%増加しました。
ステンレスカンパニー
主力製品であるステンレス鋼の販売価格の値上がりがあったものの、販売数量の減少により、当連結会計年度の売上収益は41,259百万円と、前連結会計年度(42,244百万円)に比べ2.3%減少しました。
鍛(キタエル)カンパニー
主力製品である自動車用型打鍛造品の販売数量の増加及び販売価格の値上がりにより、当連結会計年度の売上収益は124,262百万円と、前連結会計年度(114,463百万円)に比べ8.6%増加しました。
スマートカンパニー
電子部品の売上収益は増加したものの、磁石の売上収益の減少により、当連結会計年度の売上収益は19,940百万円と、前連結会計年度(20,243百万円)に比べ1.5%減少しました。
その他事業
当連結会計年度の売上収益は2,838百万円と、前連結会計年度(2,502百万円)に比べ13.4%増加しました。
利益につきましては、販売価格の値上がりや鉄スクラップ・購入鋳片・エネルギー等購入品価格の値下がり、原価低減などの収益改善活動の効果などが増益要因となり、営業利益は前連結会計年度(3,260百万円)に比べ218.2%増の10,372百万円となりました。また、税引前利益は前連結会計年度(4,099百万円)に比べ167.0%増の10,947百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前連結会計年度(1,610百万円)に比べ309.4%増の6,593百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
当連結会計年度末の資産合計は、退職給付に係る資産及びその他の金融資産の増加などにより、前連結会計年度末に比べ57,659百万円増の443,108百万円となりました。
負債合計は、借入金の減少があったものの、営業債務及びその他の債務及び繰延税金負債などの増加により、9,970百万円増の181,097百万円となりました。
資本合計は、確定給付制度の再測定及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に係る純変動の増加などにより、47,688百万円増の262,010百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末(47,534百万円)に比べ987百万円減少し、46,546百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は33,817百万円と前連結会計年度(13,028百万円)に比べ20,788百万円増加しました。これは、税引前利益が10,947百万円と6,847百万円増加、棚卸資産の減少による資金の増加1,185百万円(前連結会計年度は、棚卸資産の増加による資金の減少4,560百万円)、営業債権及びその他の債権の減少による資金の増加1,776百万円(前連結会計年度は、営業債権及びその他の債権の増加による資金の減少2,075百万円)、営業債務及びその他の債務の増加による資金の増加1,037百万円(前連結会計年度は、営業債務及びその他の債務の減少による資金の減少2,864百万円)があったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は18,895百万円と前連結会計年度(15,958百万円)に比べ2,936百万円増加しました。これは、有形固定資産の取得による支出が18,304百万円と3,584百万円増加したことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は16,283百万円(前連結会計年度は、財務活動による資金の増加16,998百万円)となりました。これは、前連結会計年度は、長期借入れによる収入20,038百万円(当連結会計年度は、該当なし)があったことに対して、当連結会計年度は長期借入金の返済による支出が12,702百万円増加したことなどによるものであります。
(生産、受注及び販売の実績)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前期比(%) |
| 鋼(ハガネ)カンパニー | 151,430 | 4.6 |
| ステンレスカンパニー | 40,920 | △6.6 |
| 鍛(キタエル)カンパニー | 124,754 | 9.2 |
| スマートカンパニー | 19,872 | △0.7 |
| その他事業 | 16,765 | 1.0 |
| 合計 | 353,742 | 4.2 |
(注) 1 セグメント間取引については、内部振替前の金額によっております。
2 金額は、販売価格によっております。
(2) 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
なお、スマートカンパニー及びその他事業は見込生産を行っているため、記載しておりません。
| セグメントの名称 | 受注高(百万円) | 前期比(%) | 受注残高(百万円) | 前期比(%) |
| 鋼(ハガネ)カンパニー | 108,601 | 4.2 | 16,777 | 2.3 |
| ステンレスカンパニー | 40,651 | △5.5 | 8,535 | △6.7 |
| 鍛(キタエル)カンパニー | 123,576 | 3.1 | 38,021 | △1.8 |
(注) セグメント間の内部受注金額は、消去しております。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(百万円) | 前期比(%) |
| 鋼(ハガネ)カンパニー | 108,216 | 2.4 |
| ステンレスカンパニー | 41,259 | △2.3 |
| 鍛(キタエル)カンパニー | 124,262 | 8.6 |
| スマートカンパニー | 19,940 | △1.5 |
| その他事業 | 2,838 | 13.4 |
| 合計 | 296,516 | 4.0 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | ||
| 販売高(百万円) | 割合(%) | 販売高(百万円) | 割合(%) | |
| 豊田通商㈱ | 70,124 | 24.6 | 80,373 | 27.1 |
| ㈱アイシン | 24,476 | 8.6 | 27,087 | 9.1 |
| トヨタ自動車㈱ | 18,151 | 6.4 | 17,209 | 5.8 |
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下、「連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、IFRSに準拠して作成しております。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」の「2.作成の基礎 (4)重要な会計上の判断、見積り及び仮定」及び「3.重要性がある会計方針」に記載しております。
(2) 当連結会計年度の経営成績
当社グループの当連結会計年度の売上収益は、販売数量は減少したものの、販売価格の値上がりにより、前連結会計年度と比較して4.0%増加し、296,516百万円と過去最高となりました。
セグメント別の売上収益については、鋼(ハガネ)カンパニーは特殊鋼の販売数量は減少したものの、販売価格の値上がりにより、前連結会計年度と比較して2.4%増加、ステンレスカンパニーはステンレス鋼の販売価格は値上がりしたものの、販売数量の減少により、前連結会計年度と比較して2.3%減少、鍛(キタエル)カンパニーは鍛造品の販売数量増加や販売価格の値上がりにより、前連結会計年度と比較して8.6%増加、スマートカンパニーは電子部品の売上収益は増加したものの、磁石の売上収益の減少により、前連結会計年度と比較して1.5%減少しました。
利益につきましては、販売数量は減少したものの、販売価格の値上がりや購入品価格の値下がり、原価低減等が増益要因となり、当連結会計年度の営業利益は10,372百万円となり、前連結会計年度(3,260百万円)に比べ7,112百万円増加しました。税引前利益は10,947百万円となり、前連結会計年度(4,099百万円)に比べ6,848百万円増加しました。親会社の所有者に帰属する当期利益は6,593百万円となり、前連結会計年度(1,610百万円)に比べ4,982百万円増加しました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度末の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末(47,534百万円)に比べ987百万円減少し、46,546百万円となりました。
これは、営業活動によるキャッシュ・フローが33,817百万円の資金の増加、投資活動によるキャッシュ・フローが18,895百万円の資金の減少、財務活動によるキャッシュ・フローが16,283百万円の資金の減少であったことによるものであります。
当社グループは、中期的には製造設備の合理化や生産能力増強、安定供給のための設備保全に対応するための設備投資を計画的に行っていく予定でありますので、今後も、営業活動及び投資活動によるキャッシュ・フローの状況を睨みながら、必要に応じて外部資金の調達や政策保有株式等の資産の売却を行い資金の流動性を維持するとともに、営業活動によるキャッシュ・フローの増加に努めていく所存であります。
なお、当連結会計年度末の親会社所有者帰属持分比率は56.6%(前連結会計年度末は52.9%)となっており、安定した財務基盤を維持しております。今後も、グローバルで金融機関との良好な関係を維持し、資金流動性と調達力を確保してまいります。
(4) 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループが目標とする経営指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。当連結会計年度の経営成績は2023年度を最終年とした「21-23年度 中期経営計画」の目標としていた経営指標(連結売上収益2,508億円、連結営業利益150億円)に対して、当連結会計年度の売上収益は296,516百万円、営業利益は10,372百万円となっております。想定を超える電動化の進展や中国経済の減速により販売数量が伸び悩んでおりますが、20年度以降のエネルギー等購入品価格の高騰分の販売価格への反映は概ね完了いたしました。今後は、さらなるモノづくり力の向上に励むとともに、お客様や世の中のニーズの変化をいち早く捉え、タイムリーに、良品廉価な製品・サービスを提供していくことで、5月30日に公表いたしました「愛知製鋼グループ 2024-26年度 中期経営計画」の達成を目指してまいります。